まず、FOMA版FF1の仕様について解説します。以下の情報は、攻略においてほぼ必須になります。
なお、基本的にはWSC版FF1と似た仕様になっています。
FOMA版と他のFF1との相違点として最も著しい点の一つに、「コンティニュー」の存在が挙げられます。不意に携帯電話の電源が切れた場合に備えているのだと思いますが、FOMA版ではマップが切り替わるとその時の情報が保存され、一旦終了しても「コンティニュー」を選択することでそこから再度始めることができます。つまり、全滅直前になったら終了ボタン連打で強制終了し、再起動することで直前にマップが切り替わったところから始めることができるのです。一度コンティニューするとデータは消えてしまいますが、一度階段を降り、再度昇ることで再びセーブができるのです。これにより、ダンジョン内でも近くに階段があれば何度でもそこからスタートすることができます。これを以後「階段セーブ」と呼ぶことにします。
さらに、「コンティニュー」に関してはもう一つ特筆すべきことがあります。ダンジョン内で「ちゅうだん」を選ぶことで、マップが切り替わったときだけではなく、任意のタイミングでデータをセーブし、「コンティニュー」を選ぶことができます。もちろん一度中断すると以前の階段セーブのデータは消えてしまいますが、なんと、コンティニューを選択してから3歩歩くまではエンカウントが起こらないのです! ですので、「ちゅうだん」→「コンティニュー」を3歩おきに繰り返すことで、ザコと全くエンカウントすることなくいくらでも進むことが出来ます。(前述した通り、この仕様はクレストさんが発見されたものです。)
FF1には、階段セーブができないフロアが3つ存在します。試練の城2F、氷の洞窟B3F、過去のカオス神殿B3Fです。試練の城2Fは距離が短い上、地上からすぐに行くことができるのでたいした問題ではありませんが、氷の洞窟B3Fと過去のカオス神殿B3Fは、どちらのフロアにも極めて強力なザコ敵が出現するのです。階段セーブのみで攻略しようとすると1回しかやり直しがきかないため、連続で2回全滅するか逃走不能敵にエンカウントしてしまうと地上からやり直さなければなりません。しかし、中断セーブを用いればザコと全くエンカウントすることなく突破することが出来るのです。この2フロアを始め、さまざまなフロアで使用しました。なお、これを知ったのが氷の洞窟の攻略中なので、利用したのは氷の洞窟以降です。アースの洞窟B3F(1回目)も驚異的な難易度のダンジョンですが、中断セーブを知らなかったのでリセット連打で無理矢理攻略しています。
消去法により、自動的に赤魔術師に決定します。中盤以降の防御力は戦士(ナイト)に大きく遅れをとりますが、ナイトではレベル9でリッチを倒すのはどうがんばっても無理なので仕方がありません。白魔術師という選択肢は面白かったかもしれませんが、ヘイストが使えないので攻撃に難有りでしょう。
戦士・戦士・白魔術師にしました。戦士を2人採用することで、道中で死人が出にくいようにします。白魔術師はプロテスでの補助とディアでの対アンデッド攻撃に期待します。
結果的には、中断セーブによりザコ戦の安定はほとんど気にしなくても良かったので、戦・白・白ぐらいがよかったかもしれません。
結論から言いますと、次のようにレベルアップを行いました。最終レベルは14です。
最終レベルに影響が出ない範囲で、ゴブリンやパイレーツを倒しています。また、ドラゴンゾンビを倒しても倒さなくても最終レベルは変わらないので、倒してクラスチェンジしています。
なお、「HP上昇」とは、HPが「必ず」上昇するかどうかです。HP上昇が「×」でも、1/8の確率で大きく上がるため、それを狙って吟味します。面倒なので、以下も「HPは大きく上がりません」といった記述をしますが、要するに1/8の確率で上がるまで吟味するのだと解釈してください。
名前 | 経験値 | 赤のレベル | HP上昇 |
---|---|---|---|
ガーランド | 130(32×4) | 1 | ― |
ゴブリン | ― | 1→2 | ○ |
ゴブリン | ― | 2→3 | × |
かいぞく×9 | 40×9 | 3→4 | ○ |
ピスコディーモン×2 | 276×2 | 4 | ― |
ゴブリン | ― | 4→5 | × |
アストス | 2250 | 5→6 | ○ |
ゴブリン | ― | 6→7 | × |
ピスコディーモン×5(宝箱回収) | 1380 | 7 | ― |
パイレーツ×10? | 600? | 7 | ― |
ゴブリン | ― | 7→8 | ○ |
バンパイア | 1200 | 8 | ― |
パイレーツ×20? | 1200? | 8 | ― |
ゴブリン | ― | 8→9 | ○ |
リッチ | 2200 | 9 | ― |
マリリス | 2475 | 9→10 | ○ |
ドラゴンゾンビ | 2331 | 10 | ― |
ゴブリン | ― | 10→11 | × |
イビルアイ | 3225 | 11 | ― |
ブルードラゴン | 3274 | 11→12 | ○ |
ティアマット | 5496 | 12→13 | × |
クラーケン | 4245 | 13 | ― |
デスピホルダー | 1 | 13 | ― |
リッチ2 | 2000 | 13→14 | ○ |
マリリス2 | 2000 | 14 | ― |
クラーケン2 | 2000 | 14 | ― |
ティアマット2 | 2000 | 14 | ― |
ラスボス | ― | 14 | ― |
(09/02/28追記)HP上昇が間違っていたようなので、修正しました。はたぼーさんありがとうございました。
序盤はかいぞく・アストス戦を除き、常にゴブリンでレベルアップします。また、かいぞく・アストス戦を含み、レベルアップする戦い全てでHPを吟味します。HPは大きく上昇するとき「体力/4+20〜25」、大きく上昇しないときは「体力/4+1?」アップするようです。大きく上昇するときは最大値(体力/4+25)、大きく上昇しないときは1/8で大きく上昇しかつ23以上の乱数が出るまで粘ります。
また、中盤以降はマリリス・ブルードラゴン・ティアマット・リッチ2戦でレベルアップしますが、このうちリッチ2戦を除く全てでHPを吟味します。吟味作業が楽になるよう、ボスの撃破順を通常と少し変えています。例えば、マリリス戦で吟味しないとレベルアップがドラゴンゾンビ戦になってしまいます。試練の城3Fはグルグ火山B5Fより遥かに難易度が高いので、マリリスを先に撃破することで楽に吟味できるようにします。クラーケンより先にティアマットを倒しに行っているのも同様で、先にクラーケンを倒すとウォーターが出現する海底神殿1Fでのレベルアップとなり、吟味は厳しくなります。
まあ、蓋を開けてみるとボス戦の吟味はかいぞく戦を除き全てリセット無しで成功したのですが…
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