●第2世界 前半

 

 

第2世界に到着したら、全員の装備を外した後(←重要。特に次の戦闘でガラフが使うものについては、外し忘れたら終了です)、すぐにテントを張ります。アブダクター戦は勝つだけなら余裕ですが、勝っても仕方がないので自殺します。

 


 

<ギルガメッシュ(エクスデス城地下)>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
26 1500 2000 40 ×6 0 0 0 20

たたかう、クリティカル

 

【特性】

物理攻撃のみで攻撃力も並。カウンター能力もなくHPも低い、と、この段階では可愛いものです。後に死ぬほど苦しめられるわけですから、ここでは遊んであげましょう。

 

【視点】

守備を固めて後列に下がれば、受けるダメージは21〜36にまで下がります。よってHPが36以下の時は回復、それ以外は攻撃、としていれば余裕の勝利です。

 

【味方データ】

ガラフ レベル1(後列)

剣・盾:<大地のハンマー ゴールドシールド>

身体 :<リボン ゴールドアーマー 炎の指輪>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
68 5 59 33 9 45 時空レベル6 HP30%アップ

 

【攻略法】

ヘイスト→スロウ後、回復しつつ殴るだけ。楽勝です。

 


 

ビックブリッジに突入します。まずは例によってプチチャリオット戦ですが、いつも通りガルキマセラを2体→1体と放って倒します。今回の攻略ではファリスが低レベルではないため、負ける危険はありません。最後にギルガメッシュ戦で使用するキャラのみ残すところが少し面倒ですが、敵の最後の行動後にファリスが自殺すればいいだけなので、そう難しくはありません。

 


 

<ギルガメッシュ(ビッグブリッジ)>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
28 6500 1000 49 ×7 ×4 14 10 10 45

1ターン:たたかう
2ターン:たたかうorゴブリンパンチ(物攻49×7。後列、防御では半減不可)orクリティカル
3ターン:たたかうorエアロラ(魔攻50)orたたかう
4ターン:たたかうorかまいたち(魔攻50)orクリティカル
ダメージ4000以上を与えるとカウンターで「プロテス+シェル+ヘイスト+ジャンプ(物攻105×4)」。
その後は、
1ターン:たたかうorジャンプorでんげき(魔攻20)
2ターン:たたかうorたたかうorジャンプ

 

【特性】

高い物理攻撃力に加え、ゴブリンパンチ、エアロラ、かまいたちといった魔法攻撃も使いこなす強敵です。何より厄介なのがダメージ4000以上で使用してくる4連コンボです。補助魔法はメイジマッシャーで防げるとしても、回避不能の即死攻撃であるジャンプが極悪です。さらに素早さ、守備力、回避値なども総じて高く、ステータス異常もほとんど効かないため、ここは破滅的な死闘となります。

 

【視点】

今述べたとおり、ここは第2世界屈指の難関です。ギルの圧倒的な攻撃群に対処するため、まずは後列+最強装備で固めたときに受けるダメージを考察します。

 

 

<第1案:あらゆる手段で守備を固め、何とか凌ぐ>

 

物理重視:「ゴールドシールド+リボン+ゴールドアーマー+天使の指輪」 物防33、魔防14

魔法重視:「ゴールドシールド+ラミアのティアラ+大地の衣+天使の指輪」 物防22、魔防27

  モードチェンジ前 モードチェンジ後
  通常 ゴブリンパンチ エアロラ
かまいたち
通常 ジャンプ でんげき
物理重視 48〜66 112 144〜168 48〜66 288〜340 24〜32
魔法重視 81〜99 189 92〜116 81〜99 332〜384 0

 

これだけ守備を固めてもこのダメージです。レベル1キャラでHPが高いのはガラフですが、それにしたところでHPは53、HP30%アップで68、2つセットしても88止まりです。このHPではジャンプはおろかゴブリンパンチやエアロラにも耐えられず、魔法重視の場合は通常攻撃でさえ即死します。

これでは埒が開かないので、防御力を更に上げます。今回は条件上プロテスやシェル、ドラゴンアーマーや守りの薬などは使用できないのですが、唯一魔法バリアだけは使用できます。実は瀕死状態にするのも結構難しいのですが、ここではその問題は置いておき、バリア発動後に受けるダメージを検証してみます。

