4.豪華な朝食



とりあえずアラブ人の襲撃を免れた私は、食堂へ。
このユースホステル、”フルイングリッシュブレックファスト”を楽しめるらしいので、
楽しみにしていました。
ちなみにどんな献立かといいますと、
ベーコン
目玉焼き
ソーセージ
豆(赤いソースかかってる)
トマト
マッシュルーム
トースト3〜4枚
フライブレッド(豚の脂でパンを揚げたもの)
シリアル(いろいろ選べます。
ヨーグルト
オレンジジュース
ミルク

すごいですよね^^;
イギリス人はこれを朝食にする家庭も多いです。
途中、よくわからない白人が、私の向かって、
よぉ先生!!と話しかけてきましたが、意味がわからなかったので無視しました。

10時頃、私は宿をチェックアウトし、計画を立てます。
元々予定のない旅だったので、地下鉄の路線図を見て行く場所を決めました。
「ピカデリー・サーカス」という駅があったので、何かを感じそこに行くことに。
地下鉄一日乗り放題の”ワンデイ・トラベルカード”を購入しました。
そして...時間があったのであるいてると....

9と4分の3番線を発見っっ!!

たしかにキングス・クロス駅でしたが...実在するとは思ってなかったです。
もちろん、

体当たりしました。

入れなかったのはきっと屋敷しもべ妖精かなんかが閉じたんでしょうw


ピカデリーサーカスは人がいっぱいで、人がいない方向に歩いていきました。
途中、セントジェームズ教会という小さい教会のバザーに参加しました^^
本当に骨董品やら絵はがきやら....人々で賑わっていてとても良かったですね♪
いろいろな人の世間話に耳を傾け、(あんま聞き取れないけどw)
ショップで買ったジュースを飲みつつ、ぶらぶらと歩きました。

途中、”コレ、イイシナモノ。ニホンゴ、イミ、シアワセコウフク”
とか話しかけてきた人もいましたが神父さんの優しさに免じる事にします

そこで、絵はがきを買い満ち足りた気分で散歩を続けました。

まだお昼でしたが、ひとまず宿へ。

地下鉄を乗り継ぎ”アールズコート”で下車します。
途中、おどおどしていると、
凄まじく速い速度でおばあさんがやってきて、
「ユースホステルに行きたいの?」

とまるで、
はいorいいえしか選択肢のない、まるでドラクエの様な事を聞いてきました。

おばあさんの予知能力にはビックリですw
とりあえず、「YES」だけで自分の言いたいことが伝わるなんて初めてです。

そんなこんなで辿り着くことが出来ました。

とりあえず今回は部屋に人がいたので、声をかけます。
「ヘイ!!!」

こうして、外人初の友達と呼べる人間が出来ました。
大学生ぐらいの人でしょうか、ディックという人でした。
ディックといろいろとお話ししながら、
(彼は私がわからなそうな顔をするだけで英語をゆっくりにしてくれます^^;

その後、だいぶ遅い昼ご飯をすませます。

昼食は、マークス&スペンサー(イギリス人の誰からも愛されている大手のスーパーマーケット)
ですませました。
日本人はバカにしていますが、土産屋で買うよりも遙かに美味しいお菓子が売ってるんです、これが。
基本的にパン屋さんも兼ねているのでチョコパンとレーズンパンを買い、
マカロニサラダと飲み物も買います。
それからおみやげ探しに町を歩き、平和なときが流れます(笑

相変わらずすることが無いので、ユースホステルで
日本から持ってきた”ダブルクロス”を貪り読みます。
そんな時、扉の開く気配が。(ディックは出かけてました。)

「ヘイ!!!」

こうして、イタリア人とも友達になりましたw
彼の名前はアンジェロらしく、
同じ異国にいる寂しさを分かり合いました。
ただ、この人イタリア人なのに英語がとても上手。
それに社会人T_T

高校生ぐらいの人いないかなぁ...と思いました。

アンジェロとポテチを食べ、再び読書にふけっていると、
寝てしまいました。 夕方4時に。

そして、

起きたのは深夜2時。

これから2つのハプニングに襲われるなどその時の私は
予想していませんでした。