−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=              クロノトリガータイムアタックレポート             −=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=  このレポートは私が2007年2月19日に出したクロノトリガーTA記録3時間49分についての詳細をま とめたものです。この記録の最大のポイントは、シルバード入手前というきわめて早い時期にラヴ ォスを倒していることです。これにより、地下水道跡から黒の夢出現までの従来のTAがこなしてい たイベントを全てカットし、大幅な時間短縮に成功しています。                         ========目次========                               1.主要セーブ地点のラップタイム                           2.経験値・技ポイント稼ぎ               3.入手した全アイテム                         4.時間短縮のための小技               5.行動チャート               6.ボス戦略               7.参考文献・謝辞                          8.後書き           ____________________________________________                 ****************               1.主要セーブ地点のラップタイム               ****************               ヤクラ戦前        00:13              ドラゴン戦車戦前     00:25               工場跡前         00:42              ヘケラン戦前       00:53              グランとリオン戦前    01:06               ニズベール戦前      01:23              魔王城前         01:36              魔王戦前         01:55              ティラン城前       02:09              ニズベールR戦前      02:41              地底砂漠前        03:04              時の最果て        03:16              ラヴォス体内(最終セーブ)03:31              THE END      03:49    機種はSFC版です。最終セーブからTHE ENDまでのラップタイムはストップウォッチによっ   て計測しています。それ以外のタイムは全て、セーブデータに表示されるゲーム内時間を記し   ています。    ____________________________________________                              *************                2.経験値・技ポイント稼ぎ                *************      この項ではTAで実際に行われた経験値・技ポイント稼ぎについての詳細を記します。            本TAでは、シルバード入手直前というきわめて早い時期にラヴォスを倒しています。狙い   は地下水道から黒の夢出現という従来のTAでこなしていたイベントを丸々カットすることによ   る時間短縮です。しかしながら、この戦略には高レベルで強力な魔法防御を持つ魔王の未加入、   シルバード突入によるラヴォス外殻戦の戦闘カット不可など様々なデメリットがあります。       また、当然のことながらこの段階でラヴォスとまともに渡り合うことはまず不可能なので、   経験値・技ポイント稼ぎを行い、有効なアイテムを集めることが必要不可欠です。アイテムに   ついては次項に譲るとして、必要となる経験値・技Pが高くなればなるほど、稼ぎの時間は増し   ていきます。下手をするとイベントのカットにより生じた時短効果は消え、残ったのは、上の   ようなデメリットから発生するタイムロスだけといった事態も起こりえます。       様々な試行錯誤の結果、最終的にクリアに必要となるレベルをエイラ34に、必要となる技を   きょうりゅう、みだれぎり、ヘイストの3つとすることに成功しました。この程度のレベル・   技なら、到達にはさほど時間はかからず、イベントカットによる時間短縮の恩恵を享受できま   す。    技の中でもっとも習得に時間がかかるのは、エイラのきょうりゅうであるため、エイラのレ   ベル34・きょうりゅう習得をいかに効率的に成し遂げるかが、クリアタイムの短縮を左右する   わけです。       では効率のよい稼ぎ場所とは一体どこなのか。       結論をいうと、稼ぎを行う場所はティラン城、エンハーサ、地底砂漠の3箇所です。     まずはティラン城、戦闘場所はニズベールRがいるフロアの入口付近です。ここでは      入口に入ろうとすると、 ドッカン×2+きょうりゅうじん  (経験値570 技P18)   入口前から右に動くと、 ドッカン×2+きょうりゅうじん×2 (経験値696 技P20)       という組み合わせとエンカウントします。これらの敵ペアの主な利点は、       1.出現に時間がかからない   2.得られる経験値・技ポイントが他の敵ペアに比べてかなり多い   3.前者はクロノのかいてんぎりとエイラのたたかうで、後者ははやぶさぎりで瞬殺できる    といった3点が挙げられます。また、戦闘場所のすぐ近くにあるセーブポイントにより、減   少したMPを速やかにシェルターで回復することができます。まさに理想的な稼ぎ場所といえる   でしょう。       稼ぎの方針としては最初は前者のペアを倒し続け、はやぶさぎりを習得。その後は、前者と   後者のペアを交互に倒していくというものになります。はやぶさぎりのエフェクトは非常に短   いため、回転のよい稼ぎが可能となります。    このままここで稼ぎを続けてもよいのですが、より所要時間を短縮するためには場所を変え   る必要があります。なぜなら、ティラン城のモンスターが持つ経験値・技Pの割合では、エイ   ラのレベル34到達よりも、きょうりゅう習得の方がより多くの戦闘回数を必要とするからです。    つまり、このまま稼ぎをティラン城で続けた場合、必要レベルに達していながら技Pだけの   ために戦うといった現象が生じてしまうのです。       そこで登場する稼ぎ場所がエンハーサです。ここに登場するヌー×6は経験値こそ744と少な   いものの、90Pという破格の技Pを持っています。ヌーのHPは1234とかなり高いですが、この時   点でエイラはしっぽたつまきを習得しているため、最強の3人技ビッグトルネードが使用可能で   す。これを用いれば、戦闘開始直後にヌーを瞬殺でき、タイムロスを最小に抑えることが出来   ます。       ヌーの部屋に入るための移動時間及びそれに伴うジャキとの遭遇イベントにより、若干時間   がとられるものの、ヌー×6を倒すのに要する時間は1分20秒。一方、ティラン城で敵ペアを5   回倒し、90以上の技Pを手に入れるのにかかる時間は2分弱。およそ30秒の短縮になります。    最後の地底砂漠についてですが、ここはみどりのゆめ入手のため訪れるダンジョンです。最   初のフロアには敵が7ペア出現しますが、全て逃げられるため戦闘は強制ではありません。し   かしながら、このダンジョンは本来ならしばらく後のサブクエストで訪れるように設定されて   いるためか、登場するモンスターはいずれもかなり高い経験値と技Pを持っています。       また、ティラン城の敵に比べて、経験値に対する技ポイントの割合が高くなっているため、   ここの敵を経験値稼ぎに取り入れることで、きょうりゅう習得の為に不足している技Pの穴埋   めと効率のよい経験値・技P稼ぎという、時間短縮のためには願ってもない効果が得られます。   気になる戦闘時間も、7ペアともビッグトルネードで瞬殺可能なため問題ありません。ここの   敵が一度倒すと復活しないことだけが返す返すも残念なところです。    以上のような考察のもと決定され、本TAで実際に行われた経験値・技P稼ぎのために戦う敵   の組み合わせと戦闘回数は以下のようになります。      ――――――――――――――――――――――――――――――――――            | 戦闘するモンスター、ボスの組み合わせ    | 経験値 | 技P |     |―――――――――――――――――――――――|―――――|――――|     | ドッカン2匹+きょうりゅうじん2匹(47回)|26790| 846|     | ドッカン2匹+きょうりゅうじん2匹(30回)|20880| 660|     | ニズベールR                |  880|  15|     | アザーラ、ブラックティラノ         | 1800|  25|     | ヌー6匹                  |  744|  90|     | 地底砂漠のモンスター7ペア         | 8028| 315|     | メルフィック                | 2600| 100|     |――――――――――――――――――――――――――――――――――|     | 合計                    |61722|2051|     |――――――――――――――――――――――――――――――――――|     | エイラが必要とする経験値と技P       |61241|2046|      ――――――――――――――――――――――――――――――――――   ____________________________________________                          ***********                 3.入手した全アイテム                                       ***********     この項では、入手した全ての消費アイテム・武器・防具・アクセサリーをその理由と共に記述  します。武器・防具・アクセサリーに関しては入手順に書かれてあるため、下の行動チャートと  あわせて読むことで、私がTA時にとった各行動の狙いがより一層分かりやすくなると思います。      <方針>       まず、消費アイテム・武器・防具・アクセサリーを次の3つに分類します。   A.TA戦略上、ゲームクリアに必要不可欠なもの   B.無くてもクリアに差し支えはないが、時短効果を持つもの   C.ゲーム終盤において、金策として用いるもの    Aに分類されるものは戦略の根幹をなすものです。これらは必然的に少々のタイムロスも厭   わずに入手することになります。    Bについては、入手時間に見合った時短効果が得られるか慎重に検討する必要があります。   いくら強力な武器を装備してボス戦の時間を短縮しても、入手・装備に要する時間がそれを上   回っては本末転倒です。       Cについては、戦略上、フィオナ神殿にて70000Gという大金を工面する必要が出てきます。   そのためには、大きなタイムロスをすること無く入手でき、高額で売れるアイテムの回収が要   求されるわけです。  <説明>       入手したアイテムの横にあるアルファベットは上の分類と対応しています。厳密には入手したわ   けではない、クロノの初期装備はちまきとエイラの初期装備ルビーベスト、パワーマフラーに   ついても戦略上使用する機会があったため、便宜上この項目で解説しています。     消費アイテム  ――――――  <パワーカプセル> B 入手場所 中世ガルディアの森 中世ガルディア城    1個目は、パワー手袋と併用することで、かえんしゃりん習得時に戦うことになるまるまじ   ろライダー3体及び、空中刑務所内でのインナーガードををかいてんぎり1発で葬ることを可能   にします。若干の寄り道は、確実に時間短縮という形で返ってきます。       2個目は、コックがハイパーほしにくと共に押し付けてくるのでタイムロスなく入手できま   す。直接的な時短効果は見出せなかったのですが、これを使用したことにより、ボス撃破のい   ずれかが1ターンでも早くなればと考え、ゼナンの橋前でシェルターと共に使用しています。  <スピードカプセル> A 入手場所 デナドロ山 エンハーサ    クリアには必要不可欠です。戦略上、必要個数は2つ。ロスが少ない2箇所を入手場所に選ん   でいます。マールに使用することで、ラヴォス戦におけるヘイスト・回復要員としての彼女の   役割を強力に支援します。  <マジックカプセル> B 入手場所 エンハーサ    回収個数は1個。スピードカプセルのついでに手に入れる形です。なかなか使いどころが難   しいのですが、今回はスピードカプセル使用時に一緒にマールに使用することにしました。こ   れにより、ラヴォス外殻戦で、ブラックティラノモード時のアザーラをひょうがなげ3発で確   実に倒すことが可能になります。       また、ケアルの回復量も増すため、ラヴォス本体戦時でのエイラHP調整を円滑にし、攻撃効率   を上げることにも寄与します。  <ポーション> B 入手場所 空中刑務所 アリスドーム    空中刑務所での強制戦闘において、合計3個を手に入れることができます。使用せずとも序   盤を乗り切ることは不可能ではないですが、ミドルポーションの消費が圧迫され、試行回数の   激増を生みます。また、ラヴォス戦においてきょうりゅうを用いるエイラのHP調整に、50とい   う微小な回復量は非常に役立ちます。       今回は、アリスドームで21個を購入しましたが、今思うとこれは戦略ミスでした。試行を繰   り返すTAでは、序盤の回復は敵が落とす分だけで十分まかなえます。素直にパレポリ村で他の   アイテムと一緒に購入すべきでした。  <ミドルポーション> A,C 入手場所 空中刑務所 パレポリ村    回復の要です。HP回復量200は序盤・中盤だけではなく、終盤戦のラヴォス外殻戦の合間の   ダメージ回復にも役立ちます。まずはガルディア城監獄においてほぼノーロスで回収できる7   つを回収し、グランとリオン戦までの回復をまかないます。パレポリ村において購入する41個   は、消耗戦となる魔王城の各ボスを押し切るための必需品です。    また、経験値稼ぎの際に敵が落とす70個以上のミドルポーションは、大半を終盤に売却する   ことで資金源となります。(実際はミスで売却はなし)非常に使い勝手のよいアイテムです。  <ハイポーション> A 入手場所 地底砂漠    ロス無く回収できるのは地底砂漠の1個だけですが、それで十分です。ラヴォス本体戦で、   開幕に光波を受け、みどりのゆめで復活したクロノに使用することで、両腕の円月殺法に備え   ることができます。  <エーテル> B 入手場所 ヘケランの洞窟    ヘケランの洞窟でほぼノーロスで1個回収できるため、なんとなく回収しました。結果とし   て、ラヴォス戦でクロノのMP回復に貢献。ミドルエーテルが最終的に1個余ったことを考える   とミドルエーテル1個回収分だけの時短効果はあったことになります。  <ミドルエーテル> A 入手場所 世界各地    消耗戦となるラヴォス戦を乗り切るためには必須のアイテムです。途中のボス戦及び経験値   稼ぎの時にも若干使用するため、世界各地の宝箱のうち、比較的ロス無く回収できる上位順に   13個回収しています。  <ハイエーテル> A 入手場所     ラヴォス本体戦、ラヴォスコア戦において攻撃の手を休めないためには、60MPの回復量を持   つこのアイテムは欠かせません。道中、回収可能な5個を全て回収します。回収ロスも少ない   です。  <スーパーエーテル> C 入手場所 地底砂漠    MPを全回復させる文字通りスーパーなアイテムですが、今回のTAにおいては終盤の金策用に   回収します・・・ が、なんとうっかり回収し忘れ、しかもそれに気づかないままセーブすると   いう愚行を犯してしまいました。その結果、リカバリーとして資金を捻出するためにエリクサ   ーを1個売却する羽目に陥り、ラヴォス本体戦でのタイムロスとなってしまいました。  <エリクサー> B 入手場所 きょうりゅう人アジト アリスドーム 地底砂漠       HP・MP全回復効果を持つ優秀なアイテムですが、本TAにおいてはどちらかというとHP全回復   効果の方が重宝します。ラヴォス本体戦の際にこれが無いと、回復のたびにいちいちマールを   蘇生しなければならず、大きなタイムロスを生み出します。道中ロス無く回収できるのは3つ。   全て回収します。    <ばんのうやく> B 入手場所 パレポリ村    必需品ではありません。ただ、携帯することでマヨネー戦、ラヴォスコア戦での試行回数の   減少とわずかながらの時間短縮ができます。購入ロスはほとんどないため、パレポリ村で他の   アイテムと一緒に11個購入しています。  <アテナのみず> A 入手場所 アリスドーム パレポリ村 魔王城    序盤のボス戦を押し切るため、魔王戦での戦略上、そしてラヴォス戦においては通常の蘇生   とともに、死亡したエイラを蘇生させ、きょうりゅうのダメージ源とするための必需品です。   アリスドーム、パレポリ村で11個ずつ購入し、最短ルート上にあり、ロスなく回収できる魔王   城の1個を回収しています。       ただ、アリスドームで購入した11個に関しては、タイムを追求して試行を繰り返した結果、   グランとリオン戦までに1つしか使用せずにすんでしまいました。これならば、マノリア修道   院の1個を回収すれば良いわけで単なるタイムロスにしかなっていません。ここは、21個をパ   レポリ村で他のアイテムと一緒に購入するのが正解でした。  <シェルター> A 入手場所 マノリア修道院 現代ガルディア城 工場跡 パレポリ村    消耗したパーティーの瞬時の回復はもとより、経験値稼ぎの際のMP回復にも用いる必需品で   す。回収可能な場所はいくつかあるのですが、前半ではタイムロスの少ない順に3個を回収、   パレポリ村において11個を購入し、終盤戦までの回復をまかないます。  <ラピス> B 入手場所 地底砂漠    使用機会は唯一、ラヴォスコアが現代に時空転換した時です。ラヴォスの行動パターンによ   っては使わずに終わることもありますが、回収するまでもなく地底砂漠での戦闘時に5個ほど   手に入るため、持っておいて損はありません。    <バリアボール> A 入手場所 地底砂漠      重要アイテムです。ひかりのローブ、きんのイヤリングを装備したレベル34のエイラに用い   ることで、ラヴォスの光波および邪影闘気殺炎をしのぎきることを可能にします。バトルスピ   ードを3以上にすれば、1個で2発目の光波から邪影闘気殺炎まで効果が持続するのですが、入   力タイミングが相当厳しくなり、試行回数が激増します。今回は、安全策として2個をエイラの   いろじかけで盗んでいます。  武器  ――  <こうてつのかたな> B,C 入手場所 マノリア修道院    回収にはやや距離がありますが、ヤクラ戦、ドラゴン戦車戦でのこの武器抜きでの戦いは考   えづらいです。特にドラゴン戦車戦では、本体の回復量を打ち破るだけのダメージを生み出し、   時間短縮に効果を発揮します。  <アイアンソード> B,C 入手場所 マノリア修道院    ヤクラ戦のためだけにあるような武器です。回復行為無しでヤクラを撃破をするには十分な   ダメージ量を提供します。回収時間もそれほどかかりません。  <はくぎんけん> B,C 入手場所 16号廃墟    ほとんどタイムロスなく回収できます。序盤のボス戦、特にRシリーズ戦での時短効果は   かなりのものがあります。終盤の金策にも役立ちます。  <はくぎんのゆみ> B 入手場所 16号廃墟    マールの攻撃がボス戦に貢献するのはガードマシン戦のみですが、この武器抜きではビット   の排除、本体へのダメージ蓄積速度はかなり鈍ります。回収に伴うタイムロスもほぼ無しです。  <プラズマガン> C 入手場所 工場跡    終盤の金策に用いるために回収します。タイムロスはゼロといっていいと思います。  <ミラージュハンド> B,C 入手場所 デナドロ山    中盤のボス戦で攻撃役を担うことの多いロボの攻撃力を増強させ、攻撃効率を向上させます。   終盤の金策にも使用します。  <ソイソーとう> B 入手場所 魔王城    素早さ+2のボーナスが付くうえに攻撃力の上昇も大きいおいしい武器です。魔王戦、ブラ   ックティラノ戦での戦闘時間短縮には欠かせません。  <デスフィンガー> C 入手場所 魔王城    終盤の金策に用いるために回収します。若干のタイムロスは4900Gという売値が十分埋め合   わせてくれます。  <つばめ> A 入手場所     クロノの攻撃力を飛躍的に上昇させるうえに、素早さ+3のボーナスが付くというきわめて   優秀な武器です。回収にかなり時間がかかるのが難点ですが、各ボスにおいて大きな時短効果   を生み出すその攻撃力と、素早さ+3ボーナスはラヴォス撃破には欠かせない重要な役割を担い   ます。  防具  ――  <チタンベスト> B 入手場所 工場跡    ルッカに装備させることで、HPMAX状態からRシリーズの打撃を5発まで、グランとリオンの   強打撃を2発まで高確率で耐えられるようになり、攻撃・回復効率を向上させます。  <ルビーベスト> B,C 入手場所 エイラ初期装備      本TAで唯一入手できる耐性防具であり、予定では、苛烈な魔法攻撃を仕掛けてくる魔王戦に   投入し、時間短縮を狙うつもりでした。ところが、あろうことかエイラから剥ぎ取るのをうっ   かり忘却。魔王戦でのタイムの妥協を迫られる結果となりました。    <ミストローブ> C 入手場所 魔王城    終盤の金策に用いるため回収します。魔王城に2個ありますが、回収するのはビネガーの横   にあり、タイムロスのより少ない1個目です。  <ダークメイル> B,C 入手場所 魔王城    カエルに装備させることで、魔王の魔法を2発受けても耐えられるようになり、攻撃効率を   アップさせます。終盤の金策にも使用します。  <トリケラメイル> C 入手場所 プテランの巣    終盤の金策に用いるため回収します。高額で売れる上に、最短ルート上にあるため回収ロス   もありません。  <ひかりのローブ> A 入手場所 アリスドーム    重要アイテムです。レベル34のエイラにきんのイヤリングと一緒に装備させ、バリアボール   を用いることで、ラヴォスの光波及び邪影闘気殺炎をしのぎきることを可能にします。ラヴォ   ス撃破のためには必要不可欠です。  <エターナルスーツ> A 入手場所 地底砂漠    非常に高い防御力を持つ防具です。クロノに装備させることで、ラヴォス両腕の円月殺法2   発に耐え切ることを可能にします。  <エターナルメット> C 入手場所 地底砂漠    終盤の金策に用いるため回収します。メルフィックとの戦闘位置によってはタイムロスが発   生しますが、特に気にする必要はないでしょう。  <わすれずのぼうし> C 入手場所 地底砂漠    終盤の金策に用いるため回収します。同じくメルフィックとの戦闘位置によってはタイムロ   スを生みますが、10000Gという売値には替えられません。  <まもりのぼうし> A 入手場所 フィオナ神殿    クロノトリガーで最も高価な防具ですが、全ステータス異常防止はそれだけの価値がありま   す。エイラに装備させることで、ラヴォス各形態が繰り出す状態異常攻撃をやり過ごし、効率   よいダメージ蓄積を可能とします。  <まどわずのぼうし> B 入手場所 フィオナ神殿    ラヴォス外殻を速攻で倒すために、混乱防止効果を持つこの防具をクロノに与えます。ラヴ   ォス両腕の円月殺法対策としての物理防御力アップにも貢献します。    アクセサリー  ――――――  <はちまき> B 入手場所 初期装備     素早さ+1という数字から使いどころに悩みますが、本TAにおいてはマールが主に装備します。   特に効果を発揮する箇所はガードマシン戦。打撃の連発が多いこのバトルのダメージ蓄積速度   を上げています。  <バーサクリング(1個目)> B 入手場所 16号廃墟    重要アクセサリーです。クロノトリガーは、戦闘システムとして、アクティブタイムバトル   を採用していますがバーサクリングを装備したキャラはゲージが溜まった瞬間に間髪をおかず   攻撃を行います。その瞬発力は、素早さMAXのキャラが装備した時にはあのラヴォスの光波へ   の先行攻撃を可能にするほどです。       長期戦となるボス戦において、行動ウィンドウ選択時のタイムロスの蓄積は馬鹿にできない   量になります。操作不能になるというデメリットはありますが、物理攻撃・防御1.5倍、素早   さアップ、クリティカル率向上というその副次効果は時間短縮に目覚しい効果を発揮します。   回収の際の距離は問題ありません。中盤のボス戦では無類の強さを発揮します。  <シルバーピアス> B 入手場所 デナドロ山    メルフィック・ラヴォス外殻戦でよどみなく大技を連発するには、このアクセサリーは欠か   せません。ティラン城での経験値稼ぎの際にも使用し、レベル上げの効率をアップさせます。   MP回復のためのミドルエーテル及びシェルターの使用回数の減少は、回収ロスを相殺するばか   りか大きな時短効果を生み出します。  <ぎんのイヤリング> B 入手場所 デナドロ山    中盤のボス戦でHP増強のために使用します。回収には時間がかかりますが、これ抜きでは魔   王戦での戦術がかなり限られたものとなり、余分な時間を食うことになります。  <バーサクリング(2個目)> B 入手場所 不思議山    2個目のバーサクリングです。効果は前述のとおりですが、もう一つを回収しニズベール戦   において、エイラ、ロボの両キャラに装備させることで、間断ない連続攻撃を可能とします。   時短効果は大きいです。  <パワーマフラー> B 入手場所 エイラ初期装備    ちから+4効果によるダメージ量の上昇には目覚しいものがあります。アザーラ、ブラックテ   ィラノ、ラヴォス外殻の速攻撃破を可能にする頼れるアクセサリーです。初期装備で入手時間   がゼロなのも嬉しいところです。    <スピードベルト> B 入手場所 魔王城    回収時間はほぼゼロ。使用頻度が高い有能なアクセサリーです。素早さの低いマール、ルッ   カ、ロボに装備させることで攻撃効率を上げ、撃破速度を向上させます。また、ラヴォス本体   戦でマールが装備することにより、入力タイミングの余裕を生み、試行回数を減らすことにも   貢献します。  <きんのイヤリング> A 入手場所 アリスドーム    ラヴォス戦における攻防の鍵を握る重要アイテムです。レベル34のエイラにひかりのローブ   と一緒に装備させ、バリアボールを用いることで、ラヴォスの光波および邪影闘気殺炎をしの   ぎきることを可能にします。また、エイラのきょうりゅうのダメージを大幅にアップさせ、ラ   ヴォス撃破の突破口を開きます。  <みどりのゆめ> A 入手場所 フィオナ神殿近く?    本TAにおける最重要アイテムです。ラヴォス本体が問答無用で開幕に放ってくる光波をしの   ぐための命綱です。また、後から分かったことですが、実はみどりのゆめ回収時のイベントは   なぜかゲーム内時間が止まっています。そのため、ほとんどタイムロスもなく回収できる優れ   ものです。 ____________________________________________                 ************                 4.時間短縮のための小技                 ************       この項では時間短縮のための小技について記します。戦術・戦略の改善による時間短縮と比べ  ると、どうしても地味になることは否めませんが、いずれも確実な時短効果を持っています。    1.バトルスピードを最速にする。    かなりの時短効果があります。プレイヤーの入力速度は変わらないため、敵の行動回数も若   干増えるのですが、バーサク化したキャラに攻撃を一任したり、たたかうを連打するボス戦が   多い今回のTAでは、ゲームスピードを上げたほうが明らかに効率的です。       ただし、例外としてラヴォス本体・コア戦に限ってはゲームスピードを4に下げています。   より正確に言うと下げざるをえませんでした。詳しくはラヴォス戦の項に書きますが、この両   バトルにおいては、ラヴォスの特定の行動の前に確実に味方の攻撃・回復を行わなければいけ   ない場面が存在し、しかもそのタイミングが非常に際どいものとなっています。それをバトル   スピード1でこなすのは、さすがに酷なものがあるため、やむをえずの措置となりました。  2.バトルコマンドの記憶をオンにする。    これは、TAの途中にティラン城で効率よい稼ぎを模索している時に発見したものです。この   機能をオンにすると、たたかう、わざ、アイテムのうち、前回そのキャラが使ったコマンドに   カーソルがセットされた状態でターンが回ります。TAにおいては稼ぎやボス戦ではどうしても   同じ技を連発する機会が多くなります。       そこで、この機能をオンにすることにより、たたかうから技に移動するカーソル移動時間を   省略し、Aボタンを連打することで技の使用が出来るようになります。これによる時間短縮効   果は一見すると取るに足らないものに思えるかもしれません。       しかし、全体の大部分が戦闘で占められているTAにおいては、このような細かな時間節約の   蓄積は馬鹿に出来ない量になります。この機能は、調査段階で気づいておくべきものでした。   今更遅いですが、残念です。  3.エフェクトがより短い攻撃方法を用いる。    序盤の鉄則です。例えば、クロノのかいてんぎりはたたかうの1.2倍のダメージを持っていま   す。しかし、距離にもよるのですが、かいてんぎりのエフェクトはたたかうの2倍弱長くかか   ります。これはかいてんぎり一撃で倒せる敵以外は、たたかうを連打したほうが時間効率が良   いということを意味します。        また、単独で技を用いるよりも連携技で一度に放った方が、エフェクトの合計が短くなるこ   とがあります。例として、ロボとルッカのファイアパンチが挙げられます。グランとリオン戦   におけるルッカの最大攻撃手段はファイア、一方のロボはロケットパンチです。        しかし、ロケットパンチはたたかうに比べて1.4倍の攻撃力を持つものの、エフェクトが1.5   〜2秒ほど長いです。よって、単独で技を用いる場合、最も時間効率がよいのはロボ たたかう   ルッカ ファイアとなります。    ところが、ここでファイアパンチを用いるとなんと、単独でファイア、ロケットパンチを放   つ時と比べてエフェクトの合計時間が2秒ほど短くなります。これにより、ファイア たたか   うと別々に行動した時と同等の所要時間にもかかわらず、よりダメージの大きい攻撃が行える   ことになり、大きな時短効果を生むことができるわけです。       もっとも、素早さが近いキャラ同士でないと片方のキャラがゲージが溜まったまま待機する   ということも起こるため、使い方によってはタイムロスにもなりかねないのですが、使いどこ   ろを誤らなければ、まず間違いなく時間短縮を行うことができるはずです。     ____________________________________________                   ********                   5.行動チャート                                    ********      この節では実際に今回のTAで用いられた行動チャートを記します。記述が煩雑になるのを避け  るために触れていませんが、基本的に避けられるエンカウントは全て避け、やむをえず強制エン  カウントする敵も逃げられるものは全て逃げています。習得した技は実際に用いた技のみを記述  し、必要に応じてかっこの中で補足説明を加えています。       ・ニューゲームを選ぶ。バトルモードはウェイトを選択する。     ○クロノの家       ・バトルスピードと表示速度を1にする。       ・1階に降りてジナと話す。    ○リーネ広場       ・鐘のそばでマールとぶつかり、マールと話してからペンダントを拾い、再びマールと話す。      ・下のエリアで商人と話し、買い物画面を即閉じてルッカの発明が完成したという話を聞く。    (噴水のそばの人から話を聞くとマールの台詞が終わるまで動くことが出来ません。一方、     商人から話を聞く場合は、画面を閉じたらすぐに移動可能なためほんのわずかですが時間     が短縮できます。)        ・ルッカの発明場所に行き、ルッカと話す。話終えたら、マールと話す。       ・マールが消えた後のルッカの話が終わったら、ペンダントに駆け寄る。    中世へ。  ○トルース村裏山       ・ジャリー×3と強制戦闘。たたかう連打で倒す。       ・ジャリバードと強制エンカウント。逃げずにたたかうを連打して倒す。かいてんぎり習得。       ・パワーてぶくろ回収。    ○ガルディアの森       ・パワーカプセル回収。  ○ガルディア城       ・リーネの部屋に行き、マールと話す。       ・1階に戻り、ルッカが加入。    クロノにパワーカプセルを使用し、パワーてぶくろを装備する。  ○ガルディアの森       ・まるまじライダー×3と意図的にエンカウント。かいてんぎりで倒す。       ・まるまじライダー×2と意図的にエンカウント。たたかうを連打して倒す。かえんほうしゃ、    かえんしゃりん習得。   (hero of the dayさんが使用していた戦術です。かえんしゃりん習得のために50秒ほど余分    な時間がかかりますが、直後のミアンヌ×4戦、魔王のしもべ×3+ディアブロス×2との強制    戦闘においてそれ以上の時短効果をもたらします。)         マノリア修道院前でセーブ。(00:09)     ○マノリア修道院       ・祭壇手前を調べて紋章を拾う。       ・ミアンヌ×4と強制戦闘。まずクロノ側の2体をかえんしゃりんで倒す。次にルッカ側の2体    がルッカにダメージを与えてから、かえんしゃりんで倒す。ルッカにうまくダメージが入ら    なかったらリセットする。       ・カエルが加入。修道院内部へ。       ・こうてつのかたな、シェルター回収。           ・魔王のしもべ×3+ディアブロス×2と強制戦闘。カエルは左下のディアブロスにたたかう、    クロノ・ルッカはかえんしゃりんで魔王のしもべ×3を撃破。後はたたかう連打でOK     ・アイアンソード回収。       ・ボス前のセーブポイント上でアイアンソードをカエルに、こうてつのかたなをクロノに装備。    ベロロンでクロノとカエルを全回復してセーブ。(00:13)      ・ヤクラを倒す。(詳細はボス戦術)     ○ガルディア城       ・リーネの部屋に行き、マール加入。       ・カエルは無視して城外へ。    トルース村裏山からゲートを通り現代へ行き、まっすぐガルディア城へ向かう。    裁判はAボタンを連打する。  ○空中刑務所       ・飲み物を飲んでHP・MP全回復後セーブ。(00:22)       ・脱獄を図り、インナーガード×1と強制戦闘。たたかう連打で倒す。       ・連絡橋でインナーガード×2と強制戦闘。左側はたたかう連打で右側はかいてんぎりで倒す。       ・見張りの衛兵2体を不意打ちし、ミドルポーション×2を入手。       ・インナーガード×2と強制戦闘。距離が詰まるのを待ってかいてんぎりで倒す。       ・ルッカ加入後、所長からミドルポーション×5を入手してセーブ。(00:25)   ・ドラゴン戦車を倒す。(詳細はボス戦術)   ・シェルター回収。       ガルディアの森の空き地からゲートを通り未来へ。    16号廃墟前でセーブ。(00:30)  ○16号廃墟   ・バーサクリング、はくぎんけん、はくぎんのゆみ回収。鼠に500Gを取られたらリセットする。  ○アリスドーム     ・女の子からポーション×21、アテナの水×11を購入する。    (その昔考えていたRTA戦略の名残です。安定度はかなり増すのですが、リセットを繰り返     すTAにおいては不要な行動でした。)           ・セーブポイント上ではくぎんけんをクロノに、はくぎんのゆみ、はちまきをマールにそれぞ    れ装備。シェルターを使用しセーブ。(00:31)      ・地下に降り、ガードマシンを倒す。(詳細はボス戦術)   ・種子を持っていた人のそばにあるミドルエーテルを回収。    32号廃墟前でセーブ。(00:39)        ○32号廃墟       ・バイクレースに勝つ。高得点であるほどレース時間を短縮できるため、WPが2000以下ならリ    セットする。    (今回は1ミスで2228を出したのを採用。ただ、ターボを2回残してしまったため時短効果は     微妙。)    ○プロメテドーム   ・マウスハンター×3と強制戦闘。たたかう連打で倒す。       ・ロボが加入する。パーティーはルッカを選択。    工場跡前でセーブ。(00:42)  ○工場跡   ・アシッド×1と強制戦闘。たたかう連打で倒す。       ・シェルター回収。   ・アシッド+アルカリィ×5と強制戦闘。5体の組み合わせはランダムなため、防御力の低いア    ルカリィが3体以上出なかったらリセット。アシッドをたたかう連打で倒した後、アルカリ    ィにたたかう連打。かいてんレーザー習得。   ・チタンベスト、プラズマガン回収。   ・ロボのケアルビームでクロノとルッカを全回復し、チタンベストをルッカに装備させる。   ・Rシリーズ×6を倒す。(詳細はボス戦術)  ○時の最果て   ・回復の壷でHP・MPを全回復。待機メンバーはロボを選択し、魔法を習得する。   ・ハッシュの2回目の呼びかけは無視して、ゲートでメディーナ村へ。       ヘケランの洞窟前でセーブ。(00:52)  ○ヘケランの洞窟   ・魔王のしもべ×2と強制戦闘。クロノのサンダー、マールのアイスで倒す。かいてんオーラ、    はんさようボム習得。        ・エーテル、ミドルエーテル回収。   ・ボス前のセーブポイントでセーブ。(00:53)   ・ヘケランを倒す(詳細はボス戦術)    渦を通って、リーネ広場のゲートから中世へ。  ○ゼナンの橋   ・騎士団長から食料が足りないという話を聞く。  ○ガルディア城   ・厨房で料理長と話し、階段の前でAボタンを連打して待機する。   ・「るせえ!お前に何が分かる?」の台詞が閉じた瞬間、階段を上る。   ・料理長からパワーカプセル、ハイパーほしにくを受け取る。    ゼナンの橋前でパワーカプセルをクロノに使用。シェルターを使った後セーブ。(00:59)  ○ゼナンの橋   ・騎士団長にハイパーほしにくを渡す。   ・スケルトン×2とスケルトン×3の2回の強制戦闘。いずれもビネガーを3回攻撃して戦闘を終    了させる。   ・バーサクリングをクロノに装備する。   ・ジャンクドラガーを倒す。(詳細はボス戦術)          デナドロ山前でパワーてぶくろをクロノに装備させてセーブ。(01:04)  ○デナドロ山   ・ミラージュハンド回収。   ・オウガン×1、オウガン(ハンマー持ち)×1と連続強制戦闘。前者はクロノのたたかう、後者    はファイア+クロノのたたかうで撃破。   ・ミドルエーテル×2とシルバーピアス、ぎんのイヤリングを回収。   ・セーブポイント上でマールとロボをチェンジ。ミラージュハンドをロボに装備してシェルタ    ーを使用しセーブ。(01:06)   ・スピードカプセル回収。   ・グラン、リオンおよびグランとリオンを倒す。(詳細はボス戦術)    パレポリ村のグッズマーケット前でセーブ。(01:13)  ○グッズマーケット   ・ミドルポーション×41、ばんのうやく×11、アテナの水×11、シェルター×11を購入する。   (お金はぴったり足ります。実戦で残ったお金は30Gでした。)     ○タータの家   ・タータと話し、勇者バッジを入手する。  ○お化けカエルの森   ・カエルと話し、おれたけんのつかを手に入れる。  ○ボッシュの家   ・ボッシュと話し、赤い石の話を聞く。    時の最果てを経由し、原始へ。  ○不思議山   ・きょうりゅうじん×5、きょうりゅうじん×4と連続強制戦闘。いずれもロボのかいてんレー    ザーで倒す。   ・バーサクリング回収。    エイラのテントに行き、宴の開催へ。  ○村の広場   ・宴が始まったらルッカとロボに話しかけてしばらく待機する。   ・ロボが目を点滅し始めたらロボ、ルッカと話し、最後にエイラに話しかける。    その後のミニゲームはAボタン連打で終了、エイラが加入する。もう一人はロボを選択する。    ○まよいの森   ・アイテムは回収せずに通過する。    恐竜人アジト前でエイラにバーサクリングを装備させてセーブ。(01:21)  ○恐竜人アジト   ・最初のフロアで、エイシトビートルが元からある穴の右下に穴を掘るのを待ち、掘り終わっ    たら穴に入る。   ・次のフロアでミドルエーテルを回収。エイシトビートルが右側に穴を掘るまで待機する。       ・穴を掘り終えたらエイシトビートル×1+ラッフルシア×2と戦闘開始。クロノはエイシトビ    ートルにサンダー、後はバーサク化したエイラに攻撃を任せる。アジトに入ってから戦闘終    了までに1分以上かかったらリセット。   (これにより、元からある穴に入るのと比べて戦闘回数が1回減り、約15秒の短縮が出来ます。)   ・エリクサー、ハイエーテル回収。       ・セーブポイントでクロノにぎんのイヤリングとエイラのルビーベスト、ロボにバーサクリン    グを装備させる。シェルターを使いセーブ。(01:23)   (今回はルビーベストの受け渡しをうっかり忘却)   ・ニズベールを倒す。(詳細はボス戦術)    ロボのバーサクリングを外して、不思議山前でセーブ。(01:26)    ゲートを通り、現代へ。     ○ボッシュの小屋   ・グランドリオンを修復してもらい入手する。     ○お化けカエルの森   ・カエルにグランドリオンを渡して仲間にする。もう一人はロボを選択。  ○魔岩窟   ・通り抜けるだけ。         魔王城前でセーブ。(01:36)  ○魔王城   ・左右の奥の部屋に行き、引き返す。その途中でミドルエーテル2個を回収。   ・魔王のしもべ×4+バンプット×2と強制戦闘。カエルは左にたたかう、クロノは下の2体に    かいてんぎり、ロボはかいてんレーザー、後はたたかう連打でOK。ベロロンぎり、エックス    ぎり習得。       ・バーサクリングをカエルに、パワーマフラーをロボに装備させる。   ・右の部屋に進み、マヨネー?と強制戦闘。バーサク化したカエルの一撃で終了。   ・マヨネーを倒す。(詳細はボス戦術)   ・左の部屋に進み、スケルトン×5と強制戦闘。たたかう連打で倒す。   ・ミドルポーションで全員のHPを全回復   ・ソイソーを倒す。(詳細はボス戦術)   ・ミドルエーテル、ソイソーとうを回収。カエルのバーサクリングを外し、クロノにソイソー    とうを装備させる。シェルターを使用しセーブ。(01:48)       ・ミストローブ、ダークメイル、デスフィンガー回収。   ・魔王のしもべ×2+アウトロー×2と強制戦闘、クロノは魔王のしもべにサンダー、カエルは    アウトローにベロロンぎり。これを2セット行えば倒せる。       ・ジャグラー×4と強制戦闘。最初にロボがかいてんレーザーで物理を弱点にし、エックスぎ    りを4連発で終了。   ・スピードベルト、アテナの水回収。   ・ビネガーを倒す。   ・セーブポイントでロボとルッカをチェンジ、ルッカにスピードベルト、カエルにバーサクリ    ング、ダークメイルを装備させる。シェルターを使用し、セーブ。(01:55)    (実戦ではエイラからルビーベストを剥ぎ取るのを忘れていたため、ルッカのチタンベスト     を外し、クロノに装備させています。後から考えると不要な行動、タイムロスでした。)      ・魔王を倒す。(詳細はボス戦術)ぜんりょくぎり習得。        ラヴォスによる巨大ゲートに巻き込まれ原始へ。    カエルのバーサクリングを外した後、ラルバ村の焼け跡に行き、長老の話を聞く。     ○プテランの巣      ・ミドルエーテル、トリケラメイル回収。   ・頂上でエイラが加入する。もう一人はマールを選択。    ティラン城前でエイラのバーサクリングを外してセーブ。(02:09)  ○ティラン城   ・キーノを救出する。       ・バトルコマンドの記憶をオンにする。   (ここで初めてこの機能の有用性を発見、同じ技を連発することになる稼ぎやボス戦で時短効 果を発揮します。)      ・経験値稼ぎ開始。ニズベールRがいる部屋に入ろうとするとエンカウントするドッカン×2    +きょうりゅうじんのペアを、入口を出入りしながらクロノのかいてんぎりとエイラのたた    かうで18回倒す。ケアル、かみなりかみつき、はやぶさぎり習得。   ・クロノにミドルエーテルを使用し、シルバーピアスを装備させる。以後はドッカン×2+き    ょうりゅうじんのペアを29回、ドッカン×2+きょうりゅうじん×2のペアを30回、はやぶさ    ぎりを用いて倒す。先の18回と合わせて計77回の戦闘をこなすことになる。        クロノとエイラ、シルバーピアスを装備していない方のMPが装備している方の半分になった    らシルバーピアスを受け渡し、両方のMPが尽きたらシェルターで回復ということを繰り返す。    途中、ヘイスト、いろじかけ、アイスガ、ひょうがなげを習得する。   (敵の動きは若干不規則で、はやぶさぎりの軌道に全員が入らなかったり、ドッカンが先制で    火山弾を放ってくることもあるため、シェルターで回復するたびにセーブしています。)   ・稼ぎ中のセーブ1(02:24)       ・稼ぎ中のセーブ2(02:29)       ・稼ぎ中のセーブ3(02:36)   ・稼ぎが終了したら、マールとロボをチェンジしてセーブ。(02:41)   ・ニズベールRを倒す。(詳細はボス戦術)ビッグトルネード習得。   ・ロボとマールをチェンジし、エイラにシルバーピアス、マールにスピードベルトを装備させ    る。シェルターを使用し、セーブ。(02:43)       ・ハイエーテル、ミドルエーテル回収。   ・アザーラ、ブラックティラノを倒す。(詳細はボス戦術)    ティラン城跡からゲートを通って古代へ。  ○エンハーサ   ・マールとロボをチェンジし、ヌー×6をビッグトルネードで倒す。スピードカプセル・マジ    ックカプセル入手。  ○ジール宮殿   ・女王から苗を燃やすように言われた女性を思いとどまらさせる。これにより、中世に地底砂    漠が出現する。   ・ペンダントに光を宿らせ、ゴーレム×1との強制戦闘。何もせずに待機し敵の攻撃で倒れる    のを待つ。    予言者により、原始に強制送還。不思議山前でセーブする。(02:58)     ―ここでストーリー進行は終了。以後はラヴォス戦に向けてのアイテム集めと最後の稼ぎに入る。―         ゲートを経由してプロメテドームへ。32号廃墟はバイクレースをせずに歩いて通過する。   (レースをこなすよりも歩いて通過した方が早いため、時間を短縮できます。)     ○アリスドーム   ・きんのイヤリング、エリクサー、ひかりのローブ回収。      16号廃墟を通過する。      ○バンゴドーム   ・ハイエーテル回収。        ゲートを経由してメディーナ村へ。  ○北の森の遺跡   ・ミドルエーテル、つばめ回収。    ゲートを経由して中世の地底砂漠へ。クロノにつばめを、ロボにスピードベルトを装備。ま    た、すぐ後の金策で売ることになるダークメイルとミラージュハンドをカエル、ロボから外    しておく。シェルターを使用しセーブ。(03:04)    ○地底砂漠   ・最初のフロアの敵7ペアをビッグトルネードで倒す。例外的に一番下のサンドラゴ×3のみは    やぶさぎりで倒す。また、左上に出現するララカルゴ×2からバリアボール2個をエイラのい    ろじかけで盗んでおく。        ・ハイエーテル、エリクサー、エターナルスーツを各戦闘の合間に回収。   ・次のフロアに進み、ロボとマールをチェンジ。シルバーピアスをクロノに装備させ、マジッ    クカプセル×1とスピードカプセル×2をマールに投与。ミドルポーションでマールの体力を    回復する。        ・ハイポーション、5000G、スーパーエーテル、エターナルメット、わすれずのぼうし、ハイ    エーテルを回収しつつ、メルフィックを倒す。(詳細はボス戦術)きょうりゅう習得。   (今回はここでスーパーエーテルを回収し忘れるというヘマをやらかしてしまいました。)   ・マールとロボをチェンジ  ○フィオナの家   ・ミドルエーテル×2を回収。   ・フィオナと話し、ロボを預ける。    ゲートを経由して現代へ行き、フィオナ神殿の前でセーブする。(03:13)  ○フィオナ神殿   ・ミドルポーション×61とスーパーエーテル、また、ひかりのローブとエターナルスーツを除    く全ての武器・防具を売却し、まもりのぼうしとまどわずのぼうしを購入する。    (今回はミスでスーパーエーテルを回収し忘れていたたため、その売却代金5000Gをミドル     ポーションを売却せずに、エリクサーを1個売却することでカバーしました。)       ・買い物画面の装備コマンドで、クロノにまどわずのぼうし、エターナルスーツ、パワーマフ    ラー、エイラにまもりのぼうし、ひかりのローブ、シルバーピアスを装備させる。     ・ロボを回収する。  ○フィオナ神殿近く   ・ルッカを操作してララを助け、ロボからみどりのゆめを入手する。        トルース村裏山のゲートから時の最果てへ。  ○時の最果て   ・メンバーをクロノ、エイラ、ロボとして回復の壷でHP・MPを全回復。すぐ横のセーブポイン    トでセーブ。(03:16)    (この壷の回復効果は控えメンバーにも及ぶため、マールの回復の手間が省け時間が短縮で     きます。)       ・右上のゲートからA.D.1999、世界崩壊へ向かう。        ・ラヴォス外殻を倒す。(詳細はボス戦術)      ○ラヴォス体内   ・ロボとマールをチェンジし、ゲームスピードを4にする。シェルターを使い、最終セーブ。    (03:31)   ・ラヴォス本体を倒す。(詳細はボス戦術)   ・ラヴォスコアを倒す。(詳細はボス戦術)  ○エンディング   ・操作の必要はない。    (時の卵の時に出すエンディングに比べて、エンディング時間が3分ほど短いためここにきて    最後の時間短縮ができます。)     ○THE END(03:49)           ____________________________________________                      ******                    6.ボス戦術                    ******     イベントやフラグ立てを最短・最小で終わらせるTAにおいては、必然的にボス戦はその大部分  を占めることになります。よって、各ボス戦の戦術を改善し、秒単位でも戦闘時間の短縮を積み  重ねることが、分単位の時間短縮として最終タイムに表れることになります。   この項では私がTAで用いたボス戦術の詳細を余すことなく記します。<分析と方針>では、ボ  スの分析とそれより導き出せる時間短縮のための方針を確認します。<戦力>では、その方針に  沿って編成したパーティーの装備と所持アイテムについて記述します。     <戦術>では、そのパーティーを用いて、私が実際にTAにおけるボス戦でとった行動を記しま  す。最後に<実戦>では、実際のTA挑戦時に起こったアクシデントや試行回数について記してい  ます。    ヤクラ  ―――    <分析と方針>          間合いが遠いキャラクターの攻撃に対しヤクラが放つカウンターはエフェクトが長く、発動   するたびに大きなタイムロスとなります。かといってカウンターを避けるために攻撃担当をヤ   クラの近くのキャラのみにすると、攻撃効率は大幅に低下します。        よって、ここはルッカを戦闘初期に戦闘不能にしたまま、放置。敵のカウンターをストップ   させ、クロノ・カエルの打撃で一気にダメージを蓄積させます。先のミアンヌ戦でわざわざル   ッカにダメージを与えさせ、あえてそのHPを回復しなかった理由はここにあるわけです。    <戦力>         LV HP MP   クロノ: 3 94 0 こうてつのかたな,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ルッカ: 4 29 11 エアガン,かわのぼうし,どうぎ,サーチスコープ  カエル: 5 128 17 アイアンソード,ブロンズメット,ブロンズアーマー,パワーてぶくろ   所持アイテム   (なし)     <戦術>    非常にシンプルです。クロノ、カエルはひたすらたたかう連打、ルッカは倒れるまでかえん   ほうしゃで攻撃、スピンニードルまでにルッカが倒れなかったらリセット。2回目のスピンニ   ードルまでにヤクラを倒せず、クロノ・カエルのいずれかが戦闘不能になってもリセットです。  <実戦>    ルッカのダメージの蓄積が思いのほかよかったため、リセットポイントをヤクラの1回目の   打撃がルッカに来なかった場合とやや厳しめに変更しました。