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【瓦礫の塔】鬼神

■鬼神
鬼神HPMP弱点属性お宝
LV675800018900炎風グローランス
1T 打撃、メタルカッター、ストップ
2T 打撃、メタルカッター、テルフィング

HP32640以下になるとモードチェンジ
1T フレアスター、サザンクロス、行動しない
2T メテオ、エアロガ、行動しない
3T エアロガ、フレアスター、行動しない

攻撃を8回受けると:波動砲
カウンター(1/3):ファイガ
常時ヘイスト

★戦闘準備
セリス:斬鉄剣、イージスの盾、レッドキャップ、ミネルバビスチェ、竜騎士の靴、エルメスの靴
エドガー:エクスカリバー、雷神の盾、レッドキャップ、レッドジャケット、竜騎士の靴、エルメスの靴

★攻略
 モードチェンジ前は毎ターン全体攻撃のメタルカッターを、モードチェンジ後はメテオをつかってくる強敵です。前のインフェルノ戦で「瓦礫の塔では1つでも毎ターン無属性全体 攻撃の危険があれば、例えHP満タンなら耐えられたとしても、長期戦で耐え続けるのは不可能」 と言ったのを覚えておりますでしょうか。

 そのことは、今回の鬼神戦でも当てはまります。よって、耐える方法は無理です。だったら鬼神 の弱点、ストップ有効な点とストップを反射できる点に目がいきますが、どんな方法を使っても鬼 神を止めつづけるのは不可能です。何しろこちらの攻撃力はあまりにも貧弱、イカサマのダイスが あれば力押しの策がありますが、それすら禁止するとなると、完全にこちらの出せるカードは無い ように思えます。それどころか、鬼神がストップを使うのは、なんだか挑発のような気さえしてきます。

 もちろんダメ元で色々試してみましたが、何をやっても鬼神はビクともしません。そんなわけ で、鬼神戦は妥協してイカサマのダイスの使用を認めようと考えていました。

 そんな中、先ほどの女神戦を実戦していると、ある現象に気がつきました。

 見間違いかと思って、もう一度やってみると、確かにうまくいくではありませんか。

 その瞬間、・・・ようやく理解しました。

 それは、鬼神戦で100%勝利する方法だということに・・・!!

 ここでもう一度、攻撃の優先順位についておさらいしてみましょう。ジャンプはコマンド入力順 に関係なく、あらゆる攻撃に優先して実行されるということは、すでに承知の事実だと思います。 では、次に優先順位の高いものは何でしょう?

 それは、「逃げられない!」という表示です。ジャンプのエフェクト中にLR同時押しをすれば、 敵の攻撃よりも先に「逃げられない!」という表示が出てくれます。これは「逃げられない!技」を やってればわりと気づきます。

 よって、敵の攻撃は「逃げられない!」のメッセージ後に実行されます。ここでメッセージ中に LR同時押しをしても、敵の攻撃より先に「逃げられない!」がでるということはありません。そ れは当然のことでしょう。

 ではいよいよ本題です。すでに敵の行動ゲージが溜まっている時、LR同時押し→ジャンプ→L R同時押しとやった場合、優先順位はどうなるでしょう?

 答えは、以下のようになります。

 「逃げられない!」の表示→ジャンプ→「逃げられない!」の表示→敵の攻撃

 ご覧の通り、間にジャンプを挟めば、「逃げられない!」の表示を2回出させることが可能な のです!

