物語について
 最初の語りはよかったですね。
 物語のさわり的な要素としては相当いい部類に入るかと。

 人形を渡すシーンも相当よかったです。
 ただ、選択肢はいらなかったような・・・
 その後の村を説得するシーンも最高でしたね。
 圭一がまじめにかっこよすぎですし、大石が本当にいい人です。
 ただ、お魎を説得するとき、爪をはぐぐらいやる演出がほしかったですね。

 祭りに入るまでは最高のないようでした。
 今までのひぐらしでも最高の出来かと。

 ただ、祭りからはよくなかったです。
 楽しみにしていた圭一のオークションもやりませんし、5万円をかけた勝負の決着もつ きません。
 それに、かなり都合がよすぎなんですよ。
 山狗が圭一たちに一時期押されますが、仮にも暇潰し編で大石を1対1で倒すようなやつらが中学生に押されるとは思えません。
 それに、魅音の関節技やレナのパンチにひるむシーンがありますが、しょせんは中学生女子、プロがその程度でひるむとは思えません。
 まぁ。開始すぐやられては物語として問題があるので、演出ってことでしょうがないとも思いますが。

 あと、総理大臣があのような確証のない情報で動くだろうか?
 実際にあの情報は嘘のわけですし。
(理由は下に書いてあります)

 今までのひぐらしの中で1番ダメでしたね。
 物語自体はかなり楽しめたんですが、下に書いてある通り真相がね〜  あとは、祭囃子編に期待です。
 今回の展開を考えると、相当期待できる気がします。
 初めて小説で泣かせてくれることを期待してます!

  今までの真相について
 ・祭具殿の音や背後の気配の正体は羽入
 これに関しては都合がよすぎですね。
 推理できるヒントがありませんでしたし。

 ・リサさんの招待は富竹(理由は不明)
 まぁ、ありですかね。
 面白みはあまりありませんが。

 ・沙都子が叔父がいるといったのは何かを叔父と勘違いしたため
 これには納得ですね。
 私の考えてた内容と大体同じですし^^

 ・圭一が死んだのには誰もかかわっていない。
 これは納得いきませんね。
 そもそも症候群自体が納得いきませんからね。
 あんなものが推理できるはずがありませんしね。

 ・富竹が死んだのは雛見沢症候群を無理やり引き起こす薬品のせいで鷹野の犯行。
 つまり、未知の薬物ということ。
 上のと同様納得がいきません。
 そもそも、こんな無茶な真相を作るならもう少し文化的な死に方に最初からしとけばよかったのでは?とも思いますね。
 たしかに、それだと恐怖度が下がりますけどね。

 ・鷹野の死体は別の誰かのもの
 これは読めてたことなんで異存なしです。

 ・梨花を殺したのは鷹野
 一応ありですかね。
 ヒントがないわけでもありませんでしたし。
 ただ、山狗を操っているのが鷹野というのはどうかと。
 ヒントがほとんど提示されていませんでしたから。

 ・理由は大災害を起こす引き金にするため。
 これは、今までの話を読んで統計するとわかることなので依存なしです。

 ・大災害は自衛隊を操りガス災を偽装したもの
 なしではないと思います。
 現にこの方向で推理していたサイトもありましたし。
 ただ、ここまで大掛かりなのは話的にどうかなと思いますけどね。
 なんか釈然としない真相なんですよね。
 無理な設定が真相に多く絡んでいるのが納得いかないんですよね。
 まぁ、無理な設定を作らないと厳しいものは多々あった気もしますけど。
 でも、それなら初めから無理のない設定でいく話にするべきだったと思うんですよね。
 確かに恐怖度は下がるという難点はありますけど。

    疑問点
 祟り殺し編で圭一を保護したのはなぜか?
 やはり実験体として保護したのか?
 そもそも、圭一が生きているんだから症候群が嘘だったということに気づくのでは?
 あと、取材の有無はどうだったんだろうか。
 圭一死亡は症候群関係だと思う。

 赤坂にどうやって雪絵のことを伝えたのか?
 記憶は2週間しか巻き戻せないはずでは?

 羽入は梨花の記憶が戻った際に綿流しが来週といっていたが実際は再来週である。
 なぜだろう?
 ただのミスだろうか?

 なぜ詩音に殺された日のことは覚えていられるのか?
 事前にあった記憶から推測したとも考えられるが、死に方を覚えているのはやはりおかしい。
 痛みのある死に方をすると記憶は受け継がれるということなのか?

 目明し、綿流しで梨花は死んだはずなのに、村人は正常に生活している。
 なぜだろうか。
 そもそも、女王感染者自体が嘘だったのか。
 それとも他の人が感染したとか、複数人感染者がいてそれが全員死なない限り大丈夫ということだろうか。
 または、入江が梨花が死んでもいいようになにか手を加えていたとか。

 圭一の父親が見たのは羽入だったのか?
 それなら、なぜ見えていたのか?
 この点を使い、圭一の父親犯人説を唱えていた私としては、祭囃子編では圭一の父親に活躍してもらいたいものですよ。

 村全体を硫黄のにおいで満たすなんて可能なのだろうか?
 また、可能だとして祟殺しで圭一が見た多量の虫の死骸のなぜ発生したのだろう?
 薄い硫黄でも虫は死んでしまうものなのだろうか?

  まだ解明されていないこと
 ・祟り全般の真相
 ・悟史失踪について
 ・遺書改ざんについて
 ・リナを殺しについて
 ・インタビュー後圭一が聞いた足跡について
 ・暇潰し編の昭和58年について

 もしも、まだ解明されていないことが他にもありましたら掲示板かメールで教えてください。