間宮邸で犠牲となった間宮家の住人や先行者たちのために音楽を捧げます。 というわけで、ここではゲーム中に流された音楽について説明します。 こればかりは実際に遊びながら聞いてほしいのでサウンドファイルは置いてありません。 英語名は、各部屋のフィールド上BGMに対応しております。
1.オープニング分離派芸術家の偉業がまだ分からない連中には
間宮邸に侵入して、間宮家の呪いによって冒険が始まる寸前までのいきさつ。この一部始終をうまく表現した曲。はじめはやや緩やかなだが、徐々に緊迫感あふれる感じであります。2.冒険の始まり(Entrance)
屋敷内に閉じこめられてから冒険に歩を進める時のBGM。短調とはいえ、まだ明るい方です。途中から入る高音は霊のささやきなのだろうか?
3.雷鳴轟く庭園(Garden)
東の庭で流れる曲。曲の感じからして、雨でも降っているのだろうか。4.霊気漂う回廊(Maze)
屋敷の奥へ進むにつれて、次第に霊気が増していく。霊気によって錯乱した人間の叫声…。不協和音が重なって亡霊による屋敷の秩序というものが実感できよう。5.悪しき輝きの湖面(Lake)
供養塔のある広大な湖に出た。旋律は戦闘時と似ているが、不気味に波打っている湖面を想定してやや明朗な曲。6.悲痛の地下室(Underground)
炎で覆われた地下室。これは悲劇が創り出した炎に他ならない。この曲は炎の熱気とは正反対に全く冷たい感じになっている。フィールド上では最も美しい曲。7.屋敷の核心(Castle)
屋敷の奥へと進み、ついに間宮一郎、夫人の部屋に到着した。決戦間近だということを示唆する勇ましい以外の特徴はない。8.冥界の洞窟(Cave)
あたかも洞窟のような地形。地獄から遣わされたような強力な魔物、恐ろしい罠。この曲は魔物のうめき声や迫り来る死の恐怖を表現したもの。9.異次元の決戦(Final)
間宮夫人のいる異次元空間。決戦前とはいえ、少々気が抜けた感じ。もうちょっとテンポが早ければな…。10.フレスコ画
我々取材班の主目的であるフレスコ画。亡き母と子を偲んだ間宮一郎の思いをこの絵に託したと感じ取ってもよい曲。映画でも流れています。11.集中!!
我々はいろいろなものの前に立つ。鎧、映写機、人形、ガイコツ、銅像…。生き物に対しては味方とはいえ、得体の知れないものは敵かもしれないという不安がある。心の力を使わなければいけない状態では当然集中力も必要になる。曲のキーワードとは心拍のリズム。12.危機
屋敷内の罠にかかったりして動けなくなると、最悪の場合死んでしまったりする。早く助け出さなければ!13.任務失敗
ちょうど13番目なのでゲームオーバー。鎮魂歌は流れず、ただ失敗した時のコミカルな半音(ほわっほわっほわっほわぁ〜とかいうギャグ系アニメの定番を少しきつくしたもの)が空しく響く…。14.接近
魔物が迫ってきた。ジョーズと同じ雰囲気。15.戦闘
魔物との戦闘シーン。他のゲームとやや同じ雰囲気。16.間宮夫人との決戦
ついに間宮夫人と戦うことになった。でもまだ本気は出していない。曲と同じように。17.魔物と化していた夫人
間宮夫人が正体を現した!夫人の怒りを再現した激しい曲。いや、再現したというよりむしろ子供たちの怨念によって絞め殺されそうになった時の叫びとして表現される方がふさわしいのであろうか。18.鎮魂歌
間宮夫人は無事に成仏してくれた。冥界へ送るための葬送曲。これは、山村老人の時にも流れた。お二方とも安らかたれ…。19.記憶
我々の取材は終わった。だが、このことが最終的にはどういう形で想い出になるのだろうか?全員が無事生還できた時、または誰か死んだ場合…。