雑記前半

雑記が長くなったので分割しました。
だいたい3クール最初ぐらいからの雑記。

4/15

コーディネイターは本当に強いのか。そこでジョージ・グレンについて考えてみる。
ジョージは「調整者」コーディネイターだった。コーディネイターって逆差別語(なんだそりゃ)のような気もするけどなんでか定着してるようだがそこは無視。
ジョージは17歳で博士。オリンピック銀メダリスト。アメフトのスター。空軍のエース。航空宇宙工学のすばらしい実績者。いったい何が本業なのかわからなくなるが、ひとつひとつはナチュラルでも達成できる内容だ。
ここでネックとなるのはメダル。つまり何者かが金メダルをとっている。また何の銀メダルなのかも定かでない。この時代の「オリンピック」が現代と違うとは思えないが、とにかく種目は不明だ。
またおそらく当初からジョージの目的は自分の実績を知らしめてから改造人間技術を垂れ流して木星圏へ逃亡する事だっただろう。なんてヤなやつだ。つまりオリンピックで銀だったのはおそらくスポーツなんぞに全力を使えるかということだろう。アメフトも副業……アメフトは「スタープレイヤー」、つまり人気者だっただけだから、最強ではなかった可能性もある。
……銀メダル。これはクルーゼの言いまわしや、現代のオリンピックの種目から考えてアメフトではないだろう。似た種目ならあるかもしれないが。だいたいアメフトでメダルがあるとしたらチーム単位でもらえるわけだから、そのメンバーを「シルバーメダリスト」とはあまり言わない気がする。ジョージのメダルは関係ない個人種目であった可能性が高い。
そして片手間でアメフトをやりながらオリンピックむきのトレーニングしてたらコーチはどう思うだろうか。つまりオリンピックとアメフトは平行してなかったと思われる。オリンピックの時点ではアメフトは「趣味」程度だったのだろう。(オリンピックが先だったと仮定しての話だが)
仮説:ジョージはオリンピックでトップになれなかったからアメフトに逃げた。
あのジャイアント馬場はかつてプロ野球選手だったのだ。ジョージはシルバーメダリストからアメフトに華麗な転身をとげたのだ。ついでに航空宇宙工学者だかなんだかだから話題性もばっちり。実力がそれほどなくてもスターにはなれるだろう。限りなくイロモノ系だという気もしないでもないが、まあアメフトでも銀メダルぐらいはいってたんじゃねえの?
そしてアメフトと平行してか、それとも飽きられて引退したのかは知らないが、空軍に、工学にと活躍した。そしてジュピトリスを作って当初の目的を達する事ができたのだ……
ジョージがオリンピックに専念していれば金メダルいけたんだろうという気はする。しかしジョージはひとつのことに集中する才能はたぶんなかったのだ。そして元イロモノ系スター(勝手な想像)ジョージは暗殺される。こうなることぐらい予測して、肉体の強化をもっとしとくべきだった。撃たれても死なない肉体とか。傷ついてもピッコロみたいに再生するとか。心臓が二つあるとか。ドーピングにひっかかるからダメか?

全然すごくないコーディネイター像ができあがってしまったが、これって「ジョージは一日3時間しか寝なくても大丈夫」とか、そういった意味での強さなんじゃないの?

4/19

ふと、思いついた。キラはラスボスなのではないか。
……いや、なんとなくそう思うだけだが。こんなの完全に妄想なので詳しいことは書かないけど、キラが最後の敵になるのが一番「ありそう」だと感じているのである。
当たってたらそれはそれで嫌な予想なのだが。

それにしてもモルゲンレーテのおばちゃんはムカつく。

5/11

アニメージュ6月号。アニメグランプリってやつでガンダムSEEDが全部門制覇という偉業をやってのけた。
番組部門でトップなのは無理からぬこと、かというとよくわからない。ガンダムの名が大きいと言ってもそんなにブッちぎれるほどではない。やはり他にいい作品がなかったからとりあえずガンダム、ってことなのかな。他部門も似たようなもの。
それとも私が狂っているのか。みんな本当はSEEDがどんなアニメよりも好きなのかな。
狂っているのは私か。私以外か。

5/12

トールの出動シーンを振り返ってみる。
ブリッジから飛び出すトール→制止する艦長→送り出す整備班。
実際の出動過程を考えると、「トールが飛び出してスカイグラスパーに乗る」までは単独でできるけど、その後カタパルトを開いたりなんだりで、少なくともオペレーター(ミリアリア!)、許可を出す艦長、それから近くの整備班と、3つほど関門がある。
つまり何が言いたいのかというと、艦長。「トールを殺したのは貴様だ!」としか思えないんだなこれが。出動許可出したんでしょ。でなきゃ艦長の意味がないし。

しかしこれ以上ここで突っ込むのも間違ってきてるような気がする。そういやハロの声は艦長といっしょだって。

5/17

フレイが15歳ってにわかに信じがたいが、カズイと並ぶとカズイより長身という事実に気付く。そのせいだったのだ。カレッジのアイドルであったフレイお嬢様って実はデカいんと違うか。
で、フレイはきっと「偽りの愛がいつしか真実へと変わっていった。だけど気付いた時には何もかも手遅れだったのよ〜るるる」という昔の映画みたいな展開になっていくんだと思うが、フレイがたった15歳であることと、相手がキラであることがちょっとネックだ。
けど今週は面白かった。これまでのSEEDをいったん忘れて新しいガンダムSEEDとして見て行けるなら、それは嬉しい。

