[ ファイナルファンタジー6 ]
低レベルで『たたかう』『アイテム』のみ、さらに裸で全ボス撃破(第三期戦略賞受賞作品)
基本的なクリア条件は、

・「たたかう」、「アイテム」に一応「チェンジ」と「ぼうぎょ」も加えた基本コマンド以外は使用しない
・ラストバトルでのアイスシールドを除いて武器防具を一切装備しない
・全ボスを撃破
・極限低レベル

です。
この条件でプレイした場合、ボスどころか序盤の雑魚敵にすら勝てないほど圧倒的に低い戦闘能力で全てのボスを撃破していくことになります。当然攻
撃手段も防御手段も補助手段も全てが不足するので、それらを運と戦術とで補って進んでいきます。例えば崩壊前の場合、苦労しないボスはユミールと
魔列車くらいです。それ以外の戦闘は、最初の魔導アーマー×2ですらもリセット必至の死闘となります。
またこの条件の場合、ぬすむも盗賊のナイフも使えないので、ギルを稼ぐ作業が破滅的に厳しくなります。ここだけで計20時間以上を費やしました。
さらにこのギル稼ぎの余波で、「ユミール戦の前に数回リセット」、「サウスフィガロの洞窟を抜ける際に10回以上リセット」、「コルツ山を抜ける
際に20回以上リセット」などの通常では考えられない現象も起こります。
もう二度目はやれません。

ただ、条件が厳しすぎるということもあるのですが、かなり多くのボス戦ではある程度運に頼った力押しの戦法で倒しているという欠点もあります。私
はボスを倒す際の「美しさ」という点には全くこだわらないのですが、そのようなものを意識してプレイされる方にとっては少し不満が残る内容かもし
れないのが心残りではあります。
(MS-06さんのコメントより)


●審査員からのコメント

先回の庭杯の神木瀬戸さんに続いて、魔法回避率でほとんどの敵の攻撃を回避するという方法を一切用いずに攻略されています。更にこちらは武器、防具の装備自体を封印しているので攻撃力、防御力が絶望的に低く、雑魚敵にも大苦戦するというありさまです。このような状況下でロッドが手に入るまでのボス戦を普段なかなか使わないナイトの心得と瀕死状態に1/16で発動する必殺技を使用して切りぬけている点が斬新で特に驚愕したところです。

ご本人は「ある程度運に頼った力押しの戦法で倒しているという欠点があります」と言われており、確かに見た目はそう見えますが、やはり戦略面で解析等、やれるだけのことはやってそれでもどうにもできないところは運に頼るというスタイルでやられているため、私としてはそんなことはないような気がします。もし無策で運に頼るだけの戦略なら勝率は本当に0と言っても過言ではないものを緻密な戦略によってその勝率を10%なり20%なりにまで引き上げているのですから。」
(評:炎のイモ屋さん)


まず、「たたかう」「アイテム」以外のコマンド各種の使用を禁止する事によって攻撃能力が大幅に低下しています。そうなると防御を固めておく必要があるわけですが、今度は防具の装備を禁止してこちらも弱体化しています。
総合的な戦闘能力の貧弱さは敢えて言うまでも無いでしょう。

そのため、特に崩壊前中盤戦では、本来はお楽しみのおまけ要素でしかないはずの瀕死必殺技を本格的に戦術に取り入れざるを得ない状況に追いこまれています。また、サマサに辿り着けばロッドが入手できて楽になるのですが、そのための購入資金を稼ぐ作業が大変に厳しく、事前準備も含めると目を覆わんばかりの苦行と化しています。ある意味、この攻略の最大の目玉と言えるでしょう。

崩壊後ではチャダルヌーク、アレクソウル、インフェルノといった連続攻撃を仕掛けてくるボス達がやはり苦しいようですが、少ない隙を巧みに突いて撃破しています。そして最後の見所はやはりラストバトル。なんとダンジョン攻略に参加した12人全員が戦闘に参加しています。
(評:HMX-2012さん)
MS-06さん
→MS-06さんによる解説
02/08/29 公開
■この作品の著作権はMS-06さんにあります。無断転載は禁止です。

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こんな条件でクリアは不可能だと思ってましたが、
ナイトの心得と瀕死必殺技によってボスを撃破するのはすごいと思いました。
ですが、シュミレーションバトル第1回やベクタ会食の進め方をもう少し詳しく書いた方がいいと思います。
あとアドバイスを。
ゾゾで魔石を入手した時に、セリスにケット・シーを装備させ、レベルを上げた方がいいと思います。
あと、アウザーの屋敷でレベルアップするとき、モグに魔石を装備させてステータスを上げた方がいいと思います。
もっとももうクリアされているようなのでこんなこと言っても仕方ないのですが。
しんや■05/11/11
匿名■04/07/17
■03/07/12
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