こんな国には住みたくない:

「人々は避難した。支援の手もある」
コズミックイラ71年6月15日。オーブはウズミ様代表の采配により、国民は全員脱出、幹部は全員自爆。これによりもはや国家として成り立たなくなったはずだった。
しかし事実は違う。国民全員脱出など無理だった。残ったオーブは連合の統治下におかれることになった、らしい(これは外伝小説2巻などに記述がある)
何者が事実をねじまげたのか定かでないが、シン・アスカの両親と妹もオーブ戦で死んでるらしいので、結局ウズミ様が無責任者だったことは証明された。

だがそれから2年、オーブは驚異的なペースで復活して、ちゃんとした独立国家に戻った。その新たな指導者の名はカガリ・ユラ・アスハ!前代表の娘じゃあぁ〜!!(ドーン!)(ゴゴゴゴゴ……)
アスハの名を持つ忌むべき小娘を担ぎ上げ、オーブはどこへ向かう気なのか。というか誰だ担いだのは
唯一の希望は、カガリはバカではあるが、前代表の実子ではないためか「とてつもなく愚か」というわけではないことだがそうだったところで国一つ任せて大丈夫なわけがなかった。しかも補佐官が例のデコ
いやいやカガリ様は弟君に似て悪運の強いお方じゃからのう。

家族を失ったシン・アスカは祖国を捨てザフトのトップガンになっていた。父よ母よ妹よ、敵は地獄の連合軍。
かつてのアスランと同じルートなのが気になる中、彼の戦いがはじまった。

Phase-01 怒れる瞳

「クルクル回る女に角でぶつかったら胸つかんでた主人公」

国民全員脱出は無理だったオーブだが、死んだのはシンちゃんの家族3人だけかもしれないという可能性を提示する画期的な幕開け。その脱出法はズバリ、「普通に船に乗り込む」。
だってだってだって、短時間で全員乗り込める船があって〜、んでかなり多くの避難民がプラントに、よりによって宇宙空間のド真ん中にある小国に受け入れられたらしんだも〜ん。当時(今もか)のあそこはコーディネイター以外住めないはずだから、ナチュラルは放り出されたのかな?

などといつまでも前作の設定を引っ張っても仕方なかろう。これは新たな物語であって、実在する前作の設定とは直接的なつながりはございません、と。だってフラガ生きてるんでしょ(それは次週以降だ)

シン・アスカは、戦場のすぐ近くで妹が落とした携帯電話(21世紀初頭に日本で使われてるモデルに激似)を拾いに行くという想像を越えた愚行を行った結果、なんと愚かな自分だけが生き残ってしまった。だが嘆いていても仕方ない。ただカラミティとフリーダムの戦いだったことは目撃されていて、キラくんの目の前で誰か死んでるわけで、これで前作の主人公の無敵超人ぶりは実は「マズい部分は放送されていなかっただけ」ということが明らかになった。一年越しの真実ッ!

でもでもでもでも、そういえばなんでどうしてアスカ一家は山道を家族だけで走ってたザコ?などということも気にしてはならない。いや重大な伏線かもしれない。アスカ一家はある秘密のアレに関わっていて他の人たちとは違う道を通る必要があったとか、ほらぁ。
え、まてよ。すると「アスカ家3人だけがオーブの指示した避難路を通らなかったから死んだ」「他の人は結局死んでない」とするとウズミ様の責任は無かったことになるんじゃ?あれれ。
おっと、その前に妹とか両親とか本当に死んだという保証も無いぞ。あの砂漠の虎も木っ端微塵になったのに生きていたから、手首がちぎれて死体が残ってたぐらいで死ぬわけないじゃん(むちゃくちゃ矛盾した言い方だな)。いや木っ端微塵のほうが蘇生率はむしろ高いのか。

と冒頭のツッコミだけで前作のノリを引きずりまくってしまったが、続く新オープニングは曲はいいが構成が前作のセルフパロディで来週以降二度と見たくない出来栄え。適当すぎだ。