5/22

調べた結果、フレイ162cm、カズイ159cmだそうな。
フレイはやや高め、カズイはちょっと低い、これで何の問題もない。
ただ気になったのがその先で、ヘリオポリス軍団で最高のサイが170cm。これは(世界的に大きくない人種の日本人なら)平均程度。こりゃヘリオポリス組は小さいやつの比率がちょっと多すぎる。フレイがデカく見えた理由は、まわりが小さい中で一人だけ高めだったからだ。アークエンジェルでサイより大きいのはフラガくらいしかいなかったような……
とか思ってたら艦長170cmで大きすぎるぞ、と思ったらバジルール中尉174……?!中尉のが艦長より大きいとはとても見えないんだけど……ディアッカ176cmってのもうそ臭いんだけど……
そして艦長の誕生日が自分と同じだと気付いてちょっとな気分になったとさ。

参考として、最初のガンダムが18メートル。これはスーパーロボットの始祖といえるマジンガーZと同じ値であり、人間のちょうど10倍ということだろう。
どうでもいいがガンダムの前番組のダイターン3(監督も同じ)は120メートルもある。

6/8

最近は話の流れも少し変わってきた。これからのガンダムSEEDはいけるかもしれない、しれないけれど。
それでも私はもうこの番組を認めることはできないだろう。ナチュラルがコーディネイターを認めないように、コーディネイターがナチュラルを蔑視するように。
この対立を打ち破るには、私かSEED、どちらかが滅びるしかないのだ。なぜならSEEDは私の大切なものを否定した(ってなんじゃそりゃ)。
よく……わからないのだ。

ところで最近は身長対比のことが気になって仕方ない。上戸彩が162(フレイといっしょ)らしいけど、あのメカコン受賞者はかなりでかかったような。どうでもいいが。

8/3

ラクスに感化された虎(ゾンビ)たち。しかしラクス・クラインに本当にカリスマ性はあるのか。
ジョージ・グレン問題と同じで根が深いぞ。人にカリスマ性をもたらすのはなんだろう。
ラクス・クライン。プラントのシーゲル前議長の娘。ピンクの髪の毛が目立つ歌姫。特長はアニメみたいなヒラヒラのコスチューム。……
歌か。彼女は歌ではなく言葉でゲリラ放送していた。彼女の言葉はそれほど突飛なことではなかったが、まあパトリックに従うよりはマシかなあ。たとえば浜崎だとか安室だとかが戦争反対を訴えたら日本国民はどう考えるかな?って日本とプラントじゃ状況が違いすぎるけどさ。
…ちょっと思いついたのだが、ラクスの歌を毎日聞き続けてみてはどうだろう。オリコンのトップは毎週ラクス。新番組の主題歌はラクス。テレビもラジオもラクスの歌を流し続ける。寝る前に一曲。起きたら一曲。カラオケで一曲。これならものすごくカリスマ性が高まるかもしれない。
「ジャイアン殺人事件」ってのを思い出した。

8/6

ちらっと見ただけのくせに「面白くなかった」と暴言を書いてしまったアニメの「スクライド」をきちんと見ることにした。ごめんなさいスクライド。
まだ最初だからなんとも言えないけど、SEEDよりは確実に(中略)

それはともかく、いまさらオーブ自爆問題でも。
「人々は避難した。支援の手もある」。これがウズミ様・ナラ・アスハ前代表の、自爆を前にしてのアークエンジェルたちへの台詞。
オーブ国民は全員避難したらしい。そして画面でどう多く見積もっても避難命令からせいぜい一日くらいしか経過してない。
問題1:果たして1日で国民脱出は可能か?
まず国民が逃げる理由がわからなかったりする。相手が旧日本軍やナチスドイツのような軍隊だから、皆殺しを恐れているのだろうか。無茶な。SEEDの時代設定はいつなんだ。
まあ国民皆殺しはいくら連合でもやらないor出来ないだろうが、国民が残っていれば必ず死傷者は出るだろう(現在のイラクのように)。だが、全ての国民が逃げれば、絶対に誰も死なない。これは発想としてはアリだ。もしそんなことが可能なら、だが。
しかし果たしてそう簡単に国を捨てる国民がいるだろうか。生まれ育った地を捨てて、ユダヤ人のように放浪するのだろうか。しかも一日で。まあこれは所詮オーブってことで、問題なしか、さもなくば逃げる意思のない国民はその場で銃殺とか。
重要なのは可能かどうか、ただ一点のみ。
そこで推測1。オーブの人口がすげー少ないってのはどうだろう。空港にある飛行機で全国民が脱出できるとか。無茶だな。全国民が自家用機を持ってるとか。陸路だって大変だ(朝の地下鉄に乗ってみればわかるだろう)。だいたい街の画像からは人口密度は結構なものと推測される。街にいた「国民」に見えるのは全部幻覚かロボットだったというのもありえないとは言えないが。
推測2。実は逃げてない。責任者はウズミ様にウソの報告をした。すぐ嘘だとバレそうだが、ウズミ様はアークエンジェルを安心させるため、信じているふりをしていたうわあ。あるいは、国民の大半を銃殺したとかさ。
……いや、やはり正解はどちらでもなく、第3の答えがある。ウズミ様は「支援の手もある」と言ったのだ。一体誰が支援するか、など言うまでもない。マルキオ導師だよ。
推測3。スタンド能力。この場合、国民全員を短時間で安全な場所へ転送するという、想像を絶する能力(ドラゴンボールみたいだ)が必要となるが、マルキオ導師ならできるはずだ。ちなみに安全な場所がこの世のどこにあるのかという問題だが、私は地球内部の空洞説を押したいが、シンプルに木星圏もありそうだ。スタンダードに異次元ってのも。
やはりマルキオ導師には誰もかなわないのだ。再登場は無いかもしれないが。

