ULTIMAGARDEN CUP

第四期投票結果発表

最優秀賞 1007p
ドラゴンクエスト7 「真・レベル1ボス撃破」 MS-06さん
受賞者からのコメント●
まさかこれだけの作品が揃った今回の庭杯で最優秀賞を獲得できるとは思っていませんでした。投票して頂いたみなさん、どうもありがとうございます。今後もみなさんに楽しんで頂けるようなやり込みを目指して精進したいと思います。(MS-06さんより)
2 916p
ドラゴンクエスト5SFC版) 「極限低レベル攻略」 dqmaniacさん&MS-06さん
3 754p
ドラゴンクエスト4PS版) 「極限低レベルボス撃破」 おてうさん&MS-06さん
4 541p
ファイナルファンタジー6 「低レベルセリス一人全ボス撃破」 マサムネさん
5 450p
ロマンシングサガ 「ノーセーブノーダメージクリア」 にゅすけさん
 
 
部門賞
熟練賞
ドラゴンクエスト5SFC版) 「極限低レベル攻略」 dqmaniacさん&MS-06さん
庭師推薦コメント●
やり込み界でも異例と言える7年という長い歳月をかけて研究を重ね、少しずつ少しずつ記録を塗り替えた末の本作品の完成。その壮絶たる「死闘」の跡は、ボス一戦一戦の厳密な戦術や目的地までの移動方法など随所から感じ取ることができました。
この作品を完結へ導いたその全ての努力と功績を評価し、この賞を授与します。
(文責:おてう)

一般推薦コメント●
1000時間もこのゲームをプレーしてきたdqmaniacさんならではのやり込みだと思います。本当にお疲れ様でした。
ロマンシングサガ 「ノーセーブノーダメージクリア」 にゅすけさん
庭師推薦コメント●
豊富なプレー経験に裏打ちされた緻密な戦略構築とその実行に耐えうるプレイヤー自身の能力。ノーセーブノーダメージという極めて厳しい条件に対し果敢に挑み、実況中継付きでの達成はさすがという他ありません。
(文責:ふちけん)

一般推薦コメント●
30回以上にも及ぶロマサガのプレイ回数、知識、経験の全てがミックスされたやりこみだと思います。ここまでの戦術を構築できたのもにゅすけさんだからこそでしょう。
 
敢闘賞
ロマンシングサガ3 「モニカ一人初期HP&隠れ禁止クリア」 燕雀の志さん
庭師推薦コメント●
真ビューネイ戦の998回という戦闘回数が示しているように、あまりにも危険すぎる隠れ禁止という攻略条件に果敢に挑戦した、その勇気を称えます。
(文責:MS-06
次点 ファイナルファンタジー9 「低レベル+回復&蘇生禁止+αクリア」 ARAさん
庭師推薦コメント●
700回を超える死闘の末に勝利を物にした、この条件下でのパンデモ3連戦の難易度は尋常ではありません。0.1%オーダーの勝率にもめげずに挑戦し続けた姿勢は賞賛に値します。
(文責:温泉天国)
 
戦術賞
ファイナルファンタジー5 「低レベル一人・準コマンド封印ボス撃破」 MS-06さん
庭師推薦コメント●
極限の制限の中で生まれる数々の戦術群.本人は「美しさはあまり感じられない」と評してますが、そこにもまた美しさは存在しているように思います.
(文責:にゅすけ)

一般推薦コメント●
マギサ・フォルツァ戦の低確率への挑戦、飛竜草戦の緻密な戦術、アポカリョープス戦の青魔法反射など、戦闘ごとにアプローチの方向をさまざまに変えた戦術に惹かれました。
次点 ファイナルファンタジー9 「最終ボス2ターン撃破」 アキラメッシュさん
庭師推薦コメント●
とにかく「緻密」の一言。刃物を連想させる鋭い理論、その美しさにただ魅了されます。
(文責:KS_kaz
 
努力賞
ファイナルファンタジー6 「低レベルセリス一人全ボス撃破」 マサムネさん
庭師推薦コメント●
言うまでもなくやり込みには「努力」がつきものですが、この作品の「三種の神器」集めはもう努力とか根性などといった言葉を超越しています。投げた魔石のかけら=10000個、BAR召喚=6450回、費やした期間=6ヶ月…。もはや執念を通り越し、狂気に近いものさえ感じます。
(文責:MS-06

