FF:Uその3〜終わりへ〜

24:魔剣士大暴走→生死不明

 対峙する白黒。「12年前と同じように」やはり第1話のアレだ。
 「あの日あの時の君を取り戻せないのなら、また眠っていてもらうしかないね」「動かない・・・」
 「白刃のコンチェルト」を食らい、なす術もなくモーグリともどもやられる風。

 つづいてピスト(生きてた)を空瓶に吸い込みミスト化する魔剣士。「奏でろピスト!潔白のラプソディ!」ピストの力で海パズルを破壊。
 そして潜航艇にガウディウム・ビームが打ち込まれるピンチに駆けつけ、「白亜のカルテット」で見事撃退。今まで活躍は抑えていたのに、いきなり3連発。どの技も似たようなものだが

 で、「魔剣士が実はいいやつだった」「伯爵=混沌」とかいろいろ明かされた挙句にせっかくそろったオメガが魔剣士のせいでなくなったから伯爵がついにキレてラスボス決戦であると。結構展開を急いだもんだ。そしていまだに白い雲にこだわる風はどうするのか?!

「次回、最期の導きを」短いようで長かった。

25:皆殺し最終話

 前回、伯爵が正体をあらわして最終決戦に見せかけたが、最終話が始まるとのっけから全員つかまってる。画面にかぶさるスタッフロール。オープニングなしだ。
 コモディーン軍団は海の藻屑だという。
 ハヤカワ夫妻がオメガを起動する。クリアを中心に一つのクリスタルに。
 魔剣士は魔剣をあやつり攻撃するが、失敗して自ら魔剣で貫かれる。ソイルもミストも混沌に投げ込まれる。ポシェポケは「ハグハグちゃん」に食われる。「気現術さえ使えれば・・・」と頼れんリサ。
 ユウとアイは異界で拾われた子供であることも判明。チョコボに発信機をつけて追っかけてきてたのだ。

 伯爵に食われる最大の危機に、リサが叫んで夫妻は正気に。ルーとモーグリが助けに来てピンチを脱する。ハグハグちゃんはポシェポケに内部から食われて死亡。ヘルバはルーのブレスで混沌に叩き落され戦死。そしてルーは混沌の触手でつらぬかれ戦死・・・死にすぎだ

 ルーの死に、風がついに動く。「これが、アイとユウの能力・・・」「動いた・・・」調子の悪い魔ガンの秘密がついに明らかに!なんじゃそりゃ。
 蘇った魔剣士もやってくる。「我が魂のミストよ、奏でるがいい!白雲のシンフォニー!」魔剣士は自爆技で混沌につっこみ、強制リヴァイアサン化させる。

 そしてルーの体がソイルになり、「瞳に満ちる光、ティアレインボウ」ついでにモーグリ(生きてる)も「究極の魂、ソウルガンメタル」に・・・
風は「お前に相応しいソイルは決まった!」と自らソイルになり「リサ・・・俺を撃て」と言い残し、「我が命の螺旋エンドレスホワイト」に。
かくして混沌は「先代の混沌と同じ」方法で、バハムートVSリヴァイアサンとなって消え去ってしまうのだった。

 「旅人たちはどうなったのでしょう?それはまたいつか、あなたに再会した時にお話しましょう」捨てゼリフを残すファーブラ。チョコボが飛んでくる。そして飛空挺で飛んでくるコモディーン軍団・・・
 倒れてる一行の脇にはちゃんとオメガも残ってた・・・

 まだ続きを作ることはできなくはない、が、最終話で残った謎を大量に解いてしまうとは。これでは続きはかえって発表しにくいだろう。素直に半分まででぶつ切りにしても良かったのではないか?それとも・・・また次の混沌を倒しに行くストーリーがあるのか?2週間で四天王がどんどん死ぬんだもんな〜

 4月には小説も出るという。もうしばらく様子を見てることになろう。
 ・・・視聴率悪くなかったのね。やっぱりスポンサーの都合でこうなったのだな。見てる側にもあんまりな打ち切りかただし(後期は結構おもしろくなってきたんだな)、作ってる人もこんなのに振り回されてはたまらんだろう。って「第一期放送終了」だって?ジャンプ漫画的「第一部・完」ってやつ?(決して第2部がこないアレだ)

26:もうちょっと・・・

 「ニュータイプ」にFF:Uの情報が載ってた。まあ、まだ続くよって話で。「ユウがヘルバと組んで伯爵の後を継ぐ!」「リサの関係者のおっさんが登場!」といった無かった事にされた展開が垣間見えた。
 なんつーか。ユウと伯爵がオトモダチになるってのはそのエピソードの残骸みたいなのがあったけど。結局はある程度まとめないと視聴者に悪い、ってことでまとめたらしい。でも続きを他メディアで発表するようなことを言うのなら、まとめないで切ったほうがよかったのでは・・・?それとも続くのはやっぱり未定なのか?

