という状態でボスを撃破していくのが、本プレイの方針です。ここでなぜプレイ「条件」ではなく、プレイ「方針」という曖昧な言葉を使っているのかということですが、これは今回のプレイが以上の条項に縛られることなく、しばしばこれを部分的に弛める形でボスを撃破していくことになるからです。つまり、これはあくまでもプレイの指針であって、それを決定的に規定するものではない、ということです。
もちろん、いつものようにプレイ条件を厳密に定めた上で、それを逸脱するような戦闘を「妥協」として処理するという方法でも結果的には同じ事ではあるのですが、今回の場合、そのような「妥協」という表現を用いたくはありませんでした。それは、攻略の質というものはそのプレイ条件によって決まるものではなく、戦術その他の具体的内実によって決まるものだと思うからです。
具体例を挙げるなら、今回の攻略においては北の山のマギサ&フォルツァはレベル1でなくレベル2一人、という条件で撃破しています。しかし今回これを「妥協」だと表現したくはありませんし、また読み手にそう受け取って欲しくもないのです。これはレベル1では撃破はほぼ不可能、しかしレベル3では楽勝、となってしまう状況下でギリギリの戦術を追求した結果得られたものであり、その意味でこれは妥協でも次善策の追求でもなく、極限の攻略の追求というこの作品の本筋の一環なのです。
また、それなら最初から上記のような条項を掲げず、プレイ条件自体を弛めればいいのではないか、と思われるかもしれません。しかし最初からそのように攻略条件を弛めてしまうと、どうしても多くの戦闘が大味なものとなってしまいます。例えば今回の攻略では、第2世界のエクスデス戦において上の「2」の条項を弛め、「調合」を封印解除することによって、この強敵を何とか撃破することに成功しています。しかし、だからと言ってプレイ条件自体を弛め、使用コマンドをたたかう、アイテム、時空、調合と規定してしまうと、逆に多くのボスとの戦闘が大味なものとなってしまうことが予想されました。それでは極限の戦術の追求という今回の攻略の目的と矛盾することとなってしまいます。
それゆえ、今回はプレイ「方針」として全体の大まかな方向を規定しつつ、それを逸脱せねばならないような多くのボス戦も広く含むことができるような条項も追加する、という方法をとりました。具体的には以下の方針に添ってボスを撃破していくこととなります。
以上のようになります。基本はレベル1一人、たたかう、アイテム、時空のみですが、不可能と判断された場合は順次、レベル→コマンド→人数、という優先順位で制限を弛めることで対処します。
ごちゃごちゃ書きましたが、上述したとおり、今回は厳密な攻略条件というものにはあまり拘っていないので、大体どのような方向性で攻略が行われたのかを理解して頂ければそれで十分です。繰り返すような形になりますが、今回の攻略の力点は極限の攻略条件の達成などという方向ではなく、実際の1つ1つのボス戦における戦術の追求という方に向けられているので、以下の具体的な記述から何かそのようなものを感じ取って頂ければ幸いです。