問題2:ウズミ様はなんのために自爆したのか?
推測1。口封じ。あの場にいた全員が何らかの秘密を持っていた(きっと、すごい自白剤があるのだ)。基地のデータは削除できなかった。だから自爆した。いまさら何を秘密にするのかはともかくだ。モルゲンレーテの裏帳簿とか、脱税の証拠とかスキャンダラスな秘密があるかもよ?
推測2。自爆することは格好いいという風潮があった。ガンダムWを表面的になぞったのだ。これがイチオシの説だが、ちょっとあんまりか。こんなウズミ様についていく部下がいるのもスゴイ話だし。
推測3。マスドライバーを壊すため。マスドライバーを壊すには、あの場の全員が自爆する以外の方法が無かった。誰か一人でも欠けると自爆できないシステムだったとか。
というか、ウズミ様の部下の命はおそろしく軽いようではないか。あいつらだけ国に残って自爆、か…
それともロボットだったから人権がないとかか?

8/10

キラ・ヤマトってどんなやつ?
ネットで言われるキラ像は必ずしも私とは同じでなかった。そりゃあ見る人間の数だけ解釈は存在するだろうが。
そこでキラを振り返ってみた。もう既にどこかで誰かが言ってるのと同じ内容かもしれぬが。
「キラ語り」である。気が向いたらアスランでもやってみよう。

8/18

キラについて振り返ったのは、自分で確認するための自己満足って側面が強いなあ、と読み返して思った。ダメじゃん。
だがそんなことより、ちょっと気になることがあって。

「シリーズ:ジョージ・グレンを造った男たち」

ジョージのコーディ技術ばら撒き事件はコズミックイラ15年だってことだが、これが本当だとすると、第1世代コーディネイターはまだ寿命で死んだ者がいないことになる。(最初のひとりがジョージだけだと仮定するとだが)
おかしい。
いまやメジャーな存在になりつつある遺伝子組み替え作物。病気にならない、害虫を寄せ付けないなどの特長をもつこれらは、何十年も研究して開発されてきただろう(いや、よく知らないがそうですよね?)。これが実際に認知されて、店頭に出荷されるまでに、いったいどれほどの研究が進められたのだろう。普通の作物はだいたい一年周期でとれるわけで、組換え作物がどのような特徴をもっているか、本当に想定したとおりの組換えができたか評価するのも同じだけの時間が必要であることは間違いない。もしも未知の弱点や、生態系の破綻、さらには毒性があったらどうするのか。現在遺伝子組換え作物が危険視されているのは、こうした評価が不十分かもしれないという側面が多々ある。(私はあまり恐れてはいないのだが…)
「遺伝子組み替え人間」も同じである。もしそんな技術が可能だとして、ジョージが成功したかどうか評価する必要があろう。
だが、コーディネイターはとにかく病気にかからないとだけ説明されて、第3世代の出生率の不安だけが取りざたされる。
実は真の問題は第1世代にあるかもしれないのだ。もしかしたら、年を取った第1世代は未知のプラントの風土病かとかにかかっていきなり絶滅してしまうかもしれないのだ。

いや、もしかしたらジョージまでに幾多の研究データが何世代にも渡って取られてきたのかもしれないのだけど、それは倫理的にアレすぎる(植物だって問題だと言われてるぐらいだから)。失敗ジョージたちがデクとして扱われてたりして。アミバじゃないんだから。
こんなだからジョージの親がラスボスという珍説も信憑性があったりするわけだ。
というか、ナチュラルをはるかに越えるジョージを造れるナチュラルが存在するのだろうか?まさか、人間ではない?神か?悪魔か?
ラスボスは唐突に「神」とかね。フリーダムでも倒せない究極の存在だけど、ディアッカのチェーンソーでバラバラになっちゃうという。

8/23

一週休み。一週遅れ地域も同じく休み。私はMBSを恨み続けるであろう。
そういえば、うちの地域は17:00からだが、これってもしかして上戸彩のCMだけは他地域より早いのだろうか?(そのぶん、第2回が放送されていないのですがね!)

