FF:U その2

8:完全勝利の誓い

 ガウディウムにやってきた海の魔人、ピスト。風呂桶ごと移動して、自信過剰な迷惑怪人。今回はこいつのためのエピソードだろう。魔剣士と対峙して水鉄砲でミストを封じたり、砂の滝上から下ってきたりと、派手な活躍を見せる。
 そしてついに魔ガンの奪取に成功する!魔ガンが外れると右手が普通になっている。が、「データを分析して」とか頭脳戦にこだわる割には力押しで勝負をかけて、挑発に乗って魔ガンをぶっ放すピスト。
 三つのソイルをあたりの砂から精製して、魔ガンに込めるも、暴発していつのまにか風の手に戻っているのだった。
 結局ガウディウムに帰ってきたピスト。オメガの一部が目覚めたという「データ」(ルーから聞いただけだ)を入手したと、敗北を全く気にしない自信過剰ぶり。その発言に衝撃が走る。「オメガを手に入れるんだ!」と叫ぶ伯爵・・・

8.5:なんかいろいろ

 FF:Uだが、展開に多少の無理があったりと、なかなか問題の多い作品だと思える。しかしそんな問題込みで実にFFらしい。良くも悪くも

9:おわりなき仕事

 仕事仕事だし、ご、と しごと しごとしごと

 そこはひたすら仕事をしている工場だった。ずらりと並んだ覆面の人々が何かを組み立てては壊す、ひたすら不毛な作業を繰り返していた。ルーの境遇が語られたり、オスカーと混沌の関係が少し示唆されたりといろいろあったが、今回はひたすらこの仕事を続ける人々、その名も不毛の話。

 チョコボのメロディにのせて:しごと しごとだ し ご と しごと しごとしごと(くりかえし)
と歌いながらひたすら何かの部品を組み立てては壊す。

 急に歌のペースが上がり、部品を壊すのをやめて組み立てる一方になる。そして巨大な立方体ができあがる。
「仕事が終ってしまったー!」「働きたい!」「仕事をくれぇー!」ばたばたと倒れる。

 立方体が巨大ロボットに変形。もちろんドリルつき。

 ロボットは風に吹き飛ばされる。起き上がる人々。
「壊れたものを直さねばー」「直したものを壊さねばー」しごと仕事だし・ご・と しごと 仕事仕事…
 かくしてこの世界の秩序は守られたのだった…

 最後に、またどこかにいった風についていくと言って、ルーが別れることになる。一緒にいたほうが風もついて来ると思うんだけど…

 仕事、しごとしごと…

9.5:”ヒロイン”

 「otomex」なる雑誌がホビージャパン社から創刊した。タイトルから想像がつこうというものだが、いわゆる「二次元美少女系雑誌」。なんでこんな雑誌の表紙をFF:Uが飾るのか。リサ、アイ、ルーの三人。ヘルバはいない。
 前田真宏総監督とコンダクター米たにヨシトモ氏のインタビューが載っていて、情報は多かった。前田監督、ここまでの展開が消化不良気味なのを言外に感じたけど…後半には変わるのか。期待したい。
 しかしFF:Uのどこが美少女系なのか。しかもこの雑誌、内容がチグハグ。ギャルゲーからコメットさんまで幅広い。個人的にはおジャ魔女が適当にあしらわれてたのが不満。暴れん坊プリンセスまで扱うのもなんかヘンだよな〜
 そこでAエッOスの最終号の表紙がFF:Uだったのを思い出す。その前は同じ製作会社の裏番組が放送延期。まさか…これはコミックジャパ…じゃなくて、FF:Uの呪い?!
 …このサイトも危ないかもしれない。
 とりあえず、FF:Uの下敷きが欲しい人はotomex買っても損はありません。私は買いませんでした(爆)第2号は…どうなるんでしょう。