結果、3回目の挑戦でヤクラの   打撃が2連続でルッカにヒットし、しかもそれまでカウンターが1回も来ないという最高の運   を引き当て、高速撃破に成功。間違いなく、調査プレイを含めてこの区間の最速タイムです。     ドラゴン戦車  ――――――  <分析と方針>    頭が2ターンおきに使ってくる全体回復×2は、敵・味方の行動回数の増加をもたらし、戦闘   時間を大幅に伸ばします。時間短縮のためにはなんとしても、2回目の回復ターンまでに頭を   倒さなくてはいけません。       よって、クロノとルッカはひたすら頭にたたかうを連発、しかし、これだけではダメージが   わずかに足りません。これを打開するのはクロノのクリティカル以外にありえません。クリテ   ィカルが1回でも発動すれば3回目の回復までに頭をつぶし、時間を大きく短縮することが出来   ます。頭さえ消えれば、後は回復しつつ技を本体・車輪にぶち込むだけです。     <戦力>       LV HP MP   クロノ: 4 109 10 こうてつのかたな,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ルッカ: 4 101 18 エアガン,かわのぼうし,どうぎ,サーチスコープ   所持アイテム   (ポーション×3,ミドルポーション×7)    <戦術>        頭が最初に全体回復を行った後、クロノはたたかう×4、ルッカはたたかう×2でダメージを   与えます。ここまでにクロノのクリティカルが出なかったらリセット。1回でも出ていたら後   は完全にパターン化します。        ルッカ ミドルポーション→クロノ (本体のカウンター対策にクロノのHPを完全回復)   クロノ かいてんぎり (頭をつぶすと共に車輪・本体にダメージを蓄積。)   クロノ かいてんぎり      ルッカ ポーション→ルッカ   クロノ かいてんぎり  (この後、車輪の2回目の突進が来ますが問題ありません。)   クロノ かえんしゃりん(車輪撃破)   クロノ かえんしゃりん(本体撃破)    かいてんぎり1発で倒せるインナーガードをあえてたたかう×2で倒してきたため、クロノが   技を5回使うことができます。それを最大限に利用することで、最小の攻撃・回復量で戦闘を   終えることが出来ます。また、車輪撃破のタイミングを調整することで、本体のカウンターを1   回に抑えています。  <実戦>    乱数が固定されているせいか、なかなかクロノのクリティカルが出ずに数10回のリセットを   繰り返した末、ようやく待望のクリティカルが発動、そのまま撃破に成功しています。クロノ   のかいてんぎりが頭の3回目の回復に先行するタイミングは、実はけっこうギリギリなので、   もし失敗していたらと思うとぞっとします。頭さえ潰せば後はパターン化するので特に問題は   ありませんでした。  ガードマシン  ――――――  <分析と方針>        ビットがいる時に本体にダメージを与えると、強力なカウンター攻撃によりパーティーは半   壊状態になります。エフェクトが長いうえに、パーティーの立て直しにも時間を要す最悪の攻   撃です。    よって、ここは、ビットを排除して、本体のカウンターをストップさせたうえで本体にダメ   ージを与えるという方針をとります。本体へのダメージ蓄積の開始は遅くなりますが、ビット   の攻撃が途絶えることによる時短効果は思いのほか大きく、結果的にタイムを稼ぐことができ   ます。     <戦力>         LV HP MP   クロノ: 5 122 16 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ルッカ: 4 101 18 エアガン,かわのぼうし,どうぎ,サーチスコープ   マール: 4 98 18 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,はちまき     所持アイテム   (ポーション×23,ミドルポーション×6,アテナの水×11)    <戦術>    オクトさんのものと全く同じです。ビットを3人のたたかうで排除後、本体にたたかうを連   打ビット復活後、再び同じ行程を繰り返します。2回目のビット復活の前に余裕を持って倒せ   るはずです。回復の必要はありません。誰か一人でも戦闘不能死者が出たらリセットします。       ポイントとしてはビット復活のカウントが0になったらダメージを与えるのをやめ、ゲージ   が溜まった状態で待機することです。本体を2回目のビット復活の前に倒せることは確実なの   で、ここで深追いしてダメージを蓄積させても、敵・味方の行動回数は変わらず時短効果はほ   とんどありません。むしろ、ゲージが溜まっていない状態でビット復活を迎える方が、ビット   の行動回数を増やし戦闘時間の増加をよびます。       尚、事後の調査で20秒以上、場合によっては1分近く戦闘時間が短縮が出来る戦術を発見し   たので紹介しておきます。ただし、リセット回数はかなり増えます。まず、クロノにバーサク   リングを装備させ、リボンをマールに装備させます。さらに店でワンハンドガンを購入、はち   まきとともにルッカに装備させます。    後はクロノの攻撃が上手くビットに向かうことを祈るだけ。クロノのクリティカルとマール   のたたかうの合計は200を超えるため、クリティカルが1発目に出れば、開始2ターンでビット   を1つ潰すこともできます。    何回か試したところ、5回目の挑戦でクロノの攻撃がある程度分散。クロノが2回のアンプリ   ファイアで戦闘不能になり、蘇生するというロスがありながら、TA時より20秒以上早く撃破で   きました。    店でのアイテム購入によるロスは10秒程度ですから、およそ10秒の時短効果はあると思いま   す。この時は1回目のビット復活までにガードマシンに1000以上のダメージを与えていたので、   クロノがクリティカルを連発すれば、ひょっとするとビットを1回も復活されることなく、ブ   レイクダウンを起こさせることができるかもしれません。この場合はなんと1分近くの時間短   縮がかなうことになります。    もちろん、それには鬼のような試行回数が必要となりますが、ワンハンドガンを購入するつ   いでにシェルターを購入しておけば、それまでのシェルターの回収時間も埋め合わせられます   し、ルッカの攻撃力の上昇は、その後のアシッド、アルカリィ戦での戦闘時間短縮に貢献する   でしょう。十分検討する価値のある戦術だと思います。  <実戦>    1,2回目は誤って本体を攻撃してしまいリセット。3回目はルッカが戦闘不能になりリセット。   4回目の挑戦はアクシデントもなく、無事撃破。クロノのクリティカルの出がよく、なかなか   の好タイムでした。  Rシリーズ×6  ――――――  <分析と方針>    敵は3体ずつの2列編成となっています。かいてんぎり2発で倒すことが出来るため、一見す   ると、かいてんぎり×2でどちらかの列を先に潰したほうが、敵の行動回数が減り効率的なよ   うにみえますが、一列のみになった時に3体が連続して放ってくるカウンターのエフェクトは   非常に長く、大きく時間を食います。        よって、ここはかいてんぎりで前列・後列に1回ずつダメージを与えた上で、再び前列・後   列に1回ずつかいてんぎりを与え、敵のカウンターを食らうことなく戦闘を終了させる方針を   とります。      <戦力>         LV HP MP   クロノ: 7 148 14 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ルッカ: 7 140 18 エアガン,かわのぼうし,チタンベスト,サーチスコープ   所持アイテム   (ポーション×23,ミドルポーション×6,ミドルエーテル×1,アテナの水×11)        <戦術>   シンプルです。     クロノ かいてんぎり→前列   ルッカ クロノが打撃を3発受けたら、ミドルポーションで回復   クロノ かいてんぎり→後列   クロノ かいてんぎり→前列   クロノ かいてんぎり→後列    Rシリーズの打撃はクロノにいくことが多い、ルッカの防御力をチタンベストで向上させて   いるため、ルッカの回復はまず必要ありません。攻撃が上手く分散すれば回復なしでもいける   のですが、そこまでの幸運は求めていないため、戦闘不能が出ることなく撃破できればよしと   します。    この戦術はhero of the dayさん考案によるものです。完全に盲点を付いており、その卓   越した戦術眼には頭が下がります。一応、それぞれ10回程度前列撃破→後列撃破の戦術と前後   列に交互にダメージに与える戦術を試し、タイムを比較したのですが、平均して10〜15秒は後   者の方が撃破タイムが早かったので後者を採用しています。  <実戦>   一発で撃破。ここは調査プレイでかなりの戦闘回数を積んでいたため、回復タイミングを誤る  こともなく、危なげなく撃破出来ました。     ヘケラン  ――――  <分析と方針>    HPが半分になるとモードチェンジし、素早さが増し高ダメージ攻撃を放ってきます。タイム   短縮のためにはHPを半分近くまで減らしたうえで、最大の攻撃を放ってモードチェンジさせる   必要があります。これにより、モードチェンジ後の凶悪な敵の攻撃、それに伴うこちらの回復   回数を減少させ、戦闘時間の短縮が可能となります。         最大ダメージを放ち、モードチェンジを行う役割を担うのは200ダメージを超えるマール・ル   ッカのはんさようボムが最適です。よって、この戦闘に臨むパーティーはクロノ・マール・ルッ   カに決定します。       また、モードチェンジ誘発のみならず、この戦闘でのマール・ルッカは常にはんさようボム   を使用します。単体でファイア、アイスを使用するときと比べて3〜4秒はエフェクトが短いた   め、大きな時短効果があります。  <戦力>         LV HP MP   クロノ: 9 174 22 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   マール: 8 142 24 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,はちまき   ルッカ: 8 153 26 エアガン,かわのぼうし,チタンベスト,サーチスコープ     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×5,エーテル×1,ミドルエーテル×2,アテナの水×11)    <戦術>         最初の反撃態勢前に、クロノはサンダー×3、マール・ルッカははんさようボム×2を叩き込   みます。反撃態勢時に、受けたダメージはポーション、ミドルポーションを用いて回復してお   きます。反撃態勢が解除されたら、はんさようボム、サンダー×2の順に行動を入力します。    この段階で、ヘケランのHPは2100の半分手前の1030前後になっているため、はんさようボム   を放ち、モードチェンジ。問題はこの後です。    まず、次の反撃態勢までにサンダー、はんさようボムを1発ずつ放ちます。これらの攻撃を   放つ前に戦闘不能になったらリセットです。放ち終えた後なら許容します。反撃態勢時に戦闘   不能およびHPを回復します。    回復手段は全員生存ならかいてんオーラ、一人が戦闘不能なら、アテナの水にポーション、   ミドルポーションを組み合わせるのがベストです。HPの目安は敵のネレイダスサイクロンに1発   までなら耐えることができるクロノ105以上、マール80以上、ルッカ100以上です。             反撃態勢が解除されたら、はんさようボム、サンダーの順に行動を入力、後はネレイダスサ   イクロンが同一キャラに2回連続で当たらないことを祈るのみです。当たればリセット、当た   らなければサンダー、はんさようボムで撃破出来ます。      計2箇所のリセットポイントがあるうえに、入力タイミングもシビアであるため、試行回数   はかなり多くなります。  <実戦>    1回目の挑戦で撃破と思いきや、ゼナンの橋で食糧不足の話を聞く前にガルディア城に向か   うという凡ミスを犯してしまいリセット。次のチャンスが回ってきたのはなんと30回以上の挑   戦回数を経てから。落ち着いてものにしなんとかこの区間を突破しましたが、本TA屈指のリセ   ット区間となってしまいました。       ジャンクドラガー  ――――――――    <分析と方針>          上下が別々の属性魔法を吸収するうえに、下半身の物理防御も高いため、両方に対して効率   よくダメージを与えることは難しくなっています。よって、ここではどちらかにダメージを集   中させて先に倒したうえで、もう一方を倒すという方針を採用します。        問題はどちらを先に倒すかですが、上半身は放っておくと強力な全体攻撃を放ってくるため、   それに伴うリカバリーはかなりのタイムロスとなります。よって、先に倒すのは上半身です。   幸運なことに上半身は冥属性を吸収しないため、ヘケラン戦と同様、はんさようボムを用いる   ことで一気にダメージを与えることが出来ます。        これだけでもダメージ蓄積速度はかなりのものですが、さらなる時間短縮のためにバーサク   リングを投入します。バーサクリングの素晴らしい特性はアイテム紹介の項にも書いています   が、このバトルにおいてもかなりの時短効果を生みます。なお、この戦闘を含む以後の魔王戦   を除くバーサクリングを用いたバトルは基本的にhero of the dayさんの戦術を、全面的にも   しくは一部を改良して借り受けています。    下半身も単体HP全吸収という凶悪な技を持っているのですが、上半身さえ潰せばバーサク化   したクロノとルッカのファイアの猛攻により、相手の行動をほとんど許さずに倒すことが出来   ます。    <戦力>         LV HP MP   クロノ: 10 131 24 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   マール: 9 99 26 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,はちまき   ルッカ: 9 149 28 エアガン,かわのぼうし,チタンベスト,サーチスコープ     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×3,エーテル×1,ミドルエーテル×2,アテナの水×11)     <戦術>       クロノがバーサク化しているため、操作するのはマールとルッカだけ、とる行動は非常にシ   ンプルです。   マール、ルッカ はんさようボム×3(上半身撃破)   ルッカ ファイア×3→下半身(下半身撃破)    クロノの打撃が上半身に上手く集中すれば、はんさようボム3回で撃破出来ます。3回で倒せ   なかったらリセットです。受けるダメージは上半身からはせいぜい2回、下半身も0〜1回のた   め回復の必要はありません。       尚、上半身は死に際にMPバスターを放ってきます。直後のオウガン戦でルッカのMPが必要と   なるため、これをルッカが食らうことはなんとしても避けたいところです。しかし、素早さの   関係上、はんさようようボムの使用者は自然とマールになるため、MPバスターを食らうのは常   にクロノかマールとなります。よって、特に気を遣う必要はありません。        ここで、クロノがかいてんぎりで、マール、ルッカがはんさようボムの方が上半身・下半身   両方に対するダメージ効率が良いのではないかいう疑問に回答しておきます。    確かに上半身撃破だけに限っていえば、バーサクリングを装備した時よりわずかに早いです。   しかし、下半身だけになった後はものすごい速度でバーサク化したクロノが高ダメージを与え   ていくので、結果的にバーサクリングの撃破速度の方が上回ることになります。これもそれぞ   れ10回ほど戦って統計を取りましたが、平均して10〜15秒はバーサクリングの方が撃破タイム   がよかったため、バーサクリング戦術を採用しています。  <実戦>    一発撃破です。クロノが上半身にクリティカルを発動したため、早い段階で上半身を撃破。   バーサクリングの導入により、操作ストレスが軽減しているため、特にミスをすることもなく   安定して撃破出来ました。       グラン・リオン  ―――――――  <分析・方針>    さいみんおんぱが効くうえに、グランが眠るとリオンの行動は完全に止まります。よって、   パーティーの一人はルッカに決定。もう一人は、ミラージュハンドを入手し攻撃力が上がって   いるロボを選択します。この後に控えるボス、グランとリオンは物理攻撃の割合が高いため、   その対策も兼ねています。グランさえ眠れば、後は棒立ちのリオンに攻撃を連発するだけ。ど   ちらか片方を倒せば戦闘は終了するため、正真正銘の雑魚です。 <戦力>         LV HP MP   クロノ: 10 187 26 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ロボ : 11 250 26 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,プロテクター   ルッカ: 10 179 30 エアガン,かわのぼうし,チタンベスト,サーチスコープ     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×3,エーテル×1,ミドルエーテル×4,アテナの水×11)   <戦術>   完全にパターン化できます。        ルッカ さいみんおんぱ         クロノ たたかう×4→リオン   ロボ  たたかう×2、ロケットパンチ×2→リオン   ルッカ ファイア×2→リオン          行動回数を抑えつつ、エフェクトによるロスが少なくなるように技を組み合わせています。   