[ ファイナルファンタジー5 ]
理論最低ダメージクリア
・低レベル(2.2.2.3)  ABP0ではない
・(たぶん)理論最低被ダメージ
・!銭投げ、ガルキマセラ以外の!放つ禁止
・即死瀕死石化バーサク攻撃禁止
・ドーピング禁止

【解説】

要はあの「タクティクスオウガノーセーブノーダメージ…」をFF5で行おうとしたものです。
結局ノーセーブもノーダメージも不可能でしたが。

通常のダメージ以外にも、即死瀕死攻撃によるダメージの出ないHP減少、
スリップやダメージ床などもすべて含めて90ポイントのダメージでクリアしています。

ダメージを受けるのは5戦闘であり、
そのうち3回は最初のゴブリン戦であり絶対回避不能です。
1回はソルカノン戦で、レベルを最低値に保つための自殺なのでこれも回避不能。
1回は長老の木のエクスデス戦で、最初からスリップしているため
これ以上ダメージを減らすのは不可能だと判断しました。
(たぶん)がついているのはこの戦闘のためです。

裏技としては資金調達などのための99個盗みを多用しています。
ただし源氏装備などの個数限定アイテムは増殖していません。

【難所】

誰もが雑魚と割り切っている最初のボス、ウイングラプターが
いきなり0.1%というどうしようもない勝率で迫ってきます。
他にもカーラボス、ギルガメッシュ(2)、サンドウォームやアトモスあたりが一桁近
くの勝率です。
そこらへんを戦術ではなく試行回数のみで突破しているのがなんとも。

それ以外のボスは基本的に瞬殺もしくは無力化しています。落差が激しすぎますね。

【難点】

一戦闘だけ条件を変更してやり直しているので完全な通しプレイではありません。
また、コマンドコントローラーを使用して自動ABP稼ぎを使用しています。
(風雅さんのコメントより)


●審査員からのコメント

今回の攻略では計90ポイントのダメージを受けており、厳密にはノーダメージ攻略とは呼べないのですが、これらがほぼ不可避のものであることを考慮し、以下のコメントではこの攻略を準ノーダメージのものとして扱います。
さて、他のノーダメージ系の攻略と比較した際、この攻略が特徴的なのはノーダメージに加えて低レベルという条件を設定している点です。通常、ノーダメージ系の攻略では何らかの方法でその時点ではあり得ないような強力キャラを育成し、その無敵キャラが八面六臂の活躍を見せることで数々の難関を突破していく、という方針が基本戦略となります。
しかしこのやり込みでは各キャラのレベルがほぼ極限最低に保たれているため、その手の方法が通用しません。また、これに加えてFF5低レベルで昨今しばしば加えられている銭投げや放つ、即死系攻撃禁止等の封印条件も加えることで、全体の難易度はさらに向上しています。

実際の攻略ですが、まず目を引くのが絶望的な勝率を乗り越えて勝利を収めたウイングラプター及びカーラボス戦、それに「ジャンプ」対策が極めて難しいギルガメッシュ2戦です。
前2つの戦法は、一言で言うなら皮の盾での回避に賭けるというシンプルなものです。基本的に私は運のみで突破する攻略はあまり評価しないのですが、それでもさすがに勝率0.1%となると話は別でしょう。この絶望的ではあるが非現実的ではない勝率の戦闘を、理論に留まらず実際に勝利したことには意味があると思います。
また、ギルガメッシュ2戦では例え一撃で倒したとしても必ず発動してくる回避不能のカウンタージャンプに対抗するため、調合「失敗作」で削り殺すという凄まじい戦法を取っており、ここではノーダメージならではの迫力と独創性が同時に感じられました。

一方残念なのが、今回の攻略で取られている戦法の多くが既出か、ほぼ既出のものだということです。
たとえば序〜中盤のボス戦でのロッド連打や、防御手段としての属性防御や分身、守り、隠れるに愛の歌、それに魔法剣など、いずれもFF5低レベル攻略においてはすでに定番と言っていい戦法でしょう。
珍しい戦法としてはエクスデス戦での自爆やいくつかのボス戦でのなだめる、ドレインキッス等があるのですが、それでも全体として既出の攻略法が多く、新味に乏しかった印象が拭えないのが少々残念でした。
(2003/3/18 MS-06)


攻撃のダメージを極力抑えるという事で、物理攻撃に対しては分身が、魔法攻撃に対してはドラゴンアーマー(リフレク等の効果)が、属性攻撃に対しては指輪類がキッチリ防いでいますし、それでもダメなら最終奥義・「隠れる」を駆使して立ち回っています。

一見ダメそうに見える部分でも、巧みに敵の性質や行動を見抜き、わずかな隙を突いて切り抜けている点は実に見事です。アトモス戦では、行動パターンの関係上1/9の確率で1ターン目に攻撃がない事を利用して安全に突破しています。

問題は、これらが通用しない場合です。例えばゲーム序盤などは強力なコマンド類が全て使えず、皮の盾などのわずかな回避率に期待するしかなくなっており、この時は敵の行動選択・敵の攻撃目標選択・そして回避率の影響を受けるため、勝率が悲しいくらいに低くなっています。
また、敵に先制攻撃されるのを防ぐためにかなり序盤のうちにシーフマスターにする(素早さが上がる)など、惜し気もなくABPを稼ぎまくっている点もナイス。自動化しているとはいえ相当に時間がかかって面倒はなずなのですがね。
(2003/3/18 評:HMX-2012さん)

風雅さん
→風雅さんによる解説
03/01/26 公開
■この作品の著作権は風雅さんにあります。無断転載は禁止です。

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修正いたしました.誠に申し訳ありません.
これは審査員側のチェック不備です.
今後こういうことのないように努めたいと思います.
にゅすけ@庭師■03/09/09
>魔法攻撃に対してはドラゴンパワー(リフレク等の効果)
「ドラゴンアーマー」です。
削除キー:aaaaa
風雅■03/09/02
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