[ ファイナルファンタジー9 ]
制限つき固定戦闘一人クリア
具体的な制限内容は

・極限低レベル(ダガー、サラマンダー、スタイナーレベル22、他1マーカス、ブランク、ベアトリクスも極限低レベル)
・固定的戦闘ではレベル1キャラ一人のみ使用(例外あり)
・ダメージ固定攻撃制限(ガーランド戦、デスケイズ戦、永遠の闇ではすべて使用、デッドペッパーはDISK4まで封印)
・ジャンプ制限(デスゲイズ戦まで封印)
・自復活禁止

です。
固定的戦闘での「例外」はブラントスパイダ戦と、銀龍+ガーランド+クジャ戦。ブラントスパイダ戦は低レベルを保つために4人で撃破し、銀龍+ガーランド+クジャ戦はどうにも勝てずに妥協しました。

ちなみにこのFF9の場合では、レベル1キャラの場合HPを最大に上げてもスタイナーの156が限界で(マッスルエーコを除く)、いくら装備品が硬くとも、DISK2の後半から敵の攻撃ほぼすべてが一撃全滅に繋がります。敵の攻撃を把握し、対策をひとつずつ練り、キャラごとの特長を見極め、アビリティ、装備品を駆使して戦略をたてることが必要になります。特にベアトリクス戦、アバドン戦、トランスクジャ戦はぜひ見てほしいものです。
しかし、後半になればなるほど運(ギャンブル防御など)に頼っていく戦略になっていき、デスゲイズ戦などはたぶん2度目は勝てません。完全に運やりこみです。美しさはほとんどありませんね(汗)

後、自分は知らなかったのですが、クラフトさんがすでに同じような条件でクリアされていたようです。自分との作戦の違いなどが見てみたいので知っている方は教えてくださいませ。
(ルーザーさんのコメントより)


●審査員からのコメント

 レベル1のキャラ1人で強力なボスをリレイズ、オーラもなしにどのように攻略していくのか、見所は少なくありません。

 以前、条件は違うものの、クラフトさんがLV1一人クリアを達成された際の書き込みが復活されたのが影響してか当初4人で倒していた銀龍+ガーランド+クジャ戦がやり直されています。
条件の方ではここでの戦い方について詳しい事が書かれていなかったのでルーザーさんの言葉から抜粋してここで補足しておくと、
”3連戦として考えるのではなく、銀龍は銀龍、ガーランドはガーランドとして1体倒してはリセット、そしてやり直して次のボスへという方法で撃破しました”
となっています。
つまりルーザーさんはこの3連戦では1戦ごとに装備を変更し戦うという方法を取られています。
これで1人で倒すというこのやりこみの根幹を崩さずこの3連戦を突破されています。

 数あるボス戦の中で特に面白いと感じたのはトランス・クジャ戦での戦い方です。
コマンド入力からそれが実行されるまでのタイムラグを利用した戦い方は素晴らしいです。
リフレクの切れるタイミングがずれてしまっても、リフレク状態でも魔法を有効化する「リフレク貫通」をつけて、確実にリフレクがかかるようにして万が一の事態に対応している点にも感心してしまいました。

 私個人としては条件こそ緩いですが既にクラフトさんがLV1一人クリアを達成されておりインパクトの面では劣るものの、この作品では条件が厳しくなっている上、ルーザーさんが独自に編み出した攻略法でクリアーした、と言うところでこの作品を達成した事には大変意義があると思います。
(ルシオ)


全体的な感想を述べさせてもらうならば、装備やアビリティー、トランス、バトルスピード等に工夫を凝らしながら攻略されており、一点を除いておおむねハイレベルな攻略をなさっていると思います。

