ここでは、PlayStation版→Windows版の変更点について軽く触れます。





・Windows版の変更点

1. 「ジャンクションいれかえ」追加

Windows版ではゲーム開始直後からメニュー画面の「いれかえ」を使用することができ、開くとこのような画面が出てきます。

© Final Fantasy VIII for PC (Sqaresoft,Inc. Electronic Arts Square 2000)

この「ジャンクションいれかえ」は選択した2人のキャラがジャンクションしているG.F.と魔法を交換するコマンドで、
これを使えば「エンカウントなし」の付け替えや戦闘パーティの変更などを非常にスムーズに行うことができます。
操作性の改善という点で、大いに評価できる変更点でしょう。
(なお、2006年7月に発売されたアルティメットヒッツ版FF8はPS版のベタ移植で、1999年2月に発売されたPlayStation版が(セントラ遺跡バグも含め)そのまま移植されています。)



2. 「道具精製」「禁断薬精製」の仕様変更

PlayStation版では

・呪いの爪×100→(道具精製)→ダークマター×1

の精製を行うためにはG.F.セイレーンのレベルが100である必要が、

・賢者の石×10→(禁断薬精製)→英雄の薬 試作型×1

の精製を行うためにはG.F.グラシャラボラスのレベルが100である必要がありましたが、Windows版ではこのレベル制限が撤廃されています。
そのため、スコール・ゼル・キスティス・セルフィの4人全員が初期レベルでも、こういうことができたりします。

© Final Fantasy VIII for PC (Sqaresoft,Inc. Electronic Arts Square 2000)



3. 「おでかけチョコボRPG」の仕様変更

アイテム収集に猛威を振るうミニゲーム「おでかけチョコボRPG」を、Windows版ではポケットステーションなしで遊ぶことができます。
また、ポケステでは固有番号で決定されていたIDを「やりなおし」で何度でも簡単に変更することができるため、グレード1のコチョコボを容易に入手することができます。
(ただし、Windows版ではグレード1のコチョコボでも常にグレードA〜Dのアイテムをほぼ等確率で拾ってくるというわけではなく、
 A〜Dを等確率で拾ってくることもあれば、数十時間ウォーキングさせてもグレードAのアイテムを1つも入手することができない、ということもあります。
 どうやら、『コチョコボの最大HP』はIDで決定され、『アイテムのランクの出現確率』は「おでかけチョコボRPG」起動時に毎回ランダムで決まる、という仕組みになっているようです。)

さらに、Windows版では他人とコチョコボのデータを共有することが可能です。ということはつまり、
こういうもの ←要:解凍pass(半角英数小文字7文字)
があれば、後は『chocorpg』ファイルをコピー&ペーストでするだけで事足りてしまう、ということでもあります。

ちなみに、おでかけチョコボRPGから「おかえり」させた時に入手するアイテムの内容は戦闘回数によって変化しますが、
Windows版では戦闘回数が偶数のデータをロードして「おかえり」させるとテーブル1(英雄の薬・魔法のランプなど)のアイテムを、
戦闘回数が奇数のデータをロードして「おかえり」させるとテーブル2(英雄の薬 試作型・ソロモンの指輪など)のアイテムを、それぞれ入手することができます。



4. マルチジャンクションが不可能に

アルティマニアp.349のシークレット93『ひとつの魔法を何ヵ所にもジャンクションできる』が、Windows版では不可能になっています。
(まぁ、このテクは裏技(というかバグ)ですから削除されるのが当然ですし、そもそもラスボスや隠しボスにはマルチジャンクション自体役に立ちませんから、なくても特に問題ないはすですが。)



5. ティンバー・マニアックス

Windows版ではアルティマニアp.350のシークレット99『ティンバー・マニアックスを読んでしまうと、どうなる?』と異なる結果になりますので、以下にその相違点を記します。

a. セントラ遺跡に入ると「エスタへ行く出発点のF.H.に立つ」が追加される。
b. 白いSeeDの船・操舵室にあるティンバー・マニアックスを読むと「エスタへ行く出発点のF.H.に立つ」が追加される。
c. a. b. のどちらを先に行っても、もう一方の記事内容は変化しない。
  (先にセントラ遺跡に入っていると、白いSeeDの船・操舵室にあるティンマニは消えてしまう。)

d. シュミ族の村・民家(ツクリテの家)のティンバー・マニアックスを読むと「番外編・セントラの遺跡」が追加される。

© Final Fantasy VIII for PC (Sqaresoft,Inc. Electronic Arts Square 2000)

e. シュミ族の村・ホテルのティンバー・マニアックスを読むと「魔女の騎士役で映画に出演」が追加される。
  (Disc3のトラビア渓谷(ラグナ編)開始前にこのティンマニを読むと、トラビア渓谷(ラグナ編)にウォードが登場しない。)

© Final Fantasy VIII for PC (Sqaresoft,Inc. Electronic Arts Square 2000)

f. シュミ族の村にあるd. e. の2つのティンバー・マニアックスは、一方を読むともう一方も消えてしまう。

つまり、Windows版では「番外編・セントラの遺跡」と「魔女の騎士役で映画に出演」の二択を迫られる=「ラグナ様ページ」コンプ不可、というわけです。

な め ん な

(管理人の曖昧な記憶によれば、PlayStation版ではアルティマニアの記述通りになるはずです。
 もしPlayStation版で上記と同様の結果になったという方がいらっしゃいましたら、2chのFF8総合スレあたりにご報告いただけますと幸いです。)



上記1.〜5. の大きな変更点の他にも、

・カードゲームプレイ中はプレイ時間が通常の3倍の速さで加算されていく
・Bガーデン・学生食堂にあるグラビデのドローポイントがゲーム開始直後から使用可能
 (ちなみに、飛空艇ラグナロクにあるレイズ・ケアルラのドローポイントは、地上帰還後に消滅します)
・ガルバディア軍ミサイル基地では、着弾誤差を調整するまで基地の外に出られない
 (つまり、アルティマニアP.275の『CHECK86 基地の奥へもどれ』第2段落のような状況は起こらない、ということです)
・ガルバディア軍ミサイル基地で戦うBGH251F2(1回目)をHP0にして倒しても、牙式連発銃やミサイルを獲得できない
 (ちなみに、名もなき王の墓・台座の部屋で戦うセクレト(1回目)は、HPを0にして倒すとGハイポーションを落とします)
・ラストバトル直前の台詞が変更されている

など、細かい変更点がいくつかあります。



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・『ff8chocobo.zip』の解凍パスワード

愚かなる者よ、何故に『解凍pass』を求める?
 何かを守るためだ
 そういう話は……興味ない
 『odekake』