一般推薦コメント●
クリスタルシリーズ、ミラクルシューズを手に入れるため、とはいえそのすさまじいまでのスロット、魔石のかけらによる試行回数は十分この賞に値すると思います。むしろこれ以外にありえません。
 
レトロ賞
ファイナルファンタジー2FC版) 「初期ステータスクリア」 スルメさん
庭師推薦コメント●
異常なまでのプレイ回数に基づくFF2解析を駆使しての驚異の記録.形としてはレトロ賞ですが、もはやそんな域を完全に越えています.
(文責:にゅすけ)

一般推薦コメント●
シンプルかつ大胆な条件の基、ほとんど隙のないすばらしい攻略をこのような古いゲームで達成されたことは受賞に価すると思います。
 
ユーモア賞
ファイナルファンタジー6 「低レベルセリス一人全ボス撃破」 マサムネさん
庭師推薦コメント●
通常は自動稼ぎに用いられる方法をボス戦に用いたストームドラゴン戦の攻略法は実にユーモアあふれる斬新なアイデアです。セロファンテープにやられたストームドラゴンはさぞ無念だったことでしょう(笑。
(文責:温泉天国)
 
開拓賞
エストポリス伝記〜よみがえる伝説 「低レベルクリア」 スルメさん
庭師推薦コメント●
自力での大量のデータ採り。ゲームタイトルのマイナーさにもへこたれない執念。その開拓者精神と、今後同タイトルでのやり込み・研究の礎となっていくであろうという点を、新設部門賞という形で評価させて頂くこととしました。
(文責:KS_kaz
 
部門賞について
今期から新たな部門賞として一般推薦に寄せられた「開拓賞」を新設いたしました。

以下が各賞の定義、受賞資格です。

  • 熟練賞
      「豊富な経験とそれに基づく知識なしには達成できない作品」
  • 敢闘賞
      「勇気ある挑戦が認められる作品」
  • 戦術賞
      「局地的な戦闘における戦術理論の華麗さや奇抜さに特に優れる作品」
  • 戦略賞
      「全体を貫く戦略や攻略条件の設定などにおいて特に優れる作品」
  • 努力賞
      「気の狂うような努力が認められる作品」
  • レトロ賞
      「昔の作品をやり込み尽くした作品」
  • ユーモア賞
      「とにかく笑える一発芸的な作品」
  • 開拓賞
      「先駆的存在として今後礎となることが期待される作品」
(なお、アイデア賞、戦略賞については今期は該当作品なしとなりました)
 
総括
本第四期ULTIMAGARDEN CUPは、応募締め切り間際に新たな応募が殺到したこともあり、投稿された作品が二十二作品と、実に規定の1.5倍に及ぶ作品数となりました。そこで今回は急遽特例として、既定の上位三位までの選出という形ではなく、五位までの投票と選出という形をとらせて頂きました。

応募タイトルは今回もFFが22作品中12作品と半数を占めましたが、今回はいわゆるマイナータイトルの投稿も、第一期以来久々に数多く寄せられました。いわゆるメジャータイトルと比べ、これらの作品はデータややり込みの蓄積といった環境面で不利なのは否めませんが、それらのタイトルを積極的にやり込んで応募される方が増加したということは、やり込み全体の活性化にも繋がる価値あることだと思います。

作品の傾向としては、永らく主流であった「クリアー」――ゲームをスタートからエンディングまで通してプレイする――という達成条件から脱却した作品が多かったように思います。すなわち一部または全部のボスの撃破に集中する、最近流行の「低レベルボス撃破型」ものの増加ですが、これらは第三期ULTIMAGARDENCUPでは16作品中たったの2作品であったのが、今期は22作品中10作品と実に全体の半分近くを占めました。そんな中、今回見事最優秀賞を射止めたMS-06さんの『DQ7真・レベル1ボス撃破』は、正にこの形の始祖となった作品の記録を更新したものであり、その点でこの最近の流行の変化を象徴するものと言えるかもしれません。

有効投票数も過去最高を記録し、第四期も成功したと言えるでしょう。投票いただいた皆様並びに、作品を応募していただいた皆様、ありがとうございました。ULTIMAGARDENは皆様の支えなくしては運営できない、ということを再確認し、感謝を述べさせていただきます。第五期でも、素晴らしい作品のご応募を心よりお待ちしております。
(文責:庭師一同)


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