 まず、オリジナリティーがあり賞賛したいのが次の3つの作戦。

 ○鮮やかな戦術だと思ったのが
 ベアトリクス戦3回目のトランス+カウンター作戦。

 ○渋いと思ったのが
 マリリス戦においてのアルテマウェポン+刀塊放気を使った睡眠効果でのダメージアップ&リフレクを張り直させて剣の舞の発動確率を下げる作戦。

 ○こだわりを感じたのが
 トランスクジャ戦のリフレク作戦。

 簡単に紹介すると、トランスクジャは生存キャラが全員リフレク状態だと攻撃はフレアスターしか使用しなくなりますが、フレアスターの長いエフェクト時間とバトルスピード最速、フレアスターのダメージによるオートポーションとリフレクのエフェクト時間を利用して、「リフレクは入力済みだがリフレク状態でない」状態を作り出し、この間にフレアORホーリーを選択させ、それを反射する。という作戦です。この作戦を使用するとトランスクジャのカウンターを気にする必要が無いというのも見逃せません。

 しかしながら、パンデモニウム3連戦で妥協してしまっている点が非常に残念でなりません。
 パンデモニウム3連戦はFF9レベル1キャラ一人攻略の最難関であり、レベル1キャラ一人でここをどう攻略するのかがこの攻略において最も注目すべき重要な事柄だからです。

 とか何とか書いているうちにガーランドを撃破したとの事。
 3連戦を3連戦と考えずに1戦1戦に分けて一人で戦う。つまりは、ガーランド戦を例に取ると、初戦である銀竜戦は複数キャラで戦い(ガーランド戦のために一人になってとどめを差す)、ガーランドと一人でまみえ、勝利後リセット。という流れです。各ボスを一人で撃破している事に変りは無く、レベル1一人ボス撃破としては成立していると思います(クリアという表現は使えなくなると思いますが・・・)。

 が、やはり、3連戦を3連戦としてレベル1キャラ一人で攻略して欲しかったというのが本音です。前述の1戦1戦に分けて一人で戦う場合と3連戦を一人で戦い抜く場合とでは難易度が全く違いますし、楽勝だった土のガーディアン戦もラバーコンシャスを盗む必要が出てくると思われるので難易度が上がって面白くなりそうです。

 以下に気になった点を述べさせていただきますと

 レポートではパンデモニウム3連戦において(まどろみの術が使える)フライヤにこの3連戦の時点で風&雷属性を同時に無効化OR吸収出来る装備が無い(所持していない?)と述べられていますが、フライヤならばラバーコンシャス(土のガーディアンから盗む)+リボンで雷無効&風吸収に出来ます。

 また、レベル1スタイナーの最高HPはHP10%アップとHP20%アップをセットすると158です。

 さらに、DISC3中盤以前では防具&アビリティーを完璧に固めた場合に、不可避で食らうと必ず戦闘不能(ゲームオーバー)になる攻撃はベアトリクスの使うショックくらいではないでしょうか。DISC2後半以降から敵の攻撃ほぼ全てに全滅の危険が有るとは思えないのですが・・・

 最後に、FF9ではイベントによる強制回復等があり、予め戦闘キャラ以外を戦闘不能にしておいても戦闘開始時に全員生存状態という場面が多々あります。一人戦闘の場合、非戦闘キャラは自殺をしなければならないはずですが、自殺が完了するまでの敵の攻撃や戦闘キャラの行動可否についてのルールがレポートでは明確に記述されていなかったり、ザ・ソウルゲージ戦前に戦闘不能キャラを復活させるという不可解な行動があったりして、この攻略の難易度を完璧に把握するに至りませんでした。誤字や誤植が少し多いのはおいといて、ここいらをもう少し詳しく記述すると解り易いレポートになると思います。
(評:温泉天国さん)

ルーザーさん
→ルーザーさんによる解説 03/01/12 公開
■この作品の著作権はルーザーさんにあります。無断転載は禁止です。

この作品の感想をお寄せください。
 パンデモボス3連戦は妥協するにせよ、リレーバトルにするとか、工夫して欲しかったです。
 リフレクトリングでクジャ兼ガーランド対策にするなんてのは…?
はたぼー■03/01/15
感想投稿欄は締め切りました.感想は掲示板の方にお願いします.
管理パスワード
戻る