 こんなふうに、大して面白くもないアニメでも追いかければ何か見つかるもんだ。あ、言っちゃった。今はまだ面白くないって意味で。まあ後で面白くなればそれでいいし(なんとなくそんな予感はある。第1話の艦隊戦とか見たから)、そうでなくても語り継ぐ事はできるでしょ?(呪)

10:プレイオンライン

 なんか脈絡の無い話だった。いや脈絡が無いのはもとからだったりするけど。なんかまとまりがない。適当に進んで風が出てきて終わり?サギ草って何?ガウディウムのシーンが無いのも寂しい。

 このままでは、ちょっとあぶないかも。まだ10話だが…

11:別れ→出会い

 一週間更新とばしたのですが、単純に面倒だったから。「こんなの書くよりもっとマジバケをやりてえ…そんな夜はHAMAへ来な」
 そんな願いが通じたのか、11話の終了後にはマジバケのCMが。さすがスクウェア黙認RPG。
 だがスクウェアも負けてはいない。プレイオンラインだけでなくてオールスタープロレスリングのCMも入れた。このゲーム、プロレスファンなら感涙ものみたいに宣伝されてるが、実際どうなのか見当もつかない。

 あ、でもこの週はけっこう面白かったです。チョコババの妹、「チョコイモ」とチョコボの群れが出てきて、チョビも群れに合流するという話。そしてチョビとの別れ。
 ・・・で終らずに、オメガと遭遇。ピンチに陥るが、伝説のシエルチョコボの力を得たチョビが装甲スーツをまとって飛んできて助けてくれた。もちろんオメガは風が吹っ飛ばす。

12:ピッ○ロ大魔王

 一週飛ばし…すなわち二話同時更新じゃんか。11話と同じ日の更新。それが俺たちのDestiny。

 まず四凱将みんなでオメガのかけらである、紫のトゲトゲのクリスタルを持ち寄る。フングスだけ持ってこれず。それでフングスがオスカーに連れてかれた先は「フングスの故郷」とかいうキノコ地帯。混沌に呑まれたものがわずかに残ってたのだとか。
 ここにリサたちも到着してしまう。そこで大乱闘。例によって現れた風に対して、フングスはなんと巨大化
 前にフングスを吹き飛ばしたイクシオンでダメージを与えるも、すぐ再生してしまう。「ここが貴様にふさわしい墓場だ」とフングス。
 「…墓場が相応しいのは、お前のほうだ!」と風。そしてフェニックスを連続で召喚する。雷+炎で大ダメージ!あたりを消し飛ばす大爆発。
 …しかしフングスは生きていた!次回、1クールのラストを飾るエピソード。「メテオ」とは?!

 今週は内容が薄いとか、リサたち飛んでるだけかよとか、いろいろ問題あるものの、それよりも作画が微妙にダメージを・・・展開はまあまあかな。

13:さらば第1クール

 風は、かつての闘いで魔ガンは自由に使えなくなったという。「ブザマだな!」と魔剣士。
 結局ピンチは乗り切る。キノコ世界はクルクスのまいた黒いカビで全滅。
 フングスは召喚獣で滅びさる。「最後の相手としてまこと至福であった」と言って消えていく。

 まあこんなもんかな。次回は総集編みたい。

13.5:このページについて

 そもそもこのコンテンツは次のような目的で開始された。
「FFがアニメ化されるけど誰も注目してない」「つまらない、という評判だが、まだ判断つきかねる状況」「どうせこの先も誰も見ないだろう」とか考えてたわけで。

 最近、やけに評判を聞くようになった。しかしその内容は???

 で、いそがしくてずいぶんほったらかしだった。そんな最中、FF:U公式ページが完成してるし・・・

14:総集編もどき

 この週から「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門『審査委員会推薦作品』」となった。??何???

