ここでは、Disc1・SeeD実地試験時のドール・山間部3までパーティに加わるサイファーを強化する方法について述べます。
「サイファーを強化する」といっても、アルティマニアp.353のシークレット109に記載されている、
いわゆる「サイファー稼ぎ」とは少し意味合いが異なり、ここではあくまでサイファー本人の強化を重視しています。



・サイファーの能力値

能力値(基本値)
Lv. 9 HP752 力9(+12) 体7 魔8 精10 早18 運13 回避1% 命中255%
Lv.100 HP5823 力48(+12) 体39 魔45 精38 早45 運19 回避4% 命中255%

サイファーの各能力値は極めて優秀で、Lv.100時点での基本値を比較した場合、総合力はパーティキャラ全11人中トップである。
特にHPと早さの伸びは素晴らしく、戦士としての素質の高さが伺われるが、この段階ではケツァクウァトル・シヴァ・イフリートの3体しかG.F.を入手することができず、
ドローできる魔法の種類もさほど多くないため、ジャンクションによる強化には限界がある。
また、その強化にも十分な下準備が必要とされるため、カードゲームのテーマ「Shuffle or Boogie」を聞くだけで幸せになれる人以外にはお勧めしない。



・学生寮で制服に着替える前に準備するもの

1.G.F.イフリートに「力+20%」→{力+40%」→「属性攻撃J」から派生するアビリティ「力ボーナス」を修得させる

2.スラストエイビスのカード×5→(カード変化)→風切り羽×5→(雷魔法精製)→エアロ×100
3.アビスウォームのカード×5→(カード変化)→風車×5→(雷魔法精製)→トルネド×100
4.キマイラブレインのカード×10→(カード変化)→復活の指輪→G.F.のいずれか1体に「HP+20%」を修得させる
5.ルブルムドラゴンのカード×50→(カード変化)→火竜の牙×5→(炎魔法精製)→フレア×100

6.ウォータ×100(Lv.30-のフォカロルフェイクからドローするか、フォカロルフェイクのカード×10orフォカロルのカード×2から精製する)
7.エスナ×100(バラムガーデン・図書室2にある非回復型のドローポイントと、バラム・ラハ岬のトンネル内にあるワールドマップ上のドローポイントからドローする)
8.スロウ×100(Lv.20-のケダチクからドローする)
9.ストップ×100(Lv.30-のケダチクからドローする)
10.クエイク×100(Lv.30-のアルケオダイノスからドローする)
11.バーサク×100(Lv.30-のグラットからドローする)
12.スリプル×100(グラットもしくはLv.1-29のフォカロルフェイクからドローする)
13.コンフュ×100(Lv.30-のグラットからドローする)

特に注意しなければならないのが4.の「HP+20%」で、この段階では忘れ草を入手することができないため、
G.F.にすべてのアビリティを修得させてしまうと「HP+20%」を修得させるスペースがなくなってしまう。
学生食堂のトゥリープFC会員01番あたりとカードバトルを繰り返し、早めに修得させておきたい。

7.8.9.11.12.13.の6つの魔法はジャンクション用の魔法としては特に必要ないが、クエイクのついでにドローしておくと体裁が整っていいだろう。
なお、Windows版ではゲーム開始直後からバラムガーデン・学生食堂1にあるグラビデのドローポイント(少/非回復型)を使用可能なので、ここでグラビデを8個ストックしておくこと。



・ドール(SeeD実地試験時)でドローする魔法

1.デスペル(Lv.30-のエリート兵からドローする)
2.バイオ(Lv.30-のヘッジヴァイパーからドローする)



・バラムもしくはドールのモンスター・ドローポイントからドローする魔法

ケアル・ケアルラ・ケアルガ
ファイア・ファイラ・ファイガ
ブリザド・ブリザラ・ブリザガ
サンダー・サンダラ・サンダガ
サイレス
ライブラ

レベル9の時点から「力ボーナス」をつけ、これらの魔法をドローしつつ敵を倒しまくろう。



・ジャンクション

HPJ:トルネド (「HP+20%」をジャンクションすると9999になる)
力J :クエイク (「力+40%」をジャンクションすると255になる)
体力J:ケアルガ
魔力J:フレア
精神J:デスペル
属性攻撃J:ブリザガ
属性防御J×2:ファイラ・ファイガ
キャラアビリティ: HP+20%・力+40%



・強化後のサイファー

サイファーをレベル100まで上げ、さらに上記の魔法・アビリティをジャンクションすると

HP9999
力  255
体  104
魔  89
精  98
早  45
運  19
回避 4%
命中255%

となる。





サイファーは後に敵として4回登場するが、残念ながら上記で強化した能力値は反映されず、(Disc1〜3のトリを務めるという重要な立場にありながら)非常に弱い。
2回目は「鬼斬り」、4回目は「血祭り」という始末剣(専用グラフィックの特殊技)を修得しているが、それらを披露する間もなくチキン野郎に秒殺されていることが多いだろう。
何とも気の毒な少年である。





