たたかう、アイテムのみレベル6×4人クリア 【最終戦】決戦 いよいよラストバトルです。回復アイテムを十分に補充して挑みます。 ラストバトルは、 1.長い腕、短い腕、顔 難易度★ 2.機械、虎、殴る、魔法 難易度★★ 3.まりあ、ねむり 危険度★★★★ 4.ケフカ 難易度★★★★★ という4つのラウンドの通しバトルとなるため、他のボス戦と比べて異常なまでに高い難易度 の戦いになります。 できればこのラストバトルもイカサマのダイス禁止で攻略したいところですが、実際のところ どうなんでしょう。まずはイカサマのダイスを禁止するにあたり1番のネックである、第3ラウ ンドについて考えます。 と、その前にこちらの4人目の仲間のことをおさらいしておきましょう。本攻略では何となく 4人目の仲間にティナを選んだわけですが、ここまでの攻略中、絶対にティナでなければならなか ったボス戦は1度もありませんでした。それもそのはず、そういう風になるよう攻略したんです から。瓦礫の塔攻略にティナを入れなかったり、似た能力ならセリスを優先したのもそのためです。 4人目はティナでなくてもいいということは、ラストバトルではティナ以外のLV6キャラを 使っても、攻略全体に差し支えは無いということです。もちろん、その場合は後で調整が必要で すが、攻略法が激変するものではありません。よって、このラストバトルでは4人目にティナ以 外にも、ロック、マッシュ、リルム、シャドゥの導入が可能です。 ・・・とは言えここまでティナでレポートを書いてきたということは、やっぱり結果的に4人 目はティナなんですけどね。 ■まりあ、ねむり
★戦闘準備 セリス:ラグナロク、源氏の盾、源氏の兜、ミネルバビスチェ、竜騎士の靴、飛竜の角 エドガー:グローランス、フレイムシールド、源氏の兜、源氏の鎧、竜騎士の靴、飛竜の角 セッツァー:ダイス、ダイス、レッドキャップ、ミラージュベスト、源氏の小手、皆伝の証 ロック:盗賊のナイフ、フレイムシールド、源氏の兜、源氏の鎧、ミラクルシューズ、セーフティビット ★戦術 4人目に特典豊富なロックを入れてみました。他のラウンドのことはひとまず置いといて、最高 戦力でもって相手してみます。まりあは全属性吸収、有効ステータスなしなので、小細工は通用し ません。弱点がひとつあるとすれば、HPが9999と低めなことです(他と比べて)。セリス、エド ガーは無属性武器による連続ジャンプ、セッツァーはダイス二刀流乱れうちで攻めて、ロックはセ ッツァー行動中などにウィンドゥ開閉を行います。ロックはろくな攻撃ができないため、少しでも セッツァーの行動を増やした方が得策です。 攻撃のタイミングは、まりあの行動1ターン目直後から一気に攻めます。まりあがローテーション を1周して、次の1ターン目の行動をとるまでが勝負です。4ターンあるわけですが、その間は当然 まりあにホワイトウィンドを使われてはいけません。その確率は、 2/3×1/3×2/3×2/3=8/81 約10%です。通しバトルだということを考えると、かなり厳しい確率ですがこれに賭けるしかあ りません。ただ、こちらが死にさえしなければチャンスは何度でもあります。1周目で倒せなくても 諦めることはないでしょう。この間に攻撃できる回数は、セリス、エドガーが3回づつ、セッツァ ーが5回です。 1回に与えるダメージ セリス:190×2〜4=380〜760 1/4で追加フレア+750 エドガー:220×2〜4=440〜880 セッツァー:期待値は1182(攻撃回数が少ないためあまり参考にはできません) これに、可能な攻撃回数をかけると、 セリス:(380〜760)×3=1140〜2280 3回なら1回は追加フレア出るかも+750 エドガー:(440〜880)=1320〜2640 セッツァー:1182×5=5910 これらを合計すると、大体のダメージ幅は、 8370〜11580 となります。 まりあのHPは9999だから、うまくいけば・・・越えられそうです!仮に最低ダメージだ ったとしても、ホワイトウィンドで回復できる量は1700程度。これなら次のローテーションでホ ワイトウィンドされなければ、すぐに倒せそうです!! んなわけがない。 確かにこれだけのダメージが全てまりあに当たれば希望はありますが、攻撃ターゲットには まりあだけでなく、ねむりもいるのです。