 

※魔法バリア発動後

  モードチェンジ前 モードチェンジ後
  通常 ゴブリンパンチ エアロラ
かまいたち
通常 ジャンプ でんげき
物理重視 48〜66 112 72〜84 48〜66 144〜170 12〜16
魔法重視 81〜99 189 46〜58 81〜99 166〜192 0

 

これにより、エアロラとかまいたちの脅威は激減しました。しかしこれでもダメージはまだ大きいので、物理攻撃への対抗手段として防御を組み込んでみます。通常状態ではギルの素早さが圧倒的に高いため、回復に追われて防御する隙がないのですが、HP30%アップを1つ減らして時空をセットし、回復→防御を成立させます。その場合、受けるダメージは以下のようになります。

 

※魔法バリア+防御

  モードチェンジ前 モードチェンジ後
  通常 ゴブリンパンチ エアロラ
かまいたち
通常 ジャンプ でんげき
物理重視 16〜22 112 72〜84 16〜22 144〜170 12〜16
魔法重視 27〜33 189 46〜58 27〜33 166〜192 0

 

これにより、通常攻撃の脅威もかなり減少しました。HP30%アップが1つになったため、物理重視装備の場合はエアロラ、かまいたちに耐えられませんが、魔法重視の装備なら打撃と魔法に安定して耐えることができます。これで残る脅威はゴブリンパンチとジャンプだけです。

まずジャンプについて考えますが、これはレベル1一人クリアのにゅすけさんの方法を参考にします。すなわちカウンターのみで残りHP2500を削りきることで、時間こそかかりますが発動させないで倒すことが可能なのです。

そうなると残るのはゴブリンパンチです。これは、計算式は物理攻撃と共通で物攻49×7ですが、半減はプロテスのみ有効でそれ以外は全て無視されます。そうなるとプロテス、プロテスドリンク、守りの薬、ドラゴンアーマー、ディフェンダーなどで半減することができるのですが、どれも今回の攻略では使えません。よってこちらからできることはゴブリンパンチが来ないように祈ること、という泣けてくる状況になります。速攻で倒すことができるなら「ゴブリンパンチが来ない」という条件でも何とかなるのかもしれませんが、今回の条件下ではあまりに厳しいです。

 

少し計算してみましょう。4000ダメージ近くまで与えた後はカウンターのみでHPを削っていくこととなりますが、その際に与えられるダメージは「大地のハンマー+電撃鞭」の計(106〜230)+追加サンダー(20〜24)で、期待値にすると160程度です。一方、1ローテーションあたりに行えるカウンターの回数ですが、ギルの攻撃の内でカウンターが行えるのは「たたかう」のみ、そして「たたかう」は1周で1+4/3=7/3回来ますから、カウンター回数の期待値は7/6回。たまに回避されることも考えると、1ローテーションあたりカウンターは1回命中、と考えていいでしょう。すなわち残り2500を削り切るには16周ほどが必要という計算になります。また4000ダメージに到達するまでにもある程度時間がかかりますから(ただしこちらは4倍速で攻撃でき、さらに地震も発動するため、ダメージ効率は圧倒的に高いです)、ギルを倒すまでに必要なのはローテーション20周というところでしょう。

さて、一方全滅する危険性=ゴブリンパンチが来る可能性は1ローテーションあたり1/3あるわけですから、勝率は2/3の20乗となります。もっと分かりやすく書くと1048576/3486784401です。全然分かりやすくありませんが、これは要するに約1/3000、0.03%くらいです。

 

………無理!絶対!無理!マギサ&フォルツァ戦もかなり死ねましたが、その1/10の確率です。その上一回の試行にかかる手間が10倍くらいあります。いくら何でもやってられません。

 

結論:レベル1キャラ一人、コマンド封印という状況下でギルを倒すことは現実的には不可能

 


 

<第2案:ゴブリンパンチの脅威を封じろ!>

 

前項での考察により、ギルを倒すためには 1:ゴブリンパンチを何とかする 2:ジャンプを何とかする のどちらかの条件を満たす必要があることが明らかになりました。ダメージ値的にはゴブリンパンチの方が低い&対処の方法も色々ありそうなので、それを試してみることにします。

 