 これは即ち、ジャンプには優先順位を初期化する性質があるのではないかと考えられます。これ を二人のキャラで行った場合、以下のようなことができます。

 「逃げられない!」の表示→Aがジャンプ→「逃げられない!」の表示→Bがジャンプ→「逃げ られない!」の表示→敵の攻撃→直後にA着地→少ししてB着地

 Aの着地後、再び『逃げられない!技』を行うまでに敵に攻撃されなければ、この方法で全打回 避することが可能です。鬼神は確かに素早いですが、こちらも十分に素早さを上げれば、この方法 は通用します。

 もっともこの方法は、強烈なカウンターを使ったり、行動パターンに「行動しない」を含む相手 には通用しないものなんですが、幸いにもモードチェンジ前の鬼神は両方の条件をクリアしていま す。カウンターファイガは、属性防御できるので問題ありません。

 念のため、手順を詳しく書いておきます。

 1.行動ゲージが半分ほど溜まったらLR同時押しで「逃げられない!」の表示
 2.セリスジャンプ
 3.LR同時押しで「逃げられない!」の表示
 4.エドガージャンプ
 5.LR同時押しで「逃げられない!」の表示
 6.敵の攻撃
 以降繰り返し

 これを続ければ、無傷のままモードチェンジ後を迎えることができそうです。モードチェンジ後 は「行動しない」があるため、この方法は使えません。次はモードチェンジ後の対策を考えます。

 フレアスター、サザンクロス、エアロガは属性防御できるので、怖いのはメテオのみ。そして メテオの危険があるのは、3ターン中1ターン。だったら話は早いです。セリス、エドガーのど っちかが地上、どっちかが空中にいるよう、交互にジャンプし続ければ問題は解決されます。こ れなら地上にいる方がメテオをくらったとしても、直後に着地したもう一方が蘇生すれば、次の メテオのターンまでには体勢を整えられます。

 これで後は実行に移すのみと思ってたら、予想だにしていなかった事態が起きました!

 ジャンプが・・・ジャンプのダメージが・・・あまりにも低すぎたのです!!

 現時点最強装備は、斬鉄剣とエクスカリバーです。ホーリーランスは、ホーリーのエフェクト が厄介なため使えません。またエクスカリバーは素早さ+2も重要なので、これはエドガー必須の 装備となりました。肝心のダメージは・・・1発80程度です。ありえない。

 いや時間がかかるだけなら、いいんです別に。勝率は100%な方法なので、休憩を挟むなりして 根性で倒します。ただ問題なのは、時間がかかればそれだけ鬼神はMPを消費しまくるというこ と。特にモードチェンジ後はMP消費する行動しか行いません。ものすごくMP切れしそうな勢 いです。ワンアイデアだけで倒せないとは、さすが三戦神。

 15秒に1回ジャンプできるとして、1分に4回、320ダメージ。
 58000/320=181.25分
 目安としては、3時間かかる計算です。

 鬼神のモードチェンジ後の攻撃の消費MPは、調べたところ以下のようになりました。
 サザンクロス  MP20
 メテオ(特殊) MP20
 フレアスター  MP20
 ファイガ    MP51
 エアロガ    MP41
 波動砲     MP20

 10分の消費MPを計ってみたら、1414となりました。多めに見積もって10分でMP1600 消費するとしたら、60分でMP9600消費。鬼神のMAXMPは18900なので、これ では2時間でMP切れになってしまいます。

 今プレイで入手できるエーテルスーパー(MP9999回復)は、たったの2個ですが、モード チェンジ後に1個、その1時間後に1個使ってやれば、MP切れは免れるのではないでしょうか。 ありがたいことにモードチェンジ前はMP消費控えめなので、モードチェンジまでのHP25360を 25360/320≒80分かかって削ったとしても、MP切れにはならないでしょう。よって、エーテル スーパーは2個あればギリギリ足ります!

 後はエーテルスーパーを使うタイミングですが、これは波動砲のタイミングを利用するといい でしょう。1回波動砲を確認したら、8回の攻撃の後に使ってくれるので、その時エーテルスー パーを使えば安全です。

 実戦では3時間半近くかかりましたが、MP切れにさせず撃破成功・・・!鬼神の硬さは本当 に異常でした。ちなみに女神と鬼神は非常に性質が似ています。素早さも女神は50、鬼神は53で 常時ヘイスト状態なので、女神で成功するなら鬼神でもうまくいくと確信したわけです。ただち ょっとハメ技っぽいところがあるため、この方法を使うのは鬼神戦のみに留めました。

 (以下、大幅な加筆)

 と

 言いたいところでしたが・・・!