それはともかくスクライドを駆け足ながらも全話見ました。
……やっぱりSEEDと比較するのは悪いや。どっちに悪いのかはさておき、もともと違うものを表現しようとしている作品だし、無理に比較することもないと。確かにリヴァイアス&スクライドとSEEDで声優とキャラはかぶってるけど(そして、SEEDのスタッフがそれを考えずにキャスティングしたワケはないのだが)。
でも平井久司さんの絵柄はリヴァイアスを見てもなお好きでなかったのだけど、スクライドを見てようやく考えを改めた。「見せ方」の問題というか。

で、「アスランを振り返る」を書こうかと思ったけれど挫折。「キラを撃つ」というアスランの信念がサクッと切り替わってしまったから…
しかしこのまま仲間だと、他ならぬキラと役柄がかぶるため、「キラにはかなわないし、キラひとりいれば戦力は十分である。永遠のナンバー2」というポジション(テリーマン)にはまってしまい、アスランは背景化してしまうのではなかろうか。整備の手伝い・指揮をしていたのが救いなのだけど…

8/25

ガンダムSEEDには「アストレイ」という外伝が存在する。
4つの雑誌で展開されているこの外伝は、単独でもエピソードが完結するようになっているが、本編で語らなかった部分を補完する役割も持っている。
具体的にはキラワープの真相をある程度こちらで語っていたりする。
このサイトでは、今までそれらについて触れてこなかった。やはり番組本編だけで完結してほしいという思いがあるからだ。(外伝の載っている雑誌を購読していないから、というのもあったが)それで私は戸田泰成氏が描くアストレイRの一巻を持っているだけであった。

ちょっと、最新号の内容を読んでしまった。
外伝と本編は整合性が取れてない気がしていたのだが、ここにきてそれが確信となる内容だった。
……これ以上内容は書かないけど、ちょっと思うところがあった。
「ガンダムSEEDアストレイ」。これから独立したコンテンツを作ることにした。雑誌を買わないケチな性分ゆえ、内容は単行本の発売に合わせることになるけど…
とりあえず、ときた洸一氏のほうを買ってこないと…設定資料つきのやつ残ってるだろうか…

だがそもそも、ナチュラルとコーディネイターが仲良く一緒に暮らしてる時点で、すでに本編とは別物という気がする。とりあえず、この両者はパラレルワールドだと考えることにした。

(※ちょっと修正した)

8/26

設定資料なしで、とりあえずアストレイのページをつくってみた。

9/2

クローン作っちゃう親父、アルさんのできそこないの子供がムウさんのほうじゃなくてラウさんじゃないのか、と言われてみればそうかもしれないと思って悩んでます。
ラウさんの説明がわかりにくいせいです。とりあえず、キラくんはいつかあの仮面の人を「ラウさん」呼ばわりしてほしいと思います。しかし今日は彼らとは関係ない話です。読み飛ばし推奨。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
失敗は死を意味する戦闘中だが、アズラエルはビジネスも同じだという。リスクを恐れていては何も出来ない。「戦死するおつもりですか?」とのナタル艦長の問いに否定はしなかった。
私はてっきりアズラエルがピンチになると保身に走る小心者だと思っていたが、少々彼を甘く見ていたのかもしれない。よく考えてみれば、いくら3バカの監視が必要とは言え彼は自ら危険な前線に出向いている。彼はニュートロンジャマーキャンセラーほしさに戦死のリスクさえいとわないということだ。仮にもブルーコスモスの盟主。ただの馬鹿とは考えられない。
ムルタ・アズラエル。彼は意外にも強固な信念の持ち主ではないのか。
我々は、彼の人を小馬鹿にしたような言動に、隠された彼の本質を見失っていたのではないか―

命を賭して前線に赴く盟主。ニュートロンジャマーキャンセラーを手に入れるためなら、自分の命など惜しくない。それも部下には任せず、自分の命でなければならない。
思えばすごい信念だ。彼はコーディネイターに対して恨みがあるのかもしれない。こういう大物に限って個人的な恨みで動いてたりすると面白い。
たとえば「奥さんを殺された」とか。パトリック・ザラと同じ動機などどうか。でその奥さんが美人なのは言うまでもなく、ナタル艦長にそっくりだったりしたらドラマですぜ。さらにその人がコーディネイターで2度ビックリ、と。アズラエルと仲が良かったために、奥さんは悪いコーディネイターに迫害を受けて殺されてしまう。復讐を誓うアズラエルは、いつしか狂気に染まり、ブルーコスモスに……
そんなB級設定いらないって?じゃあコーディネイターのライバルがいたとかはどうだろう。子供の頃からアズラエルは成績優秀だったが、どうしても勝てない相手がいた。そいつはコーディネイターであり、とにかくいつもアズラエルの一歩先を行った。顔も頭も良くてスポーツ万能、友達もいっぱいいて、女子にもモテる出来杉タイプ。いけすかないヤツだった。何よりも、彼はいい奴だったのだ。アズラエル家にはブルーコスモスと繋がっているという噂が流れていた。そのうえムルタは彼を敵視している。そんなムルタに対してさえ、彼は対等の友人として接してくれた。それが何よりも許せなかったのだ。アズラエルは彼を越えようと努力し続けるが、そのうち彼は引っ越していなくなった。そして。再会する前に血のバレンタインで彼が死に、アズラエルは二度と彼を越えられないことを知る。もはやアズラエルにできることは、全てのコーディネイターを否定するだけだった……

いやどうせSEEDだし、話数足りないし、普通に愚かな指導者で、死にそうになると保身に走る可能性が高いですが、なんかこういう設定を思いついたので、つい書いてみました。何の設定だこりゃ。
……世界的テロリストの大物ビンラディンは、どうもあまり物事を考えてないボンボンらしいのですが、ブルーコスモスも案外こんなものかと思ったりすることも。ただビンラディンが連合軍を裏で操ることはありえないと思うが。

9/6

私はようやくキラのことを主人公として認められそうだ、と思った瞬間にアスランのことが大嫌いになった。ここまで変遷の激しいSEEDサイトも珍しいと思う。
やっぱりキラはフレイのことが好きなんだろうか。私の考えではそうなのだけど、異論も多そうだ。ただキラはラクスを信用はしているが、好きか?と問われると謎だ。
でもキラは泣くべきではなかったと思う。人間には泣きたくても泣けない、泣くべきでないときだってあるのだから。
そして、フレイもキラも、幸せになれるのだろうか?