1:古代の剣でオールドをかけ、ゴブリンパンチの倍率を低下させる

→ゴブリンパンチに使用される物理倍率は、敵の場合レベルと関係ない固定値であり、それは青魔法であるゴブリンパンチでも変わらない。というかそもそもレベルが1になると防御無視8倍ダメージ2744を喰らって撃滅される。

 

2:毎回2ターン目の直前にメイジマッシャーで攻撃し、沈黙でゴブリンパンチを封じる

→これも予想された事ながら、青魔法であるゴブリンパンチは沈黙では防げない。というかその前にHP2500以下の状態で攻撃すると4連コンボが来るので、ゴブリンパンチを防げてもジャンプで死亡する。

 

3:HPを更に上昇させて強引に耐える

→最終手段です。これしかないでしょう。今回のプレイ方針上、コマンド解除よりもレベル解除の方を先に行うことになっているわけですから、この方針で戦います。さて、物理防御力を最大に高めた場合、ゴブリンパンチで受けるダメージは112でした。レベル1のキャラではどうにもなりませんが、もう少しレベルがあれば何とかなりそうです。

 

  デフォルト モンクマスター HP30%アップ HP30%アップ×2
バッツ 46 66 85 110

 

レベル2バッツのHPはこの通り。HP30%アップを2つセットしても110止まりで、わずかに目標値の112には届きません。よってレベル3に上げるしかない…ように思えます。しかし、今回の攻略はあくまでボス撃破であり、ボスを倒した後リセットしていいわけですから、レナとガラフもレベル2に上げて投入することができます。この2人をレベル2に上げた場合のHP値は以下のようになります。

 
  デフォルト モンクマスター HP30%アップ HP30%アップ×2
レナ 45 64 83 107
ガラフ 47 67 87 113

 

レナはHPが低いので使えませんが、ガラフにHP30%アップを2つセットした場合HPは113となり、わずか1ポイントですがゴブリンパンチのダメージを上回ることができます。これなら絶対に死ぬことはないため、最初の方針で安定してHPを削っていける計算になります。この場合、受けるダメージの値は以下のようになります。

 

※魔法バリア発動後

  モードチェンジ前 モードチェンジ後
  通常 ゴブリンパンチ エアロラ
かまいたち
通常 ジャンプ でんげき
物理重視 48〜66 112 72〜84 48〜66 144〜170 12〜16

 

時空をセットすることができないために防御で物理攻撃を軽減することはできませんが、それでもガラフのHPはかなり高いので問題ありません。そうなると最後に残った問題はいかにしてガラフを瀕死状態にし、魔法バリアを発動させるのかということですが、これは戦闘に突入する際、ガラフのHPを67の状態に削っておけば、最初の攻撃(48〜66)によって高確率で発動してくれます。方法ですが、アビリティをセットする段階で一度デフォルト状態に戻し、それから30%アップをセットすればOKです。失敗した場合はエアロラ、かまいたちで即死という状況が続きますが、ポーション、ハイポーション、それに防御力の異なる盾を使い分けてダメージ値を調整し、何とか発動させます。その後は即死することはないので、安定して戦うことができます。

 

【味方データ】

ガラフ レベル2(後列)

剣・盾:<マインゴーシュ ゴールドシールド> → <大地のハンマー ゴールドシールド>

身体 :<リボン ゴールドアーマー 天使の指輪>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
113 3 36→59 33 14 44 HP30%アップ HP30%アップ

 

【攻略法】

まずは上で述べた方法で魔法バリアを発動させます。その後は「マインゴーシュ ゴールドシールド」で攻撃を回避したときのみ大地のハンマーに持ち替えて攻撃、それ以外は回復という行動を行います。この装備なら回避率は5割近くありますし、ランダム発動の地震では強力なダメージが与えられるため、それほどの手間もかからずにダメージ4000近くに到達することができます。

後はひたすら物理攻撃に対してカウンターを行って倒すのですが、途中でハイポーション99個を使い切るので、その後はエリクサーで回復しながら戦います。物理攻撃をしばしば回避してしまうゴールドシールドは外せないため、期待値的にはローテーション20周どころか30周くらいが必要となりますが、さすがにエリクサーが尽きる前には倒せます。

 


 