 ごめん、鬼神戦今までのナシにしましょう。

 そもそも、鬼神戦のアピールポイントは、この新たな戦術を発表することにありました。と同時 に、この戦術は本攻略にとっても、極めて重要な隠し玉であり、頑丈な鍵となるつもりでした。私は本攻略 直後、このやりこみの達成報告&制限条件公表を行いました。それは、よっぽどの物好きかよっぽ どのFF6バカでない限り、本攻略を解くことはできないと踏んでいたからです。それだけ、この 戦術は見破られまいという自信があったのです。

 ところが、・・・現れたんですよねぇ、よっぽどの物好きな方というのが。

 sazasazaさんという方が、やり方こそ違えど、本攻略を解いてしまったのです。これには流石に 舌を巻きました。とは言え、私の方もこの戦術を鬼神戦の切り札とするべく、他のボス戦では極力 使わないよう手直しを進めていて、遂にこの戦術を使うのは鬼神戦のみのところまできていました。 ずっと“この戦術”と言うのも何ですから、sazasazaさん命名の“翔んでる!平賀県内”と言いま しょうか。(くやしいなあ!これ)

 しかもsazasazaさんの詳細な調査によると、“翔んでる!平賀源内”のプロセスをちゃんと理解 すれば、ホーリーランスのホーリーのエフェクトが加わっても戦術を成立させることは可能なよう です。なんてこったでしょう。というわけで上記の戦術は、自らへの戒めのためにも残しておきま す。

 そこでふと、私の耳元で嫌な囁きが聞こえました。

 だったら、“翔んでる!平賀源内”を禁止できないものか、と。

 私はすかさず「んなアホな!」と自分にツッ込みました。そりゃそうです。元は自分が隠し玉と して発見した恐るべき戦術を、わざわざ禁止して敵に回してしまうなんて、そんなことするのは、 よっぽどのFF6バカだけです!

 そう。

 私はそのよっぽどのFF6バカだったのです。

 魔大戦・・・

 人はまた、あやまちを繰り返すのか・・・


■鬼神
鬼神HPMP弱点属性お宝
LV675800018900炎風グローランス
1T 打撃、メタルカッター、ストップ
2T 打撃、メタルカッター、テルフィング

HP32640以下になるとモードチェンジ
1T フレアスター、サザンクロス、行動しない
2T メテオ、エアロガ、行動しない
3T エアロガ、フレアスター、行動しない

攻撃を8回受けると:波動砲
カウンター(1/3):ファイガ
常時ヘイスト

★戦闘準備
エドガー:ホーリーランス、フォースシールド、司祭の帽子、レッドジャケット、セーフティビット、竜騎士の靴
セッツァー:ダイス、ダイス、レッドキャップ、源氏の鎧、源氏の小手、皆伝の証

★攻略
 無理っぽいと分かっていてもやっぱり利用したいのが、鬼神の使ってくるストップ。鬼神に有効 だからといって、リフレクトリングを装備してはいけません。なぜなら、鬼神はカウンターにファ イガを使ってくるため、反射したら回復されます。もっとも麻痺している時はカウンターがありませ んが、麻痺させないと攻撃できないようでは、ダメージ効率も悪いです。よってここはリフレクト リングでなく、セーフティビットを利用した方が賢明でしょう。

 鬼神はこちらにストップがかかると、次のターンでは必ずブラスター(即死攻撃)を使ってきま す。そこであらかじめセーフティビット(即死無効)を装備させておけば、そのキャラの麻痺が解 けるまで、鬼神は延々と無意味なブラスターを使い続けてくれるのです。また行動ゲージが溜ま った状態でストップを受けると、麻痺の状態でありながらもウィンドウ開閉テクニックを使うこと が可能です。

