・忍者 エッジ
「にんじゅつ」のうち、「かとん」・「すいとん」・「らいじん」はそれぞれ炎・冷気・雷属性の全体攻撃で、
その他「ぶんしん」は自分に「ブリンク」、「かげしばり」は敵1体に「ホールド」、「けむりだま」は「テレポ」の効果がある。
エッジは知性・精神があまり高くないことに加え、装備変更で炎・冷気・雷の弱点を突くことができるため、「ぶんしん」と「けむりだま」をメインに使っていけばいいだろう。
なお、GBA版では「ブリンク」の道具効果がある忍刀を入手することができるため、最終的にエッジのMPは「らいじん」と「けむりだま」専用になるだろう。
「なげる」は敵1体に防御無視の無属性ダメージを与えるコマンドで、『(武器の攻撃力)×(エッジのレベル)』程度のダメージを期待できる。
ただし、GBA版ではエンディング後にセーブすることが可能で、ここでセーブするとラストバトルで投げた武器がアイテム欄から消えてしまう。
アイテム増殖技が使えなくなったこともあり、SFC版ほど気軽に使えるコマンドではないが、
ゴールデントードを後列から風魔手裏剣1本でしとめることすら可能な、非常に強力なコマンドであることは間違いない。
「ぬすむ」は敵の「おたから1」を盗むコマンドで、その成功率は彼我のレベル差によって変化する。
このレベル差というのがポイントで、GBA版では全体的にボスが弱体化しており、容易にシナリオを進めることができる。
そのため、普通にプレイしているとSFC版ほどレベルが上がらず、当然アイテムも盗みにくくなる。(SFC版より不意打ち・バックアタックを食らいやすいのも同じ理由。)
なお、隠しダンジョンで入手する忍者専用の小手を装備すると「ぬすむ」が「ぶんどる」になり、アイテムを盗むことに成功すると追加で通常攻撃を行うことができる。
しかし、これは「攻撃しつつアイテムを盗む」コマンドではなく、「盗むのに失敗すると攻撃もできない」コマンドであるため、
アイテムを盗みまくりたいプレイヤーにとってもモンスターを倒しまくりたいプレイヤーにとっても使いにくいコマンドだと思う。素直に「ぬすむ」「たたかう」を使った方がいい。
ちなみに、月の地下渓谷のモンスターはほとんどがレベル90代後半なので、ゼウスの怒りや光のカーテンなどはエッジのレベルが低いとまず盗めない。
幻獣神の洞窟や月の地下渓谷に出現するモンスターは不意打ち・バックアタックをしてこないため、レベル差を感じないだけなのだ。
エッジは忍刀・短刀・爪・投擲武器を使いこなし、さらに両手に武器を装備することができるため、他の誰よりも多くの敵の弱点を突くことができる。
エッジの換装武器一覧
・炎の爪 : 炎属性
・氷の爪 : 冷気属性
・雷の爪 : 雷属性+機械種族に特効
・妖精の爪 : 巨人種族に特効+混乱の追加効果
・ミスリルナイフ : 霊体種族に特効
・メイジマッシャー: 魔法使い種族に特効+沈黙の追加効果
・円月輪 : 飛び道具(空)属性
エッジの基本的な戦闘方法は、片手に忍刀(菊一文字・マサムネ・陸奥守など)を、もう一方の手にこれらの武器を装備し、敵の弱点を突くというものである。
これらの武器で弱点を突けない敵(ブルードラゴンなど)に対してはムラサメやサスケの刀を装備し、忍刀二刀流で攻撃すればいい。
上を見るとわかるように、エッジは聖属性とアンデッド・ドラゴン・プリン・爬虫類種族以外のあらゆる弱点を突くことができる。
エッジに突けないこれらの弱点はセシル(聖属性・アンデッド種族)とカイン(聖属性・ドラゴン種族・プリン種族)の2人が突くことができるため、
この3人がいると(爬虫類種族以外の)属性・種族を持つモンスターは瞬殺することができる。