ルゴルの村で回復アイテムを補充し、時空魔法レベル4、眠りの剣×2、チェンウィップ、暗闇の弓矢を購入します。

 


 

<ティラザウルス>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
29 5000 1000 45 ×8 20 20 0 50

たたかう、クリティカル
物理カウンターで(たたかうorクリティカルor????)×2

 

【特性】

物理攻撃のみで、攻撃力も特筆するほど高くはありませんが、カウンターの????が脅威です。

 

【視点】

前回同様、こちらから攻撃するとカウンターで即死なので、反撃のみで倒します。なおその際に最も有効な武器はケアルラが発動する癒しの杖で、アンデッドのティラザウルスには一発で200ほどのダメージを与えることができます。

 

【味方データ】

レナ レベル1(後列)

剣・盾:<癒しの杖 チェンウィップ>

身体 :<リボン 忍びの衣 盗賊の小手>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
51 5 0/52 25 4 49 時空レベル6  

 

【攻略法】

ヘイスト後にスロウを使用してもいいのですが、カウンターで倒す都合上スロウも使用すると余計に時間がかかりますし、こちらから攻撃するわけではない以上4倍速の必要はありませんから、ここではヘイストのみを使用します。上記の装備なら後列+防御で受けるダメージは40〜50。HP51でギリギリ耐えられます。カウンターでは合計で250程度のダメージを与えるので、20発程度で倒せるはずです。ギル2と比べれば楽勝の部類でしょう。

 


 

モーグリの森でアイテムを回収し、バル城に到達します。ラミアの竪琴、天使の白衣を入手し、地下の石像からツインランサーを盗みます。

 


 

<アブダクター>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
29 2500 1000 40 ×6 0 0 0 35

1ターン:たたかうorハリケーンorクリティカル
2ターン:たたかうor吸血orクリティカル

 

【特性】

攻撃力は低い、ハリケーンに危険はない、唯一危険な吸血も偶数ターンのみと、およそボスを名乗れる戦闘力は有していません。

 

【視点】

問題なのは吸血ですが、偶数ターンにしか使用しないため、4倍速状態にした後、偶数ターンの行動を待って特攻を仕掛ければ、次の偶数ターンの行動前に倒せるでしょう。

 

【味方データ】

レナ レベル1(後列)

剣・盾:<マインゴーシュ ゴールドシールド> → <ツインランサー×2>

身体 :<リボン ゴールドアーマー 炎の指輪>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
51 5 61/61 29 9 47 時空レベル6 白刃取り

 

【攻略法】

ヘイスト→エリクサー→スロウ。その後偶数ターンの行動を待ってから前列に出て集中攻撃。ツインランサー二刀流なら一回で488〜544のダメージを与えるので、5回の攻撃で倒せます。危険な吸血までに攻撃機会は8回ありますから楽勝でしょう。

 


 

飛竜の谷に向かいます。ボーンメイルを回収し、飛竜花と戦闘です。なおゴーレム救出戦はゴーレムを回復しながらアンデッドの敵を癒しの杖で殴っていれば楽勝のため、ここでは省きます。

 


 

<飛竜草&飛竜花(右からそれぞれ1〜5と呼称する)>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
33 12000 1000 0 40 0 39

1ターン:1、4、5を呼ぶ
2ターン:1、3、4を呼ぶ(5は残っていても消滅)
3ターン:2、3、5を呼ぶ(1、4は残っていても消滅)
4ターン:1、2、3、4、5を呼ぶ
5ターン以降:消滅した飛竜花を一定期間おきに復活させる

31〜35 100 1000 5 ×20 0 50 0 17〜27

花粉(防御・回避率無視、各種ステータス異常を付与)or花粉or何もしない
花粉の種類は、1:白髪の花粉、2:猛毒の花粉、3:暗闇の花粉、4:呪縛の花粉、5:錯乱の花粉
5体揃った場合、1、2は前列、3、4、5は後列扱いとなる。なお花粉にはカウンター可

 