コズミックイラ73年10月2日。戦後初の新造艦ミネルバの進水式の前日。
さっそく出てきたのは池田秀一演じるギルバート議長。「ブルーコスモスは組織というより主義者だろ」って前回の後半の展開を全否定する発言に驚かされるが、その頃オーブからカガリ代表とグラサンデコの二名が到着する。プラントに流れたオーブ製技術と人材の引きあげを要求に来たのだ。カガリ自ら来ないでもいいと思うけど。
「やあ、これは姫。遠路お越し頂き申し訳ありません」とすっとぼけた様子のギル議長。横のクワトロパクり眼鏡に何か言いたげだったり「姫は先の戦争でも自らMSに乗って戦われた凶暴勇敢なお方だ」と言うギルやんが「このクソ餓鬼ども、俺様のほうがお前らより上手くガンダムを操縦できるんだぜ」と主張したげだったりするが、基本的に彼はシャアではなく、池田秀一であってシャア台詞を吐いたりしない。でもオーブから流れたものを返す気はなく、軍事に力をいれております。

そのとき!スティングら新3馬鹿が凄い勢いでガンダムを強奪してしまう。アスランはその辺にあったザクにカガリとともに乗り込むが、その頃いきなりインパルスに乗ったシン・アスカが助けに来た!空中でコンバインするインパルスメカ。一個ずつパーツ飛ばしてごちゃごちゃやって完成したのはソードインパルスガンダムなのだ!

ところでさあ、基本的なことを確認するようだがシンはコーディネイターであの3馬鹿はナチュラルなわけでしょう?でもナチュラルどもがMSに乗ってる!スゲーという感慨も、シンはオーブ出身のコーディなんだというのも全然重みが伝わってきませぬ。それどころか「シンがコーディネイターである」という根本的なところもわかんねーのだけど、そのへんも前作をひきずらず、どうでも良くなったのかもしれませぬな。今回のコーディネイターはナチュラルと何も違わないから、説明の必要もないってわけだ!さらに言うとシン・アスカの名前すら出てきてませんが。登場人物の大半が名前呼ばれてない気がしないか。

でも、まとめると結構面白いぞ。前作を良く知っていないと設定が把握できないだろけど(しかも前作を無かったことにできるだけの度量を持つ必要がある)、話そのものは意外といいじゃんか。いや強奪ループはどうなのよって感じですが今更驚かん。今やだいぶSEED慣れしてますから。
あと選曲が良くなったようです。前作より曲が激しく、戦闘シーンがぐっと盛り上がってる。これはちょっと高評価。
断言するが少なくとも今の段階では前作よりずっと面白い!だって、次週も見たいって初めて思いましたから。

Phase-02 戦いを呼ぶもの

「私にもコードネームを頂きたい……さしずめ、新たなる者・ネオとでも」

仮面男の正体は謎なのである。たとえ関俊彦演じるレイと感応していても、わざとらしくガンバレルつきMAに乗っていようとも、その声がボボボーボ・ボーボボと同じ人にしか聞こえない、絶対間違えようのないあの男の声であったとしても、その正体は謎でなければならないのだ。
おおネオよ、その顔は、誰に対して隠しているの?それも謎だ。ヒーローはいつの時代もミステリアスなものだとキャプテン・ファルコンも言っている(ネオ氏はヒーローじゃない)

まあネオさんはゾンビか何かということでどうでもいいや。
この番組が前回と何が違うかというと、アクションが格段に良くなっている。何故かは分からない。しかしあの「いつもOPと同じキメポーズでバンク戦闘」じゃあないからまあそれだけで随分と救われたもんだ。
アスランも実はアレックスであったことがようやく明らかになったぐらいで展開的には特に見るものもないが、マイナス展開もないからオッケーとしまっしょ。
シン・アスカはまだ出番少ないけど結構激しい人のようで。3馬鹿(それなりにキャラ立ちしてるので、ひっくるめた言い方も似合わなくなるかも)も完全馬鹿じゃないようで悪くない。
このぐらいのことは前回も出来たはずだろとは思うけどよ。

Phase-03 予兆の砲火

ああ違うのよシンちゃん、そこの代表さんはちょっとおつむが足りないだけで、悪いのは親父さまのほうなのよ。
「お父様の裏切りものー!」

広がる誤解は新たないさかいを生むのか知らないが、アレックスは髪型変えることぐらいは考えたほうがよかったと思いますよアスラン・ザラ。
んで代表やアスランの顔の照合ぐらいしろルナマリア。前回の剣幕とは変わって軽〜いお嬢さんになってましたが。
それからインパルスの専用カタパルトを3つ用意することが出来ないのなら、せめて上半身・コア・下半身の順番で打ち上げなさい。
そして合体の際はこう叫ぶ:「チェーンジ・インパルス・ワン!スイッチ・オン!」「地上はインパルス2に任せろ!」