 フングスは伯爵の罠で死んだということらしい。オスカーの独断じゃなかったらしい。おかげで混沌は強くなって、五凱将は四凱将に戻った。
 地下鉄はオメガに破壊された。先頭車両にオメガの変化したクリスタル、「反物質のかけら」があったせい。
 なんだかんだで地下鉄は壊れ、雪山みたいな所に遭難。そこでコモディーン一味と再会。打倒伯爵のため究極飛空挺「シルビア」を作ってた。そのエネルギー源、「飛び水」を取りに海の果てテロスを目指す。アイが和服っぽいのに着替えた。
 で、今までの全召喚獣大判振る舞い。総集編らしく使いまわし画像がメイン。
 ラストに一瞬、風がうつる。

 で、エンディングが変更。前のはやっぱ手抜きだったのか?

15:潜航艇

「異界の夜へようこそ」冒頭がシドの技術解説。たいしたことは言わない。

CM。プロローグDVDに「「FINAL FANTASY」人気の歴史」とやらが収録されるらしい。どんな解説をでっち上げるのか気になるところ。

「異界の海へようこそ」とファーブラ。潜航艇の解説にハマってるシド。アイたちは掃除するとか言って船の中へ逃げる。(そこで前のエンディングテーマがよみがえってくる)
向かい側の兵士の頭のリンゴを打ち抜いたり、肺活量を高めたりする吹き矢の訓練。なんだこの組織は
久し振りに部屋に泊まれて喜ぶアイとユウ。

一週間経った。空が見たいと駄々こねるアイ。水上はエレニウムが放電しててあぶないらしい。
そのとき、ピストが「海パズル」とかいうのを発動させる。動けなくなる潜航艇。さらに前方から巨大アノマロカリスみたいのが接近してくる。吹き矢の肺活量による魚雷で撃滅。

次に前方に風が流れてくる。呼吸してないので人口呼吸をしようとか何とか言って、ナーヴが実行しようとしたところで目が覚める。
その瞬間モニターに正装したピストが「ピスト・シャーク11世」と名乗って現れ海パズルの解説をはじめる。成功すれば脱出、失敗は混沌に沈むという・・・

16:ジャガイモエネルギー

シドの技術解説が今度は充実。前にコモディーンで動いてた機械の説明も入る。

海パズルで立方体状の空間に閉じ込められる一行。知恵を愛するものソモサンとかいう巨大な人魚が登場。突然クイズ対決になる。問題を間違えると混沌に沈む。
異界生物に関する投げやりなクイズで、敗北して水溜りにされるナーヴとミィレス。

あと一問で全滅するところで笑ってごまかし、ふと過去を思い出すリサ。母親は何かの災害で村を救うために死亡。母に「笑ってみせて」といわれ、その時以来「笑ってごまかし」病にかかったのであった。……「笑うな。何の意味もないことだ」と風に突っ込まれてキレて、「正解なんかない」という答えにたどり着いてソモサンは消滅。キューブもろとも。「だましたなJOJO!」
それでリサは最後の力を使い「気現獣」水の竜を造りだす。リサは沈むかに見えたが一瞬風が助けに着たように見えて、結局全員助かる。

だがこれは海パズルの第一ステージにすぎなかった。

すっげー投げやりなエピソードだったんだけど。リサ関連はダメなのか。

17:パズルその3

突然現れたジジイのカエルによって泥の海に追い込まれてしまう。そしてシドはカエルにされてしまった。

姿が変わったことに気付かれてないシド。ファンゴに食われそうになる。シャワーをのぞこうとしてナーヴに追い出される。チョビに蹴られる。ユウに友達扱いされる。アイにトイレに流される。そこで外に出されて(垂れ流し)、泥がエネルギーフィールドであることに気付く。パズルを一人で抜けて花畑に。そこにはチョコババ姉妹が。で、乙女のキッスで治るという噂を聞く(安直)

見事な計算で元のブロックに戻るシド。ナーヴのコーヒーカップに出現。リサに近づくが、邪な気の流れに気付かれて吹っ飛ばされる。ユウに饅頭を押し付けられて苦しむ。風に銃を突きつけられる。そして挙動不振でマークされる。

