ここでは、隠しボス・オメガウェポンの攻略について述べます。



・オメガウェポンと戦う

アルティミシア城・右階段(MAP558)で鐘を鳴らすと、その後1分間だけ礼拝堂(MAP555)にオメガウェポンが出現する。
戦闘パーティを中庭(MAP551)に置き、もう一方のパーティで鐘を鳴らすのが基本だが、「エンカウントなし」をつけておけば鐘を鳴らしてから礼拝堂まで走ってもギリギリで間に合う。



・オメガウェポンの行動パターン

オメガウェポンは最初にレベル5デスを使用し、その後

「メテオ→メギド・フレイム→グラビジャ→テラ・ブレイク→アルテマ→リヒト・ゾイレ→・・・」

のパターンで攻撃してくる。(これらの攻撃の合間に通常攻撃を行うこともある。)

「メギド・フレイム」は味方全体に防御無視で9998ダメージを与える攻撃。(機動兵器8型BISのそれと異なり、シェル・「ぼうぎょ」は無効)
「テラ・ブレイク」は体力無視の物理攻撃(攻撃力15)を味方全体にランダムで16回行う攻撃。(プロテスで半減、「ぼうぎょ」で無効化可能)
「リヒト・ゾイレ」は1人に防御無視で9999ダメージを与える攻撃。

オメガウェポンはレベル39で力が255になるため、パーティ3人のレベル合計が117以上の場合、プロテス・「ぼうぎょ」なしだとテラ・ブレイクのダメージが約4200×16というすさまじいものになる。



・オメガウェポンの倒し方

オメガウェポン戦の基本は、事前に全員のHPを9999にしておき、

オメガウェポンにメルトンをかけ、体力0状態にする
→メテオを食らったらラストエリクサーなどで全回復し、オーラストーンなどで全員をオーラ状態にする
→「メギド・フレイム」を食らったら、次の「グラビジャ」を食らうまで特殊技で総攻撃する
 (HPが1/9999でオーラ状態ならばほぼ確実にピンチ度が最高ランクになるため、ウィッシュスターや12秒デュエル、12秒ショットでラッシュをかけることができる)
→「グラビジャ」を食らったら2人に「ぼうぎょ」させ、残りの1人がラストエリクサーで全回復して「テラ・ブレイク」に備える
→次のメテオを食らうまで、戦闘不能者を蘇生させつつ攻撃する
→・・・

を繰り返してオメガウェポンのHPを削っていくというもの。
オメガウェポンは(レベル+10)×1万という膨大なHPの持ち主だが、早さがレベルによらず一定(レベル7でもレベル100でも61で固定)なので、レベル40以降はレベルアップしてもさほど強くならない。
早さにヘイストなどを100個ジャンクションし、さらにオートヘイストを付けて上のパターンを繰り返せば、レベル100のオメガウェポンも問題なく倒せるだろう。

(ちなみに、オメガウェポンの正確なHPは「HP=101000+Lv*10100+Lv*Lv*5」という式で算出される。)



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・蛇足

私見を述べると、FF8はジャンクション・コマンドアビリティ・アイテム・特殊技・敵のレベル連動性など、基本的にパーティに有利なようにできています。
そのため、これらを使用した戦闘系のやりこみは、どうしても程度の低いものにならざるを得ません。
特に、「○○無視」の攻撃を多用するオメガウェポン戦のやりこみに関しては、

・『レベル100オメガウェポンを1ターン撃破』
(てっきりメルトン→エンドオブハートor12秒クイックショット→12秒デュエル・・・かと思ったら、ネットで拾った動画ではメルトン→12秒デュエル→エンドオブハートで倒していました。
 連続剣→デュエルの順でないあたり、『コマンドコントローラーでも使っているんじゃないか?』と勘ぐりたくなりますね。)
・『ジャンクションなし・スコール1人でレベル100オメガウェポンを撃破』
(要するにメギド・フレイムが来る前に運良くエンドオブハートが5回出てくれたら勝ち、ということですね。)

など、アイデアのかけらもない、運まかせのものが目立ちます。
これらはFF5のオメガをサンダガ剣の「みだれうち」や「ちょうごう」(祝福のキッス)・「うたう」(愛の歌)で倒すようなもので、
自己満足にはなる(やりこみの究極的な目標は果たされる)でしょうが、独自のアイデアがないから、レポートを読んでいる方はつまらないんですよ。



管理人はFF8の制限やりこみとして
『キスティス1人』+『ジャンクションなし』+『アルティミシア城の封印解除なし』
という条件でのオメガウェポン撃破を達成しましたが、これも

1. おでかけチョコボRPGで強化アイテムを収集し、キスティスの全能力値を255にする
2. レベル7・8・8の初期レベルパーティで挑み、オメガウェポンのレベルを7にする
3. オメガウェポンがメギド・フレイムの前に通常攻撃を5回やってきたら成功

という、センスのかけらもない、オメガウェポンのご機嫌任せの代物です。
こんなものは『やりこみ』の名に値しないんですよ。
(管理人は長時間やりこみとして『カードを7634枚集める』というのも達成しました。
 こちらはカードプレイヤーリストなどの副産物がある分、人様に自慢できる代物だと思いますが、FF4の全レアアイテム収集に比べれば、ねぇ・・・)



今現在、FF8の『やりこみ』として価値があるのは、

ULTIMAGARDEN 2nd(http://ultimagarden.net/)の記録データベースに記載されているシリアス様の『FF8タイムアタック記録 9時間01分06秒(ED終了時)』
(管理人も一度挑戦しましたが、最終セーブポイントの時点で9時間30分を大幅にオーバーしてしまいました。これから1時間短縮する方法はちょっと思いつきません。
 おそらく「エンカウントなし」修得までのプロセスや終盤の戦法で差がついたと思いますが、非常に面白いアイデアと綿密な調査に裏打ちされた記録なのではないかと思います。)

と、

・『オメガウェポンをG.F.ギルガメッシュのエクスカリ「パ」ーで倒す』

などのネタ系やりこみくらいではないでしょうか。
また、今後FF8のやりこみで価値あるものが出るとすれば・・・どんなものがあるでしょうかね。
管理人には、

・『魔女のてがみ以外の全アイテム100個入手』
(オカルトファンIII・オカルトファンIVを複数入手するにはアンジェロサーチが必須)
・『セルフィのパンチラシーンを全公開』
(特に制服時は使える魔法も限られる上、スカートの丈が私服よりも長いため、貴重)

くらいしか思いつかないなぁ・・・



まぁ、ね。
やりこみの究極的な目標は自己満足だから、やりこみをやるのは大いに結構なんですよ。
でも、自分のやりこんだ結果を発表したい、他人に認めてもらいたいと思うのであれば、やっぱりその『やりこみ』の内容は他人を驚かせるもの、楽しませるものでなければならないと思うんですよ。
自己満足だけならチラシの裏にでも書けばいいんですよ。