 セーフティビットを装備した味方にストップがかかった時こそ、こちらは最高の攻撃チャンス。 ここで一気にダメージを稼ぐべく、削り役には魔神戦で活躍したダイス二刀流セッツァーに頑張っ てもらうことにします。エフェクトの長さはウィンドゥ開閉テクニックができるため気になりませ ん。大体ストップ1回につき、セッツァーは4回の攻撃ができましょう。

 4回攻撃できるとしてダメージの期待値は、

 1184×4=4736

 おお、これなら5回のストップでモードチェンジさせることができそうです。実際にはストップ 時以外でも攻撃チャンスはあるはずなので、4回のストップを目標としましょう。モードチェンジ 後は、属性防御に乏しいセッツァーは逆に足手まといになります。

 そんなわけでエドガー1人に頑張ってもらうことになるわけですが、やることは単純に、メテオ をジャンプで回避し続ける、ということです。フォースシールドを雷神の盾に持ち変えれば、エド ガーはメテオ以外無効にできるのです。



 ところが・・・実際にはそれほどうまくいきません。まずセッツァーがカウンターのファイガを 受ける度に死にます。ストップは反射して鬼神を麻痺させればカウンターは来ませんが、こちらを 麻痺させる場合は当然変わりなくカウンターが飛んでくるのです。かといって反射させたらファイガ まで反射して回復させてしまう。その辺が非常にジレンマ感じます。

 またメテオのターンを見切って飛ぶというのも無理がありすぎます。それもそのはず、モードチ ェンジ後の鬼神は毎ターン“行動しない”可能性があるため、2回以上“行動しない”が続くと、 鬼神が今どのターンなのかというのを見失います。特にカウンターなどのエフェクトでタイミング が乱れてしまい、メテオのターンを見切ろうというのがそもそも間違っていたと気づかされます。よって、 ダメージ特化戦術は、もろくも崩れ去りました。



★戦闘準備
セリス:ブラッドソード、フォースシールド、皿、アーマーガッパ、竜騎士の靴、ホワイトケープ
エドガー:ホーリーランス、フォースシールド、レッドキャップ、レッドジャケット、竜騎士の靴、飛竜の角

★攻略2
 まともに鬼神と戦うとなった時、まず問題となるのがメタルカッター(全体)。毎ターン無属性 全体攻撃の可能性があるというのは、さすがに厄介です。そこで考えたのは、魔法防御力重視装備 により、メタルカッター(全体)に耐えてみてはどうか、ということです。

 早速セリスを魔法防御力重視装備にしてやってみると、80程度のダメージで耐えてくれました。 これなら希望があります。少なくともモードチェンジ前では、2人とも生存していて、セリスのHP が満タンなら全滅の心配が無いのです。鬼神の攻撃の多くは単体攻撃。それは死んだら蘇生させ れば済む話ですし、メタルカッター(全体)も、運がよければ回避することがあります。

 ホワイトケープを装備するのは魔法防御力UPだけでなく、魔法回避率UPも狙いです。今回のよう な場合では、どうせ全滅の危険の無いストップに貴重なアクセサリー欄を1つ費やすより、冷静に メタルカッターの対処に少しでも力を注いだほうが確実です。やっぱり鬼神のストップは罠です。

 よって、全滅する可能性のあるパターンは以下の2つです。

 ・セリスに単体攻撃→メタルカッター(全体)
 ・メタルカッター(全体)→メタルカッター(全体)

 攻撃手段は、エドガーのホーリーランス連続ジャンプがメインになるでしょう。レッドジャケット を装備できるエドガーなら、カウンターファイガも無効にできますし、追加ホーリーのダメージも おいしいです。またセリスにはブラッドソードを装備し、ジャンプによる回避&回復試みます。

 というのは、ブラッドソード装備時のジャンプダメージは50程度なため、カウンターファイガの ダメージ50程度とほぼ釣り合いが取れるのです。特に今回のような耐えることを主体とした戦術 では、いかに手早く回復させるかにかかってきます。攻撃が回復になるなら、それにこしたことは ありません。