潜水艇は沈みつつあった。ミィレスに足すけらるシド。マヨネーズを塗られサンドイッチに・・・
食われる瞬間無理やりキスして元の姿に戻る。
他のメンツが潜水艇を壊してたのでシドがキレる。潜水艇を直しつつ無茶な操作。「しっかりつかまってご先祖さまにお祈りしてろ」と厳かに告げる。

かくして泥の海は突破される。風出番なし。ミィレスは・・・

まあ久し振りにそこそこ面白かった。

18:魔道士

オスカーが藁人形を使って「魔道士」とかいうのを生き返らせる。その姿は魔剣士が赤くなったみたいだった。

あれ、オープニングがマイナーチェンジされてる。

今度は雲の上にいる潜水艇。もう海じゃねえ。乗っかれる雲を食ったり、ちぎって投げたり。
今回はオスカーが考えたパズルだった。下から建物と魔道士がせりあがってくる。魔道士の赤い霧によって動きを封じられる。
その時!「動いた・・・」(久し振りだ)すぐさま風がシヴァを召喚。だが魔道士の剣で斬られる。で、風も動きを封じられる。
そしてもはやこれまでかという所に魔剣士が現れる。「お前との勝負をつけるために蘇ったのだ!剣を構えろ!我がよ!」

回想をはじめる魔道士。「我が世界の命運をかけたあの戦を、覚えているか」魔剣士よりも強い事を誇示するために闘い、そして死んだ。その世界も混沌に飲み込まれたのだった。
空高く飛び上がり対峙する2人。お互いにリヴァイアサンを呼び出し、魔道士が勝ったかに見えたが、シヴァによって剣を傷つけられており、結局は敗れ去り消滅した。普段は感情を見せない魔剣士が涙を流す・・・

その後風と雲が一触即発になるが、海パズルの耐久性の都合で強制回避されるのだった・・・

なんだ、ちょっと面白くなってきたじゃん。そういえばプレイオンラインのCMが入らなかったような。

19:オメガとは?

 「ピストの城へようこそ!」とか言ってはじまる。アイとユウがちょっとケンカしてると、窓の外にアイの生首みたいなのが浮かんできて、ちょっかいをかけてくる。それでもめた挙句にアイが海に放り出されてしまう。

アイは海の底に落ちてその下の空の下に落ちてしまう。連絡をとろうにもポシェポケは食べ物しか出さない。とかやってるうちに、青い宇宙服みたいなのを着た少年クリアと、ピストの放ったイソギンチャクみたいなのとサソリみたいな怪物が次々現れる。で、サソリがポシェポケの出した「武器」、バナナの皮ですっ転んで難を逃れる。
 少年の服は「飛び水」で作られているのでアイが触っても平気だった。そして少年は自らがオメガだと告げる。

 クリアをみつけたことで、大喜びする伯爵。
 チョビに乗って、リサとユウも探しに来る。そこにはなぜか風もいた。

 クリアはオメガの一部だが、何も壊したくはないという。そのとき風がやってきて、クリアに銃を向ける。かばうアイ。「そいつの正体を知らないのか。死ぬぞ」と、めずらしく感情みたいなものを見せる。だが怪物があらわれ中断。
 慌ててアイを助けるクリアだが、手袋が外れてしまい、力を抑えられずにモンスターをあたりの地形もろとも消し去ってしまう。

 まあ、結局アイたちは助かったわけだが。
 海パズルが想像以上に適当なものらしいことはわかった。なにしろ自分で構築したパズル内を探索(オメガ探し)してるぐらいだから。先に進むルールも気分しだいというか、隅っこまでくれば進めるらしいとか。