【特性】

飛竜草は次々に飛竜花を生み出すだけの存在なので、直接の相手となるのは飛竜花です。飛竜花の攻撃手段は各種花粉のみですが、今回の攻略ではこの花粉が非常に危険な攻撃となります。ステータス異常の方はリボン、ラミアのティアラ、天使の白衣、天使の指輪、銀縁眼鏡など色々と対策があるのですが、問題なのはダメージ値の方です。攻撃力はわずか5なのですが、攻撃回数×20、防御回避無視というのが極めて凶悪です。前列で防御していなければ、一撃で確実に100ダメージ喰らいますし、後列に下がっても50ダメージです。3,4,5は(5体揃った場合)後列扱いになるため、25ダメージとなりますが、事実上花粉の攻撃を2回受ければ戦闘不能になると考えていいです。しかも戦闘中盤からは5体が波状攻撃を仕掛けてくるため、正面から戦えば一瞬で殺されることになります。

それと、もの凄くどうでもいいことですが、飛竜草には種族「人間」という特性があるらしいです。が、この段階ではマンイーターが入手できないため全く意味がありません。というかなぜそもそもこんな設定になっているのでしょう。スタッフを問いつめたい。

 

【視点】

ステータス異常の対策は後で考えるとして、まず考えなければならないのが50ダメージを受ける飛竜花の攻撃を耐え凌ぐ戦法です。真っ先に考えたのは大地のハンマー+風切りの刃で全体攻撃発動を期待し、一気に駆除するという方法でしたが、これはやはり無理でした。何より地震orかまいたちの発動確率が低すぎます。せいぜい3〜4割の発動率では飛竜草のHPを削りきる前に飛竜花を駆除しきれず殺されます。

飛竜花を倒しきるのが不可能だということであれば、次には動きを止めることを考えねばなりません。飛竜花はステータス異常に対する耐性はほとんどないので、各種異常が有効ですが、ここで使用するのは睡眠です。これは一度かかれば半永久的に相手の活動を停止させるので、飛竜花の対策としては最も適しています。

 

よってここでは眠りの剣を使用することになりますが、眠らせる順番も考えなければなりません。たとえ眠らせたとしても、飛竜草本体によって消滅→復活させられればステータス異常は解除されるからです。そこで、ここでは眠らせる順序は3→2→1→5→4、となります。3は2ターン目に出現した後消滅することはありませんからこれを真っ先に眠らせ、次に前列のためダメージが大きい2を眠らせます。

次に眠らせたいのはダメージが大きい1とステータス異常(麻痺)が危険な4ですが、残り3体という状況では眠らせるよりも先に数を減らしてしまい、時間を稼ぐ方が有効です。よって危険な4を出現直後に排除し、残りの2体の攻撃を耐えながらカウンターか隙ができた時の攻撃で眠らせます。4が再び出現したら、残ったこの4をゆっくり眠らせてしまえば戦闘は事実上終了です。

 

5体を眠らせてしまえば後は簡単です。本体には割合ダメージが有効なのでラミアの竪琴で削り、ダメージが減ってきたらツインランサー二刀流で一気に倒します。最後に身動きの取れない飛竜花を駆除すれば戦闘終了です。

 

【味方データ】

レナ レベル1(後列)

剣・盾:<ツインランサー くない> → <眠りの剣(片手)>

身体 :<ラミアのティアラ 天使の白衣 エルフのマント>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
51 5 61/26 13 21 43 時空レベル6  

 

【攻略法】

まずはヘイストを使用します。その後上記の手順に従って行動することになりますが、実際の戦闘推移は以下のようになります。

 

  行動 レナ 1 2 3 4 5
1 ヘイスト HP51
2 1、4、5が出現
3 4を攻撃。撃破
4 1を攻撃。撃破
5 1、3、4出現、5消滅
6 眠りの剣に持ち替えて3を攻撃。眠らせる
7 2、5出現、1、4消滅
8 2を攻撃。眠らせる
9 5が「錯乱の花粉」。25ダメージ HP26
10 ポーションで回復 HP51
11 しばらく行動待ち
12 1、4出現
13 4を攻撃。撃破
14 1が「白髪の花粉」。50ダメージ HP1
15 ポーションで回復 HP51
16 以降は回復しながらカウンターを軸に眠らせる HP51

 