 で、実際にやってみたところ、これがなかなか手応えありでした。モードチェンジ前半分の13 000程度のダメージなら、結構高い頻度で与えられます。もちろん死ぬ時は簡単に死にますが、 何度もやればいけそうな感じはしないでもないです。


 もっとも、それはモードチェンジまでの話。実験的にこの装備でモードチェンジ後と戦ってみた ところ、やはりメテオが肝となります。いや、それだけでなく他の属性攻撃も厄介です。エドガー は雷神の盾に持ち返れば大丈夫ですが、問題はセリスです。

 さすがに魔法防御重視装備というだけあって、属性魔法も耐えてくれるにはくれるんですが、 フレアスターだけは確実に120ダメージ受けてしまいます。セリスのHPは118。耐えられません。 かといってフレイムシールドに持ち替えてしまうと今度はエアロガで死にます。

 せっかく運良くモードチェンジ前を突破できても、モードチェンジ後まで危なっかしいようで は、いくら時間があっても足りません。新たな課題ができました。モードチェンジ後をどうする か?どうしましょう。



★戦闘準備
セリス:ブラッドソード、フォースシールド、皿、アーマーガッパ、竜騎士の靴、マッスルベルト
エドガー:ホーリーランス、フォースシールド、レッドキャップ、レッドジャケット、竜騎士の靴、飛竜の角

★攻略3
 モードチェンジ後の行動パターンを、再度チェックしてみましょう。タイミングを正確に把握する ことはできませんが、鬼神の攻撃を見ることで、次のターンが危険か安全かの判断はできるはずです。 メテオがアウトで、それ以外がセーフだとするなら、以下のようなことが言えます。

 ・エアロガの次のターンはセーフ
 ・サザンクロスの次のターンはアウト
 ・フレアスターが2連続できたら次のターンはアウト

 このことを認識しておくだけでも、ジャンプを使う戦術では大いに役立つでしょう。ただしこれ だけでは、まだまだ対策がとれたとは言えません。次に注目すべき点は、セリスのHPです。

 魔法防御重視装備のセリスなら、エアロガ、サザンクロス、波動砲には耐えることができますが、 フレアスターにはギリギリで耐えられませんでした。だったら、セリスのHPを上げてやればいい んです。マッスルベルトを装備したセリスのHP177。これなら、フレアスターのダメージ12 0にも十分耐えられます。

 さて、これで問題は解決かと思いきや、そこまで簡単にはいきません。これはあくまで、HPが 満タンの状態での話であって、一度セリスが戦闘不能になってしまうと、蘇生→回復と二度の手順 を踏まなければならないため、大抵が蘇生直後に殺されるのです。

 これを解決する方法は1つ、セリスを死なせないことです。そのためには、常にセリスを空中に 居させ続けなければなりません。現実的なことを言うなら、セリスが地上で行動ゲージを溜めてい る間は、何らかのエフェクトを発生させて時間稼ぎをする必要があるということです。

 行動ゲージの半分は、「逃げられない!技」で稼げます。残り半分は、エドガーが回復アイテム を使用して無駄な行動をとることで、稼ぐことことにします。タイミングとしては、セリスが着地 してきたらすぐにエドガーは回復アイテムを使用し、そのエフェクトが切れる前に「逃げられない !」のメッセージを出し、そのメッセージが消える前にセリスは行動ゲージを溜めてジャンプ するのです。

 これで鬼神にとってセリスは、攻撃する暇も無く、常に空中に居るように見えるはずです。 そのうちメテオでエドガーが死んだら、着地後セリスは速やかにエドガーを蘇生させます。この時、 セリスは鬼神の攻撃を1回くらうことになりますが、これはHP満タンなら耐えられます。

 そして次のターンは鬼神が行動する前に「逃げられない!技」を使ってジャンプします。何度 かジャンプしてHPが満タンになれば、また安定状態を保てるのです。ただ、この方法は安全性 を重視しすぎるあまり、攻撃のチャンスはかなり少ないです。以下のタイミングの時、エドガーを ジャンプさせます。

