ここでは、管理人のFF8というゲームに対する私見を述べます。
基本的に愚痴を書き連ねただけで、読んでもつまらないと思いますので、スルー推奨。
・序論
1999年2月11日にPlayStationで発売され、美麗ムービーを前面に押し出して400万本近く売り上げたFF8。
ご都合主義なストーリーや電波ヒロイン、爽快感のない戦闘のために、まともに遊んでもらえないFF8。
キャラ萌え系のファンには受けが良いが、代わりに従来のFFプレイヤーをドン引きさせたFF8。
第一開発の作品なのに、インターナショナル版すら出なかったFF8。
FF8を扱った各種サイトや2chのFF8総合スレのログなどでも、登場人物の心理描写などに関しては同じネタが何度も繰り返し話題になり、掘り下げが行われています。
一方で、『FF8攻略』を銘打ったサイトは、そのほとんどがアルティマニアを丸写ししただけのお粗末な代物で、
発売から7年が経過したにもかかわらず、『ダイヤの左側がクイーン関連のレアカードを使用する』ということすら一般に知られていません。
これが、FF8というゲームであり、そのファン層の性質なわけです。
発売から14年が経過した今でも薬師に新たなバグが発見される一方で、
ハーレムパーティなのにカップル論争すら起こらないFF5などとは対照的ですね。
いや、どちらが良いとか悪いとか、そういうんじゃないんですよ。
「FF5とFF8では遊び方が違う」というだけなんです。
(だからこそ、懐古層は最近のFFのことを『こんなのFFじゃない』と、PS世代は6以前のFFのことを『こんなのFFじゃない』と主張するわけですが。)
ただ、FF8信者の中には
「『8の戦闘がつまらない』というのはジャンクションや精製などのシステムを理解していないからだ」
と主張する人もいますが、それは違います。
確かに、8嫌いな人の中にはそういう「ゲーマーとしての能力が低い人」(某夢オチ漫画家・談)もいるでしょう。
しかし、懐古層が8を嫌っているのはそういう理由からじゃありません。
「敵が弱すぎて戦闘かつまらないから」、あるいは「理解すればするほど、その奥行きのなさに気付かされるシステムだから」嫌いなんです。
FF4・5やロマサガなどにどっぷり漬かってきた懐古層にとって、「FF8のシステムは物足りない」んです。
『雑魚戦はうっとうしいから、戦闘を回避できるFF8は楽しい』という人もいるでしょうが、
『雑魚もボスも弱すぎて、戦闘を楽しめないからFF8はつまらない』という人もいるんです。
そこのところ、お間違えなきよう。
しかし・・・
6・7・8・10と、北瀬ディレクターのFFは「イベント重視・ムービー重視・戦闘軽視」のワンパターンで、いい加減飽きました。
13でも続投だそうですが、どうせまたあのライトニングとかいう恥ずかしい名前のガンブレード使いが敵を秒殺していくだけのゲームになるんでしょうね。
ま、どうでもいいけどさ。PS3買わないから。
・ストーリー
サブイベント(特にシュミ族の村関連のイベント)では余計なことまでダーリンに喋らせるくせに、メイン中のメイン(のはず)のダーリンとハニーの恋愛に関しては説明不足。
・・・ダメじゃん。
「あ・か・い・か・み」なんか、それこそ分かる人にだけ分かればそれで良かったんですよ。
「SUCCESSION OF WITCHES' LOVE」みたいに、アルティマニアで種明かししても良かったんですよ。