で、感想のほうには書きたくなかったからこっちに書くけどさ〜
クルーゼのテロメアが短くてどうのこうの、って先週語ってない部分をフラガに語られても困るのよね。この「テロメア」が短かったクローン羊のドリーは短命だったということなのだが、どうも他のクローンでは同様のことが確認されていないケースもあるらしくて、研究データが不足してるってことで、クルーゼが短命とは言い切れない。だいたいクローンであるがゆえの破綻は造る前に気づきそうなものだし……

9/17

私がアスランの評価を急激に下げたのは、ラクスの犬に成り下がったからである。結局キラを殺そうとしたのも単なるその場の勢いだったってことだ。
「ザラ容疑者は、『ヤマトさんにアマルフィさんを殺されて殺意を固めた。今になって思えば悪いことをしたと思う』『ケーニヒさんのことは知らなかった』と話しているという。ザラ容疑者はヤマトさんと小学校時代の同級生だという。」ケーニヒさんとアマルフィさんは不幸だ。
あああ。しかも仲間になってからはキラの親友になりきれていない。この程度で「親友」だというのなら「トールは親友だった」というデマも信じたくなるじゃないか。

私がキラのことを悪く言わなくなったのは、きっとキラが薄いせいだと思う。
というかね、周りの「親友」とかがまるっきり頼りにならない状況がちょっと哀れで。キラを抑えるべき立場のアスランがああでは。大人たちがあんなでは。
えー、もちろんキラじたいにも問題がたっぷりあるはずなんですけど……自分でもよくわからない。

結局この戦争、何が正しいのだろうか?根本から間違ってるプラントと連合、それよりもっと間違ったオーブとラクス。
不自然だらけの状況のなかで、ときどき自然な行動を取ると逆に違和感があるというか。アスランにはそういうものを感じるのです。

9/18

上の続き?
キラの出自が特殊であることは今や世界中の誰もが知ってる常識であるが、私はむしろその「育ち」にこそ彼の特殊性があるのではないかと思う。
かなりさかのぼるが、私はアルテミスのとき「裏切り者のコーディネイター」発言に違和感があった。裏切り者っていうことは、コーディネイターはみんなプラントに所属しているみたいではないか。だからあのハゲ将軍の言い分は見識が狭いと思えた。
だが違ったのだ。それからどれだけ物語が進行しても、プラント以外のコーディネイターは一人として現れなかった。この世界では、コーディネイターはプラントに住むのが当然なのだ。オーブには少しいるらしい、とのことだったが、出てこない以上どうしようもない。
「キラ・ヤマトは特別な生まれ方をした人間だが、ごく普通に育てられた」のではなく、彼の場合は普通に育てられたことこそが異常だったのだ。
もちろん生まれの特殊性も無視は出来ない。最初の頃、キラの強さが注目され、コーディネイターはみんなキラに匹敵する恐ろしい集団(某テニス漫画の「手塚が7人」発言を思い出した)、とのイメージを植え付けられ、パトリック・ザラとかも強かったらどうしようとか余計なことを考えたものだが、実際にはキラ以外には強いコーディネイターなど一人もいなかった。(強いて言えばジョージ・グレンだが、彼がメダルを取ったのは改造以前の実力か、さもなければその年のオリンピックはドーピングが大量検挙されたのだろう)
これらから導かれる結論は、キラは孤独であるということだ。キラ・ヤマトは誰も相手にならないほどの才能を持っていた。それが戦争になって否応なく使わざるを得なくなった。しかもであるはずのナチュラルを守るために。たったひとり、裏切り者の名を受けて、全てを捨てて戦うキラ。キライヤーは地獄耳、キラチョップはパンチ力である。

てーかね。キラがデビルマンみたく孤独なヒーローだなんて言われても信じられないんだけどね。なんかアルテミスでの違和感を今になって思い返してみると、キラは孤独なやつだな、という結論になってしまったのです。
するとラクスたちは、結局はデビルマン軍団という悪魔からも人間からも異端者の集団ということであろうか。デビルマンでももう少しスジの通った行動を取ると思うけど……
しかしデビルマンは漫画版しか知らないので、ボロが出る前にやめとこう。

9/19

手塚部長はキラより年下

というわけで上の続き。漫画版デビルマンをベースに。
なんでデビルマンの話を思いついたかだが、後半のナチュラルVSコーディネイターの対立はすでに民族レベルのものではない。これはもう、人類とデーモン族の存亡をかけた戦いなのではないか。そういう考えから発展したわけです。
(以下、「デーモン」という単語が用いられますが、「デーモン=悪」という意味合いは含まれていません。コーディネイターが悪党だと言ってるわけではないのです)

