1.暗闇の中から 〜 大きすぎた成田空港
つーわけで母親が手伝ってくれたおかげで、旅行当日をむかえたであります。
起床は4時。
気温は−8℃
寒ッッッッ!!
一体全体、東京都なのかここは。
とりあえず、始発電車に乗って、成田へと向かいます。
途中の駅。
私は自分の目を疑いました。
K岩が見送りに来てくれたぁ!
マジです。
”いやぁ俺も成田空港いっぺんいってみたかったんだよ〜”
スゴイヤツだw
とりあえず、日の出を見て、感嘆する、私ら。
そして冷たい視線で私らを見てくる会社員達。
まあ気にしないことにしましょう。
そんなこんな、初めて乗った成田エクスプレスに、興奮しつつ、
空港に到着です。
完璧に場違いです、私たち。
そして、成田空港に入るためになんか検問みたいなのを通りました。
空港の人「失礼ですがパスポートをお願いします。」
私「はい? ああ。え....と。」
そこで私は発見するのです。
私はパスポート紛失を防ぐため、常にパスポートホルダーにパスポートを入れていました。
そして...
そのパスポートホルダーは俺の肌着と中シャツの間です(防犯の為)
その当時はコートにマフラーの完全装備だったため、
パスポートを取ることができない!
パスポートホルダーを取り出すために必死に身をよじります。
まるで、ただの変態です。
あがき続ける私。
横で含み笑いのK岩。
そして!!
奮戦虚しくパスポートホルダーは取れませんでした!
なので、
コートをたくし上げて、パスポートを見せます。
再びの冷たい視線。。
いやぁ旅に問題は付き物だよ、と自分を慰めつつ、
成田空港で空港のチケットを引き替えて貰ったりしました。
なんなく座席券も確保。
そして、K岩に別れを告げます。
「生きて帰って来いよ〜〜!」
「おう!
てなわけで、搭乗する場所まで行き、おにぎりなど、飛行機の中で食べるものを買います。
いよいよ、フライトが始まります。