乱れうち、連続ジャンプはターゲットを全て指定す ることはできません。よって、これらが全てまりあに当たることは現実的に不可能。そして、 イカサマのダイスを使わずにラストバトルを攻略することは不可能、ということになります。 ではここで改めて、ラストバトルにおける各ラウンドのおおまかな解説をさせていただき ます。いったいどれほど恐ろしい難関が待ち受けているんでしょう。 ●第1ROUND 長い腕:打撃、衝撃波 短い腕:打撃、真空波 カウンター打撃 顔:磁場転換、スリップ殴る、恐怖の視線(石化)、マグニチュード8、2回行動あり 頻度は低いですが、顔がモードチェンジ後に使ってくるマグニチュード8が危険です。これ のために地属性装備をするというのも厳しいでしょうから、対策はジャンプか、やられる前に 殺れ、になるでしょう。また、顔を最後に倒してしまうと、ファイナルアタックのクエイクが 発動してしまうため、倒す順番は長い腕→顔→短い腕で決まりです。 となると地味に気をつけねばならないのは、短い腕のカウンター。倒すと同時にカウンター ということもあるので、とどめの一撃を与える際は、耐えられる状態にしておく、あるいは回 避率に頼るという対策になるでしょう。 ●第2ROUND 機械:拡散レーザー、魔導レーザー、アトミックレイ、デルタアタック 虎:サザンクロス、ノーザンクロス、フレアスター、打撃、死者の牙(ゾンビ化) 殴る:打撃、ファイナルアタック10連打 魔法:モードチェンジごとに色んな魔法 属性防御が重要になります。特に炎、雷属性への対応は必須なので、セリスにはミネルバビ スチェを装備させておきたいところです。また殴るのファイナルアタック10連打を耐えたり回 避するのは難しいです。よってジャンプ要員が最低1人は必要でしょう。それから、後で味方 の蘇生を考えると、殴るを最後に倒すのは禁物です。 魔法がモードチェンジする度厄介な魔法を使ってきます。特にリレイズは勘弁してほしいの で、機械、虎、殴るを倒してからモードチェンジさせた方が良さそうです。とにかくこの戦闘、 属性の対応ができないキャラは足でまといになります。死んだら復活させずにひとまず放置し て、安全が確保できた時に復活させると良いでしょう。 ●第3ROUND まりあ:ホワイトウィンド、やすらぎ(睡眠)、アレイズ ねむり:メルトン、トルネド、打撃、死の宣告、メテオ、カウンターあり、FAやすらぎ(即死) 何はともあれ、イカサマのダイスで9999ダメージが出ないことには話になりません。 それでまりあを倒すまでは辛抱です。ねむりのモードチェンジ前は、メルトン対策に炎か風属性を 防いでおく必要があります。死の宣告は、0になるタイミングに要注意。 ねむりモードチェンジ後が極めて危険です。ただでさえメテオばかり放ってくるうえに、 カウンターにまでメテオがあります。唯一の救いは、回避できるタイプの特殊技メテオだ ということ。ファイナルアタックのやすらぎ(即死)は、理不尽なことにセーフティビット で防げません。 ●第4ROUND ケフカ:心ない天使、三属性魔法、破壊の翼、打撃、ミッシング、メテオ 2回行動あり、カウンターあり 三属性魔法の対策が必要です。破壊の翼はどれほど防御力を高めても耐えられません。 問題はモードチェンジ後からで、無属性全体魔法のミッシング、2回行動などの危険な 攻撃がとんできます。カウンターもやってくるようになるため、攻撃のタイミングも考 えてやらなければなりません。 そして最後の最後、2回目のモードチェンジではミッシング→メテオという最凶コンボが 毎ターンやってきます。おまけにカウンターにはアルテマ。唯一の救いは、この時点でケフカ のHPは7680以下だということ。さぁ、どうする。 ■ケフカ