でも、本編でそれらの種明かしをする必要はありませんでしたね。
ましてや、そういうどうでもいいことにかまけて、肝心の本編でプレイヤーを置いてけぼり、ではねぇ・・・
DIsc3冒頭のアレだって、
1. ダーリンは幼少時にエルオーネと引き離されたというトラウマから、親しい人との離別や、それによる孤独感に対して極端なまでの恐怖感を抱いている。
(ある日、居心地のいい世界から引き離されて誰もいなくなって……。知ってるか?それはとってもさびしくて……。それはとってもつらくて……。
いつかそういう時が来ちゃうんだ。立ち直るの、大変なんだぞ。だったら……。だったら最初から1人がいい。仲間なんて……いなくていい。)
2. 「自分のまわりにはりめぐらせている壁をものともせずぐいぐい中にはいろうとする」ハニーが、
学園を案内し、ノーグと戦い、仲間との再会を喜びあう日々を送るうちに、ダーリンの内面に潜むものを少しずつ理解していった。
そして、セルフィバンド公演時にはダーリンの幼少時のトラウマに理解を示し、安らぎや温もりに対する恐怖心を和らげてくれた。
そうしたふれあいの中で、いつしかダーリンの心の中でハニーはエルオーネの代わりになりうる大事な存在になっていった。
3. トラビアガーデンにて。
「僕たちは子供のころ、いっしょにいただろ?それが、いろんな事情で引きはなされてしまったんだよ。
子供だったから、ひとりでは生きていけなくて……。他に許された道もなくて、ただ泣いているだけだったさ〜。
でもさ……。でもさ、こうしてまた一緒になれた。新しい仲間……友だちも増えた。
僕たちはもう小さな子供じゃない。みんなとっても強くなった。もう黙って離ればなれにされるのは嫌だから……。
だから僕は戦う。少しでも長く一緒にいるために。それが僕にできる精一杯だから。」
4. ホライズン・ブリッジにて。
(俺……なにやってるんだ?エスタに行って……エルオーネ捜して……エルオーネに会って……。
エルオーネに会えば、何もかも解決するとは限らないんだぞ。それなのに俺は……。
俺……変わったな。)
といった一連の過程をきちんと見せていれば、多少なりとプレイヤーの共感を呼ぶことができたはず。
しかし、現実には1.2.のイベントはD地区収容所脱出後のメンバー選択やアーヴァイン単独行動時の楽器選択次第で内容が変化するフリーイベント。
制作者の意図としては「見てもらえなくても構わないイベント」なわけです。
Disc3序盤は「常に状況に対して受け身だったダーリンが、状況を変えるべく自分の意思で動き出す」という、ダーリンにとってかなり重要なシーン。
その重要なシーンで、あれだけヒャダルコびいきな『考えすぎながらFF8』にさえ「ヒャダルコの心に共感できない」と書かれてるようじゃ、どうしようもねーべ。
あ、そうそう。
Kiss The Moon様(http://kissmoon.org/)の『リノア=アルティミシア』説、二次創作の読み物としてはなかなか面白かったですよ。
でも、こういうのが大真面目に議論されるようでは、「FF8のファンは程度が低い」と言われても仕方ないと思います。
あのエンディング後の世界がどういう方向に向かっていくのか、その世界の中で魔女という存在がどのように扱われるのか、
その世界の中では、そもそもアルティミシアという存在が生まれてくるのかどうか、ちょっと考えればわかりそうなもんでしょ?