もう書くことがなくなった!
アクションシーンが長いほうが面白く、考察することは少ないということですか。ギルやん、わざとらしー!とか言ってたほうがいいのかな。
プラモのCMは上戸彩ほど存在感が無いのう。あの「仕事でやってますよ」感が好きだったのだが。

Phase-04 星屑の戦場

仮面部隊を追うミネルバ。激戦の末、痛み分けで終了。
以上。

話すすまなさすぎだ。
ガイアガンダムはどうやって動いてるんだろ。

Phase-05 癒えぬ傷跡

なんか太陽みたいなのが燃えてる冒頭シーンをドラゴンボールZと間違えたかと思いましたよ。
ユニウス・セブンにたむろする謎のジン集団。ロケットみたいなのをいっぱいくっつけて、地球向きの軌道にしようというのだ。
で軌道が変わり始めたところでようやく気づくプラント。コーディネイターは知能が低いのでなぜ動いてるのか理解できない。隕石の衝突か、何か自然現象か、議長に恨みを持つνガンダムが押しているのか(逆だってば)。「とにかく、動いているのです」って、ユニウスセブンには意思があって自分で動いてるとでも思ってるのか。軌道を変えるような隕石があったら普通気づくだろ、アルマゲドンとかと違うぞ。
地上では連合及び初登場のブルーコスモスの偉い人たちも今後の問題を協議してるわけだが、言い方からするにこの状況を利用しようとは思っているものの、引き起こしたのは彼らではないらしい。全長数キロもあるユニウスセブンが地上に落ちれば世界が滅びるからだ。げげげ。そんな危険なもんが宇宙に浮かんでいたのか。というか重要なモニュメントでもあるこれを壊すのは仕方ないとしても、あっさり地上に落としてもいいとか冗談でも言っちゃ駄目だろそれは。
そして任務放棄して、アレックスであることも放棄して突撃するアスラン。ジュール隊長(ついでにディアッカ)も待ってるぞ!
次回、「世界の終わる時」!もうこの危機をとめられるのは真ゲッターしかいないのか?!

ちゅうかですね、ガキの言い争いは見るに耐えないというか、真剣にアレだ。しゃべるとボロが出るし(しかももめてるだけで内容がないよう)、回想コンボも決まって俺の体はボロボロだ!
なんかつまらん要素と面白い要素が両方ある分裂ぎみの内容だと思うた。
あと池田秀一がケツを見せないのは卑怯だ(死)

Phase-06 世界の終わる時

真!機動戦士ガンダムSEED 〜世界の終わる時〜

第6話で地球を滅ぼしてどーする。まだ終わらんよ!

テロリストたちは旧パトリックの信奉者で、地球滅亡が目的だった。
撃退はできたが、ユニウスセブン落下は阻止できず、分断も不完全。マルキオ島からそれを見つめるキラ・ヤマト。
肉眼で見えるとこまで近付いてからラクスたちは避難をはじめるが真ゲッタードラゴン(ここは漫画版)でも出てこないことには間に合うまい。
……もうダメかもしれんな。

シンとアスランは地上に落ちる。カガリ代表は大気圏突入コース。この国ももうダメっぽい。
でも会話シーンの尺が長すぎなのに内容薄くてあんまり緊迫感がないですよ。一言で済むなら済ませ!しゃべってる間も体を動かせ!回想はもう挟むな!

Phase-07 混迷の大地

増えていく思い出。前回から生き続けているアスランにとっては親父をはじめ山ほどある。シン・アスカが持っていたのは「妹爆死」だけだったのだが前回の戦いで「黒いジン」を強烈に覚えてしまった彼はそれを回想シーンとしてすぐに再生できるようになる。
思い出はいつかミルラの雫になって消えてしまう。だからクリスタルキャラバンは「クリスタルクロニクル」という日記をつけるようになる。がこの世界はそういう世界じゃないので日記など無くとも決して忘れはせぬ!何度でも思い出してくれようぞフハハハハ!

てことで今回はたぶん「地球に落ちる残骸」を覚えたとみた。この調子でどんどん増やしていけばもう新作カット無しでも放送できましょう。
しかしアスラン強いな。こいつこんなに強かったっけ。大気圏突入したキラは寝込んでたぞ。
一年以上ぶりにアスランは孤独な戦士に戻り、ラクスも久々に歌う。これは前作のリベンジなのか。
カガリを運んでオーブへ向かうミネルバを迎えるものとは?ところでキラの父はどこいった?