基本的にこのようになります。以下各行動を解説しますが、「3」と「4」ですぐに復活する1と4を撃破しているのは、この2体の行動ゲージを一回撃破することでキャンセルし、「5」から「7」の間にこの2体に攻撃されることを防ぐためです。次に問題になるのが「6」と「8」で3と2を眠らせるところですが、眠りの剣のスリプル発動率は50%、効いてくれる確率は6〜7割程度なので、だいたい1/3程度の確率で成功します。このどちらかが失敗したら、それ以降はまず押し込まれて倒されるだけなので、リターンを使用します。なお「16」以降はかなり安定するのでほぼ問題ありませんが、あまりに睡眠の成功率が低い場合はこの状態から崩されることもあります。

ほとんど行動の手順が確定していますが、これだけ戦術を煮詰めても最終的に運による要素が出てくるので勝率は低いです。ここからもこの飛竜草&飛竜花が今回の攻略においては強敵であるということがお分かり頂けると思います。

 


 

<ギルガメッシュ&エンキドウ>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
31 8888 2000 50 ×5 10 10 10 45

1ターン:たたかうorたたかうorクリティカル
2ターン:たたかうorミサイルorたたかう
3ターン:たたかうorたたかうorクリティカル
4ターン:たたかうorデスクローorたたかう
ダメージ3000でエンキドウを呼ぶ

29 4000 1000 50 ×5 ×8 0 0 20 45

出現時にホワイトウインド。その後は
1ターン:たたかうorエアロラ(魔攻50)orクリティカル
2ターン:吸血orミサイルorかまいたち(魔攻50)
3ターン:たたかうorたたかうorクリティカル
4ターン:吸血or糸orかまいたち
5ターン:たたかうor怪音波orホワイトウインド

 

 

【特性】

ギルガメッシュとの第3戦です。第2戦同様、今回も非常に厳しい戦いとなります。しかし今回問題となるのはギルガメッシュというより、むしろエンキドゥの方です。ギルガメッシュだけなら物理防御を固めさえすればほぼ楽勝なのですが、相棒のエンキドゥはエアロラ、吸血、かまいたち、さらにホワイトウインドを使いこなし、しかも物理攻撃力はギルと同様、その上回避率も高い、という最悪の敵です。共にHPも低くないので短期決戦も不可能ですから、ここでも攻撃を長時間耐えきれる戦法を構築しなければ勝ち目はありません。

 

【視点】

強敵と戦うときの基本通り、まずは装備品ごとに受けるダメージを検証します。

 

物理重視:「ゴールドシールド+リボン+ボーンメイル+ガントレット」 物防52、魔防8

魔法重視:「ゴールドシールド+ラミアのティアラ+天使の白衣+天使の指輪」 物防22、魔防28

バランス:「ゴールドシールド+リボン+天使の白衣+天使の指輪」 物防31、魔防23

  ギルガメッシュ エンキドゥ
  通常 通常 エアロラ・かまいたち 吸血
物理重視 0〜8 0〜8 336〜384 逆吸収
魔法重視 56〜68 56〜68 176〜224 被ダメージの1/2
バランス 38〜50 38〜50 216〜264 被ダメージの1/2

※ダメージは全て後列で受けたときの値

 

物理攻撃は何とかなりそうですが、×8という強力な倍率で放ってくるエアロラ・かまいたちが脅威となります。魔法重視装備で固めても176〜224と最大HPをはるかに超えるダメージを受けるため、これでは耐えられません。たとえ魔法バリアを張っても受けるダメージは88〜112、まだ届きません。

 

しかし魔法攻撃回数を引き下げる手段は何もシェルだけではありません。敵の物理攻撃倍数は固定数字となっているので手が出せません。しかし敵の魔法攻撃回数は

 

(魔法攻撃力×レベル÷256)+4  (小数点以下切り捨て)

 

の公式で算出されるため、レベルを下げることができれば必然的に魔法攻撃回数も最低の×4にまで減少させることができるのです。よってここでは古代の剣で老化させることにより、エンキドゥの魔法攻撃回数を引き下げることでかまいたちとエアロラの脅威に対処します。老化にはそこそこ時間がかかるのでローテーション1周目はまだ危険ですが、ローテーション2周目が始まる頃にはレベルは1にまで低下しているはずです。その場合、受けるダメージは

 