そういったことを自分の中で反芻せず、他人の書いた文章を鵜呑みにしているようでは、「程度が低い」と言われても仕方ありませんわな。
・・・まぁ、他人がどう考えようと知ったこっちゃありませんし、管理人個人はいつぞや2chの『リノア=アルティミシア説スレ』に書いた
「リノア=アルティミシアと脳内設定してシナリオを進めていくのも、これはこれで面白いよ」
「でも本当はそんな設定ないよ」
というスタイルで通すつもりですが・・・
とりあえず、2、3反駁だけしておきますと、
>ノアはまた、FF3に於て魔導師ハインの師でもある。
嘘です。
FF3の魔道士ハインはアーガス城に仕える神官であり、ザンデが土のクリスタルの力を使って引き起こした大地震によって悪しき心を呼び起こされただけです。
ノアの弟子としてFF3本編に登場するのはザンデ・ドーガ・ウネの3人だけであり、NTT出版の攻略本にも「ハインはノアの弟子である」などという記述は見あたりません。
>リノア=アルティミシアが長いこと生きていた理由は簡単に想像できる。
>もう誰にも、自分と同じような哀しみを味あわせたくなかったのだろう(というアルティミシアの絶望をリノアも知ったはずである)。
あれはそんな殊勝な性格じゃありません。
「リノア」を「イデア」あるいは「エルオーネ」に置き換えれば、まだあり得るかなと思えるんですが。
ちなみに、又聞きした話によると、『=』説を書いたKiss The Moonの方(運営者の日月九曜様でしょうか?)本人が、どこかのサイトで
「『リノア=アルティミシア』説ははフィクションです。公式にはそんな設定ありません。」と述べておられたそうですよ。
・リノア
どうやら、FF8のキャラクターデザイナーやシナリオライターは、この黒髪がお気に入りのようです。
で、ヒロインとしていいとこ取りをさせようとして、できあがったのが天然電波発信機。
FF8考察サイトでは『リノアも成長している』という弁護がなされておりますが、
・デリングシティ・大統領官邸にて魔女に単独突撃
「私だって」「私だって」言うのは構いませんよ。若さは馬鹿さですからね。
それにあなたの場合、母親を早くに亡くし、父親ともすれ違いばかり。
そうした「誰もわたしに触れてくれなかった」少女時代の反動からああいう恐れ知らずな粘着気質になってしまったんでしょうし、
「程度の低いレジスタンス」だの「家出娘の反抗」だのと突き放されて、「もっと私を見て、私に構って」と自分自身の存在をアピールしないと、不安で仕方なかったんでしょう。
でもね、せめて「自分のおつむが弱い」ということは自覚して、それにふさわしい行動を取ってください。
あの状況であなたにできる最善の行動は、おそらく『バングルをキスティスたちに渡し、自分は家でおとなしくしている』ことです。
「自分もどうしてもその戦いに参加したい」というのであれば、『おとなしくするそぶりを見せてこっそりあとをつけ、凱旋門に忍び込む』という古典的な手段もあったでしょう。
魔女の演説やパレードという一大イベントを控え、蟻の子一匹通さないような警備をされているはずの大統領官邸にどうやって忍び込んですか、あなた?
魔女に近づく時に誰の名前を出してるんですか、あなた?
父親の不器用な愛情を理解しようともせず、しかも「あの男」呼ばわりするその父親の威を借りないと何もできない小娘。
ヒロイン補正がかからなきゃ、あのままシュメルケの餌食になってたはずですね。はい、ご都合主義。
そしてキスティス自滅。恋のライバルに強烈な「さげまん」補正。
・Gガーデン・大講堂で意識不明に
Gガーデンでハニーをパーティから外していると、決戦の直前に彼女が「何の必然性もなく」現れます。
どんな形であれ、石の家のメンバーで決着を付けたいから、そうしないと心の整理をつけられないと思ったから、部外者のあなたにはご退場願ったんですよ。
何で来るんですか?
まさか「ストーリーの都合上」ですか?
そしてDisc3冒頭でダーリン発狂。主人公にまさかの「さげまん」補正。
・ルナティックパンドラでさらわれる
case1. ハニーをパーティ内に加えていた場合:
「俺のそばから離れるな」って・・・言ったよね、確か?
case2. ハニーをパーティから外していた場合:
サイファーサイファーといまだに未練があるみたいだし、やっぱり直接戦わせるのは忍びない。
「愛と友情、勇気の大作戦」のキーパーソンだし、護衛付けて待機させとくか。
エルオーネを取り戻して、アデルを倒して、その後に呼び出せばいいや。
ハニー「ダーリン!!」
・・・ えっ?