ミネルバの整備も出来ないほどの時間ですぐに救援物資を送ってくる議長は何かおかしいと思った。横にいたラクスみたいな影は誰なんでしょう。

ガンプラのCM:背景に映ってたSDガンダムフォースのプラモに哀愁が。

Phase-08 ジャンクション

アスラン宇宙へ。オーブは大西洋連合と組んで軍事へ。言葉にしてこの程度の内容か…

ようわからん。
落下から何日たったのか。
あのフーリガンはイメージ映像か。
カガリ代表って必要なのか。
カガリが忙しいのに、唯一そばにいたアレックスが何の仕事もしないのはいいのか。
オーブってどのくらい重要な国なのか。
オーブにコーディネイターはいないのか。
なんでマリュー元艦長は造船課の技術屋になってるのか。
ザラならともかく、マリュー氏まで偽名を使う理由はなんなのか(あのラクス艦隊に所属していたことが問題なら、カガリ代表も偽名にしてしまえ)。

アスランもようわからんと思ったのか、彼は新たな道を求めてプラントへ向かう。キラともども、結局倒すべき敵は今でも見つかっていないのだ。モラトリアムだのう。
今この時、前作の主人公の一人だったはずのアスランが、はじめて主人公になったような気がするのだがまだ安心できないな。

Phase-09 驕れる牙

「おごる」が変換できねかった。
で「ロゴス」やらコピーラクスやらが見所なのかもしれないが。

「…かくミサイルいみねーなー」

この世界は二年間よく滅びなかったもんだと思うが、その間力をたくわえていたというならなんで核から先のステージへ行くことができないんだ!
地上からプラントを攻撃できる巨大キャノンとか作れんのか!(実写ガンダムに出てきたソア・キャノンみたいなやつ)
あれだよ、マスドライバー。マスドライバーで爆弾をプラントにぶつけてやればいいんだ。アニメじゃよく使う作戦さ!

核マークつけてやってくるMSは阿呆だと思った。そもそも標的が動かないんだから別にMSが撃つ必要は…
というか君らの移動速度はなんだね。オーブ〜プラントを一週で移動するアスランが次週にはシンと再会してるわけですか。