唯一のリセットポイントはグランが眠らないことですが、7〜8割の確率で眠るので突破率は悪   くないです。クロノ、ロボにクリティカルが出れば、時間短縮ができるのですが、この後グラ   ンとリオン戦が控えているため、クリティカルの有無によるリセットポイントは設けません。   <実戦>    一発撃破です。ルッカのさいみんおんぱで両方が眠ったため、後は落ち着いてリオンに攻撃   を加えるだけ。ボス戦というのもはばかれるほどの楽なバトルでした。      グランとリオン  ―――――――  <分析と方針>        ヘケランと比較的よく似た行動パターンを持っています。HPが半分になるとモードチェンジ   し、攻撃力が倍増。かまいたちで逐一かき消す必要があるしんくうはを溜める態勢に入ると、   それ以外の攻撃に対しかまいたちで反撃を行ってきます。タイム短縮のポイントはとにかく主   要ダメージ源となるルッカ、ロボのファイアパンチを途絶えさせないことです。        小技の項にも書きましたが、ファイアパンチはダメージ量こそルッカのファイア、ロボのロ   ケットパンチを合計したものと変わりませんが、使用時のエフェクトは2秒ほど両者を合わせ   たものより短くなっています。そのため、このバトルにおいてルッカ・ロボが戦闘不能になっ   たり、回復に回ることでファイアパンチを途絶えさせることはタイムロスを意味します。    よって、このバトルでの回復は全てクロノがミドルポーションで行います。攻撃モード時に   敵が行う攻撃のダメージ量はミドルポーションの回復量とほぼ等しいため、効率のよい回復を   行うことが可能となるわけです。  <戦力>         LV HP MP   クロノ: 11 187 26 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,パワーてぶくろ   ロボ : 12 227 24 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,プロテクター   ルッカ: 11 179 25 エアガン,かわのぼうし,チタンベスト,サーチスコープ     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×3,エーテル×1,ミドルエーテル×4,アテナの水×11)    <戦術>      戦闘開始後、しんくうはを溜め始めるまでにクロノはたたかう×4、ロボ、ルッカはファイ   アパンチ×3を叩き込みます。しんくうはを溜め始めたら、クロノはミドルポーションでもっ   ともHPが少ないキャラを回復。続いて、ルッカとロボのゲージが完全に溜まるのを待ってから   かまいたちでしんくうはをかき消し、直後にファイアパンチで攻撃します。    その後、クロノがたたかうを1回、ファイアパンチを1回でモードチェンジを誘発、強攻撃モ   ードに入ります。ここからのクロノは回復を兼ねて行動します。目安となるHPは敵の攻撃1発   に高確率で耐えられるロボ85、クロノ100、ルッカ96です。これ以下のキャラがいる時はミドル   ポーションで優先的に回復、いなければ攻撃します。       敵の攻撃が分散するとダメージが複数のキャラに蓄積しますが、その場合は、先ほどと同じ   くしんくうはを溜め始めた時にミドルポーションで回復すれば問題ありません。もちろん、し   んくうはをかき消すのはロボ、ルッカのゲージが溜まってからです。    HPMAX状態からロボは3発、クロノ、ルッカも最大値が連続して出なければ2発まで強打撃に   耐えられるので回復優先で行動すれば、安定度はそれなりにあります。    以上のことを心がけて戦えば、強打撃モードに移行してから3回目のしんくうは溜めに入る   前に確実に倒せるでしょう。敵のかまいたちの反撃によるタイムロスは許容しますが、戦闘不   能者が出たらリセットします。  <実戦>    なんとここも一発撃破です。目立ったアクシデントもなく、順調にダメージが蓄積。しかも   グランとリオンがルッカとロボの間を、攻撃をすることもなく往復するという謎の動きを見せ   たため、かなり早いタイムで撃破出来ました。  ニズベール  ―――――    <分析と方針>    高い防御力はクロノのサンダーでしか崩せず、以後も物理攻撃しか受け付けないため、サン   ダー→物理攻撃→放電の繰り返しとなります。物理攻撃が中心で相手が単体、ということは文   句なしにバーサクリングの出番です。    <戦力>         LV HP MP   クロノ: 12 271 30 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,ぎんのイヤリング   エイラ: 18 335 38 こぶし,ストーンメット,ルビーベスト,バーサクリング   ロボ : 13 280 30 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,バーサクリング     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×41,エーテル×1,ミドルエーテル×5,ハイエーテル×1,  エリクサー×1,アテナの水×21,ばんのうやく×11)      <戦術>        バーサクリングをエイラ・ロボに装備させているため、操作するのはクロノ一人です。        ニズベールの最初の行動後、       クロノ サンダー   クロノ たたかう×2       放電   クロノ サンダー   クロノ ミドルポーション×2→クロノ、エイラ       放電   クロノ サンダー   クロノ たたかう×2(エイラのクリティカルの出具合にもよりますが、このあたりで撃破出来             ます。ダメージ蓄積が悪く、3回目の放電を食らったらリセットです。)    hero of the dayさん考案の本当に素晴らしい戦術です。プレイヤーはただクロノを操作す   るだけで自動で戦闘が進みます。調査段階で、他のボス戦は様々な戦術を試しより早いものを   模索したのですが、この戦闘に限っては迷うことなく最初から取り入れています。              注意すべき点は、最初のサンダーをニズベールの行動前に放たないこと。放電の周期が早く   なり、ダメージ効率が低下します。  <実戦>    一発撃破に成功しています。しかし、バーサクリングをロボから外し忘れたことにより、不   思議山の強制エンカウントでロボが敵に攻撃を行ったため、タイムロスと判断しリセット。2   回目はエイラのクリティカルの出が悪かったため、思い切ってこれもリセット。3回目の挑戦   はエイラがクリティカルを連発したため、危なげなく撃破。これを採用しています。    ボス戦自体は、操作するのがクロノだけで行動もパターン化しているため、非常に楽なバト   ルでした。     マヨネー  ――――    <分析と方針>       グランドリオンを装備したこの時点のカエルの攻撃力は群を抜いているうえに、なぜかこの   戦闘においてバーサク化したカエルは、時折異常ともいえる頻度でクリティカルを連発します。   調査プレイや本番の試行で合わせて数10回は戦っているのですが、5回連続クリティカルとい   うスーパープレイを一度のみならず、何度も目にすることができました。    よって、この攻撃はバーサク化したカエルに攻撃を全て一任します。マヨネーの攻撃スピー   ドはかなり遅く、HPが半分になり全員が生存していると放ってくるカウンター攻撃のトキメキ   熱視線も、発動確率は意外に低いです。そのため、攻撃力のあるバーサク化したカエルで与ダ   メージを大きく稼いだほうが攻撃エフェクトの減少により、タイムを短縮できます。     <戦力>         LV HP MP   クロノ: 13 269 30 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,ぎんのイヤリング   カエル: 12 202 0 グランドリオン,ブロンズメット,ブロンズアーマー,バーサクリング   ロボ : 13 280 22 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,パワーマフラー      所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×39,エーテル×1,ミドルエーテル×7,ハイエーテル×1 エリクサー×1,アテナの水×21,ばんのうやく×11)       <戦術>    基本的にはなにもしないで待機、カエルに攻撃を任せます。状態異常攻撃はばんのうやくで、   カウンター攻撃はミドルポーションでクロノ、ロボが適宜回復します。マヨネーの攻撃ダメー   ジはそれほど高くなく、攻撃頻度も低いためにさほど問題なく倒せるでしょう。       運がよいと、2〜3回しか攻撃を受けずに戦闘を終了することも可能ですが、この後ソイソー   との戦いが控えているため、多少のロスには目をつぶり、全員生存状態で撃破さえできればよし   とします。   <実戦>    1回目は回復を怠っていたら、ロボが混乱した直後にカウンターでクロノが戦闘不能になり、   収拾不可な状態になったためリセット。無事撃破出来た2回目はソイソー戦でのリセットで無   効に。3回目はマヨネーの攻撃頻度が異常に高く、さすがにタイムロスになると判断し、これ   もリセット。       4回目にして、ついにカエルが5回連続クリティカルヒットの大爆発。回復も適切に決まった   ためこれを採用しています。ソイソー戦も無事突破できたため、試行回数は4回ですみました。  ソイソー(素手)  ―――――――    <分析と方針>       攻撃パターンは単調な物理攻撃を繰り返すのみでHPも低いです。ひたすら物理攻撃を叩き込   めば沈みます。 <戦力>         LV HP MP   クロノ: 14 308 30 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,ぎんのイヤリング   カエル: 12 216 0 グランドリオン,ブロンズメット,ブロンズアーマー,バーサクリング   ロボ : 14 295 22 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,パワーマフラー     所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×32,エーテル×1,ミドルエーテル×7,ハイエーテル×1  エリクサー×1,アテナの水×20,ばんのうやく×11)     <戦術>    たたかうを連打するだけです。    ソイソーの攻撃がクロノに集中すると戦闘不能になりますが、大体の場合、その直後に倒せ   るうえに、次のバトルでHP1になって復活するため、治療する必要はありません。ボタンを連   打するだけの非常に楽なボス戦です。リセットポイントはありません。   <実戦>      1回目は無事撃破できたものの、剣装備ソイソー戦でミスをやらかしてリセットしたため、   パーに。2回目はカエルのクリティカルの出がよかったうえに、ソイソーの攻撃が分散したた   め、通常よりHPにゆとりを持たして撃破に成功。直後のバトルの戦闘時間を、若干短縮でき   ました。    ソイソー(剣)  ――――――  <分析と方針>       2回のモードチェンジを行い、そのたびに攻撃は激化、素早さを増す強敵です。長期戦にな   るのは好ましくないため、この戦闘もバーサク化したカエルを用い、ダメージ蓄積速度を上げ   ます。先ほどのマヨネーと違い、テンポよく攻撃を加えてくるため、今回はクロノ・ロボも攻   撃に参加します。    回復担当はクロノ・ロボ両方。全体攻撃のかまいたちやモードチェンジ後に放つ強打撃によ   るダメージを一人の回復量でまかなうのはきついものがあります。カエルは常に安定した速度   で高ダメージを与えていくのでダメージ蓄積とそれに伴う攻撃の激化に従って、回復の頻度を   上げていくのが時間短縮のためにはベストです。     <戦力>         LV HP MP   クロノ: 14 91 30 はくぎんけん,かわのぼうし,かわのふく,ぎんのイヤリング   カエル: 12 60 0 グランドリオン,ブロンズメット,ブロンズアーマー,バーサクリング   ロボ : 14 128 22 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,パワーマフラー       所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×32,エーテル×1,ミドルエーテル×7,ハイエーテル×1  エリクサー×1,アテナの水×20,ばんのうやく×11)    <戦術>       まずは先の戦いのダメージをクロノ、ロボがミドルポーションで回復、その後攻撃に参加し   ます。モードチェンジ前のソイソーはかまいたちしか放ってこないため、そのダメージに応じ   てミドルポーションで回復行動をとります。回復の目安はカエル、ロボは80以下、クロノは60   以下になった時です。       かまいたちのダメージは複数に及ぶため、一人でもHPが上の基準を下回っている場合はター   ンが回ったキャラが回復、全員が基準を上回っている時のみ、クロノ、ロボは攻撃します。ソ   イソーへの与ダメージが2000を超えたあたりから回復の比重をやや高めます。    なぜなら、モードチェンジ後のソイソーの行動はジャンプ斬りであるため、それに耐えられ   るだけのHPを確保しておく必要があるからです。クロノは150以上、ロボは140以上、カエルは   120以上もあれば十分です。モードチェンジ後のソイソーの行動は若干緩くなるため、全員の   HPがこの基準を超えていれば、クロノ、ロボも積極的に攻撃に参加します。    ソイソーは自分のそばにいるキャラに通常攻撃を放ってくることが多いため、対象となるキ   ャラのHPには特に注意を払います。その後、再びソイソーがジャンプ斬りを放つのを合図に回   復に専念。程なくソイソーは2回目のモードチェンジを行います。       2回目のモードチェンジ後はクロノ、ロボは完全に攻撃をストップします。カエルの攻撃に   対してソイソーが放ってくるカウンター攻撃に合わせて一人がカエルの回復を、もう一人がソ   イソーの通常攻撃のダメージを回復します。ソイソーのHPが残り100程度になっている時のみ、   例外的にクロノ、ロボが攻撃を行い止めをさします。    リセットポイントは戦闘不能が出ることです。クロノ、ロボのいずれかが戦闘不能になると   操作可能なキャラが一人となるため、回復してパーティーの態勢を立て直すのにかなりの時間   を要することになります。また、カエルが戦闘不能になった場合も安定したダメージ供給が途   絶えるため、戦闘時間の増加をよびます。       <実戦>    1回目はいくぶん強引に攻撃を続け、回復をなおざりにした結果、味方にダメージが一気に   蓄積。慌てて回復を試みるものの間に合わず、ロボが戦闘不能になったためリセット。    その反省から、2回目は堅実に回復重視で行動したため、難なくカウンターモードまで到達。   HP計算をしっかり行っていたため、最後にロボの打撃も決まり撃破に成功。これを採用してい   ます。       尚、今回はルビーベストをエイラからはがし忘れるという凡ミスにより、クロノは初期装備   のかわのふくのまま戦闘に臨むことを余儀なくされています。そのため、本来ならぎんのイヤ   リンによるHP増強により、HPMAX状態からなら2発まで耐えられるはずのソイソーのジャンプ斬   りに1発しか耐えることができませんでした。これにより、本来は必要なかった回復行動によ   るタイムロスが若干発生しています。         魔王  ――    <分析と方針>       高い物理防御力を持つバリアチェンジモードと、対策無しで食らうと全員が即死するダーク   マターモードからなる強敵です。このバトルではどれだけ早くダークマターモードに到達する   かが戦闘時間を大きく左右します。何回か試行錯誤を繰り返すうちに、こちらの回復行動によ   るタイムロスが思いのほか大きいことに気が付きました。       では、回復回数を抑えるためにはどうすればよいのか、簡単です。一人を戦闘不能状態にし、   パーティーを2人にすればよいのです。これにより、回復の手間は事実上3分の2になります。   戦闘不能になっているキャラはそのキャラの属性が弱点になった時だけ蘇生させて魔法を使わ   せれば、攻撃面は特に問題ありません。       この場合、戦闘不能にするキャラは低ダメージのかいてんレーザーと、高ダメージながらク   ロノのターンを消費してしまうこうそくかいてんが攻撃手段であるロボよりも、単体で高ダメ   ージを与えられるファイアを持つルッカの方が優れています。よって、パーティーはクロノ、   カエル、ルッカとなります。    また、従来高い攻撃力を持つカエルはぎんのイヤリングによるHP増強やバリアボールの使用   により、ダークマターを耐えさせるのがセオリーでしたが、このバトルにおいて私はあえて、   カエルにバーサクリングを装備させダークマターへの対策は行っていません。      これにより、操作可能キャラはクロノのみとなり、パーティーの回復を一人で受け持つこと   になります。しかし、カエルに魔法を覚えさせていない現戦略ではバリアチェンジモード時に   おいてカエルがダメージ源として機能するのは、グランドリオンによる攻撃のみです。それな   らいっそ、バーサクリングを装備させることで、完全に攻撃役に専念させた方が効率的です。    クロノは自分の回復を優先しなければならないため、カエルはしばしば戦闘不能になり、攻   撃回数は若干低下しますが、直後に蘇生してあげればさほどのロスにはなりません。それより   もカエルの与ダメージの大幅な上昇や、操作キャラが減ることによる時短効果の方が大きいと   判断しました。    <戦力>         LV HP MP   クロノ: 15 327 36 はくぎんけん,かわのぼうし,チタンベスト,ぎんのイヤリング   カエル: 14 244 35 グランドリオン,ブロンズメット,ダークメイル,バーサクリング   ルッカ: 14 235 38 エアガン,かわのぼうし,どうぎ,スピードベルト       所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×21,エーテル×1,ミドルエーテル×8,ハイエーテル×1  エリクサー×1,アテナの水×21,ばんのうやく×11)   <戦術>    序盤のボス戦でもっとも私自身のオリジナリティが出せたのがこの魔王戦です。魔王戦はク   ロノトリガーのTAでもっとも長いボス戦なため、タイム短縮をするならここしかないと思い、   様々な戦術を試した結果これに行き着きました。      開始後、ルッカの回復をせずに、あえてルッカを戦闘不能状態にします。戦闘不能になるま   でにルッカはミドルポーションで数回、クロノ、カエルを回復します。以後、バリアチェンジ   モード時にプレイヤーが操作するのはクロノ一人となります。    基本的にクロノのコマンド入力は、魔王のカウンター魔法のモーション時とバリアチェンジ   後のカエルの第一撃のモーション時に行います。これにより、事実上コマンド入力に伴うタイ   ムロスをゼロにすることが出来ます。こちらがとるべき行動は、状況に応じて刻々と変化する   ので、それぞれについて記します。      ●弱点が水に変わった時   ・クロノのゲージが溜まり行動可能な時     カエルが生存しており、カエルのHPが50以下の時はミドルポーションをカエル、クロノの    順で使用し、50以上の時はミドルポーションをクロノ、カエルの順で使用します。         カエルが戦闘不能になっている場合は、ミドルポーション→クロノ、アテナの水→カエル、    ミドルポーション→カエルと行動します。   ・クロノのゲージが溜まっていない時     カエルが生存している場合は、ミドルポーションでクロノのみを回復し、カエルの回復は    行いません。     カエルが戦闘不能になっている場合は、ミドルポーション→クロノ、アテナの水→カエル、    ミドルポーション→カエルとします。    ●弱点が冥に変わった時   ・クロノのゲージが溜まり行動可能な時     カエルが生存している場合は、ダークボムを食らったキャラをミドルポーションで回復し、    カエルの攻撃中にはアクションを起しません。     カエルが戦闘不能になっている場合は、クロノは当然無傷なため、アテナの水→カエル、    ミドルポーション→カエルと行動します。   ・クロノのゲージが溜まっていない時     カエルが生存している場合は、ダークボムを食らったキャラをミドルポーションで回復し    ます。     カエルが戦闘不能になっている場合は、クロノは無傷なのですが、ゲージが溜まるまでに    魔王の攻撃を受ける可能性があります。魔王の攻撃を受けなければ、アテナの水→カエル、    ミドルポーション→カエルとし、受けた場合はミドルポーションで自分で回復後、同じ行動    をとります。  ●弱点が天に変わった時         ・クロノのゲージが溜まり行動可能な時     カエルが生存している場合は、ミドルポーション→クロノとし、カエルの攻撃中にサンダ    ーを放ちます。     カエルが戦闘不能になっている場合は、ミドルポーション→クロノ、アテナの水→カエル    とし、カエルの攻撃中にサンダーを放ちます。      ・クロノのゲージが溜まっていない時     カエルが生存している場合は、ミドルポーション→クロノと行動し、サンダーは放ちませ    ん。     カエルが戦闘不能になっている場合は、ミドルポーション→クロノ、アテナの水→カエル    とし、カエルの攻撃中にサンダーを放ちます。      ●弱点が火に変わった時   ・クロノのゲージが溜まり行動可能な時        カエルが生存している場合は、アテナの水→ルッカ、ミドルポーション→クロノ、ルッカ    はファイアと行動します。       カエルが戦闘不能になっている場合は、アテナの水→ルッカ、ミドルポーション→クロノ    ルッカはファイアと行動します。     ・クロノのゲージが溜まっていない時     カエルが生存している場合は、ルッカを蘇生させても弱点が火の間にファイアを放つこと    ができないため、ミドルポーションでクロノを回復します。     カエルが戦闘不能になっている場合は、アテナの水→ルッカ、ミドルポーション→クロノ    ルッカはファイアと行動します。        以上が基本的な戦術の流れになりますが、魔王の行動パターンは偏りが多く、上のチャート   に従うのが最良の行動とは限らない場合があります。特に天・火属性が連続して弱点となる機   会に遭遇したなら、臨機応変に対応し、なるべくダメージを大きく与える必要があります。          そこで目安となるラインが、クロノのHP200というものです。この200という数字は魔王のカ   ウンター魔法と打撃にによる被ダメージの合計をわずかに上回るものです。唯一、ダークボム   と打撃が連続してきた場合には耐えられませんが、その確率はそれほど高くないので、試行を   繰り替えすTAでは無視していい数字でしょう。    クロノのHPが200以上なら、天モード変化時にクロノにゲージが溜まっていなくても、自身   の回復を省いてサンダーを放ちますし、冥・水・火モードでは自分の回復の代わりに消耗して   いるカエルの回復や蘇生を行うことで、攻撃効率を上げます。    もちろん、クロノの回復行動を削って、サンダーを放ち、攻撃効率を上げた行動が、次の魔   王のモードが火になり、クロノのゲージが溜まっていないことからルッカの蘇生が行えないと   いうように裏目に出ることも多々あります。タイム短縮にはかなり運の要素が絡んでくる難し   いバトルです。        決して忘れてはならないことは、このバトルの前半においてはクロノの戦闘不能が即パーテ   ィーの全滅を意味するということです。クロノが戦闘不能になった瞬間、凶人化したカエルが   一人取り残され、リセットは確定的となります。    魔王のHPを2000近く削ったら、クロノのHPを回復し、カエルとルッカが戦闘不能状態なら蘇   生します。魔王がカウンターを放たなくなれば総攻撃の合図です。クロノのHPをMAXにしつつ、   クロノは弱点が天だったらサンダー、それ以外だったらたたかうとし、ルッカは弱点が火だっ   たらファイア、それ以外だったら待機します。魔王が詠唱に入ったらたたかう、ファイアの連   発です。    1回目のダークマター発動後、クロノはまずカエルを蘇生、ついでルッカを蘇生します。そ   の後は自分のHPをMAXにしつつ、たたかうとファイアで攻撃します。    2回目のダークマター発動後、クロノはカエル、ルッカの順で蘇生。今度は自分のHPは回復   せずにたたかう、ファイアを連発します。カエルのクリティカルの出具合にもよりますが、3   回目のダークマター前にはぎりぎり倒せるはずです。    天・火モードの割合が低い場合、カウンター魔法モード時にクロノが戦闘不能になった場合、   3回目のダークマターまでに倒せなかった場合はリセットします。  <実戦>    ここは乱数の固定に苦しめられました。魔王の弱点がちっとも火にならず、数十回のリセッ   トを余儀なくされることに。ようやく、火が弱点に何回かなる行動パターンを得ても、今回は   ミスにより、ルビーベストが無いことからクロノのHPは確実に200を割ってしまいます。    攻撃効率が低下することを嫌って、行動チャートに反してクロノのHP回復を放置してカエル   の回復に回ると、魔王の攻撃がことごとくクロノにヒットし戦闘不能に。さすがにリアルタイ   ムの損失も馬鹿にならなくなってきたため、やむを得ずクロノの回復重視で行動することに。   結果として、タイム的には調査プレイより1分ほど悪いタイムで妥協せざるをえませんでした。            ニズベールR  ――――――      <分析と方針>        物理攻撃を加えるたびに防御力を上昇、天属性の攻撃を加えて防御力を下げても、3回天属   性の攻撃を加えると放電し、防御力を回復させる厄介な敵です。戦闘時間短縮のためには、防   御力を下げながら攻撃できる天属性の物理攻撃であるかみなりかみつきが非常に有効です。幸   いなことに稼ぎの途中でかみなりかみつきを習得しているため、これを使用します。          <戦力>         LV HP MP   クロノ: 30 516 10 はくぎんけん,かわのぼうし,チタンベスト,シルバーピアス   エイラ: 31 555 30 こぶし,ストーンメット,ルビーベスト, パワーてぶくろ   ロボ : 27 325 36 ミラージュハンド,アイアンヘルム,チタンベスト,パワーマフラー       所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×75,エーテル×1,ミドルエーテル×8,ハイエーテル×1,  エリクサー×1,アテナの水×14,ばんのうやく×11)    <戦術>         本来はかなりの強敵なはずなのですが、30分近くの稼ぎにより、レベルがかなり上がってい   るため、このTAにおいて一二を争うほどの楽なボス戦となります。戦術はシンプルなことこの   上ないです。      クロノ・エイラ かみなりかみつき×5   ロボ      ケアルビーム→ロボ       これで終了します。ロボが自分を回復しているのは、稼ぎが終了しメンバーチェンジ後回復   を行わないまま、即戦闘に突入しているからです。この段階でロボのHPは魔王戦終了時のまま   のため、ニズベールRの放電+突進には耐えられません。ロボを入れたのはビッグトルネード習   得のためですが、これには3人生存状態で撃破する必要があります。そのための自己回復とい   うわけです。  <実戦>    4回挑戦していますが、最初の3回はバトルコマンドの記憶をオンにした状態で迎える初めて   のボス戦だったため、勝手がつかめなかったことにより、操作ミスをしたことによるものです。   操作に慣れた4回目は無事撃破に成功。ひたすら同じ技を連発するだけの単調なボス戦でした。  アザーラ、ブラックティラノ  ―――――――――――――  <分析と方針>         倒すべき敵はブラックティラノであり、そのブラックティラノは防御を固めています。よっ   て、まずは防御を解く方法を考えなくてはいけません。方法としては     1.ルッカのさいみんおんぱでアザーラを眠らせる。   2.何もしないで待機し、ブラックティラノが防御を解除するのを待つ。   3.アザーラを倒し、ブラックティラノの防御を解く。    の3つが考えられます。         まず、1つ目は却下です。確かにこの方法がブラックティラノの防御を解くには最速です。   しかし、このパーティーが最大ダメージを与える攻撃手段である、かみなりかみつき、ファイ   アではブラックティラノが炎を吐く前に倒すには圧倒的にダメージ量が不足します。これでは   炎を吐いた後、再び防御力が上昇するブラックティラノに時間を要し、タイムロスとなること   は火を見るより明らかです。(掛詞)       後は2か3のどちらを選ぶかですが、この場合、両方ともパーティーは自動的にクロノ、エイ   ラ、マールに決定します。このメンバーはひょうがなげ、全力ぎりにより、平均1800のダメー   ジを与えることが出来るため、およそ6ターンでブラックティラノを倒すことが出来ます。こ   れは炎を吐く前に戦闘を終わらせるには十分な数字です。    後は、防御の自動解除前に敵が行う行動に要する時間と、アザーラを倒すまでに味方・敵が   取る行動時間のどちらが短いかを比較するだけです。調査の結果、2に比べ3の方が30秒ほど早   いことが判明したため、このバトルは3の方針を採用しています。  <戦力>         LV HP MP   クロノ: 30 541 66 はくぎんけん,かわのぼうし,チタンベスト,シルバーピアス   エイラ: 31 578 64 こぶし,ストーンメット,ルビーベスト,パワーマフラー   マール: 30 466 70 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,スピードベルト       所持アイテム   (ポーション×22,ミドルポーション×75,エーテル×1,ミドルエーテル×9,ハイエーテル×2  エリクサー×1,アテナの水×14,ばんのうやく×11)   <戦術>       完全にパターン化できます。        クロノ かまいたち→アザーラ   エイラ、マール ひょうがなげ×3→アザーラ (アザーラ撃破)   マール ヘイスト→マール(炎の前に倒すにはマールの素早さを上げる必要があります。)   クロノ ミドルエーテル→マール      防御解除   クロノ ぜんりょくぎり×6→ブラックティラノ   エイラ、マール ひょうがなげ×6→ブラックティラノ(ブラックティラノ撃破)    レベルが上がっているため、回復の必要もなく非常に楽なバトルとなります。炎の前にブラ   ックティラノを倒せなければリセットですが、十中八九大丈夫です。  <実戦>        1回目は、バトルコマンド記憶をオンにしたことによる、操作手順の変更による操作ミスの   発生により、やむなくリセット。2回目は、順当に行動チャート通りの行動を積み重ね、炎の   前に撃破に成功。これを採用しています。    メルフィック  ――――――  <分析と方針>         水系魔法で砂を固めなければダメージが通らず、カエルが魔法を覚えていない今回のTAで水   系魔法を使えるのはマールだけ、ということで必然的に、パーティーはクロノ、エイラ、マー   ルとなります。この戦闘に参加したマールのレベルが1上がるのもラヴォス本体・コア戦に向   けての好材料です。        このバトルにおいてコアを先に倒すのは厳禁です。上半身・下半身が暴走を始め、素早さが   アップ、高ダメージ攻撃を次々繰り出してくるため、大きなタイムロスとなります。       かといって悠長に構えているとコアのHPは吸い取られ、勝手に暴走を始めます。天系魔法を   コアに与えて延命してもよいのですが、もちろん、そんなことをしていてはタイムロス。ここ   はヘイストをかけたクロノのみだれぎりで、一気に勝負をつけます。    <戦力>         LV HP MP   クロノ: 32 357 52 つばめ,かわのぼうし,チタンベスト,シルバーピアス   エイラ: 33 380 22 こぶし,ストーンメット,ルビーベスト,パワーマフラー   マール: 31 601 30 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,プロテクター       所持アイテム   (ポーション×21,ミドルポーション×74,ハイポーション×1,エーテル×1,ミドルエーテル×9,  ハイエーテル×4,エリクサー×3,アテナの水×14,ばんのうやく×11,ラピス×5)    <戦術>       完全にパターン化できます。   マール アイスガ   クロノ みだれぎり→下半身   エイラ ひっかきかみつき→下半身   クロノ みだれぎり→下半身   エイラ ひっかきかみつき→下半身   マール ヘイスト→クロノ   クロノ みだれぎり×2→下半身(下半身撃破)   クロノ みだれぎり×4→上半身   クロノ、エイラ はやぶさぎり→上半身、コア(上半身、コア撃破)    回復の必要はありません。コアの逃走を防ぐために、最後に上半身・コアをまとめて倒して    います。上半身から倒してもよいのですが、下半身とコアだけになるとなぜか下半身がHP半分   吸収攻撃を連発して死者が続出ということが起こったため、それを防ぐため下半身から倒して   います。        <実戦>    なんとなく上半身から倒した1回目は、前述のような下半身の猛攻を受けリセット。調査プ   レイ時と同様、下半身から倒した2回目は事故が起こることもなく、無事撃破に成功。これを   採用しています。  ラヴォス(外殻)  ―――――――      各攻撃モードは基本的に雑魚なので最初にまとめて記述します。   ・ドラゴン戦車 はやぶさぎり×1     ・ガードマシン はやぶさぎり×1      ・ヘケラン   ビッグトルネード×2     ・ジャンクドラガー はやぶさぎり×1、ロボ たたかう→下半身       MPバスターを食らって0になったクロノのMPをミドルエーテル×2で回復   ・グランとリオン ビッグトルネード×2   ・ニズベール 最初の攻撃後にクロノはサンダー、エイラはたたかう、ビッグトルネード×2   ・魔王 たたかうを連発し、冥属性を弱点にする。弱点になったら相手の攻撃を待って直後に       ビッグトルネード×3。3ターン以内に冥属性が弱点にならなかったらリセット。    ロボとマールをチェンジし、クロノにシルバーピアスを装備、エイラにミドルエーテル1個    を使用する。   ・アザーラ、ブラックティラノ ひょうがなげ×3でアザーラを撃破した後、みだれぎり×4、    ひょうがなげ×4で終了。    マールとロボをチェンジし、エイラにシルバーピアス、クロノにパワーマフラーを装備させ、    ミドルエーテルを1つずつ投与する。また、ロボのHPが350以下、クロノのHPが300以下の場    合はミドルポーションで回復する。      ・ギガガイア ビッグトルネード×3の後待機、両腕が復活するのを待つ。両腕が復活したら    ビッグトルネード×2    クロノにみどりのゆめ、エイラにきんのイヤリング、マールにスピードベルトを装備させる。    クロノのMPをエーテル×1で、エイラのMPをミドルエーテル×1で回復後、エイラのHPをポー    ションを用いて420から470の間に調整する。    