この世界観に立つと、コーディネイターは「進化したのではない」とシーゲル議長は語っていたが、それは大きな間違いと言えるだろう。人類も自然の一部なら、その技術もまた自然のものであり、自らを改造することもまた進化といえるのではないか。いや、はじめからコーディネイターが造られるように、遺伝子にプログラムされていたのではないか?
人類の進化形は、コーディネイターという名のデーモンだったのだ。
彼らはナチュラルを憎む。それは血のバレンタインを発端としているが、これも単なるきっかけに過ぎないのではないか。そう、コーディネイターは初めから旧人類を滅ぼすような本能を持っていたのではないか。持ってしまった、というべきか。
ナチュラルも同じだ。コーディネイターが近い将来反乱を起こす。それを本能で察知していた彼らは、血のバレンタインという形で先制攻撃を仕掛けたのだ。

……だって、このぐらいでないと対立の原因じたい謎だもん。
「相手のほうが優れているから怖い」ってだけの理由で核を撃つか?そもそもそんな危険な奴らをプラントに集めてしまったのは何故だ?お互い、少しは歩み寄ろうという考えはなかったのか?そもそもコーディネイターはナチュラルの親から生まれているはずだろう?
そうではない。この両者は「本能」に従って生存競争を行っているのだ。もはや彼らは同じ人類ではない。

ナチュラルとコーディネイター。二分されてしまった世界。こんな世界を作り出すのは、「神の意思」ぐらいしかありえないと思う。そういう点もデビルマン的だと思うわけである。
だけど、この恐ろしく現実とかけ離れた世界観で、リアルなテーマである「戦争」がうんたら言われても実感がわかない。だからこの番組のテーマは判らなくなってしまう。
人間ドラマにしても、「デビルマン」における魔王サタンのような人物が不在なのが痛い。
そしてデビルマン的世界では、最後には人類も悪魔も悲惨な末路を辿ることになる。果たしてSEEDはどうなのだろうか。それ以前に、ここで語った内容はスタッフの描こうとしているものと最もかけ離れているという気がするが、じゃあ私は何のためにこんな脱線気味で支離滅裂な文章を書いたのだろう。

「同じナチュラルでもロウのように宇宙にいる人々はコーディネイターと共存している」
アストレイにおいて、この一言だけで上のデビルマン仮説を完全に覆している。だから外伝はパラレルだと思うわけであり、なおかつ私は外伝の世界のほうが好きなのである。ちょっと改造したぐらいで人間はデーモンにも神にもなれないと思うから……

9/27

アスランがホモなのは「やおい」云々とは関係なく視聴者共通の認識だと思っていたものだった。
私はやおい的メンタリティが欠如しているので(というより、男だからか?)、お姉さん方がどういう理屈で男同士のカップルを好きになるのかはよくわからない。だからアスランのホモネタはギャグか、あるいは逆にマジにしか捉えられないものであった。
やおいじゃなくって、アスランは真剣にホモではないのか、ということである(肉体的欲望と直結するホモセクシュアルかどうかはさておき)。アスランはキラを愛していた。それを制作者(一部の、だが)も描こうとしていたし、視聴者(一部だが)もある意味期待していたんじゃないのか。
それこそデビルマンの魔王サタンだってそういう存在だった。誰かを愛するということは素晴らしいことだから、アスランが男を愛することだってひとつのあり方だ。それを見たくない視聴者も多かろう。拒絶したい者も多かろう。だけど私はそんなアスランを認めてやりたかった。
ガンダムSEEDのスタッフは根性が無いから、アスランがホモだと公式に言明することはないだろうけど、僕らの心の中ではアスランはいつだってホモなんだ……

それが、ねえ。アスランとカガリ、普通に仲良しッスね。いや、それは構わないのよ?だけどラクスにキラを任せる彼の姿は何か釈然としない……

今日がガンダムSEED最後の日となる。普通の地域では
もっとも、これを書いてるのはまだ夜中。普通の地域でもまだ放送されとりません。
アスランも最後くらいはキラの一歩先行く親友として活躍してほしい。そしてわずかでも、希望のある未来を見せてほしい……

10/6

ザフトは和平派がクーデターという異常事態だが、これは上層部がテロリストと化したから当然の処置ともいえる。もはや国家として成り立たないという気もするが。
あんな異常な指導者がいるから、いきなり反逆してしまうラクスが間違ってるか?と言われるとちょっと悩んでしまうのがガンダムSEEDなのである。
ただしラクスの失敗は、その力を存分に使う気質が欠けていたことだ。倒すべき敵をはっきりさせた、強固な信念の人たちにクーデターを起こさせるべきだったのではないか。悪をきどってるだけのラクスたちは中途半端すぎた。ちなみに悪をもって悪を倒すというのは、よく不殺で引き合いにだされる「るろうに剣心」では四乃森蒼紫の考え方でしたな。

死んでいったラスティ、ミゲル(以下略)たち。死んだ人たちは戦争だから死んだわけじゃない。ガンダムSEEDだから死んだのだろう。なんとなくそう思ってしまう。
この異常な戦争はキラたちに止めることなど最初から無理だった。だから私は、何も出来なかったみじめなキラたちを責めたくはない。

10/7

ちょっと待てよ。私はさっきから「キラたちは何もできなかった」って前提で書いてるが、ひょっとしてこの解釈は少数派かい?もしかしてキラたちのおかげで和平上手く行きそうとか?

