FF6

ごみばこ

　ここでは、【低レベルセリス１人全ボス撃破】をするにあたって、考えついたはいいけど、色々問題があって結局使えなかったボツネタを紹介したいと思います。本攻略中は使えませんでしたが、別の条件の攻略でならもしかすると使えるものもあるかも。

　■バルガス戦、低レベルで『爆裂拳』を使わずに倒せるか？

　バルガス戦は、マッシュと一騎打ち早々打ってくる『終死拳』（死の宣告）によって、カウント役６０秒以内に『爆裂拳』を使わないと全滅するというのは有名な話。逆に、『爆裂拳』を使えばそれで戦闘終了なわけですが、これを使わないとなると１００００以上もあるＨＰを６０秒以内に削らなければならないため、レベル９９ならまだしも、低レベルで撃破するのはまず不可能と思われます。

　しかし、マッシュの必殺技のほとんどが魔法属性なように、『終死拳』が魔法攻撃だとしたらどうでしょう。しかも、ＭＰを消費するものだとしたら。となると、考えるのはＭＰ切れ作戦。バルガスのＭＰは嬉しいことに、たった２２０ポイント。『烈風殺』はどう見ても魔法属性っぽいので、まずマッシュが登場する前に回復重視で耐えまくってＭＰを切らすという方法を試してみました。

　ところが、いくら待ってもＭＰが切れません。９９個あったポーションも、遂には０になったにも関わらず、一向にバルガスはＭＰ切れを起こしませんでした。今度はゴルギアスからハイポーションを狩ったりもしたものの、それでもＭＰは切れることなく涼しい顔してバルガスは烈風殺をやってきました。これによりバルガス戦を、低レベルで『爆裂拳』を使わずに倒すのは不可能という結論に至ったのです。

　これがうまくＭＰ切れして、更に『終死拳』を使った時に『ＭＰが足りない！』と表示されれば勝てる見込みはあったんですけどね。成功したら、より美しいオリジナルコマンド封印が実現して自己満足に浸れるところだったんですが、残念。

　■低レベル＋魔法習得数０で半永久的にＭＰを削りつづける方法

　本当にどうでもいい技を一つ。敵のＭＰを早く削りたい時に有効ですが、その代償も大きいのでご注意。まず、用意するものはソウルセイバーとルーンブレイドと源氏の小手。とくればもうお分かりでしょう。

　ソウルセイバーの特性は、ＭＰ吸収。
　ルーンブレイドの特性は、ＭＰ消費攻撃。

　これらを二刀流で装備して同時に使うことにより、ＭＰを吸収しては消費、を敵のＭＰが枯れるまで半永久的に続けてくれます。ルーンブレイドは変わりにラグナロクなどで代用してもいいですが、ＭＰを削ることが目的なのでダメージの小さいルーンブレイドをあえて例にしました。これの問題点は、二刀流をすることによって盾が装備できないため防御力が著しく下がるということです。しかもソウルセイバーが手に入るのは崩壊後なので崩壊前では使えません。だから低レベルでやるにはあまりにもリスクの大きい方法なのです。

　■低レベル＋魔法習得数０＋アンデッドモンスターに回復アイテム禁止でヒドゥンを瞬殺する方法

　いくらヒドゥンがアンデッドモンスターといえど、蘇生魔法や蘇生アイテムを禁止した条件で瞬殺するのは矛盾しているような気がします。しかし、蘇生手段なら一つだけまだ残っています。アレです。フェニックスの尾ではなく、幻獣フェニックスそのものを使ってやろうというのです。

　とは言え、召喚獣として呼び出されたフェニックスは当然のことながら味方しか蘇生してくれません。なんとかしてターゲットを敵に向けることはできないものでしょうか。

　そこで注目すべきは、エレボスの１匹がつかってくる『コンフュクロー』。これをわざとくらい、その瞬間幻獣フェニックス召喚と行動すれば、なんと敵を蘇生させることができるのです。予想通り、ヒドゥンはフェニックスによって昇天させることができました。

　ただこの方法、あまりにあんまりというか、何のために他の蘇生手段を禁止したのかが問われそうだったため、当然ボツにしました。スリースターズだけでなく、金の髪飾りも禁止したのはこの抜け道も封じるためです。

　余談ですが、先にエレボスを倒しておくと、フェニックス召喚によってヒドゥンが即死すると同時に、驚愕の映像を目にすることができます。

　■低レベル１人＋魔法習得数０でマジックマスターをケーツハリー、スーパーボール以外でとどめを刺すことはできるか？

　マジックマスターはＭＰが０になると死亡するというのは有名な話。では、マジックマスター自ら魔法を連発して偶然ＭＰが０になった場合はどうなるのでしょうか。順当に考えればそこは死んでくれるはずです。そこで、マジックマスターは自分でＭＰを０にした場合どうなるかを確かめるべく、ちょっと実験してみることにしました。

　まずは実験用にセリスにライブラを覚えさせ、装備品で魔法回避率１２８％以上、バトルスピード１にし、マジックマスター戦に挑みます。

　とりあえずＭＰ切れを待つ必要があるので、しばらく放置。「ＭＰが足りない！」と表示されるようになったらライブラでＭＰを確認。ここでＭＰが残り１とかだった場合は相手にエーテルを与えてＭＰを５１にしてやり、次のマジックマスターの行動がＭＰ消費５１のファイガであることを祈ります。同様に、残り２だったら消費ＭＰ５２のサンダガ、３だったら消費ＭＰ５３のブリザガ、という風にジャストでＭＰを使い切るように、何度かエーテルを投げて調節してやります。

　これでもしＭＰを使い切ってジャスト０になった時、無事マジックマスターが死んでくれれば新たな戦術になるのではないかと。

　ところが、実際は理想どおりにいきませんでした。ＭＰジャスト０作戦は成功したものの、マジックマスターは何事も無かったかのように平然と生きつづけていたのです。ちなみにこの状態の時に、ケーツハリー＋ソウルセイバーでＭＰ吸収を狙っても、吸い取れるＭＰは０。これはマジックマスター的に何もダメージを受けていないことを意味するのでやっぱり死にません。

　なんだか納得いきませんが、成功しなかったことは事実なのでボツ。

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