 とにかくこの件は、「スクウェアが悪い」というのは共通認識のようだ。いや、GONZOも悪いかもしれないけど。

 このアニメはなんのために存在して、どこへ行くのか?最初はまあまあ面白かった。一時はひどくつまらなかった。後半は結構面白かった。
 ・・・とにかく追いかけなければならない使命感があった。
 小説版はこの前買ってきた。まだ全部読んでない。

27:小説版について

 読んだ。アニメ1話分に多少の説明を加えたような内容。出来はそこそこ。
 アニメに未登場の召喚獣が出てきたり、キャラクターのちょっとした設定が明かされたり、作者がすごくFF:U好きそうだったり、米たにコンダクターの言い訳が読めたりする。ヘンな打ち切りでなければ、こんなに言い訳することもなかったろうに・・・
 けど、なんかこの作者のあとがきを読むとFF:Uがものすごく面白い番組みたいだ。他のファンにもこんなに愛されてるのだろうか・・・?

 まあ、FF:Uのファンなら読んでもいいと思う。原作の雰囲気は出てる。マズい部分も含めてだったりするが。

28:視聴率

 放送終了からずいぶん経つが。ニュータイプ6月号によると後期は視聴率6パーセント越えてたそうな(関東地方)。これは打ち切られるような数字ではない。やっぱ「スクウェアが悪い」のだな。
 いや、スタッフにも責任はあると思うけど、普通打ち切られない数字だ。ちなみに最終話はちょっと低かったらしい。
 ところで、続編の冊子らしきものはすでに発売されてるらしい。・・・正直追いかけるのがつらい。が、それ以前に売ってない。

 あ、忘れてた。OTOMEXの新刊も発売されたそうだ。よかった、よかった。

29:続編を読める!

公式サイトを見てみよ。な、なんとFFUの続きの小説が読める!?それもFF:U After 〜外界の章〜の続き!
……すんません、FF:U After読んでません。いつのまにか仲間が増えたり四凱将が復活してたりするみたいですが、まあだいたい飲み込めました。
ええと、アレですな、WEB小説は横書きなので読みにくいですね。まあ原作のテレビが無くなると想像しにくい作品です。文章からイメージがわいてこないです。
ついでに言うと「この夏公開」とか書いてあったけど、始まったのは8月末あたりのようですけど。

……読むのめんどいなあ……

30:2003年4月のお話

もう半年以上放置していたこのコーナーにつれづれに少し書き足そう。
FF:Uの後番の東京アンダーグラウンドが打ち切りだったらしいという話を聞いて、そんなアホなと調べてみたけどさすがにそんなことは無いよね?でもFF:Uの打ち切りが後番作品に影響を与えた可能性はあるらしい。諸行無常よのぅ。
OTOMEXはまだ2巻までしか出ていないし、これからも出ないだろう。出ても関係ないけれど。
FF:Uの裏番組だったフルメタルパニックはすげーつまらなかった。最後だけ面白かったらしいけど、見てない。
公式サイトの小説、全然読んでない。
そうだ、アンリミテッドサガの攻略本を買ったよ。そこには「アンリミテッド」についていろいろ書いてあった。アンリミテッドとは、いろんな世界を自由に行き来できる不死身の存在だそうで、もとはただの人間。自分の生まれた世界でだけは、普通の人間と同じくらいの能力しかなく、年をとっていく。だそうだ。黒き風の男は言われてみれば確かにそういう雰囲気だった。
ただしアンリミテッドサガとFF:Uに直接の関係は無い。もとはどうも企画があったらしいのだけれど(ゲーム化されるとかの怪情報はまったくのガセではないようなのだ)……
ちなみにUサガは難しいのでまだクリアできてない。というより気が乗らなくて数ヶ月放置してた。ごめん。

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