セルフィ「ごめん、ハニーってばどうしても、ダーリンのそばにいたいってここまで来ちゃったんだよぉ」
・・・ ・・・ ・・・ はい?
お前何勝手に行動してますか?
お前自分の立場理解してますか?
お前ダーリンの役に立ちたい立ちたい言ってましたよね?
最後の最後に、絶対に失敗の許されない作戦の中核となる大事な役目を仰せつかっといて、
何 や っ て ん だ こ の 鳥 頭
そうでなくても、あの『ぎにゃぁぁぁぁ!!』で痛恨の一撃を受けた自分には、この女の行動が本当に堪えた。
「わたし、開き直りました!」と言っておきながら、何でいまだにうだうだうだうだと口先で説得しようとしているんだ。
「昔の女」として本当にサイファーをかわいそうだと思うなら、アンジェロキャノンで引導を渡してやれ。
奴のプライドも野望も完膚無きにまで吹き飛ばしてやれ。その方が「慈悲」なんだ。
・・・無理です。俺には弁護できません。
成長してません、このパルプンテ娘は。
大体さぁ・・・
このゲームにはすでにエルオーネという王道ヒロインがいるんですよ。
・生まれながらに不思議な力を備えており、その力を欲する悪者に執拗に狙われ続ける。
・そのため幾度となくピンチに陥るが、そのピンチの時に必ず助けてくれるヒーローたちがいる。
・幼少時から10年以上船の上で生活していたという不幸な境遇にもかかわらず、優しいお姉さんとして誰にでも好かれている。
・何度も力を行使するのは「大好きなラグナおじさんに、大好きなレインの死を看取ってもらいたかったから。」
・カードゲームは世界最強。
こんな完璧超人相手に、魔女の力を云々程度で「ヒロイン」の称号を得られるわけがないんです。
こんなキャラクターがいる作品で、「さげまん」リノアごときに物語のヒロインが務まるわけないんです。
素直に「スコール専用ヒロイン」としてこじんまりと活躍させておけば、それで良かったんです。
そうすれば、「FF8の主人公はスコールだけど物語のヒーローはラグナ」「FF8の女主人公はリノアだけど物語のヒロインはエルオーネ」という形できちんと住み分けもできたはずだし、
コンサート時や地上帰還時の会話に共感したプレイヤーの支持も得られたはずです。
北瀬ディレクターは『リノアを好きになるかどうかで、人によって「�次廚琉�象が全然変わるんじゃないですかね。』(アルティマニアp.467)とのたもうておられますが・・・
・リノアを好きになってもらえそうなイベント: F.H.コンサート時の会話(楽器選択次第)、飛空艇ラグナロク地上帰還時の会話(強制)、エンディング
・リノアが嫌われそうなイベント: 森のフクロウアジト〜ティンバーTV局前のイベント(強制)、デリングシティ(強制)、ガーデン交戦時のミニゲーム(強制)、宇宙でのミニゲーム(強制)
・「人によって印象が変わりそうな」イベント: SeeD就任式(強制)、ガーデン案内(メンバー選択次第)、トラビア回想イベント(強制)、アデル戦(強制)
管理人には、彼らが『プレイヤーにリノアを好きになってもらう』ための努力をしたとは思えません。
そりゃ、制作者は無条件でリノアを好きになれるでしょう。自分の作り出したキャラクターですからね。
だけど、FF8をプレイした人の8割以上はリノアを嫌ってますよ。
『プレイヤーにリノアを好きになってもらう』には、「ハニーを好きになってもらうための強制イベント」がせめてあと4つ5つは必要だったんじゃないですかね?
「ハニーの生い立ち(特に父親との確執と和解)」とか、ネタはいくらでもあったはずでしょ。
管理人は、「特定の登場人物へのえこひいきを感じる」ことはできても、「愛を感じる」ことはできませんでした。
やっぱり、制作者が自分の作ったキャラに惚れ込んだりしちゃダメだね。
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