V.S. 七英雄 (ラストバトル)  
〜section 1〜



1.3 戦術構築(後半戦)


七英雄の全員が出現し、アビスゲートを発動させると、行動パターンが変化します。

七英雄全員がランダムで攻撃してきます。
最大7回攻撃に加え、ストーンシャワー、月影、メイルシュトローム、ヴォーテクスなどが使用技術に追加されます。

全員集合まで何とか耐えてきましたが、これ以降はあっさり死ねます。
ペインはシャドウサーバントでしか防げず、電撃を撃たれれば即終わり。
さらにヴォーテクスで霧隠れと金剛盾が消される始末です。
まともに戦って勝てるわけがありません。

初めの頃は、制限解除して竜脈+幻体戦士法を使おうと思ってましたが、
これでも突破率はそれほど高くなく、ストーンシャワーやペインや体力吸収やその他たくさんの攻撃で一発リセットです。
あまりにもダメージを受ける要素が多すぎます。


しかしながら、思わぬところから秘密兵器が登場します。
それは、赤水晶のロッドの固有技・火龍出水


あまりにもマイナーな技なため火龍出水の効果を説明しますと、
「見方全員のHPを回復、全能力値を増加する代わりに、全員狂戦士化する。」
という技です。

さらに、その火龍出水の隠された効果として、
「この技を閃いて発動した場合は、能力値増加幅が普段と異なり、
時に異常に大きな能力値増加を起こす場合がある。」
というものがあります。

閃いて発動した場合の能力値増加は竜脈の重ね掛け(全能力99)よりも大きく、
パンチで9999ダメージ与えることができます。
さらに異常な素早さ増加によって、多くの攻撃が当たらず、ミスとなります。


そこで、火龍出水をラストバトルで閃こうというわけです。
幸いなことに火龍出水のひらめき難度と七英雄の技能レベルが一致するため
火龍出水の閃く確率はベストケースとなり、かなり高くなります(約2割)。
閃くタイミングは6人目が出現して、5001ダメージを与えた後、
フェザーシールと赤水晶ロッドの通常攻撃を交互に繰り返して閃きます。

狂戦士になると技と術が使えなくなりますが、問題ありません。
なんせパンチで9999ダメージ与えることができるのですから。
火龍出水を閃いたらパンチを連打し、速攻で沈めます。

とはいえ、七英雄を撃破するには8回も攻撃しなければならないので、
その間の七英雄が使ってくる攻撃をシャドウーサーバントと金剛盾と素早さによる回避で
無効化していかなければなりません。
突破できる確率はそれほど高くありませんが、それでもまともに戦うよりはずっと高い確率です。

技力と術力をほとんど消費せず、さらに撃破のために必要なターンも(他の戦術に比べ)少なく、
竜脈+幻体戦士法と違ってシャドウサーバントと金剛盾と見切りのサポートも受けられ、
ついでに見た目のインパクトにも優れているこの戦術を使わない手はありません。
後半戦に術を使わないということは前半戦にクイックタイムを最大限使用でき、
これにより前半戦の突破率も大きく上がります。

これでラストバトル七英雄戦のすべてにおける戦術が確定しました。




1.4 戦術まとめ


前章までに考察してきた前半戦と後半戦の戦術をもとに、こちらの取る行動をまとめます。

と、そのまえにこちらの装備と技術について吟味しましょうか。
選ぶキャラは固定装備の関係からネレイド、そしてその中から素早さの一番高いアムピトリーテを採用します。

イーリスでも同じ戦術が適用できますが、熱防御が低く、フレイムウィップ、熱風、ヘルファイアを食らうと、
ダメージを受けてしまいます。
それに対しネレイドなら、水舞いを使っておけばそれらを高確率でダメージ0にできます。

装備と技術は以下の通り。
前半戦の戦術における5001以上ダメージを与える攻撃方法はクワドラブルを採用しています。
金剛力とシャドウサーバントを使った上でのクワドラブルのダメージは
大体5000〜5300の間であり、6人目が出現した後、火龍出水を閃くチャンスを
最大限確保することができるようになっています。