★戦術概論“最大戦力” 何はともあれ、4段階あるラストバトルのうち最も危険なケフカ戦について考えます。 ここでどれだけの勝率を見出せるか、どんな装備やアイテムが必要かで、他のラウンドの 対策を大きく左右することになります。 ケフカは残りHPによって3つのモードに分かれており、業界では通常モード、HP32640 以下で暴走モード、HP7680以下で発狂モードと呼ばれています。暴走モードから危険度が急 増し、発狂モードでは最高危険度にまで達します。順を追って対策を練ってみましょう。 【通常モード】 この時点ではケフカも大人しく、ほとんどが単体攻撃です。全体攻撃があると言っても属性 で防御できるものなので、全滅の恐れはありません。心無い天使、トライン、何もしない、な ど無害な行動も多いです。死者が出たらすぐに蘇生、と繰り返していれば大丈夫でしょう。 またカウンターも無いため、隙があれば積極的に攻めることができます。イカサマのダイス のセッツァーを中心に削るという形になるでしょう。唯一注意すべき点は、与えたダメージは 必ずチェックして、総合でどれだけダメージを与えているかきっちり把握しておくことです。 これは後のモードチェンジの際に極めて重要なことです。 【暴走モード】 モードチェンジしたら「カオスを越えて終末が近づく」というメッセージが出ます。次のタ ーンはミッシングなので、全員でジャンプして回避することにします。するとミッシング後に 着地することになりますが、この時はカウンターの危険はありません。 3、4T目は2回行動される可能性があります。2回とも破壊の翼だった場合は2人戦闘不能 になることがありますが、ケフカ戦に4人で挑んでいる場合は、残った2人で蘇生させればいい だけです。1人脱落して3人で挑んでいる場合は、1人しか蘇生させることができません。が、 3T&4Tとも2連続の破壊の翼が飛んでくる確率は2/81=2.4%。もっとも、2人でミッシング を回避することになる場合もあれば、破壊の翼を回避してくれることもあるため、正確な生存率 は分かりません。 このモードでは32640-7680=24960ダメージ与えれば次のモードに移行します。イカサマのダイス によるダメージ効率に期待すれば、それほどターンはかかりません。(ダメージチェックのため 時間はかかります)またミッシングをジャンプ回避するようにダメージを与えてゆけば、カウ ンターを受ける心配はないです。 【発狂モード】 ミッシングの次のターンに魔法メテオという最悪のパターン。ここをどう切り抜けるかがポイ ントなわけですが、単純に最高戦力で一気に削ることはできないのでしょうか。それは可能か 不可能かと問われれば、可能というのが答えでしょう。なぜならイカサマのダイスには555( 7500ダメージ)か666(9999ダメージ)という希望があるからです。 ただ、そうなる確率は1/108。連続ジャンプするとしても、2〜4/108。1.8〜3.7%というのが 限度です。1回の試行で非常に時間がかかることを考えれば、これは絶望的な数値です。しかし それで諦めてはいけません。注目すべきは発狂モードに移行する瀬戸際。 話は暴走モードに戻りますが、あとわずかのダメージで発狂モードに移行するという時、実際 にはどういう行動をとるのがベストなんでしょうか。気になるのは暴走モード「カオスをこえて 終末が近づく」メッセージ後の“HPが削られても「HP7680以下になると」の行動をしない状 態に”という処理。 結果から言いましょう。この処理が意味するのは即ち、暴走モードで1T目の「カオスをこえ て終末が近づく」、2T目のミッシングを出させてからこちらの攻撃で発狂モードに移行させて も、すぐに発狂モードの行動にうつるわけではなく、3T目の“破壊の翼、トライン、リベンジ ャー+破壊の翼、何もしない、何もしない”という行動をしてから、ようやく発狂モードの行動 パターンに以降するようなのです。 どうやら、すぐに発狂モードというわけではなさそうです。対応を考えてみましょう。まず全 員が暴走モードの1T目の「カオスをこえて終末が近づく」メッセージ後にジャンプして、2T目 のミッシング後に着地し、発狂モードに移行させます。しかし次のターンは暴走モード3T目の “破壊の翼、トライン、リベンジャー+破壊の翼、何もしない、何もしない”なので、4人居れ ば2人死んでも2で蘇生して体勢を整えられます。 そしてお次は発狂モード1T目の「カオスをこえて終末が近づく」メッセージ。セッツァー を1番目にして、全員をジャンプさせます。2T目のミッシング後に全員が着地するわけです が、この時の着地モーション中にセッツァーはゲージを溜め、全員が着地したらすぐに「逃げ られない!」技を使うなどしてジャンプします。 