Surviving Combat                戦闘で生き残る

 戦闘での仕草は街中でも野外でもさほど変わりません。移動方法は移動時に比べて制限されているけど。動かし方はプレイヤー(番号順)・モンスターが通常交互に戦闘を行います。
  移動時と戦闘時の違いは、もちろん殺し合うことにあります。
 
 戦闘に入る:野外で襲撃されると、想定された戦場に入ります。街中では戦闘ボタン(剣のマーク)をクリックすると即座に戦闘に入ります。

 アクティブポイント(APs) :キャラクターは8方向に1ターンで1人最高4マス移動できます。荷物や装備が重いと移動ポイントは減ります。速くなると移動ポイントは増えます。移動ポイント以内で移動した場合に他の動作をすることができます。尽きた場合は何もできません。

 視線:投擲具(弓矢なども)や呪文で相手を狙う場合に表示されます。木やそれ以外の障害物の向こうにいる連中にも可能です(手前に壁や暗闇などがあると妨害されるけど)。幸運にも、スペースが見えるのでこんなに簡単な方法はない。ねらいを定めると、その線上に沿ってミサイルや呪文が飛んできます。

 移動と攻撃:移動するときはこれまでに何度も言ったように進みたい方向へカーソルを向けてクリックします。攻撃する場合は攻撃の対象となるモンスターに接近してそのモンスターに向かってカーソルをクリックします。
  戦意のないキャラクターを攻撃する際は、まずその可否について問われます(ピースのマークが表示されます)。
  その罪のないキャラクターを攻撃すると、殺傷犯と見なされて警備の連中が襲ってきてとんでもないことになります。(そうなると街を出る以外にない)気を付けろ!警告を無視したら命がないぞ(しばらくすると安静を取り戻すこともあるがたいていの場合はそうはいかない)。

位置の入れ替え:戦闘時にプレイヤーの位置を入れ替える場合はまだ動作の済んでないキャラクターにカーソルを向ける。狭い場所では重宝されます。動作ポイントは1です。

準備に入る:今活動可能なキャラクターをクリックすると、待ち状態になります。だが、敵キャラクターが武器の射程距離内にいる場合は攻撃するしかないようです(別に読まなくてもいいような気がします)。

標的:呪文や投擲具などを使用するとき、その標的をクリックして下さい。画面外の相手を狙うときは、フィールドの4方向の枠をクリックしてスクロールさせる。

以下のボタンは様々な効果をもたらす。記述はボタンの絵柄、代用できるキー、必要な移動ポイントである。

見る(目、"l" 、0 APs) :「見る」動作は前に述べたものと大きな違いがあります。画面外を見るときは4辺をクリックするところはおなじであるが、可視範囲は制限されています。

防御(楯、"d" 、全APs) :何もすることがない場合はこのコマンドを使用して下さい。防御率は防御(Defence) のスキルにかかっているが、いくらか利益をもたらすことは常である。

取る(手に取る、"g" 、4 APs) :自分の身の回りに残されたアイテムを拾います。取れるのは現在行動可能なキャラクターで、敵がいるときは周囲1マスのものしか取れません。

待つ("Wait"、"w" 、0 APs)):他のキャラクターの出番が終わるまで待ちます。
 
撃つ(矢、"s"、投擲は2 APs、弓矢は3 APs) :撃つ前に投擲具ないし弓矢を装備していなければなりません。そして、標的に向かって撃ちます。

戦闘を終了する("End"、"e"):街では、敵が残っていない状態でクリックすると通常の移動状態に戻ります(いるときでも可能だけどいずれにせよまた戦う羽目になるが)。野外では戦場全体の敵が全滅した状態でクリックすると、通常の移動画面に戻ります。

動作("Act"、"x"):このボタンをクリックすると1人で行動するか全員で行動するかを選びます。

その他の行動に費やされるAP:
 アイテムの使用(3 APs)
 アイテムの装備/解除(1 AP)
 アイテムを手渡す(1 AP)
 アイテムを捨てる(1 AP)

以上が戦闘でできることです。はたして吉と出るか凶と出るか?

ダメージと防具:攻撃を受ける度にHPは減っていきます。放っておくとHPが0になっていたりします(ぷはーっという咳音で表されます)。この状態でさらにダメージを受けると、死んでしまいます。そのダメージがかなり大きいと、抹殺(ステータスでは塵芥(dust))されてしまいます(死ぬときに断末魔の叫びを発します。いずれも聞く側にとっては痛ましい限りです)。

  幸いにも、このゲームには数多くの種類の防具があります。防具は打撃によって受けるダメージの回数を減らすのではなく、ダメージの量を減らすものである。だが、重量が重いと、攻撃や呪文の成功率・行動ポイントの低下など、行動に支障をきたすおそれがあります(もっとも、Defence スキルが高いとそれなりの補正が効くが)。
  戦闘の間は防具を換えられます。ただ、楯や兜などは換えられるが鎧の方は戦闘の都合で無理なようだ。

死:キャラクターが死ぬ(敵味方関係なく)と、遺品はその場で放置されます。ボートの上でだと、(遺品は船の上に積まれたままで好都合でいいのだが)陸に上がるために漕いで戻る必要がある。
  遺品は野外では捨てられません。戦闘や街に入るまで持っていなければなりません。そのときにはどこか適当な場所に放置されます。
  死んだ人間は生命を取り戻すことができます。方法としては僧侶呪文か、療養所で行えます。
  塵芥にされた状態だと、復活がさらに難しくなります。

敵を殺す:敵を殺すと、殺害に関与したキャラクターは経験値を得られ、それ以外のキャラにも少量だが配当されます。一定の値に達するとレベルが上がり、テキストスクリーンに表示されます(クゥーっていう音、何かかっこいいでしょう)。

宝物:モンスターを殺すと運が良ければ登場します。アイテムの知識が豊富だと、鑑識率も高くなります。

逃走:もちろん、手に負えない敵も現れます。さすれば、逃げるのも手である。市街戦では、町外れまで行って戦闘を終了させて街を出る以外にありません。戦闘状態で逃げられるものではありません。

  野外では、戦場外へ逃げる(戦場の4辺の黒いスペース)ことができます。うまくいけば、そのキャラクターは戦闘から抜け出せます(背後に壁があるときはどうしようもないが)。全員が逃げられるか死んだりすると、あるいは敵が全滅して戦闘終了ボタンを押した場合に、パーティは再編成されます。
  敵と接触した状態だと逃げる際に不意打ちを喰らう場合があります。敵が逃げる場合もそうです。

毒塗りの武器:毒を含ませた武器を装備して使用できるのは、直接攻撃のできる武器か、鏃(やじり)に毒を塗った弓矢のいずれか(それ以外の投擲具は使用できない)である。モンスターに命中すると、しばらくの間(毒が効いている間)かなりのダメージを与えられます。打撃を繰り返す度に効力は減っていきます。武器を換えるか街を出たりすると失われます。

  毒塗りの武器を使用することは、武器のダメージに毒のもつ威力を足し合わせたものである。

回避:ダメージにも様々な種類がある。直接攻撃、毒攻撃、炎攻撃、炎以外の呪文による(冷気、致死など)攻撃などさまざま。与えられるダメージの程度はそのモンスターによっても大きく異なります。多くのモンスターは炎を回避でき、少数は呪文を回避できる。毒を回避できるものはまれだが、後ろで援護射撃を行っている敵魔術師のようなうるさい連中に対しては、毒攻撃を持って制するのも手である。

Using Items.                                 アイテムの使用