そう、ラクスたちにはジェネシスの地球発射阻止という功績があった。そしてそれを実行したのは私がさんざん馬鹿にしてきたアスランなのだ。阻止による影響までは判らないが……(ラクスたちが発射の原因でないとも言い切れないし)

本当にわからない。困った。
戦争を止めるとしたら他にもやり方があった、というのは今さら言うまでもないのですが、キラたちは最良ではないが、無力というほどでもないのか?

10/8

久々に「顎割れシャア」で有名な実写ガンダム「GUNDAM 0079 WAR FOR EARTH」をプレイした。
攻略つきとはいえ、これをクリアした当時の自分が凄いと思った。
このゲーム、ネタとして楽しもうと軽い気持ちで手を出してはならない。これは常人には絶対にクリアできないように造られている。攻略なしでクリアした人間がいたら真剣に尊敬する。
(簡単に説明すると、正解はひととおりしかない「覚えゲー」で、答えをひとつでも間違うと即死して数分前のシーンまで戻されてしまう。紙ペラのように薄いガンダムの装甲は必見だ)
とりあえず、最初のザクへの攻撃はバルカン×2だ!
で、もう一機のザクも倒してコロニー外に出たら、赤い彗星が向かってくるシーンでは上に逃げろ!

え?SEEDと関係ないって?

それはさておき戦後処理のこと。何しろ希望のある未来などそこにはない。ジェネシスを止めたところで、すぐに第2のパトリック&アズラエルが現れて、すぐ戦争再開しそうだし、そのときは核もジェネシスもついでにガンダムもすぐ完成して撃ち放題になるだろうという。で地上にザクザク落ちるコロニーの群れ。プラントは崩壊。荒野となった世界では、力だけが支配する暗黒の時代となって北斗の拳(あるいはガンダムX)となってしまう未来しか思い浮かばない。
でも、万が一そうならないで和平が成功したら、憎しみで戦ってた兵士たちはどこへ行くのかわからないけど、ラクスたちは和平に至るまでの被害を抑えたような気がするので評価しなけりゃダメかい?ああ?フリーダム強奪は正義だったのかい?

もうわかんねえよ!(逆ギレ)

10/19

メカ表も役立ってるとは思えないが書き直し。これで当面終わり。
ガンダムSEEDとともに生きたこのページはとりあえず休眠状態となる。
外伝3巻が出るまで次の更新はほぼ無かろうです。
いや監督インタビューにどうしても反応したくなる可能性はゼロではないかも……

視聴者の憎しみの連鎖には少なからず監督インタビューも関わっていたことは確からしいが、一方で監督インタビューを読んでる人間がSEEDのファンのどれだけを占めるのか?とかは謎のまま。
そんなわけでこのページでは監督だとかシリーズ構成の人だとかへの憎しみは、あまり、書いてこなかった、つもり、です。

11/3

かつて私がガンダムを見なくなったころ。それは私がアニメそのものから離れた時期でもあった。
その頃からテレビ東京で放映するアニメが増えるようになって、アニメのオタク化が一層進んだ時期だったように思う(ちゃんと調べて書いてないのでいい加減だと思われますが)。当時の私の家でテレ東が映らなかったせいもあって、アニメを見なくなっていったような……
で、結局今でもあんまり見ないままなのですが、今期はちょっと気になる作品があって数本見てる状態です。
はっきり言ってつまらない作品も含まれています。
……私はガンダムSEEDがつまらなかったのではなく、ムカついていたのだということを再確認したのでした。

しかし「鋼の錬金術師」が期待外れだと思っている私はすでに末期症状だという気もしないでもない。
原作は「かなり面白い」と感じたのにねえ……

各メディアのガンダムSEEDはまだ終わってない(意外なところでは、MGストライクガンダムの解説書にも何やら目をひく記述があったとかなかったとか)。続編の噂もかなり真実味がある。
キラたちには、いまだ休息は訪れない。

11/12

私は、ガンダムSEEDの結末が答えを示さなかったことに納得している。
なぜなら、答えを示されていたら、それは絶対に納得できないようなものに決まっていたと思うからだ。
……今月のアニメ誌情報。

・キラが見た全裸のフレイは幻、つーか妄想だというのが公式見解だそうだ。

・フレイが保護されてからドミニオン通信に転向するまで、「キング・クリムゾン」で吹き飛んだ時間は数ヶ月レベル。
保護って、つまりキャンセラー明渡し&フリーダム頭部破壊のときですよね?