着地するのはメテオ後、この時カウンターをくらえば全滅ですが、カウンターをくらわなか った場合は、次が1T目の「カオスをこえて終末が近づく」メッセージなため、再度ゲージを 溜めてジャンプできます。これが本当のラストチャンスです。簡単に言うと以下のような流れです。 【暴走モード(あとちょっとでモードチェンジしそうな状態)】 1.「カオスをこえて終末が近づく」 2.全員ジャンプ 3.ミッシング(回避) 4.ずらずらと着地(ケフカのHP7680以下に) 5.破壊の翼、トライン、リベンジャー+破壊の翼、何もしない、何もしない(死んだら蘇生) 以後、行動パターンは発狂モードへ 【発狂モード】 1.「カオスをこえて終末が近づく」 2.全員ジャンプ 3.ミッシング(回避) 4.ずらずらと着地(セッツァーが先に) 5.着地モーション中にセッツァーがゲージを溜め、「逃げられない!技」も使ってジ ャンプ 6.セッツァー着地(カウンターで死んだら全滅) 7.「カオスをこえて終末が近づく」 8.セッツァーがラストジャンプ 9.ミッシング(回避) 10.セッツァー着地(これでケフカを倒すこと) 11.メテオ(全滅) これにより、セッツァーは3〜4回、他が2回づつという攻撃回数を確保できることになりま した。後はこの回数で与えるダメージに、どれだけ期待値があるかです。まずはエドガーや セリスのダメージを検証してみます。 エドガー:ホーリーランスでジャンプ 320(+900)程度 セリス、ティナ:マンイーターでジャンプ 300程度 (エクスカリバーよりマンイーターの方がダメージが大きい) 合計=(340+300+300)2=1880 ということは残り7680-1880=5800ダメージがセッツァーの担当になります。イカサマのダイス はかなりダメージの幅がありますが、(期待値というより)平均値を表すと以下のようになります。 ダメージ計算式=出目×出目×出目×レベル×2より、 総ダメージ合計=(1+2+3+4+5+6)×(1+2+3+4+5+6)×6×2=108612 ただしゾロ目のダメージ計算式=出目^4×レベル×2(上限9999)なので、その差を足すと、 正確な総ダメージ合計=108612+96+648+2304+6000+7407=125067 平均ダメージ=125067/216=579 更にジャンプの場合は1.5倍効果があるため、579×1.5≒868 (868×2〜4)3=5208〜10416 どうやら3回連続ジャンプできれば、平均値的にはほぼ大丈夫なようです。でもって4回連続 ジャンプできた場合平均値は、 (868×2〜4)4=6944〜13888 となり、セッツァーのノルマは十分満たせます。 ところが現実はそう甘くなく、やはりと言うか何と言うか、イカサマのダイスはダメージの幅 がありすぎました。勝率は悪くないと思うのですが、ラストバトルを総合的に見たとき、最後の 最後で運任せというのが、なんだか気に入りません(自分で振っといて何ですが)。 この戦術のメリットは、ラストチャンスに全てを賭けているため、時間はそれほどかからないこと です。と言っても、ここまで到達するのに結構な時間と精神的疲労はかかってますが。逆にデメリッ トは、ラストチャンスにダメージを与えきれなかったら全てが無駄になるということ。 もし負けた時のことを考えた場合、結果的には挑戦した回数だけ時間はかかってしまうのです。 だったら少々時間はかかっても、このケフカ戦に関しては100%の勝率でもって1回の挑戦で 済ませられたら、それはなんとも素晴らしいことではありませんか。 だよね。 ★戦術概論“四次元からの来客” 【発狂モード】 ケフカ戦最大の問題は、【発狂モード】です。ムリヤリ駆け抜ければ、それなりに突破できる 可能性があることは先程示しました。しかしチャンスは1回、倒せなかったらそれで終了です。 だから何としても倒したい。どうすればいいんでしょう。もしもこんな時、ここにドラえもんが 居たなら、彼はその小さくてかわいいお腹のポケットに手を突っ込み、次のようなセリフを言っ て、その道具を取り出すはずです。 パカパパァン♪(こんな効果音だっけ) 「タイム風呂敷!」 説明しましょう。タイム風呂敷とは、対象にその風呂敷を被せるだけで、対象だけ過去 の状態に戻すことができるという摩訶不思議な道具です。主に壊れて元に戻せないような物の 修復目的として使われることが多く、作中でも何度か登場しました。 ・・・話が大分逸れましたが、このケフカ戦においてタイム風呂敷となる道具とは即ち、 “聖水”のことです。 ケフカはHP7680以下になると発狂モードとなり、 1.「カオスをこえて終末が近づく」のメッセージ 2.ミッシング 3.メテオ という行動パターンを繰り返します。ここでもし、聖水を与えてやったらどうなるでしょう。 それはもちろんゾンビを治療、・・・というのは冗談で、HPが回復します。どのくらい回復する かというと、7750ポイント。まるでこのモードに合わせたかのような回復量です。これに より、確実にまた暴走モードに戻すことができるのです。 ということは再び総攻撃のチャンスはやってきます。それどころか、聖水役さえ居れば何度 でも発狂モードの一撃必殺に挑戦できるでしょう。となると後はどのタイミングでジャンプし、 どのタイミングで聖水を使うかです。具体的な流れを考えてみます。 ケフカのHPチェックは欠かさず行い、とりあえず暴走モードに運びます。あと少しで発狂 モードになるというところまで来たら、暴走モードの4T目後にセッツァーをジャンプ。この 時、破壊の翼による死者が2名出ていた場合は蘇生を優先し、次のローテーションまで流しま す。 1T目の「カオスをこえて終末が近づく」というメッセージ後にセッツァーが着地し、この ダメージでケフカを倒せなかった場合は発狂モードに移行します。が、何も慌ててここで聖水 を使う必要はありません。先程言ったようにミッシングの次は“破壊の翼、トライン、リベン ジャー+破壊の翼、何もしない、何もしない”だからです。まだまだ余裕はあります。ここで は2人(A)(B)がメッセージ後に少し待って、テレポストーン(万能薬でもよい)を使います。 するとテレポストーンのエフェクトと共に、「脱出できない!」というメッセージが出て、 大きく時間稼ぎができます。その間にセッツァーの行動ゲージは溜り、ケフカの行動より先に ジャンプできるはずです。もう1人(C)もジャンプするといいでしょう。ちなみに万能薬は 使用可能なアイテムの中で、ラストエリクサーの次にエフェクトが長いのです。 ここで重要なのは、テレポストーンを使った2人は地上に残ってミッシングを受けなければ ならないということです。そして、少なくとも(A)か(B)どちらか1人はミッシングに耐 えて生き残らなければなりません。でないと、次の“破壊の翼、トライン、リベンジャー+破 壊の翼、何もしない、何もしない”に対応できないからです。 ミッシングに耐えて生き残った方(これをAとする)は、その直後に(B)を蘇生してやれば、 着地する2人含めて4人生存している状況ができるので、とりあえず次のターンへの対策は できます。ちなみに、着地する2人にはカウンターはありません。 ミッシングに耐えるということは、即ち魔法防御力重視装備をする必要があるということ。 問題は、誰がその役を担うかです。(C)のジャンプ役は、槍装備のできるエドガーで決定 でしょう。ミッシングに耐えない方(B)はセリスが良いのではないかと思います。なぜなら、 セリスには三属性対策にミネルバビスチェを装備させたいからです。 そうしておけば、エドガーにレッドジャケット&雷神の盾、セッツァーにアイスシールドを 装備させることにより、通常モードの三属性対策は万全になります。これは、三属性魔法を受 けても2人生き残っていれば、次のターンには万全の状態に立て直すことができるためです。 となると、魔法防御力重視装備をするのは4人目のキャラということになりますが、フォー スシールド、皿、アーマーガッパは誰でも装備可能なのでぴったりの役です。肝心なのは実際 にミッシングに耐えられるかどうかですが、その点は何とか大丈夫です。ミッシングはセリスも 同時に受けてくれるため、ダメージは半減し、シャドウ、ロック、ティナ、リルム、マッシュ どのキャラでも耐えられます。 “破壊の翼、トライン、リベンジャー+破壊の翼、何もしない、何もしない”の次はようや く発狂モードの行動パターンになり、1T目の「カオスをこえて終末が近づく」メッセージが 出ます。次のターンはメテオです。さて、ここで聖水を使ったらケフカは次にどういう行動を とるでしょう。 答えはミッシングでなく、「カオスをこえて終末が近づく」というメッセージです。