準備が終了したらいよいよ、ラヴォス外殻戦です。    <分析と方針>        強力な物理攻撃を持っていますが、混乱攻撃は耐性装備で無効に出来るうえ、HPは10000と   それほど高くないため、平均1080ダメージを持つみだれぎりを4発、平均1900超のダメージを   持つきょうりゅうを3発当てれば倒すことが出来ます。よって、ここは回復行動を極力抑えた   短期決戦で臨むのが最上の策です。  <戦力>          LV HP MP   クロノ: 33 603 50 つばめ,まどわずのぼうし,エターナルスーツ,みどりのゆめ   エイラ: 34 433 56 こぶし,まもりのぼうし,ひかりのローブ,きんのイヤリング   ロボ : 30 45 20 ブリキンアーム,アイアンメット,チタンベスト,スピードベルト       所持アイテム   (ポーション×18,ミドルポーション×71,ハイポーション×1,ミドルエーテル×5   ハイエーテル×5, エリクサー×2,アテナの水×14,ばんのうやく×11,ラピス×5)    <戦術>    開始後、クロノ、エイラにターンが回ると同時に、天から降り注ぐものが世界を滅ぼすをラ   ヴォスが放ち、ロボが倒れます。ラヴォスの行動モーション中に、きょうりゅう、みだれぎり   の順で入力・攻撃します。        再び両者にターンが回ると、程なくラヴォスがカオティックゾーンを使います。モーション   中にコマンド入力するのは先程と同様ですが、今回入力するのはエイラのきょうりゅうだけで   す。クロノは技コマンドを開いたまま、エイラのきょうりゅうが終わるまで待機。その後、B・   Aボタンを交互に押すことでエイラのゲージを1/4〜1/3ほど溜めた後、みだれぎりを放ちます。    次のラヴォスニードルは単体攻撃であるため、ここで2通りに分岐します。   ・クロノにラヴォスニードルが来た場合         同じく、ラヴォスの行動モーション中にエイラはきょうりゅうを入力、クロノはラヴォスニ   ードルで倒れますが、先程待機時間を作ったため、行動ゲージが3/4ほど溜まった状態で倒れ、   みどりのゆめで復活します。すぐにターンが回るのでみだれぎりを入力、この後のラヴォスの   次の攻撃までの行動間隔はかなり広くなっているため、ラヴォスの行動前に余裕を持って再び   クロノにターンが回ります。後はみだれぎりを放てば戦闘終了です。   ・エイラにラヴォスニードルが来た場合    すぐにエイラを蘇生することはせずに、まずはみだれぎりを放ちます。この後、ラヴォスの   行動間隔が開くので、再びクロノにターンが回ります。ここで技コマンドを開いてB・Aボタン   を交互に押し、時間を少し進めたうえでみだれぎりを入力します。    この待機時間により、クロノのゲージが3/4ほど溜まった状態でラヴォスが天から降り注ぐ   ものが世界を滅ぼすを使ってきます。みどりのゆめで蘇生後、すぐにエイラをアテナの水で蘇   生。エイラにターンが回るまでに、ラヴォスは地震を使ってきますがダメージ量は微小なため、   特に対策は必要ありません。後はターンが回ったエイラがきょうりゅうを使えば撃破できます。       準備段階でエイラのHPを天から・・・とカオティックゾーンを受けて瀕死状態になるよう調整   しているため、効率の良いダメージ蓄積ができています。クロノの行動時間を調整しているの   は、ターンが回った状態でラヴォスの攻撃により、みどりのゆめが発動してしまうことによる   行動回数の減少を防止するためです。これらの小技を用いることにより、ほとんど回復をする   こと無しにラヴォス外殻を撃破することが可能となっています。         分岐後のタイムを比較すると前者の方が後者に比べて、ラヴォスの行動が2つ、味方の行動   が1つ少ないため、若干撃破時間が早くなります。しかし、魔王モード戦で早期に冥属性にす   るためにかなりの試行回数を積む必要があるため、撃破できればTAはそのまま続行、リセット   は行いません。   <実戦>    乱数固定により、その前の魔王モードがなかなか冥を弱点としなかったため、このバトル   1回の挑戦機会を得るのにおよそ数10回のリセットを経ています。にもかかわらず、1回目はクロノ   の行動時間調整をミスしたため、所要の攻撃が間に合わずに全滅。2回目はなんとMPを回復し   ないまま戦闘に突入するという最悪の凡ミス。何時間ものリアルタイムを無駄にしています。    3度目の正直で臨んだ3回目は、細心の注意を払って行動。無事撃破に成功しました。慎重に   なりすぎたせいか、タイム的には平凡だったのがやや残念です。      ラヴォス(本体)  ―――――――  <分析と方針>    今までのボスとは桁違いの強敵です。ラヴォスを早期に倒すことを、TA戦略の核にすること   を決定してから、もっとも多くの時間をかけ、試行錯誤を繰り返したのがこのラヴォス本体戦   です。時間短縮のためには稼ぎのための戦闘数を少しでも減らし、なるべく低レベルで倒した   いというのが本音です。    しかし、このバトルは次にラヴォスコアとの連戦が控えているため、ある程度高い勝率で安   定的に突破する必要があります。低レベルと安定性、この相反する2つを追求して、様々なパ   ーティー・レベル・戦術を模索しました。    そこで、このラヴォス戦の分析と方針の項においては、通常のボスとは違い、記憶をたどっ   てその試行錯誤の跡を紹介したいと思います。ネックとなったのはやはりラヴォスが開幕に放   つ光波です。ラヴォス本体に勝利するためには、なんとしてもそれをやり過ごさなければなり   ません。    1.ルッカを使用        始めに注目したのはルッカです。ルッカはこの時点で魔法防御+10効果を持つ専用装備であ   るタバンメットを入手可能なため、これにバリアリングとひかりのローブを組み合わせれば、   レベルを33という比較的低レベルで、ラヴォスの光波に耐えきることが出来ます。       この時描いていた青写真はまずラヴォスの光波にルッカが耐え、その後他のキャラを蘇生、   回復しつつ攻撃に転じるというものでした。試してみたところ、目論見通り確かにラヴォスの   光波にルッカは耐えました。しかし、アテナの水でクロノを蘇生後、円月殺法で為すすべもな   く全滅、事前に抱いていた予想がいかに甘かったかを思い知らされます。  2.レベル上げ      とにもかくにもラヴォス本体に勝てなければ話にならないというわけで、ラヴォスの光波に   2人が耐え切れるまで戦力を上げることにしました。それと同時に攻撃手段の強化にも考えを   めぐらせます。メンバーの一人がルッカで高い攻撃力を持つ攻撃手段といえば・・・    カエルフレアです。レベルにもよりますが、HPが999で瀕死状態のカエルとルッカが放つカ   エルフレアはダメージが3500を超えます。この時のレベルは確かクロノ40ルッカ38カエル39だ   ったと記憶しています。話にならないほどの高レベルですが構っていられません。    きんのイヤリングとダークメイルを装備したカエルもラヴォスの光波に耐えることが出来る   ため、ラヴォスの初撃後、速やかに攻撃に移ることが出来ます。しかし、ここに来て新たな問   題が発生しました。         MPが足りないのです。確かにカエルフレアは強力なのですが、いかんせん消費MPが多すぎま   す。左腕だけを撃破したあたりで2人のMPが尽き、回復に回ることで攻撃スピードが鈍化。守   封や本体始動で一気に崩されるという場面が続出しました。一応、一度だけラヴォスコア戦に   たどりついたのですが、そこでも再びMP不足に見舞われ全滅。あまりの攻撃効率の悪さにさす   がに別の案を考えはじめます。      3.ヘイスト    ここでなんの気なしに、ルッカとマールを入れ替えたことで事態は急転します。ダメージ源   がカエルおとしのみになることから、ダメージ量はカエルフレアより低下しますが、マールの   ヘイストで攻撃効率を上げればその埋め合わせが出来るとの算段でした。しかし、これが予想   外の効果を発揮、なんと1回目の挑戦でラヴォスコア撃破に成功してしまいます。       この時のマールはとくに耐性装備をしていなかったため、ラヴォスの光波に耐え切るのは一   人だけでよいということも発覚。いずれにせよ、ラヴォス撃破にはマールのヘイストが必要不   可欠であるという認識を深めます。  4.エイラの導入    魔王に次ぐ魔法防御を備えたマールは、バリアリングとひかりのローブを装備させることで   光波のダメージをかなり抑えることが出来ます。さらに、光波に耐えるのは一人で十分という   発見により、所要レベルはマールレベル36まで低下しました。ここまでレベルが下がるとカエ   ルのHPはきんのイヤリングを装備しても999に達さなくなり、やや火力不足となります。    また、そもそもカエルとマールのレベルを同時に効率よく上げる機会が存在しないという、   戦略上致命的な欠陥に直面します。そこで登場したのがエイラです。    エイラのHPは全キャラ中最高を誇り、加入レベルも高いため、マールをレベル36まで上げれ   ばまず問題なく999という最大HPに達します。エイラのきょうりゅうはカエルおとしよりダメ   ージ量は若干低下しますが、それはカエルより2素早いことによる攻撃回数の上昇により、さ   ほど問題はないと判断しました。    この戦略は、先の戦略の延長線上にあるため、何回かの試行であっさり撃破に成功、だがこ   れではまだレベルが高すぎて経験値稼ぎにかなりの時間がかかってしまいます。もっとレベル   を下げることは出来ないのだろうか。    5.バリアボール       ここでマールの魔法防御はバリアボールを使用して、光波に耐えれるだけあれば十分である   ということに気がつきます。これにより、マールの所要レベルは3低下し33になります。この   レベルの低下により、最初の光波でマールは戦闘不能になりますが、クロノにみどりのゆめを   装備させることでやり過ごし、2発目の光波はマールを蘇生させて、回復、バリアボールを使   用すれば戦闘を続行できます。    これにはクロノの回復、マールの蘇生、回復、バリアボールの使用といった準備を1発目の   光波と2発目の光波の間に行わなければならないため、攻撃に移れるのは事実上2発目の光波以   降になるというデメリットもあります。本体始動や3発目の光波におびえながらのバトルとな   りますが、何回か試行錯誤を重ねた結果、問題なく撃破できるだけの戦術構築をすることがで   きました。        この時のエイラのレベルは35できんのイヤリングを装備すればHPは999となり、アテナの水   で蘇生後HP50の状態で繰り出すきょうりゅうのダメージは2000超。ラヴォスの左腕を4ターン   で切り落とし、3発目の光波を未然に防ぐことができます。    マールがレベル33に達した時点でエイラのレベルは34であるため、最小の稼ぎですますため   にそのままラヴォス戦に突入することも考えたのですが、レベルが1低下したエイラのHPは970   となり、HP50時のきょうりゅうのダメージは2000を割るようになります。    このわずかなダメージ量の低下により、左腕撃破の所要ターンが1増えることには致命的な   ものがあり、どうしても運に頼らずに高い勝率を得られるだけの戦術を構築することが出来ま   せんでした。    よって、エイラを35まで上げるための経験値が最低限必要な稼ぎであり、これがシルバード   入手前にラヴォスを倒す戦術の最終到達点だと思っていました。しかし、さらなるレベルの引   き下げは可能でした。それが今回、実際のTAで使用した戦術です。      <戦力>          LV HP MP   クロノ: 33 604 72 つばめ,まどわずのぼうし,エターナルスーツ,みどりのゆめ   エイラ: 34 970 70 こぶし,まもりのぼうし,ひかりのローブ,きんのイヤリング   マール: 32 502 74 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,スピードベルト       所持アイテム   (ポーション×18,ミドルポーション×71,ハイポーション×1,ミドルエーテル×5    ハイエーテル×5, エリクサー×2,アテナの水×14,ばんのうやく×11,ラピス×5)      <戦術>   完全にパターン化できます。   光波(1回目)クロノ、エイラ、マール戦闘不能   みどりのゆめ発動、クロノ蘇生      クロノ ハイポーション→クロノ   円月殺法×2→クロノ   クロノ エリクサー→クロノ (A) クロノ みだれぎり→右腕      円月殺法×2→クロノ   クロノ アテナの水→エイラ   クロノ エリクサー→エイラ   エイラ バリアボール→エイラ       光波(2回目)クロノ戦闘不能       エイラ アテナの水→マール   マール ヘイスト→エイラ   エイラ きょうりゅう   エイラ きょうりゅう   マール ヘイスト→マール   エイラ きょうりゅう (B) エイラ きょうりゅう(左腕撃破)   マール アテナの水→クロノ   右腕  死遠→本体   本体  本体始動   マール ハイエーテル→エイラ   エイラ きょうりゅう   クロノ みだれぎり→右腕(右腕撃破)       エイラ ポーション→エイラ   マール ケアル→エイラ   本体  邪気 クロノ、マール戦闘不能   エイラ きょうりゅう   エイラ きょうりゅう   エイラ きょうりゅう (C) 本体  影殺   エイラ ミドルエーテル→エイラ   エイラ きょうりゅう   本体  闘炎   エイラ きょうりゅう   エイラ エリクサー→エイラ   エイラ バリアボール→エイラ       邪影闘気殺炎       エイラ アテナの水→クロノ   本体  魔攻   エイラ きょうりゅう   クロノ アテナの水→マール (D) エイラ きょうりゅう   エイラ きょうりゅう   エイラ きょうりゅう   マール ハイエーテル→エイラ   エイラ きょうりゅう (本体撃破)      おおよそ4つのフェイズに分けられるのでそれぞれについて解説します。      A区間の行動目的は、ラヴォスの右腕へのダメージ蓄積と2発目の光波への態勢作りです。ク   ロノの2ターン目、3ターン目の行動がエリクサー、みだれぎりの順になっているのは一見非効   率的に見えますが、なぜか2ターン目に放つみだれぎりはかなりの高確率でミスが出ます。    このバトルのダメージ量は本当にギリギリであるため、みだれぎりが1回ミスをするだけで   も右腕へのダメージが足りず不要な攻撃を食らい、撃破率が大きく下がることになります。3   ターン目に回したところミスは無くなったため、不本意ながらこのような措置となっています。        B区間はラヴォスの攻撃間隔がかなり開くため、いよいよ攻撃に転じます。行動目的は、3発   目の光波の前に左腕を倒すこと、右腕の守封の前、本体始動直後に右腕を倒すことです。光波   をしのぐ役割をエイラに変更したことにより、この時点でのエイラのHPは25か32になります。       前戦術との最大の違いはこのエイラのHPにあります。前戦術では光波をしのぐのはマールの   役割でした。そのため、この時点でのエイラのHPはアテナの水で蘇生後の50です。このHPだと   きょうりゅうのダメージが平均2000を超えるには最大HP999、レベル35が必要です。ところが、   HPが30前後だと、最大HPが970のレベル34のエイラでもきょうりゅうのダメージは2000に達し   ます。    これにより、3発目の光波を受けることなく4ターンで左腕を切り落とすというラヴォス本体   安定撃破のための絶対条件を達成することが出来ます。順調に行くと左腕を倒し、クロノのゲ   ージが3/4ほど溜まり、マールとエイラにターンが回った状態で本体が始動します。後はエイ   ラのMPを回復し、きょうりゅうとみだれぎりで右腕を守封の前に速やかに除去するだけです。        C区間は両腕を倒したことにより、かなり自由度が増します。この区間の行動目的は、ラヴ   ォス本体へのダメージ蓄積と邪影闘気殺炎へ備えることです。通常、両腕を倒すと本体は間髪   をおかず邪気を放ってくるのですが、なぜか本体始動直後に両腕を倒した場合は邪気を放つま   での間隔がかなり開きます。 この時間間隔を利用し、ラヴォスの邪気・影殺・闘炎を連続して耐えられるだけのHPをエイ ラに与えます。これにより、まもりのぼうしにより状態異常耐性を持っているエイラは各攻撃 の間に治療・回復をすることなく、きょうりゅうを連発することに専念できます。       闘炎をくらった直後のエイラのHPは10〜20という絶妙な数字になるため、効率の良いダメー   ジ蓄積が可能となっています。エリクサーを使った直後にバリアボールの効果が切れるため、   再びバリアボールで防御幕を張ります。 邪影闘気殺炎のダメージ量は確認できただけで3種類、959,966,973です。973という最大ダ   メージが出た場合、エイラは耐えられないことになるのですが、体感として8〜9割程の確率で   966というダメージに落ち着くので、大体の場合はエイラはHP4を残して生存、戦闘を続けるこ   とが出来ます。        D区間はいよいよラヴォス本体に引導を渡します。この区間のラヴォスの行動間隔の広さは   尋常でなくエイラは余裕を持って6回の行動を行うことが出来ます。HP4のエイラのきょうりゅ   うのダメージはすさまじいものがあり、この区間だけで本体のHPの半分近くを削っています。   クロノとマールを蘇生させているのは次戦のラヴォスコア戦を見据えてのことです。    ラヴォスコア戦において右ビットが用いる防御解除は1〜4のダメージを味方キャラクターに   与えます。エイラ一人だけで本体を倒した場合、次の戦いでのクロノ、マールのHPは当然1。   これでは右ビットが防御を解除した瞬間パーティーは半壊します。それを防ぐためにクロノ、   マールを蘇生するわけです。        