 ・あと2回の攻撃で波動砲を撃って来るとき
 ・サザンクロスの後
 ・フレアスターが2回来た後

 なお、いずれの場合もHPが満タンのセリスとセットで、セリス→エドガーの順にジャンプし ます。なぜなら、エドガーの連続ジャンプや追加ホーリーのエフェクトは結構な時間稼ぎになる ので、うまくいけば鬼神に攻撃される間もなく、セリスはジャンプできることがあるからです。 これでモードチェンジ後の対処法、及び攻撃手段は確保できました。とりあえず試しに モードチェンジ後だけやってみたところ・・・


 ダメでした。

 戦術自体はうまくできていて、ちゃんとセリスは空中に居つづけられたし、フレアスターにも 耐えられました。ただ、カウンターファイガで70程度のダメージって、何で!?カウンターと フレアスターが一度に来たら結局死ぬんですけど。50程度じゃなかったの?

 ってよく考えたら、前の戦術でカウンターファイガのダメージが50程度だったのはホワイト ケープを装備していたからであって、それを外してマッスルベルトを装備したら、魔法防御力が その分下がるのは当然です。

 そうは言っても、たった魔法防御力5の違いで、こうも勝率が激変してしまうのは痛すぎます。 もうちょっと追い詰めればなんとかなりそうなんですが、これ以上は魔法防御力を上げられない のでどうしようもありません。また違う角度から考えてみましょう。



★戦闘準備
セリス:アイスブランド、フォースシールド、レッドキャップ、ミネルバビスチェ、竜騎士の靴、セーフティビット
エドガー:ホーリーランス、フォースシールド、レッドキャップ、レッドジャケット、竜騎士の靴、飛竜の角

★攻略4
 モードチェンジ後は、属性防御をしっかりやれば、全滅の危険はメテオだけということが分か っています。そこで、今度はエドガーだけでなく、セリスもミネルバビスチェで属性防御してみ たらどうなるでしょう。

 それにより、モードチェンジ後は格段に楽になります。なぜなら、メテオが来るのは3ターン中 1回であり、メテオで死亡直後に蘇生させても、次のメテオまでのジャンプは間に合うからです。 念のため、行動ゲージが半分ほど溜まったら「逃げられない!技」をやっておいた方がおおでしょう。

 よって、常に一人がジャンプ、一人が地上にいる状態を保てば、たとえメテオで死んでも次のメテ オターンまでには体勢を整えられます。もし全滅の危険があるとすれば、メテオ→何もしない→何も しない→メテオとくる場合ですが、そうなる確率は1/3^4=1/81で、実際にはメテオを回避してくれる こともあるため、もっと低く見ていいでしょう。ほとんど気にすることはありません。したがって、 モードチェンジ後はほぼ勝率100%と言えるでしょう。

 となると後は、この装備でいかにモードチェンジ前を凌ぎきるかということです。実質鬼神のHPは モードチェンジ後を引いた、HP25360と見ることができます。それでもメタルカッターの危険を考えれ ば高いハードルですが、全てをモードチェンジ前に専念できるというのはかなり大きいです。

 ここでちょっと話を振り返りますが、戦術2の魔法防御重視型では、モードチェンジ前は割と楽で、 モードチェンジ後は魔法回避率を当てにした危なっかしいものでした。確かにモードチェンジ後は何も しないことが多かったり、メテオを回避できたりもするので、何度もやってればイケるんじゃないかと いう考えも頭の片隅にありました。勝率という意味でも、さすがに1%未満てことはないだろうと。

 ただ最大の問題は、1回の試行に時間がかかりすぎたのです。これは個人的な事情ですが、今はそこ まで時間がありません。だったらモードチェンジ後は勝率ほぼ100%の戦術を立てて、多少は勝率が 低くなろうとも、1回の試行にかかる時間が減らしたほうがいいと考え、この属性防御重視型を組み立 てました。(理想は戦術3だったんですけどね)