<魔法バリア+老化>

  ギルガメッシュ エンキドゥ
  通常 通常 エアロラ・かまいたち 吸血
物理重視 0〜8 0〜8 84〜96 逆吸収
魔法重視 56〜68 56〜68 44〜56 被ダメージの1/2
バランス 38〜50 38〜50 54〜66 被ダメージの1/2

 

このようになります。吸血を除き、各装備で受ける最大ダメージは物理重視の場合が96、魔法重視の場合が68、バランス型の場合が66となるので、バランス型が最も安定することが分かります。

 

よって、最大HPが66を超えていればいいわけですが、レナはHP30%アップをセットしてもちょうど66止まり。この戦闘では時空が必須であることを考えると、HPが若干高いガラフを使用する一手です。HP30%アップをセットしたガラフのHPは68。吸血を除く全ての攻撃にギリギリで耐えることができます。

 

これで戦術の基本は決まりましたが、これで即勝てるというわけではありません。何と言ってもこの戦闘では中盤以降2人に連続攻撃されることになるわけですから、たとえ上記の表の通り単発の攻撃は耐えられたとしても、回復する前に二撃目を受けて殺される危険があります。そこで可能な限り両者を弱体化させ、そのような危険を減らしておかなければなりません。

そこでスロウと老化で攻撃速度を低下させ、さらに暗闇の弓矢で盲目状態にします。この3つのステータス異常は両者に対して有効なので、まずギルにこれらの状態異常を起こさせ、エンキドゥが出現したら同じように弱体化させます。ギルの攻撃はほとんどが物理攻撃であることを考えると、これで連続攻撃を受けて殺される危険性はほとんど排除されることになります。

 

さて、次に弱体化させてからの手順ですが、まずエンキドゥにハイポーションを使用して古代の剣と暗闇の弓矢で与えてしまったダメージを回復してやります。エンキドゥがダメージを受けたままだと吸血で殺される危険が出てくるからです。そして次にギルガメッシュを後列からツインランサー二刀流で殴りまくり、撃破します。ただし一撃で204〜232しか与えられないため(実際は攻撃が若干回避されるため、期待値はもう少し低くなります)、いくら6倍速以上の圧倒的な速度差で殴りまくれるとは言っても、そこそこ時間はかかります。

この間、物理攻撃はほとんど回避できますし、エアロラ、かまいたち、それにミサイルは怖くないので安全ですが、デスクローは怖いです。行動速度にはかなり差があるとは言え、麻痺している間にエアロラ、かまいたちを使用されたらどうしようもないからです。ギルを先に倒すのには、早めにこのデスクローの脅威を排除したいという理由もあります。エンキドゥにホワイトウインドを使用されない限り、ローテーション2周程度で撃破できるはずです。

 

さて、ようやく最終段階ですが、ここに来てエンキドゥに対して攻撃を開始します。ここまでは老化が効き終わるまでのローテ1周目を除きほぼ安全でしたが、エンキドゥにダメージを与え始めてからは吸血で即死することになるため、攻撃を仕掛けるタイミングは重要になります。ここでは吸血が2&4ターン目にしか使用してこないことに着目し、4ターン目のエンキドゥの行動の直後に攻撃を開始します。後列から攻撃するとダメージ倍率が半減して不利なので、行動は

 

「エンキドゥ行動」 →「チェンジして前に」 →「ツインランサー二刀流×4」 →「チェンジして後ろに」

 

という形になります。5ターン目のエンキドゥの行動後にも同じ事を行い、そして最後に1ターン目のエンキドゥの行動後から特攻をかけます。これにより、吸血が来る可能性のある2ターン目までに4+4+5=13回の攻撃が行える計算になりますが、ツインランサー二刀流では488〜544のダメージが与えられることを考えると、いくらエンキドゥが攻撃をそこそこに回避するとは言ってもほぼ確実に倒しきれるはずでしょう。

 

 

【味方データ】

ガラフ レベル1(後列→前列)

剣・盾:<ツインランサー ゴールドシールド> → <ツインランサー×2>

身体 :<リボン 天使の白衣 天使の指輪>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
66 5 61/61 31→27 23 45 時空レベル6 HP30%アップ

 