ネレイド皇帝 アムピトリーテ

 HP

999 

剣 

50 

50 

 LP

10

槍 

50 

48

 術力

244

50

41 

 技力

250

弓 

50

 

 

 

 

体術 

50

 

 

装備

術  

赤水晶のロッド

イド・ブレイク

水舞い

剛弓

クワドラブル

クイックタイム

レディホーク

※音速剣

金剛力

 

※つむじ風

ストーンシャワー 

宵闇のローブ

※流し斬り

金剛盾

魔石の指輪

※ふみつけ

クロウエクステンド

キャンディリング

※ソウルスティール

シャドウサーバント

メロウリング 

 

サンドストーム

                                   ※は見切り


そしてラストバトルで取る行動を以下の表にまとめます。

ターン ターン開始時
皇帝の状態 
皇帝の行動 備考
  戦闘開始 初期状態:ロックブーケのみ
  フェザーシール ウインドカッターが来たらリセット
霧隠れ 水舞い  
霧隠れ 金剛力  
霧隠れ 金剛盾  
霧隠れ シャドウサーバント  
  イド・ブレイク  
  フェザーシール   
      3500ダメージ与えるまで与えるまで6,7を繰り返す 
霧隠れ クイックタイム  
霧隠れ クワドラブル スービエ出現
10   クワドラブル リセットの可能性あり
11   フェザーシール  
12 霧隠れ シャドウサーバント シャドウが消された場合のみ使用
13 霧隠れ クワドラブル ノエル出現
14   クワドラブル リセットの可能性あり 
15   フェザーシール  
16 霧隠れ  シャドウサーバント シャドウが消された場合のみ使用 
17 霧隠れ クイックタイム  
18 霧隠れ クワドラブル 4人目出現
19   クイックタイム  
20   クワドラブル リセットの可能性あり 
21   フェザーシール  
22 霧隠れ シャドウサーバント シャドウが消された場合のみ使用
23 霧隠れ クワドラブル 5人目出現 
24   クイックタイム  
25   クワドラブル リセットの可能性あり
26   フェザーシール  
27 霧隠れ シャドウサーバント シャドウが消された場合のみ使用 
28 霧隠れ クワドラブル 6人目出現
29   クイックタイム ごく希に術力が尽きていることもある。
30   クワドラブル リセットの可能性あり
31   フェザーシール  
32 霧隠れ シャドウサーバント シャドウが消された場合のみ使用
ごく希に術力が尽きていることもある。
33 霧隠れ 赤水晶のロッド   
34   フェザーシール   
      火龍出水を閃くまで33,34を繰り返す
35 霧隠れ 閃き(火龍出水)  
36 霧隠れ パンチ 全員集合
37   パンチ アビスゲート発動
38   パンチ リセットの可能性あり
39   パンチ リセットの可能性あり
40   パンチ リセットの可能性あり
41   パンチ リセットの可能性あり
42   パンチ リセットの可能性あり
43   パンチ リセットの可能性あり
44   パンチ リセットの可能性あり七英雄撃破


「リセットの可能性あり」というのは、七英雄の攻撃によりダメージを受ける可能性があるということです。

補足説明しますと、この表のように行動すると、ごく希に術力が尽きる可能性があります。
シャドウサーバントを何度も消された場合に限るのですが、
そのときは潔くリセットした方がいいかもしれません。

また、火龍出水を閃かずに全員集合してしまい、アビスゲートを発動される場合もあります。
このときは続けてフェザーシールと通常攻撃を根気よく繰り返していきますが、
ダメージを食らう可能性が高く、結局リセットに追い込まれるケースが多いです。


ラストバトルにおける戦術は以上です。

いよいよ実践に移ります。

前哨戦 : VS. クジンシー(第2形態)

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