 話は戻ってモードチェンジ前。今まで散々鬼神のストップは挑発だとか罠だとか言ってきましたが、 ここに来て気が変わりました。やっぱり利用してやろうじゃありませんか、そのストップというやつを。

 今回の戦術で最も重要なのは“攻撃”です。いかにエドガーに攻撃のチャンスを作ってやれるかな のです。セリスには、アーマーガッパを外してミネルバビスチェを装備させてしまったために、魔 法防御力は著しく低下し、他の防具やアクセサリーで補っても、メタルカッター(全体)に耐えられ なくなりました。

 となるとメタルカッター(全体)の対処法は3つしかありません。1つ、来ないことを祈る。2つ、 回避してくれることを祈る。3つ、ストップにかかってメタルカッターを封じる。この3つ目が即ち、 全滅の危険を減らすことであり、こちらの攻撃チャンスを作ることに繋がるのです。よって、セリス の2つ目のアクセサリーはセーフティビットに決定。

 セリスにはなるべくストップが当たることに期待するわけですが、当たることもあれば全く当たら ないまま全滅することもよくあります。それはそれで結構なことです。なぜなら勝利パターンは、ス トップがより多くセリスに当たり、その分ダメージが多く与えられた時だというのが分かっているか らです。死ぬときは早めに死んで、調子のいいときは長く続く、そういう戦闘ができればなんとも理想 的ではありませんか。

 セリスがストップで止まれば、エドガーは3回程ジャンプするチャンスがあります。ダメージの期 待値にして約1400程度。なんとか、追加ホーリーがよく出てくれることに期待です。

 また、モードチェンジ前は攻撃の際、二人同時にジャンプさせることになるわけですが、ジャンプの 前にはなるべく「逃げられない!技」を使っておきます。ジャンプ中にやると制限に反するので、やるな ら地上にいる時だけです。ジャンプする順番はエドガー、セリスとするのがいいでしょう。そうすれば、 セリス着地後カウンターファイガが出たとき、そのエフェクト分と「逃げられない!技」のおかげで、 次のターンは鬼神に行動されることなく、先にジャンプすることができるのです。

 また、波動砲の前というのも重要なポイントです。あと1発、或いはあと2発で波動砲が飛んでくる というとき、ジャンプの前にエドガーは雷神の盾に持ち替えます。こうすることで、ジャンプ後の波動 砲で死者を出さないようにするのです。そして波動砲を受けたらまたフォースシールドに持ち替えます。 特に基本二人でジャンプしていれば波動砲は高い頻度でやってきます。少しでも死者を出さなければ、 それだけ攻撃に専念でき、波動砲の頻度を上げることにも繋がるのです。

 セリスの武器はアイスブランドやサンダーブレード等がいいかもしれません。鬼神は極端なほど硬い ため、強い武器で攻撃するより追加魔法に期待した方が、結果的にダメージが大きかったりします。 どっちが正解とは言い切れませんが、少しでも大きい数字が見たいのでアイスブランドを選びました。

 鬼神の猛攻をしのぎ、見事モードチェンジさせることができたら後は楽です。エドガーの盾を雷神の 盾に持ち替え、前述の通り交互にジャンプをしていけばいいだけです。地上のキャラは、着地して元の 位置に戻ると同時なタイミングでジャンプを決定していればOKです。

 実戦では、やはりメタルカッターの脅威が凄まじく、あと少しのところで全滅というのが何度もあり ました。そして30戦程したところで、ようやく、ついに、“サザンクロス”の文字が!この瞬間、ほぼ 勝利を確信し、予定通りモードチェンジ後の対処法に移りました。念願の、鬼神撃破!1回の試行時間は 大幅に短縮できているとはいえ、1回の挑戦で45分程(モードチェンジまで)はかかります。根気よく やれば勝てる相手です。

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