・王族 ギルバート
「うたう」「くすり」を使う機会はまずないだろう。
「カエル」状態で「うたう」を使うと100%「かえるのうた」になるが、たいていの場合歌う前に踏みつぶされるはずだ。
隠しダンジョンで吟遊詩人専用の指輪を入手すると「うたう」が「ねっしょう」になり、使うと味方全体に「プロテス」+「シェル」をかけることができる。
「ねっしょう」は重ね掛けすることでかなり大きな効果を得られるが、実際にはプロトフェイズから光のカーテンを大量に盗む時くらいしか使わないと思う。
「くすり」は手持ちのポーションを味方全員に回し飲みさせるコマンドだが、ポーション以外の回復アイテムを使用することはできず、回復量も「いやしのつえ」以下。これでは話にならない。
「かくれる」は使っている間敵の攻撃を一切受けず、また味方が全滅してもそのまま隠れ続けることができる。
そのため、敵の行動パターンを熟知しておけば、ギルバートにルナオーディンやブラキオレイドスを単独撃破させることも可能である。
ギルバートは竪琴・弓矢・ナイフを装備可能。
専用装備の竪琴のうち、序盤に使用する夢の竪琴には睡眠の追加効果が、ラミアの竪琴には混乱の追加効果があるため、きちんと育てればそれなりに戦力になる。
また、終盤に入手するアポロンのハープはドラゴン種族に特効なので、アルテミスの矢同様ドラゴンキラーとして重宝するはずだ。
なお、最強の竪琴であるロキの竪琴は、設定ミスのため残念ながら本来の性能(全種族特効)を発揮できない。
もしロキの竪琴が本来の性能を発揮していたら、特に爬虫類キラーとして大活躍してくれただろうに・・・無念。
ちなみに、ギルバートはレベル71以降の吟味をきちんとするとかなり強くなる。
リディアをも上回る能力値上昇を得られるので、興味があればドラゴンキラーとしてパーティに加えていただきたい。
・レベル70時点での各能力値
力:42 素早さ:41 体力:26 知性:28 精神:28
・レベル71以降のおすすめ成長パターン
パターン1: 力+4 体力+4 知性+4 精神+4
パターン2: 力+3 素早さ+3 精神+3
パターン3: 素早さ+2 体力+2 知性+2
・装備品による能力値変化
(武器)
アルテミスの弓 : 力速体+10 知精−10 (※英雄の盾装備不可)
アポロンのハープ: 力速精+15 (※英雄の盾装備不可)
アサシンダガー : 速+15
ロキの竪琴 : 力速体+15 (※英雄の盾装備不可)
(盾)
英雄の盾: 力速体知精+15
(頭防具)
グリーンベレー: 力体+5
黒頭巾 : 力速体+3
レッドキャップ: 体+10
(体防具)
レッドジャケット: 力速+15
ヴィシュヌベスト: 力速体+10
アダマンアーマー: 力速体知精+15
(腕防具)
ルーンの腕輪 : 知精+3
守りの指輪 : 体+15
クリスタルリング: 速+5
・能力値の吟味方針
1. 無装備時の能力値優先
42, 41, 26, 28, 28
+ 4, 0, 4, 4, 4 * 13
+ 3, 3, 0, 0, 3 * 7
+ 0, 2, 2, 2, 0 * 9
= 99, 80, 96, 98, 99
2. 通常装備優先 (アポロンのハープ・リボン・ヴィシュヌベスト・ハーモニーリング)
3. 総合力優先 (同上)
67, 66, 36, 28, 43
+ 4, 0, 4, 4, 4 * 14
+ 3, 3, 0, 0, 3 * 7
+ 0, 2, 2, 2, 0 * 8
= 99, 99, 99, 99, 99
cf. ギルバートの能力値上昇はすさまじく、英雄の盾・アダマンアーマーなしでもALL99を達成可能。
ヴィシュヌベストは炎氷雷聖の4属性を半減する上に回避率が50%あるので、基本的に英雄の盾を装備できないギルバートにとってはアダマンアーマー以上に優秀な防具であるといえる。
なお、上記でハーモニーリングの代わりに呪いの指輪を装備するというのも一つの手だが、そこまでするくらいなら素直にアサシンダガー+英雄の盾を装備すべきだと思う。
ロキの竪琴が本来の性能を発揮していれば、知性&精神を84に下げてでも呪いの指輪を装備する価値があったのだが・・・何とも無念。
4. 能力値優先 (アサシンダガー・英雄の盾・レッドキャップ・アダマンアーマー・ハーモニーリング)
72, 86, 66, 58, 58
+ 4, 0, 4, 4, 4 * 14
+ 3, 3, 0, 0, 3 * 7
+ 0, 2, 2, 2, 0 * 8
= 99, 99, 99, 99, 99
cf. 上記の装備は攻撃力・防御力などの数値ができるだけ大きくなるように組み合わせてみただけのもので、要するにただの数字遊びである。
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