 風が最後どうやって帰ったのか謎だが、妙にアイを助けようと頑張っていた。この男に目的があるのか。アイ・ユウにも秘密があるらしいし…

 久し振りに考える内容があるエピソードだった。でも画質がちょっと。

20:まだ海

クリアのことで落ち込むアイ。それに戸惑うユウ。飛び水の手袋で空を飛ぶシド。皿を食うファンゴ。そして海パズルは動き出す…

なんとガウディウム上空に来た潜水艦。バリアとビーム衛星で迎撃されつつも戦闘態勢。

「遊び道具を欲しがるとは伯爵様もかなりのワルよのう」とピスト。

潜水艦では、チョビがデッドペッパーの臭いに惹かれて、窓を破ってガウディウムに飛んでいってしまう。ユウもつかまって飛んでいく。チョビははどこかいってしまう。
そこでユウは伯爵と出会う。そして、オメガらしきものを研究する両親を見せらてしまう。

その後衛星を乗っ取ってユウも脱出。魔剣士が衛星を吹き飛ばして、それに乗じてなんとか脱出する。しかし両親を見たユウがショック状態になってしまう。その瞳には暗い輝きが宿っていた・・・

活躍に、伯爵の飴をだされて「感謝する」とだけ言う魔剣士。で、魔剣士はわざと逃がしたんじゃないかと指摘するシド。「生涯の敵だ」とだけ答える風・・・

アイ、ユウに秘密があるらしいことは前にインタビューで答えていたが、ようやく明かされ始めたようだ。それにしてもこのパズルはいつまで続くのか。2クール全部使うつもりなのか?

21:「あらゆる心は、闇に還るべきなのだよ!」

 冒頭のピスト。ついに海パズルの秘密をバラす。出口があるというのは嘘で、海パズルは混沌のエネルギーを高めオメガを探すための装置であったと言うのだ。まあそんな感じではあったが。「しゃーっしゃっしゃっしゃ」と高笑いするピスト。

 さて、CMだが。
 こ、これが、「キングダムハーツ」か。買うよ。

 ・・・流砂に乗って砂地を進む潜水艇。ポシェポケから出た走るサボテン「サボテンダー」が船内で迷惑を掛ける。船外まで追いかけると、サボテンの群れに囲まれてしまった。

 ここでCMだが。
 「キングダムハーツ」だ。今度はディズニーに見えなくもない・・・かなあ・・・。宇多田の主題歌が異様な雰囲気を盛り上げて・・・

 サボテンダーの問題はキングダムハーツのショック覚めやらぬ間に話し合いで解決した。そして彼らを苦しめた、海で朽ちた者達の魂が集まったもの「さまよえる海」と戦うことに。潜水艇の乾燥ミサイルやシドの機械、気現術、召喚獣ビスマルクと叩き込むが通用しない。
 だがサボテンダーたちが全員で協力して脱水機のような生命エネルギーを放ち、事なきを得たのであった・・・ん?

 めずらしく関係ないことに強力してくれた風。「この人は誰よりも命の重さを知っている」とか思いながら顔を赤らめてるリサ。おいおい。結局それか。

 だんだん当初の「ちょっとしたファンタジー路線」に戻りつつあるというか、もとからそうであるというか。なんとか安心して見る事ができる・・・かな。

21.5:終わるらしい

 ゲーム化だって!?任天堂ハードで?!マジな話?2重に驚きだ。本当に作ってたのか。
 しかもこのアニメは打ち切られるとか????
 知らなかった。まさか打ち切られるとは。人気を考えると自然なようだが、TV東京系で6時代のアニメが打ち切られるなんて珍しい。たとえ人気が無くても続きそうなものである。やはりスポンサー(S社)の都合か・・・
 どうも1月ごろに決定してたらしいが、つまり海パズルがはじまったあたりで決まったことになる。たしかにあの辺りのエピソードはイマイチだった。最終決定に影響を与えた・・・わけはないよね。