備考: サイファー稼ぎについて

アルティマニアp.353のシークレット109『初期レベルクリア』に記載されている、いわゆる「サイファー稼ぎ」で入手可能な魔法は

ケアル・ケアルラ・ケアルガ
ファイア・ファイラ・ファイガ
ブリザド・ブリザラ・ブリザガ
サンダー・サンダラ・サンダガ
デスペル
サイレス・バイオ
ライブラ

の16種類。
しかし、これらのうちディアボロスまでのG.F.が持つメニューアビリティで精製できないのはライブラとデスペルだけであり、
しかもライブラはバイトバグ・フォカロルフェイクから、
デスペルはセントラ発掘現場(ラグナ編)のインビンシブルからそれぞれドロー可能であることを考えると、
この段階でこれらの魔法を入手する意義は皆無であると言える。

サイファー稼ぎの本当の目的は、スコール&ゼルを初期レベルに保ったまま3体のG.F.をLv.100まで上げつつ、弾薬精製などを含めた22種類のアビリティすべてを修得させることであり、
これらのアビリティを利用して短時間でX−ATM092を撃破し、就任時のSeeDランクを10にすることである。
言い換えると、ここまでするつもりでもなければサイファー稼ぎを行う必要などなく、その時間分だけカードゲームでもやっていた方がマシということである。
少なくとも、ヘッジヴァイパーの「ポイゾンミスト」を食らってしまうような人にサイファー稼ぎをお勧めすることはできない。

なお、SeeD就任時までに2000体以上の敵を倒し、かつ就任時のSeeDランクを10にしておくと、初回給料支払時にSeeDランクが一気にAになる。
この10→Aの快感を味わいたければ、サイファーにG.F.を3体ともジャンクションし、その3体がLv.100になるまでドール・山間部1で粘るといいだろう。
幸い、サイファーの特殊技「始末剣(雑魚散らし)」はピンチ度16%で使用することができる。
つまり、他の2人が戦闘不能の場合はサイファーのHPがMAXでも発動可能で、ハウリザードだろうとヘッジヴァイパーだろうと一蹴することができるわけだ。

ちなみに、ランダムエンカウントで出現する敵のレベルは、一部の例外を除き味方パーティの平均レベル(小数点以下切り捨て)に0.8もしくは1.2を掛けた数値(小数点以下切り捨て)で算出される。
つまり、レベル20の敵が出現し始めるのは味方パーティの平均レベルが17以上(3人のレベルの合計が51以上)になった時であり、
レベル30の敵が出現し始めるのは味方パーティの平均レベルが25以上(3人のレベルの合計が75以上)になった時である。
要するに、スコールのレベルが7、ゼルのレベルが8の場合、ラ系魔法をドローするためにはサイファーのレベルを36に、ガ系魔法をドローするためにはサイファーのレベルを60にする必要があるわけ。



戻る






























・余談:
4回目のサイファー戦はお互いにライバルと認め合う2人、それも

・戦いの中で仲間たちと心を通わせ、新たなる魔女???の『魔女の騎士』として戦うスコール
・戦いの中でプライドも仲間も失い、それでも魔女アルティミシアの『魔女の騎士』として戦おうとするサイファー

という対照的な道を歩んできた2人が最後の決着を付ける時であり、最終決戦へ向けて否応なく盛り上がりを見せる、大事なシーンです。

それだけに、あの『ぎにゃぁぁぁぁ!!』には本当にゲンナリ来ましたね。
たかがゲストキャラのためにプレイヤー置き去り・本編台無しのイベントを入れるって、どういう神経してるんでしょうか。
プレイヤーをワクワク・ドキドキさせるべきところで、くそなえさせてどうするんでしょうか。
もしかしてお笑いイベントのつもりで入れたんでしょうか。もしそういうつもりだったのなら、TPOをわきまえないギャグはギャグとしても三流です、笑えません。

このイベントに関しては、制作者の意図が本当に理解できませんでしたね。










ま、ぶっちゃけちゃうと・・・

俺、本当に投げちゃおうかと思ったよ、ここで。
エンディング見る価値ねーじゃん、こんなクソゲー。
『エンディングを見ていただければ、FF8に対する見方が変わると思います』だぁ?
プレイヤー置いてけぼりの自己満足ゲーム作っといて、偉そうなことぬかすな。
プレイヤーに愚痴こぼす前に、エンディングすら見てもらえないようなクソRPG作ったおのれらの力不足を恥じろ。

と、いうわけですよ。
このイベントを考えた人、このイベントをわざわざこのタイミングに入れた人、このイベントにOK出した人、あなたたち、本当にセンス悪いです。
あなたたちの考える「面白いゲーム」というのは、なるほどあななたちにとっては面白いかもしれません。
が、作る側の視点でなく、遊ぶ側の視点で作ることができないのであれば、その「面白いゲーム」は同人ゲームに過ぎません。

『自分たちと波長の合う人たちだけに楽しんでもらえればそれでいい』というのであれば、それはそれで構いませんが、そういう『わかんない奴にはわかんないんだろうな〜』という考え方は
ビール瓶の栓をコレクションする人や、エロゲーの二次元キャラに(;´Д`)ハァハァするヲタと同レベルの思考法ですから。その自覚を持った上で、勝手にやってください。



それにしても、まさかガンブレードみたいな一発ギャグをもっぺん出すとはねぇ・・・
誰の発案なんでしょうか。
止める人いなかったんでしょうか。