[ ファイナルファンタジー7 ]
コマンド封印+アイテム攻撃封印クリア
<条件>

●最低レベル(クラウド-8、ティファ-7、ユフィ-17、レッド-27、バレット-26、ケットシー-26、シド-32)

 もうおなじみの条件。極限の低レベルです。

●基本コマンド(「たたかう」(リミット)「アイテム」「ぼうぎょ」「チェンジ」)以外の使用禁止。

 「まほう」「しょうかん」「ぬすむ」「ひっさつ」「てきのわざ」などのコマンドすべて使用禁止。ちなみに「ふいうち」などの支援マテリアを使えば「ぬすむ」などを使用可能ですがこれも禁止。分かりやすく言えば発動自体を禁止にしています。
 戦闘で低レベル攻略において重要な「バリア」や「マバリア」がほぼ封印になったり、「れんぞくぎり」「ついかぎり」「ひっさつ」などが使えず攻撃力が低下したり、「ぬすむ」「へんか」の封印で入手できないアイテムがでてきたり、資金の調達に影響が出ます。

●敵へのアイテム使用禁止

 低レベルでも関係無く威力を発揮するので封印。一般的には低レベル攻略ではこれをメインに戦略を組み立てるので別の攻撃手段が必要となります。
 また、攻撃アイテムに限らず、ギ・ナタタクなどのアンデットモンスターをエリクサーやエクスポーションで即死させるのも禁止となります。逆に敵にアイテムを使わなければいいので味方に「手榴弾」等の攻撃アイテムを使うことはOK。

●英雄の薬の使用禁止

 これも使うと本来の低レベルではあり得ない能力値で戦うことができてしまいます。ということで禁止。

●「○○アップ」の使用禁止

 これも大量に投与すれば本来の低レベルでは考えられないほどの能力値を得られてしまいます。もともとそれほど数は手に入りませんが低レベルのありのままのステータスでの勝負にこだわってこれも禁止。

 条件を見て分かる通り、低レベルのままのステータスで魔法やアイテムに頼らず打撃で殴り倒すことがコンセプトになっています。一番問題になるのは攻撃力の低さをどう補うかということ。
 力がアップする装備をする、相手の弱点となる属性を武器につけて攻撃するのは当然として、更に本攻略では序盤では「ついかこうか」のマテリアを武器につけて、「どく」等のステータス異常を与えて、それをダメージ源にする、後半では「カウンター」マテリアで手数を多くしてダメージを稼いでいます。
(炎のイモ屋さんのコメントより)


●審査員からのコメント

「攻撃アイテム封印+コマンド制限」は、炎のイモ屋氏自身のプロトタイプのやりこみの他、まっと氏、ルーザー氏によって行われています。

 条件としてこれらと決定的に違うのが、「たたかう、アイテム(とチェンジ.防御)のみ」という極限のコマンド制限にあります。これによって重要コマンド、「ぬすむ」までも封印されています。
 これによって装備.補助アイテムの劣化に加え、マテリアや防具の必要性のために深刻な資金不足に苦しめられています。この問題を解決するため、序盤はポーション1つを惜しむほどの節約をし、コレル砂漠でサポテンダー狩りをされています。
 更に、補助アイテムを「へんか」「ぬすむ」で作れない事を敵からアイテムを落とさせる事で解決されていますが、この行動や他での弊害で極限低レベルが崩壊しないように巧く経験値配分を行われています。
 普通は、低レベル攻略→雑魚を倒してはならないという固定観念があり、低レベルで資金不足の場合は条件を妥協する事を始めに考えます。ここで資金不足.アイテム回収をモンスターとの戦いで行い、尚且つ極限低レベルを維持しようと考える事が出来る発想力が素晴らしいです。

 戦術面では、炎のイモ屋氏の美しさと安全性を追求するスタンス通りに、敵の行動を緻密に把握し、確実な戦いを重んじられています。又、各所に敵の特性や耐性の隙を衝いた工夫が凝らされています。
 これによって至る所でタイマンでボスを撃破したり、「ぼうぎょ」で敵のクリティカルに備えて勝利をより確実なものにされたり、殆どオートバトル化されたりし、殆どの場所で尋常ではない安定度を誇っておられます。安定状態に持って行き、後はハードに任せる様が炎のイモ屋氏らしさを良く出しています。

 ただ、惜しむらくはラストバトルで慎重かつ作戦を練りすぎて楽勝になりすぎてしまっている点です。ここまでを全てのマテリアのレベルを1で突破されているので、なんとかラストもマテリアレベル1で行って欲しかった感もあります。
 又、リバースセフィロス戦では、敵のローテーションを見ながら電卓3個でHPを把握するというかなり神業的な行動を取られていますが、逆に言えば計算ミスなどのリスクが高いので、もっと安定した作戦を考えられても良かったかもしれません。
(2004/04/17 評:はたぼーさん)


最近のFF7低レベル攻略は、「敵へのアイテム使用」が禁止されていることが多く、「簡単に敵へ大ダメージを与えることができる」のがその理由です。
そういった流れで、それまでの「初期装備・マテリア一部封印・敵へのアイテム使用」という条件から「装備・マテリアを活用する」攻略へと変化をしています。
この攻略は後者に当たります。

本攻略が従来の低レベル攻略と違う点はコマンドマテリア「ぬすむ」を禁止していることによる稼ぎの多さがあげられます。
手っ取り早くお金に換金できるエーテルを得るためにチョコボレースを賭けているなどかなりの時間を消費していることでしょう。

戦術面での「ぬすむ」禁止の弊害は、「スピードドリンク」が盗めないことが一つあげられます。
ボス戦は、短期決戦(積極攻め)or長期戦(待ち)の二通りに分かれることになり、短期決戦の場合は手数を少しでも多く稼ぎたいところです。
手数を増やすには、味方をヘイスト状態にするor敵をスロウにするやり方があります
しかし、「スピードドリンク」が使用できない、「くもの糸」で相手をスロウにすることができない(そもそも敵へのアイテム使用禁止)ため、手数を増やすことは困難です。

装備・マテリアを活用する攻略を見て思うことは、「通常攻撃強いな」ということです
序盤は装備もマテリアも貧弱なため、敵に与えるダメージも微量で、相手を毒状態にして自滅を待つなどの作戦をとっていますが、
後半になると「力」をあげる装備、「ぞくせい」マテリアを活用し、低レベルでも1kを超えるダメージを叩き出すことができています。Sマイン一個分です。
カウンターを合わせると10k近くダメージを与え、攻撃アイテムより強力なダメージをたたき出しています。
ここまで強力だと、次の新しいFF7のやりこみでは、新しい攻撃方法を考えなければいけないかもしれませんね。
(2004/04/17 ZEZA)
炎のイモ屋さん
→炎のイモ屋さんによる解説
04/03/02 公開
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