これ以上ガンダムSEEDに関わると、精神に不調をきたしそうだと漠然と思った。

12/3

関係あるような無いような話でも。

「鋼の錬金術師」単行本がものすごく売れてるようだが、これははっきり言って「SEEDの後番」だから気づいた人が多かったんだという気がする。現に私もそうだから。これは良作だとあらためてすすめておきたい。
しかし肝心のアニメ版の出来が期待はずれどころではない。これはSEEDとなんら変わらないところを向いたアニメだということがわかったので、来週のぶん(炭鉱)で一旦見るのをやめようと思った。あんな大規模な肉屋があるかよぉ。
とりあえず人殺しとけばいいか?泣かせときゃいいのか?美少年&美少女に豪華声優で万事OKッスか?そんなのは嫌だ。

SEEDで傷ついた体を鋼の錬金術師で癒すはずが、逆に鋼で受けたダメージを「F-ZERO ファルコン伝説」に癒されるという困った状態に。
ちなみにファルコン伝説というのは一言で言ってものすごく古くさいアニメなんですが、その古さが本当に根っから古いんだな(「特攻野郎Aチーム」のネタなんて知らないってば!)、というのがわかったときにはなんだか好きになってしまうというか、いや面白いようなそうでないような。とにかく今のアニメやらに欠けている物を持ってる気がするので、ここに書き留めておく。
ついでに作画とかのレベルは鋼やSEEDと比較にならないほど、低い。そのかわり声優は無駄に豪華だぞ!美少年はいないけどな!(美少女はいないこともないが、少なくともそういった層を全く向いていないのは間違いない)
ということで当サイトはジャック×リュウを応援しよう(死)

2/25

また総集編をやるそうで。しかも内容追加でニコルがロランになってラスティが即死しないと。さいわいウチの地域では映らないようなので、このページではチェックしなくてすみそうだが。
こうしてガンダムSEEDの歴史は創りかえら得れていくのかもしれない。歴史に生じた問題を解決するため後付け設定が取り入れられて、それをさらに再度映像に取り込む。やがて同じシーンでも受ける印象が異なってくる。アストレイもその一種だろう。
これで思い出したのは仮面ライダー龍騎のタイムベントであるが、これは実行すると半年前まで戻って総集編を実行、そんでちょっとだけ歴史を変えて都合の悪い事実を無かったことにするというものであった。(仮面ライダー龍騎は劇場版・スペシャルというパラレルのエピソードがあったが、これはタイムベントよって少しずつ歴史を変えていこうとするが、結局はいつも同じ結末になってしまうという物語なのだと解釈することも出来た。脚本が井上敏樹でなければ
でもね。龍騎のことはともかくとして、ラスティに後から活躍を与えるって、まずこいつに顔を与えなかったのが判断ミスだということじゃないのか。などとちょっと思う。漫画版ゲッターロボ號の第一話で合体に失敗して死亡するゲッターのパイロットですら顔と台詞ぐらいはあるぜ?(言いがかり)
で、で、こうやって歴史を変えていくうちに、最後は結末まで変わってしまいそうだ。フレイもニコルも生き残り、イザークの罪は無かったことにされ、アスランとキラも喧嘩しない。エヴァ最終話みたくカトウゼミにアスランが転校してくるとか、そういう結末がやってくるのだ。
その後、「宇宙は一巡した!」とマルキオ導師が叫んでコズミックイラ70年の2月14日まで戻って、木星までのスティールボールランレースが始まる、みたいな。
「プラント議長の息子、アスラン・ザラ!彼は毎年3000個のハロを製造し、親友と婚約者の間を往復する!ルックスもイケメンだ
「エンデュミオンの鷹ムウ・ラ・フラガはモビルアーマーでの参加!声優がガンダムシリーズの常連!」
「オーブ中層階級の出身だが、偶然モビルスーツに乗って軍に認められたキラ・ヤマト!種割れ現象が果たしてこの長距離で通用するのか」
開始した瞬間にフラガは脱落。
荒木飛呂彦のファン以外にはなんだかわからないであろうことを書いてしまったがまあいいや。ドット・ハーンさんもどうでもいいってことで。

2/27

つかれたー。久し振りにアストレイ年表を書き足して混沌の中心に引きずり込まれた地獄の炎(意味不明)
「キング・クリムゾン」は結局何度発動したのだろう。

まだまだガンダムSEEDにはDVD版50話とその続きの51話があるし、結末も変わるだろうというか、それこそ龍騎スペシャルみたいな混乱を招きそうだが、どうせ私にはそんなDVD買う気は全くないので、インターネットかその辺でフォローされてる内容だけで満足することだろう。インターネットは便利だ。だから困る人間が沢山いる。

次の更新はたぶんアストレイR4巻とXアストレイ発売時。
……本当はSEEDなんかほっときたいが、ここまで来てしまった以上年表だけは完成させる。誰かが作ってくれたらそれも要らないんだけど。

4/29

見たよ。アストレイの宣伝アニメ。たった5分だが相当のクオリティー。首領パッチロウがいい感じで叫んでおる。店内がやかましくてほとんど聞き取れなかったが
まあね。5分だけだからクオリティ高いんだろうけどね。ストーリーは桃城ロウたちが再度地球へ向かうところからだが、時系列ははっきりしない(パラレルかも)。イージスの盾とかレッドフレームフライトユニットとかも大サービスで登場。大バカな動きのフライトユニットが最大の見せ場。これだよ。ジャスティスガンダムもこういう戦い方すれば良かったのに。
ただロウたちのデザインはもっと泥臭いほうが良かったんだけど…(もとのデザインは戸田先生の影響でだいぶ崩れてきていたのだが、今回はオリジナルに戻ってちょっと優男になったロウにかえって違和感が)

とりあえず、まだガンダムに希望は残っていると思える映像だった。

7/1

恐怖はすぐそばにある。
コズミック・イラ7X年、SEEDは滅亡したかに見えた。だがな……

アストレイ小説2巻出てるね。

まだ続くぞ

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