また、エッジは吟味しつつレベルを上げると忍刀二刀流で攻撃力255・19回の「無属性」物理攻撃が可能になる。
こうなるとゴールデントードにも3〜4桁のダメージが出るようになるので、ボス敵以外にはこの二刀流で押し通してもいい。
エッジは一応英雄の盾も装備可能だが、前述のように両手に武器を装備して攻撃するのが基本となるため、英雄の盾を装備すると持ち味が殺されてしまう。
盾を装備しないと防御回数が12回止まりなので不安に思うかも知れないが、幸い専用体防具の黒装束やアサシンベストで十分な回避率が得られるので、物理攻撃には十分に強い。
リボン+守りの指輪で属性防御や状態異常耐性を強化すれば、英雄の盾なしでも防御面
を十分に補強できるはずだ。
・レベル70時点での各能力値
力:59 素早さ:54 体力:47 知性:34 精神:25
・レベル71以降のおすすめ成長パターン
パターン1: 素早さ+3 知性+3
パターン2: 力+2 体力+2
・装備品による能力値変化
(武器)
妖精の爪 : 速+3
メイジマッシャー: 知+5
ムラサメ : 力体知+5 速精−5
マサムネ : 速+3
ライジングサン : 速+10
サスケの刀 : 速体+10
陸奥守 : 力精+10
(盾)
英雄の盾: 力速体知精+15
(頭防具)
グリーンベレー: 力体+5
黒頭巾 : 力速体+3
(体防具)
黒帯道着 : 力体+5
アサシンベスト : 力速+5
アダマンアーマー: 力速体知精+15
(腕防具)
ルーンの腕輪 : 知精+3
巨人の小手 : 力体+10
守りの指輪 : 体+15
クリスタルリング: 速+5
・能力値の吟味方針
1. 無装備時の能力値優先
59, 54, 47, 34, 25
+ 0, 3, 0, 3, 0 * 14
+ 2, 0, 2, 0, 0 * 15
= 89, 96, 77, 76, 25
2. 通常装備優先 (陸奥守+α・リボン・アサシンベスト・守りの指輪)
74, 59, 62, 34, 35
+ 0, 3, 0, 3, 0 * 17
+ 2, 0, 2, 0, 0 * 12
= 98, 99, 86, 85, 35
3. 総合力優先 (陸奥守+α・リボン・アダマンアーマー・クリスタルリング)
84, 74, 62, 49, 50
+ 0, 3, 0, 3, 0 * 16
+ 2, 0, 2, 0, 0 * 13
= 99, 99, 88, 97, 50
cf. 正直、「リボン+アサシンベスト+守りの指輪」と「リボン+アダマンアーマー+α」の2つの組み合わせは甲乙つけがたい。
前者の組み合わせだと3属性半減に加えてあらゆるステータス異常に耐性がつき、さらに回避率が99%になる。
一方、後者の組み合わせは炎氷雷の3属性に強耐性がつき、魔法防御回数も1回上がる。しかし、毒には耐性がなく、回避率も37%とかなり低くなる。
通常攻撃を完全に回避するか、「トルネド」を少しでも回避しやすくするか。
アダマンアーマーを5人分集めるまではアサシンベストを装備させておけばいいが、人数分集めた後でどちらを選択するかはプレイヤーの好みの問題といえるだろう。
ちなみに、エッジのレベルを99にして風魔手裏剣を「なげる」と後列からでも8000前後の防御無視ダメージを与えることができるので、
ギルが大量に余る最終盤では陸奥守+英雄の盾を装備させて後列に配置し、風魔手裏剣をアイテム欄の一番左上に置いて投げまくるのも一つの手である。
4. 能力値優先 (英雄の盾+英雄の盾・リボン・アダマンアーマー・ルーンの腕輪)
99, 99, 92, 82, 73
+ 0, 3, 0, 3, 0 * 17
+ 2, 0, 2, 0, 0 * 12
= 99, 99, 99, 99, 73
戻る