つまり、 暴走モードから発狂モードに移行する際は、続けて同じ行動を取らないよう処理されているも のの、発狂モードから暴走モードに戻す場合はそういう処理は無くて、強制的に1T目に戻っ てくれるようなのです。したがって、一旦暴走モードに戻したら、こちらも4人全員生存して いることですし、普通に暴走モードへの対応として再開すればよくなります。 さすがに最初の戦術ほどの火力は出せないものの、エドガー、セッツァーが2回ジャンプで きるというのは大きいです。イカサマのダイス連続ジャンプなら、2〜4×2回ジャンプできると いうことなので、9999ダメージの可能性も1.8〜3.6%。聖水によるリターンで何度も挑戦で きることを考えると、狙えないことはありません。ダメージで倒すより9999の一撃必殺狙 いが本命となるでしょう。 【暴走モード】 装備品が制限されたことにより、このモードでの対策も少々変更がありました。ミッシング への対応はジャンプで回避する組と耐える組の2手に分かれてのものになります。以下、簡単 な対応法を示します。 ・1T目「カオスを越えて終末が近づく」 セッツァー、エドガーがジャンプ。セリス、4人目は待機しつつ、4人目のHPを回復。 ・2T目「ミッシング」 4人目が耐えて、セリスが死亡。直後にセッツァー、エドガーは着地。4人目はセリス を蘇生。 ・3T目「破壊の翼、トライン、リベンジャー+破壊の翼、何もしない、何もしない」 死者が出たら生存者で蘇生。 ・4T目「破壊の翼、トライン、リベンジャー+破壊の翼、破壊の翼、何もしない」 死者が出たら生存者で蘇生。 それから、ケフカを発狂モードに移行させるまでのダメージ調整は武器を持ちかえることによ って行います。発狂モードが近づいたら、特にイカサマのダイスは早めに別の武器に持ち替 えてダメージ調整した方がいいでしょう。具体的なダメージ調整は、以下の武器で行いまし た。数値は全てジャンプによるダメージです。 グローランス:340程度 マンイーター:310程度 エクスカリバー:240程度 ファルシオン:200程度 トライデント:150程度 ルーンブレイド:85程度 ダガー:55程度 素手:40程度 アルテマウェポン:30程度 また、ケフカのカウンターに関する記述をほとんど書いてきませんでしたが、それについ ては心配ありません。こちらがジャンプで着地するタイミングは、全てカウンターをしない 状態になってます。1T目直後から3T目直前まではカウンターがありませんが、それ以外 はカウンターがあるので、無闇な攻撃は禁物です。特に、カウンターアルテマは、発狂モー ドからでなく、HP10240以下から使ってくるため要注意。 【まとめ】 これで一通り聖水を使ったタイム風呂敷戦術(気取った言い方をするとバック・トゥ・ザ・フ ューチャー戦術)のシミュレーションはできましたが、1つ疑問が残ったのではないかと思い ます。それは、聖水は沢山残っているとしても、フェニックスの尾はそれほど残らないんじゃ ないかという点。この戦術は、フェニックスの尾の残り数に大きく依存します。ではフェニッ クスの尾が無くなった時はどうすればいいでしょう。 選択肢は2つあります。1つは最初に綴った、最高戦力をもって総攻撃する方法です。聖水 を使った一撃必殺狙いのタイム風呂敷戦術でも倒せないなら、ラストチャンスはムリヤリ最大 ダメージ狙い。確かに理にかなったやり方ではあります。 しかし、何度も言うようにそれでは確実に倒せるとは限りません。よって今回は、“確実に 倒せる”2つ目の選択肢でケフカにトドメを刺すことにします。なお、その方法は本攻略で最 後に出すカードです。せっかくなので、最後の最後に書こうかと思います。 以上によりケフカ戦で勝利するためには、下記の条件が必要であるという決定が出ました。 ・4人全員生存してケフカ戦へ ・聖水 ・フェニックスの尾 ・ハイポーション、干し肉、テレポストーン(万能薬) ・セリスはミネルバビスチェ ・エドガーはレッドジャケット、雷神の盾、竜騎士の靴 ・セッツァーはアイスシールド、竜騎士の靴、飛竜の角 ・あと1人は魔法防御力重視装備 現時点で決定した4人の装備品をジグソーパズルのように表すと、次のようになります。
次の項では、ケフカ戦での立ち回りをふまえた、ラストバトル全てを通しての攻略になり ます。 |