シンどころかアスランまで影薄かった。もう誰も必要ないのかな…

Phase-10 父の呪縛

俺はもうダメだ。見てるのが苦痛になってきた。
オーブに続いてプラントまで謎国家になってきた。この世界に生きてる人間は一人も住んでいないのではないか

偽ラクスが詭弁の後にいきなり歌い出したら愚かなプラント国民は騒ぐのをやめた。
そして俺は考えるのをやめた。

Phase11
こっから縮小版でお届けしますよ1時間スペシャル。ほわほわほわ。話半分しか聞いてないや。話長いしつまらんし。
カガリ様のバカ親父の後を引き継ぐなと言われても、じゃあなんだってアスハの名前が生きてるのかそれがいまだに分からんし永遠に分かりたいとも思わん。むしろアスハなら自爆して死ぬに決まってる。イザディアを引っ張ってきたのはあの議長かよ。
しょせんラクスに騙されるような世界だ。死んじゃえ。
あれ前話より文量多い。自粛せねば。
Phase12
インパルスはヘンテコなビームで回復してまたも視聴者から叩かれるぐらいならゲッター線で動いてるという設定にしとけばよかったんだ。宇宙から少量ずつ降りそそぎ、すごい力を持ち無公害で無害とされたゲッター光線。しかしゲッター線には未知の謎がまだまだあったのだ。その時あの事故が起こったと神隼人が言い出したあたりから世界は変わり始める。
「おれたちはこのエネルギーに生かされ…生きてきたんだ……」
「ふざけるな。おれはこんなものに生かされているとは思わねえ」
ミネルバもゲッタービームみたいなの撃ってるじゃん。ちなみにゲッタービームはゲッターの武装の中では比較的しょぼいので効かないのも道理。インパルスの強さもシン・無我の境地発動もカニMAの防御力も全部ゲッター線のせいにすりゃいいんだ。
つまり新ゲッターの早乙女博士の声がパトリック・ザラといっしょの人で悪役声が似合いすぎだぜって話なんだよ!
Phase13
「神さん、まさかこいつを動かそうとしているんじゃないでしょうね」
「おれたちにはこいつしか残されていないんだ」
「じょうだんじゃねえよ!こんなチェルノブイリみたいなモンを動かそうなんざ正気じゃねえよ!!」
マルキオ別邸地下には真ゲッターロボじゃなくてフリーダムガンダムがあった。意識的に無我の境地を使ったキラは「腕だ!足だ!」のコンボで敵を全滅させる。だいぶ死んだけど意外と真面目なキラは今回も不殺のつもりだったし自爆は止められないから仕方ないよね。はあ。こんなのを隠し持ってるオーブはストナーサンシャインで消えたほうが宇宙のためだと思った。
Phase14
新OPの最後で上から降ってくるミネルバ4人、ドラゴンボールみたいというか、少年漫画的で良いぞ。シン・レイ・アスラン・ルナマリアの4人で伝説の聖闘士ユニットって感じか。
すると結婚式場はサンクチュアリ?!と見まごうようなギリシャ風入った謎のピラミッド(ジグラットかな)だったもんで脱力。なんだこのセンス…日系どころかどこの世界かすら判らん…
Phase-15
毛狩り隊にさらわれるヘッポコ丸がカガリ代表と重なった。へっくんの進藤尚美さんはハマリ役なんですよ!
さて本日のルナマリア大嫌い同盟
今更言うまでも無いが、ガンダムSEEDは「嫌な女」の宝庫である(「女」だけじゃないというツッコミは不可とする)
マリュー:無自覚な無責任者。
フレイ:ヒス持ちの浅はかな野心家。
カガリ:純粋なバカ。
ラクス:↑三人の全部の特長を持った究極の存在。そのうえ影響力が強く世界中に迷惑をかける。
他にもいきなりキレてナイフ持ち出す危険人物もいたし、今作では大して有能とも思えないのに議長の愛人でいい立場もらってるおばちゃんとか。
だがな。「嫌な女」といえども必ずしも嫌いじゃないというのはまあそうなんだが。
ルナマリアは「無神経」だ。こいつ、ラクスよりも嫌いだ。たしかにアスランがショックを受けるのは自業自得なところもあるが。
総集編
マリオ64DSをしながら流し見してたが、驚くほど普通の総集編だった。ここまでのエピソードが少なすぎるせいだ。
現在スター147個。ルイージの異常なジャンプに頼りっぱなしである。
Phase-16
「君がブレイドか。俺はアスラン・ザラだ」
この番組が始まってから危惧していることがある。それはアスランがギャレン化するんじゃないかということだ。
※仮面ライダーギャレンとは!仮面ライダー剣の頼れない先輩・橘朔也が変身する、ダイヤとクワガタと炎のライダーである!
名ゼリフ「俺の体はボロボロだ!」「人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」とにかくやることなすことが全て裏目に出るという特徴があり、思い込みが激しく騙されやすいため敵になったり味方になったりを繰り返す。しかも弱いため、どっちに転んでも大した活躍はしないというオマケつき。
だがそんな彼は役者さんの人柄に引っ張られて、というか演技が地に近付いていったためだんだん愉快で楽しい食べ物担当ライダーとして定着。ダメじゃん。
さてさて、アスラン・ザラといえばキラ一直線だったのがカガリに転んだとたんに何の特徴も無くなってヘタレになった男である。そして今の乗機セイバーは炎のような赤色でこれはまさしくギャレン。そういえばインパルスは名前から電気属性っぽいのでブレイドだ。
