4.COMを陥れるテクニック(応用編)


(1)はじめに

3章では基本的なテクニックを紹介したが、大抵の場合は基本的なもののみで対処できる。この4章では、 より高尚な新しいテクニックを紹介するのではなく、基本編で紹介したテクニックの組み合わせの例を扱うことにする。 以下で紹介する以外にもさまざまな組み合わせが考えられるが、そのあたりは自分で開発していって欲しい。

(2)テクニックC+D:だまし討ち+待ち伏せ

待ち伏せでは、敵が思ったところに来ないことがあるという弱点をカバーしつつ、だまし討ちができる形にもっていくという 合成戦術。敵が攻めてくるマップでは頻繁に使う。敵の数が多い場合も使えるので何かと便利だ。

敵C〜Fは全て最大射程、移動力が共に4のユニット、味方A、Bは移動力4、最大射程5のユニットである。 手前にユニットAがいるので、敵はすべてAに攻撃をし、ユニットBには危害を加えない。味方のターンになったら ユニットBは移動してユニットAを軸(支援攻撃の相手)にして攻撃すればよい。ユニットAのパイロットが優秀で ユニットA自体が破壊力のあるユニットならば使えるテクニックである。敵ユニットC〜Fはほぼ確実にユニットA に近づくので、計算もしやすい。

(3)テクニックB+C+D:チョイ出し戦術+だまし討ち+待ち伏せ

上のコンビネーションテクニックよりはるかに強力なのがこの3連コンボ。MAP2面以上という条件がつくが、 これさえ満たせば使えるので、運用可能場面は意外と多い。敵の移動がMAP間移動のみなので、敵が確実に 思った場所に出てきてくれるので、失敗がないという点も強みだ。

上の図でA〜Eの位置に敵ユニットが、F〜Iの位置に味方ユニットがいるとしよう。このとき、Eは@の位置にマップ 間移動できるが、A〜Dは移動先にユニットがいるのでマップ間移動ができない。つまり、敵のターンでこちらのMAPに来るのは Eだけになる。A〜DはMAP2に移動するために、ユニットのいない位置に移動するので、こちらもユニットを移動させて MAP間移動ができないようにしてやればよい。敵がMSの場合は移動後に攻撃してくるが、射程範囲内に味方を置かなければ 安全であるし、それができなければ敵の近くに強いMSを置いて、攻撃をそちらに向ければ大丈夫。敵が戦艦ならば、移動後攻撃は できないので、支援攻撃で強力な接近攻撃を仕掛けることも可能だ。


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