以上のような戦術を取れば8〜9割の勝率は得られるはずなのですが、ある致命的なバグによ   り、実際の試行回数は倍増しています。致命的バグとは、みどりのゆめの不発動です。どのよ   うなバグかというと、みどりのゆめ発動後クロノが再び倒れ、もう一度起き上がるという動作   を高速で行います。       この動作が起こると、たたかうやわざは問題なく使えるのですが、アイテム欄を開き、アイ   テムを使おうとすると決定ボタンをなぜか受け付けてくれません。仕方なく、アイテム欄を閉   じるとクロノのバトルコマンドは消え、何も出来なくなります。しばらくするとラヴォスが攻   撃を加えてきて全滅です。      上の行動チャートを見ても分かるとおり、クロノの最初の行動はハイポーションでこれ以外   はありえません。よって、このバグが発生した時点でリセットは確定となります。これが結構   な頻度で起こるためにリセット回数はかさむのですが、幸いなことにこのバグが起こるのがバ   トル開始直後であるため、事なきをえています。        <実戦>        挑戦回数は5回です。最初の2回のリセットは、またもバトルコマンド記憶をオンにしたこと   による、操作手順の変更による操作ミスによるものです。あまりに同じ理由でリセットが続い   ているため、ひょっとしたらタイムロスではないのかと思われる人がいるかもしれませんが、   単にTA途中で導入したことよりプレイヤーが慣れていないだけであり、間違いなく時短効果は   あると断言できます。    3回目はみどりのゆめ不発動バグにより、やむをえずリセット。4、5回目はいずれも滞りな   く撃破したものの、ラヴォスコア戦でミスを犯した4回目は不採用に。5回目はラヴォスコア戦   が成功したため、これを採用しています。    尚、スーパーエーテルの未回収による資金難を解決するために、エリクサーを1個売却した   ことから、序盤の行動チャートに若干変更を加えています。具体的には、2回目以降のクロノ   の行動をアテナの水→マール、みだれぎり→右腕、ケアル→クロノと変更しています。これに   よりエリクサーの不足はカバーできているのですが、行動回数が1回増加。ケアルのエフェク   トも長いため、若干のタイムロスとなっています。        ラヴォスコア  ――――――  <分析と方針>    ラヴォス本体と異なり攻撃はかなり緩くなります。まず、倒すべきは右ビットで、その右ビ   ットは左ビットを倒さないと防御を解除しない、というわけで、開幕にきょうりゅうを用いる   ことで左ビットを速やかに潰します。この時点のエイラのHPは4であることが多いため、ダメ   ージは確実に2000を超え、問題なく撃破できます。       首尾よく右ビットの防御を解除したら次に処理すべきは中央です。決まった行動パターンを   持たず、ランダム性の強い行動をとるかのように思われがちな中央ですが、調査の結果、大体   以下のような行動パターンをとることが判明しました。          1.時空変換(現代)→時空変換(中世)→命活→時空変換(未来)   2.時空変換(原始)→巨岩→時空変換(古代)→命活→呪声   3.天泣→時空変換(現代)→呪声→命活→時空変換(中世)   4.天泣→時空変換(原始)→命活→巨岩    5.天泣→天泣→命活          このうち天泣は単体攻撃であるため、一見上の3つの行動パターンはランダム性をはらんで   いるかのように思えますが、実際は違います。はっきりと断言は出来ないのですが、どうやら   中央は自身の蓄積ダメージが3000を超えると、その時点で最後に自身に攻撃を加えたキャラに   天泣を放つ傾向があるようなのです。      例えば、クロノみだれぎり、エイラきょうりゅうという順で開幕に中央に3000超のダメージ   を与えると、中央の天泣は確実にエイラに放たれます。逆に、エイラきょうりゅう、クロノみ   だれぎりと行動すると、天泣は確実にクロノに降ってきます。今のところ数10回の試行で例外   は一度もありません。       検証のため、別データでエイラの3段キックで中央に3400ダメージを与えたところ、やはり   天泣はエイラに放たれました。詳しいメカニズムは不明ですが、こちらの行動順を変えること   で、天泣の行き先を制御できるならこれを利用しない手はありません。    ではクロノとエイラ、どちらが天泣を食らうべきか。答えはクロノです。みどりのゆめを装   備しているクロノは天泣を食らってもすぐさま復活、攻撃を行うことが出来ます。       一方、エイラが天泣受けた場合は戦闘不能確率はもちろん100%、溜まったエイラのゲージ   は無駄になります。この戦闘に突入した時のエイラのHPは4しかないため、右ビットの防御解   除で倒れることもあるのですが、それでも体感的に5〜6割の確率でHPが1や2という状態で生き   延び、きょうりゅうを放つことが出来ます。       両者を比較した場合、与ダメージの期待値が上なのは当然前者です。というわけで、天泣を   請け負うのはクロノに決定、同時に開幕の行動はきょうりゅう、みだれぎりの順に決定します。    これで序盤唯一のランダム性がある攻撃である天泣への対策はできました。後は各パターン   に応じた戦術を構築するだけです。  <戦力>          LV HP MP   クロノ: 33 50 48 つばめ,まどわずのぼうし,エターナルスーツ,みどりのゆめ   エイラ: 34 11 55 こぶし,まもりのぼうし,ひかりのローブ,きんのイヤリング   マール: 32 50 58 はくぎんのゆみ,かわのぼうし,かわのふく,スピードベルト       所持アイテム   (ポーション×18,ミドルポーション×71,ミドルエーテル×4,ハイエーテル×3, アテナの水×9,ばんのうやく×11,ラピス×5)  <戦術>    実をいうと4と5のパターンに関しては頻度が低く、50回を超える戦闘回数のなかでも2、3度   しか見る機会がありませんでした。そのため、この2つには確定的な戦術が取れていません。   よって、1,2,3のパターンに対する戦術のみを記述します。大抵はこのいずれかになるので特   に支障は無いでしょう。    まず、上で述べたように開幕の2つの行動は確定です。エイラきょうりゅう、クロノみだれ   ぎり→中央と行動します。次いで、マールはヘイスト→マールと行動します。これにより、エ   イラが防御解除で倒れた場合も速やかに蘇生することが出来ます。開幕の先制パンチにより、   左ビットは排除され、右ビットは防御を解除、中央には3000を超えるダメージが蓄積します。    ここからはラヴォスのとる行動により分岐します。ここではエイラが防御解除で死亡すると   いう、一番厳しい状態に応じた戦術を記述します。生存した場合はマールはエイラを蘇生する   代わりにヘイストで補助し、エイラはきょうりゅうを放てば特に問題はありません。    1. 比較的楽な行動パターンです。まず、マールはクロノのターンが溜まるのを待ってからエイ   ラをアテナの水で蘇生、クロノはラピスを使用します。呪声の発動はかなり早いため、マール   のモーション中にクロノがラピスを使用しなければ、中央に先行を許す可能性があります。       状態異常攻撃をクロノ、マールが食らいますが、その後のラヴォスの行動は魔星であるため、   ストップおよびクロノが毒を食らったとき以外は治療の必要はありません。もし、クロノやマ   ールが動ける状態だったら、みだれぎりやミドルエーテル、ヘイストでエイラの攻撃をサポー   トします。状態異常の種類にもよりますが大抵、命活前に中央へのダメージ蓄積は8000を超え   るくらいまで到達します。    後は命活後にエイラのきょうりゅうで左ビットと中央を一掃するだけですが、注意すべき点   があります。それはきょうりゅうの前に、あらかじめクロノもしくはマールのたたかうを左ビ   ットに加えておく必要があるということです。この時点でエイラのHPは50近くあるため、きょ   うりゅうのダメージは2000を割る可能性が高いです。         そのため、中央を倒しても、左ビットが生存しカウンター攻撃である交差を食らい、エイラ   が死亡、ダメージ効率が一気に低下するという事態が起こりえます。それを防ぐためにクロノ   もしくはマールの打撃を事前に左ビットに加えることで、確実に1回のきょうりゅうで左ビッ   トを確実に仕留めます。         中央と左ビットさえ消えれば、後はMPを回復しつつ、きょうりゅう、みだれぎりを右ビット   に連発するだけです。右ビットは、2回目の命活を使うことすら許されずに沈みます。    2. 一番厄介な行動パターンです。巨岩の最大ダメージはエイラの最大HPを上回るうえに、プロ   テクトボールも持ち合わせていないため、みどりのゆめの蘇生効果を最大限に利用する必要が   あります。まず、マールはエイラをアテナの水で蘇生、クロノはBとAボタンを交互に押して、   時間を少し進めたうえでみだれぎりを中央に放ちます。         マールがミドルエーテルをエイラに使うと、直後にクロノのゲージが3/4ほど溜まった状態   で巨岩がきます。エイラの蘇生が最速で行われていたらエイラのきょうりゅうがぎりぎり間に   合うので、Aボタンを連打しておきます。ここでは間に合わなかったものとして話を進めます。          復活したクロノはアテナの水でエイラを蘇生し、右ビットが命活を使用するのを待ちます。   命活で左ビットが復活したらクロノ たたかう→左ビット、エイラ きょうりゅうと行動し、   左ビットを再び撃破します。時代は古代であるため、左ビットが消えた中央は無力化します。    後は、        エイラ きょうりゅう、   クロノ アテナの水→マール    マール ヘイスト→エイラ、   エイラ きょうりゅう   クロノ ハイエーテル→エイラ、   マール ヘイスト→クロノ、   クロノ みだれぎり→中央、       と行動すれば、中央は倒れます。この後はクロノ、エイラのMPをマールが回復しつつ、きょ   うりゅう、みだれぎりを連発すれば倒せます。他2つのパターンに比べて中央の撃破タイミン   グが遅れているため、右ビットに2回目の命活の使用することを許してしまいますが、大抵は   その直後に右ビットを撃破できるため問題ありません。  3. 最も楽な行動パターンです。まず、マールはエイラをアテナの水で蘇生、クロノはみだれぎ   りを放ち、次いでマールはヘイストをエイラに使用します。         この後、時空変換が来ますが、呪声の発動には若干の余裕があるため、クロノはみだれぎり、   エイラはきょうりゅうを使います。続いて、マールがラピスを使うと直後に呪声がきます。エ   イラはまず、ばんのうやくでクロノの状態異常を回復、クロノが正常ならきょうりゅうを用い、   クロノはハイエーテルをエイラに使用します。         状態異常の有無により中央へのダメージ蓄積量は違いますが、いずれの場合も命活後にクロ   ノがたたかう→左ビット、エイラ きょうりゅうと行動すれば、左ビットは潰れます。次の中   央の行動は時空変換(中世)、魔星であるため、落ち着いてマールの状態異常回復を行い、残   りHPの少ない中央を倒せば問題ありません。         中央さえいなくなれば、何も出来ないで立ち尽くす右ビットにきょうりゅうとみだれぎりを   MPを回復しつつ叩き込むだけ。順調に行けば、2回目の命活の前に倒すことが出来ます。      最も撃破速度が速いのは、中央の行動スピードが遅い3のパターン時です。しかし、中央を   倒した後はひたすら攻撃を加えるだけであり、その攻撃回数は3パターンともほとんど変わらな   いため、タイムにそれほど顕著な差は出ません。よって、パターンの違いによるリセットポイ   ントは設けず、上の行動計画に沿った行動が取れなかった時のみリセットとします。  <実戦>        1回目の挑戦はパターン1でしたが、誤って交差を食らいエイラが戦闘不能になったためリセ   ット。2回目の挑戦はパターンが最高の3だったうえに、開始時のエイラのHPが11だったため防   御解除も生存するという願ってもない好条件。ところが、キー入力の遅れから呪声の先行を許   し、マールとエイラが戦闘不能に陥ってしまいます。    一度はリセットしかけたのですが、マールに対する蘇生はばんのうやくによる状態異常の治   療、エイラに対する蘇生は最初の防御解除による戦闘不能に対する蘇生と考えればタイムロス   はほとんど発生しないことに気づき、戦闘を続行し、撃破。撃破タイムも悪くなかったので、   このタイムを採用。後はエンディングを淡々とこなすだけ。今回のTAは無事終了しました。 ____________________________________________                    *********                  7.参考文献・謝辞                                     *********         今回、クロノトリガーTAで3時間49分という記録を出すにあたり、多くのサイトを参考にさせ  ていただきました。この項ではそれらのサイト名と特に参考になった箇所を記すことで感謝の意  を表したいと思います。ありがとうございました。      ・Chrono Trigger FAQs - Chrono Trigger Walkthroughs - Chrono Trigger Guides (http://www.gamefaqs.com/console/snes/game/563538.html)     完全なキャラクター成長表は、ラヴォスを低レベルで撃破するための戦術構築に大きな助    けとなりました。また、丁寧に彩色されたマップは効率よいアイテム回収をサポートしてく    れました。      ・nesvideos: #923: hero of the day's SNES Chrono Trigger in 4:21:11.83   (http://tasvideos.org/923S.html)        hero of the dayさんが自身の戦略を簡潔にまとめたレポートです。序・中盤のボス戦略、 回収アイテムの選定などでかなりの部分を取り入れています。エンカウントを効率的に避け    る技術についても、公開されている追記動画の動きを大いに参考にしています。       ・クロノトリガー TA 4時間45分(最終セーブ4時間21分)(オクトさん)    (http://ultimagarden.net/report/octo_chronotrigger_ta.txt)     私がクロノトリガーのTAを始めるきっかけを与えてくれたレポートです。序盤の戦略構築    や私自身のレポートを書く際にもしばしば参照させていただきました。            ・竜王城のクロノ・トリガー攻略・解析所(永神竜王さん)    (http://www.geocities.jp/etr_dr_lor/top.html)     モンスター、アイテム、キャラクターをはじめとする詳細な各データは戦略構築やレポー    ト執筆の際、心強いガイドとなりました。     ・クロノ・トリガー データベース(ノブモノさん)    (http://www.parabox.or.jp/~takashin/CT.htm)          同じく、モンスター、アイテム、キャラクターなどの詳細な各データを戦略構築とレポー    ト執筆の際に活用させていただきました。 ____________________________________________                     *****                     8.後書き                                          *****    いくつかミスをやらかしていますが、どれも致命的なものではなかったため、無事記録を更   新することができました。調査プレイから4時間は切れるだろうと踏んでいましたが、ゲーム   内時間と実時間のずれは当初予想していたより大きいものがあり、3時間49分まで記録を伸ば   すことができました。       更なる更新案についてですが、面白いと思っているのは魔王です。      実は魔王は加入した時点で、ぎんのイヤリングとダークメイルを装備すればラヴォスの光波   をしのげるだけの魔法防御を備えています。ということは死の山のイワン、黒鳥号のサイトな   どでエイラ・マールの経験値・技ポイントを稼いでおいて、魔王加入直後にラヴォスに突っ込   むというアグレッシブな戦略がもしかしたら成立するかもしれません。       今回は、シルバード入手前にラヴォスを倒すというインパクトとオリジナリティを重視した   ため、上の戦略は未調査のまま終わりましたが、潜在的に10分程度は更新できるだけの可能性   を秘めているように感じられます。    また、元々このTAはRTA調査に端を発したものなので、RTAでどの程度のタイムが出るのかに   も触れておきたいと思います。参考として、エイラをレベル35まで上げる戦略の時に、細切れ   にセーブしてタイムを計測した記録として、ラストセーブでゲーム内時間が3時間51分、クリ   アタイムが実時間で合計4時間20分25秒というのがあります。      今回のラストセーブは3時間31分なので、完璧なプレイで最高の運を引けば、この戦略でRTA   で4時間を切ることも理論上は可能ということになります。もちろんこれは途方もない試行回数   を必要とする事実上不可能な数字ですが、現実的なラインとして4時間10分を切るくらいなら   十分可能性があると思います。       私自身はしばらくクロノトリガーややり込みから離れるつもりですが、興味を持たれた方は   TAの更新案も含めてぜひ調査・挑戦してみてください。その際にこのレポートが少しでも手助   けになれば嬉しく思います。     それではここまで長文を読んでくださった方、本当にありがとうございました。  (著:いんいち) ____________________________________________