 打ち切りアニメはいろいろあるが、OVAで続きが作られるケースも多い。無理やり終わらせる展開にしたり、映画で続いたり。いきなり最終話を放送して途中をOVAにしたケースもある。
 思えばアニメ「ドラゴンクエスト」は「今から最終決戦」という感じで終わり、続きがOVAだったようなのだが、なぜかOVA版が毎日再放送で流れてたんだな(はて、地方によって違ったのだろうか?)。ドラクエは鳥山明のイラストが魅力の一つだが、鳥山明「っぽい」絵柄ではイマイチだったのだな。たぶん。
 かと思えばアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は打ち切られた後も原作がかなり長く続いた。その後再映像化はなかったようだが、原作の最終話がこち亀1000話と同時だったのがせつない。って、私はあまり読んだことない。ごめん。

 かつてドラクエのライバルだった(今はちょっと違うような)ファイナルファンタジーだが、今の状況でどんな最終話になるのか。というか、パズルが続いてる第2クールは打ち切りに向けて動いているようには見えない。アニメ誌を読むと、このまま続きを残して消えていくようだ。「その続きはゲームで」という前代未聞の展開になるのか。
 そこでこの先を預言してみる。「大きな謎が5つは残るでしょう」。まあ当初の予定通りたいして話題にもならずに消えていくのでしょう。しかし1年放送がムボウだったとは・・・情けなきはスクウェアか

 さて、FF10の毒気にやられて、22話を見るのを先延ばしにしてたのだが・・・

22:パズルで終わる気か

 明るく、どこか懐かしい風景。川沿いには水車小屋。そして「やつの気配がするくぽ」とモーグリが・・・

 この「ノスタル横町」の魔力にはまってしまい、大人たちは精神退行して子供化して「終わってしまう」。困った子供たち3人(アイ、ユウ、ファンゴ)は建物の中で古いTV番組見てくつろいでるモーグリ「ソイルの伝道師:認識名クポ」と出会う。風に似た格好で、彼の事を知っているらしい。

 原因とおぼしき妖しい電波塔を破壊に向かう。そこには既に風がいた。「魔ガンで吹き飛ばしちまえ!」とけしかけると、動く。しかし止まる。「動かない・・・」
 モーグリが魔ガンを頭の球体で直すが・・・風の顔を見ると頬が赤くなって目がとろーんと・・・。
 風の夢に出てくる少女アウラとの思い出に取り込まれる風。だがその果てに世界崩壊の思い出。ついでにモーグリのことも思い出し、正気に戻る。最後はイクシオンで爆破
 それで全員正気に戻り、慌てて脱出。また一つのエリアが消滅した・・・

 そしてまた新しい仲間、モーグリが増えるのだった。

 FF:U終了まであと3話。今回は幼児化したキャラクターの狂いぶりがよかった。水桶を支えながら走るリサとか。

23:さらば?海パズル

エレニウム濃度が高くて危険なので手動で動く潜航艇。だがすぐに海が終わってしまう。
着地した面々だったが、そこに突然忘れられたキャラクター、ルーが飛んでくる。

ルーの紹介で飛び水職人ボルボルさんの小屋につく。飛び水マントが10億5000万ギル(葉巻が3ギル)とか商売っ気をだすが、飛び水の場所は教えてもらってひと安心。
「飛び水」はなんか硬い感じがするが、そこにピストが。とうぜん対決に。だがアルティメットハンマーさえ通じない。
そこについに風があらわれてパワーアップした召喚獣ギガフェニックスを放つが、ピストの新兵器ソイルを食す「ブルーエレニウム」で暴走してしまう。あとは飛び水を全部蒸発させるまでエネルギーが続くらしい。リサの最終技も通じない。
で、そこに魔剣士がテレポートして乱入。「白夜のデュエット」でフェニックスを消し去ってしまう。ピストは巻き添えで消し飛ぶ。
・・・魔剣士と風がついに対決だ!

「相変わらずステキだね」
「(魔銃構え)お前に相応しいソイルは決まった・・・!」

さて、予告が短くてプレゼントがあった。「こちらのあて先に番組の感想などを書いて葉書で送ってくれ」風サマ、なんか投げやりです。

残り2話

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