【攻略法】

・第1段階

まずは瀕死状態に持っていって魔法バリアを付与します。盾を外して物防27とした場合、ギルの打撃では46〜58のダメージを受けるので、ポーションと各種盾を組み合わせながら瀕死状態を作り出します。この段階ではまだギルの攻撃を相当数受ける必要があるため、あまりギルを弱体化させすぎると時間が余計にかかってしまうため、ヘイストを自分に使用するだけで、暗闇、スロウ、老化などは使用しません。

 

・第2段階

古代の剣→暗闇の弓矢→スロウとして弱体化させます。その後後列からツインランサー二刀流で殴りまくり、3000以上のダメージを与えます。

 

・第3段階

新たに出現したエンキドゥを弱体化させます。手順は スロウ→古代の剣→暗闇の弓矢 です。スロウ、古代の剣のオールド共に1回ではなかなか効かないので複数回使用することになりますが、ここが長引けば長引くほど加速度的に勝率が下がっていくため、早めに効くことを祈ります。

 

・第4段階

ギルを後列から殴りまくって倒します。HP8888を削りきるのには結構手間がかかりますが、ホワイトウインドさえ来なければ何とかなります。

 

・第5段階

先ほどの手順に従ってエンキドゥを撃破します。

 

以上です。最後に勝率の計算ですが、負ける可能性があるのはエンキドゥが出現した最初のローテーションの間にかまいたちかエアロラを使用された場合です。これは1,2,4ターン目にそれぞれ1/3の確率で使用してきますから、これが全て来ない確率は2/3の3乗、8/27となります。約30%もあるわけですから、勝利するには十分だと言えるでしょう。

 


 

ここでもリセットしてやり直し、ギルから源氏の小手を盗みます。次にバリアの塔に向かいます。今回はファリスが経験値を獲得してもOKであるため、ブラッドソード、金の髪飾りを入手することができます。

頂上でアトモスと戦います。

 


 

<アトモス>
レベル HP MP 攻撃力 物倍 魔倍 物防 魔防 回避率 素速さ
41 19997 10000 14 20 0 36

通常はコメット×1〜2
戦闘不能者がいる場合、そのキャラクターを引き寄せる+グラビデ、グラビガ、スロウガ
最初からヘイストがかかっている

 

【特性】

とにかく最初からヘイスト状態というのが厳しいです。ぼーっと見ていると恐ろしい勢いで倒れた味方が吸い寄せられていきます。コメットを受ければ即死なので、戦闘不能者が吸い込まれる前に戦闘を終了させる必要があります。

 

【視点】

幸いにもアトモスにはスロウが有効なので、4倍速状態にすることができます。さらに睡眠に対する耐性もないため、大地のハンマー+眠りの剣で殴りまくっていれば毎回眠らせながらダメージを蓄積できる…ように思えました。が、睡眠は効くことは効くものの、眠りの剣で眠ってくれる確率はかなり低いので、この戦法だと眠らせるのに失敗して吸い寄せられ、終了という事態になる可能性が非常に高いです。

 

そこで、ここでは攻撃手段を変更します。睡眠は一度効いてしまえば、物理攻撃さえしなければそのまま解除されないわけですから、物理攻撃以外でダメージを蓄積させていけばいいのです。今回の攻略で行えるコマンドはたたかうとアイテム以外に時空がありますが、時空魔法にはこのアトモスも得意としているコメットが存在します。よって一度眠りの剣で眠らせた後、コメットを連打していればアトモスはそのまま永眠することとなります。コメットは消費MPが7と高いので、通常はレベル1キャラには使用できないのですが、この塔で入手できる金の髪飾りを装備することで使用可能となります。絶妙。

 

【味方データ】

レナ レベル1(後列)

剣・盾:<眠りの剣×2>

身体 :<金の髪飾り 忍びの衣 エルフのマント>

HP MP 攻撃 防御 魔防 素早さ アビリティ1 アビリティ2
51 5 49/49 9 8 44 時空レベル6  

 

【攻略法】

ヘイスト使用後、眠りの剣二刀流で攻撃し、眠らせます。その後はコメット連打の永眠コンボに突入するので勝率はほぼ100%です。なおコメットは攻撃力50〜200(?)、攻撃回数×8の物理攻撃(ただし魔法なので睡眠は解除しません)なので、アトモスに対しては288〜1488程度、平均して800ほどのダメージを与えますから、それほど時間もかかりません。

 

 

 

 

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