基礎事項

ポテンシャル

雪道にはポテンシャルという隠しパラメータが存在し、レベルアップ時に増減します。ポテンシャルの初期値は0です。

具体的には、最大HPとともに以下のように増減します。

  1. X=1〜6の乱数
  2. 最大HP: ((現在のポテンシャル値 / 5)の切り捨て + X) 上昇
  3. ポテンシャル: (6 - X) 上昇
  4. ポテンシャルが5以上かつ最大MPが1以上なら、5%の確率で最大MP+1、ポテンシャル-5
  5. ポテンシャルが5以上なら、5%の確率で攻撃力+1、ポテンシャル-5
  6. ポテンシャルが5以上なら、5%の確率で攻撃力+1、ポテンシャル-5

要するに、

ということです。ポイントは、ポテンシャルが高ければ、以後の全てのレベルアップ時の最大HP上昇が高くなるという点です。特に序盤のポテンシャルは非常に重要です。

また、レベルアップ時にポテンシャルが5以上の場合、各種能力と引き換えにポテンシャルが5減少する場合があります。能力が上昇すると言うと聞こえはいいですが、序盤にこれを引いてしまうと最終的には大損です。セーブありの通常プレイ時にはこれに気付かずセーブしてしまわないよう気をつけてください。

魔法

魔法は本を自販機で購入(マッチ20本)することで使えるようになります。「ゆびさきにともしびを」を使うことで5の仮想MPを発生させることができ、「手のひらに太陽を」を使うと仮想MPを倍にすることができます。仮想MPは普通のMPと同様に使えますが、一部の魔法は仮想MPを使うことができません。仮想MPはマップを進むと0になり、戦闘中には1ターンに1ずつ減少します。仮想MPの最大値はMPの10倍です。

MPを要する魔法は最大MPが1以上でないと使えませんが、最大MPを0から1にするのに20もの最大HPを要します。そのため序盤〜中盤にかけては使うのが難しいですが、「焦げろ」・「ゆびさきにともしびを」・「手のひらに太陽を」の3つに関しては最大MPが0でも使うことが可能です。特に「焦げろ」はひらかぬ花・エピタフ・防具など防御力の高い敵に対する攻撃手段としてたいへん優秀です。Stage3あたりで自販機を見つけたら、多くの場合最優先で本を購入し、これら3つの呪文を覚えることが有効となります。

バグ・不具合

Stage Finalでボスを倒すと「レポート.txt」に行動記録がセーブされますが、このとき「レポート.txt」が書き込み禁止になっていると(例えば、テキストエディタで「レポート.txt」を開いているなど)、I/Oエラーが発生するという不具合があるようです。

強制終了はせずゲームは続きますが、Anotherに行く条件を満たしていてもAnotherに行けません。このため、Anotherに行こうと思っている場合は「レポート.txt」が書き込み禁止になっていないかどうかを確認したほうがいいでしょう。

ちなみにその後100歩歩くと再度ボスが出現します。やりこみ時のレベル上げに使えるかも? 代償としてAnotherには行けなくなりますが。


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