するとアスランの未来はこのページの上から4枚目みたいになってしまうのか。それとも的の外れた助言と特訓で弟子さえもヘタレ化させてしまうのか。
「戦争はヒーローごっこじゃない」愛をなくしたアスラン。心に愛がなければスーパーヒーローじゃないんだぞ。
Phase-17
こんな職場はイヤだ:
「同僚がラクスでフィーバーしてるラクオタ(なんだこの言い方)ばかりである」
アークエンジェルにいる本物のラクスが「自分こそが本物のラクスだ」と世界中に発表したとする。プラントの偽ラクスは「あれは偽者だ。ラクスは自分だけだ」と言い張るだろう。
そして「この世にラクスは二人も必要ない。どちらが真にラクスに相応しいか勝負だ」とガンダムファイトでもはじめるかもしれない。その映像はトレーズの手によって全世界に送信され、人々は戦いの愚かさを知るのである。こんなんの歌で盛り上がるコーディネイターはイヤだ。
さてシン・アスカはたぶんラクスのことが嫌いである。なぜならラクスこそ憎きフリーダムの元凶だし、シンはプラント出身じゃないからラクスの歌に洗脳されていないからだ。前に海岸で会ったときは気づかなかったようであるが。
ちゅうか今やラクス様はチャンドラの隣の席だよ。艦長は足りてるし、偉い人の席はカガリ代表に取られちゃったよ。
こんな職場はイヤだ:
「上司が一つ年上なだけのもと脱走兵である」
アスランに言われてもなー
Phase-18
「この戦い、つっこんだほうが負ける!」
いいか、この番組はリアルな戦争を描こうとしてるわけじゃないんだぞ!そんなこととっくにご存知だろアーン?なに今更つっこんでるのさ?
…………。
ごめん、無理だった。すごいひどかった。
まだガチャポン戦士のほうがリアルな戦争を描いてると思う。どうすりゃいいんだ。
連合の本拠地(ガチャポリス)を何の脈絡もなく武者ガンダムが守ってたら面白いな。ついでに敵将はショーグンブレイク使ったらいいな。
ちなみにショーグンブレイクとはGBウォーズアドバンスで採用されてるシステムで、司令官の特異体質で部隊を強くしたり天候を操ったりできるのである。砂漠の虎のブレイクは死んだ兵隊をゾンビとしてよみがえらせる技で是非。
Phase-19
「東京ところ天 コミュニケーション〜 国会議事堂を ところ天で埋めつくせ!」
戦争の裏で儲けている奴らがいる。それが…ロゴス。うそーん。
ここに来て「全人類を滅ぼすまで戦いは終わらんよ」なガンダムSEEDの世界観を全否定しちゃったよ!?
偽ラクスの洗脳電波ライブにいろんな意味で脳をやられたので、ちょうど今日放送された(うちの地域では)田ボちゃんのテーマを見直して浄化をはかる。ううむ、こっちでフィーバーするザフト兵なら不条理アニメとしてOKだと思うのだが。
ちょっとおちゃめな あの娘の名前は 木下大八 49歳♪ザフトにもビュティのようなツッコミ役がほしかった。
Phase-20
だ、駄目すぎる…前作を総集編してどうする…
なぜか前の戦争のキラ周辺のことばかり思い返してるシン・アスカ。彼はキラ・ヤマトとろくに接点もないまま彼へのしがらみを無くしていた、というかそんなものは最初から無かったんだ。そう、愛する妹の死に関わったのはカラミティガンダム。他の誰でもないカラミティ。スーパー弁護士専用緑の勇者”厄災”カラミティだ。フリーダム?何それ、食えるの?
食えねーよ!
番組がまだ半分も終わっていないのに、シンの記憶は改竄された。設定変更はお家芸のSEED世界とはいえ、この歴史の改変には作り手の意図が透けて見える。それは危険なまでにスケスケだった。
そのうち再会する(たぶん…)キラとシンは、当初の予定と違って争ったりしないのであろう。そりゃシンがラクス(ミーア)に無反応であることからもなんとなく想像できる。
そして次回は予定通りに無人島でドッキリ・シンちゃんとステラをお送りします。脚本も前作のを流用してしまえ。
Phase-21
C.海に飛び込む→「ジェームズは泳ぎが苦手なはず、逃がさん!」
前作の無人島の回もジェームズネタだったのは偶然である。もしステラが落ちたとき、ジェームズ・アークライト(声:池田秀一)ならば「怪しいのでよく様子を見る」を選択して、実はカルミスの手下だったステラに撃たれるとかそんなところだろうか。
あとはいちご100%みたいな展開でしたねってところで以上。インパルス、今日も出番なし。
Phase-22
アスランってオーブにあんまり思い入れなさそうだよね。
Phase-23
ついに現れたフリーダム、そしてカガリ元代表閣下様の乗る赤いストライク。
言うまでもなくカガリさんの判断は「オーブは潰れてもいいよ〜ん」である。
ただし「フリーダムに対する攻撃は一切無効」の発動によってオーブの立場は悪くならないし、代表も無事。これも計算のうちかジョジョ…
インパルスとシンはといえば、フリーダムにゴミのようにあしらわれてちょっとムカついてる(ってこれじゃイザークだ)が、妹のカタキじゃなくなったから恨みは浅そうだ。グフの人は後方不注意が死因に見えたし。

つづく。

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