パカパカ野郎・1989年世代


【3歳牡馬クラシック路線】

・牡馬3冠  メジロマックイーン  (難易度:★★★☆☆)
春のクラシックには間に合わなかったものの、菊花賞を勝った後、最強ステイヤーとして君臨。
天皇賞でのまさかの降着など、記憶にも記録にも残る名馬であるのだが、いかんせん成長が遅い。
スピード能力がろくに伸びきらないうちにクラシック初戦の皐月賞を迎えることになる。
この世代はかなり強力な馬が揃っているので、この段階でのGT制覇は難しいが不可能ではない。
豊富なスタミナを存分に生かして強気の競馬をしていこう。逃げ馬の前残りを許さないようにしたい。
ダイタクヘリオスが強力なライバルになるので、これさえ外しておけば多少楽になるだろう。
ダービーは距離が伸びるので比較的楽に勝ち負けになるし、菊花賞はマックイーンの独壇場だ。

メジロの当たり年であるこの年の中心はなんと言ってもメジロマックイーンだろう。
春はともかく、菊花賞は圧倒的にマックイーンが強いので、この馬以外に3冠は難しいだろう。
メジロライアンはスタートの悪さが脚をひっぱって、意外と好成績は難しいかもしれない。
晩成のメジロパーマーは根性も切れもない典型的な大逃げ馬。乗り難しいが勝ったときの爽快感はひとしお。
皐月賞で脅威となるのはSP89を誇るダイタクヘリオスだろう。スタートも上手く、前に行って崩れない。
皐月賞制覇後はNHKマイルCへ向かうのも良し、2000ギニーに挑戦するのも良しだ。
ハクタイセイ、ホワイトストーン、アイネスフウジンなど、SP80を超える馬がかなりいるので、
これら以外での中途半端な能力の馬では逆転は難しいだろう。デメリット特性にも注意して馬を選びたい。
皐月賞はダイタクヘリオス、菊花賞はメジロマックイーンが圧倒的に強いのでこの2つの奪取は困難。
これ以外の馬で狙えるのは、アイネスフウジンが勝ったダービーぐらいしかないだろう。

【3歳牝馬クラシック路線】

・牝馬3冠@  イクノディクタス  (難易度:★★★☆☆)
牝馬でありながら故障も無く51戦を走ったことから「鉄の女」と呼ばれたイクノディクタス。
安田記念でヤマニンゼファーの2着、宝塚記念でもメジロマックイーンの2着と実績も折り紙つき。
成長はやや遅めながら芝SP82。どこからでも競馬ができる自在な脚質がこの馬の最大の武器だ。
桜花賞には十分(阪神JFにも)間に合うので、この馬での3冠を狙いたいところ。
ただし、桜花賞はダイイチルビーが出走してくる可能性があり、これが一番の難関となる。
ダイイチルビーさえ回避させてしまえば勝つのは難しくないが、直接叩くことも可能ではある。
オークスは少し距離が長いが、エイシンサニーより早めに動くようにすれば十分推し切れる。
夏を越えればさらに成長するので、秋華賞はこれまで以上に楽に制圧できるだろう。

・牝馬3冠A  エイシンサニー  (難易度:★★★☆☆)
牝馬3冠を狙いやすいオークス馬だが、この年もオークス馬・エイシンサニーで3冠を狙える。
史実では3歳秋以降はサッパリだった同馬だが、ゲーム中では長く活躍することができる。
オークスと秋華賞はイクノディクタスに出し抜かれないように気をつければさほど問題は無い。
問題はやはりダイイチルビーの出てくる可能性のある桜花賞だろう。芝SP差が7あって逆転は微妙。
相手は好位からの競馬もできるので、封じるのは困難になる。できるなら回避させたいところだ。
桜花賞では他にも速い馬はいるが、脚をためられれば差しきることはできるだろう。
レースの際にはあまり後方からの追い込みにこだわらず、中団やや後ろから競馬を進めて、
直線で前を捉えるような差し競馬をしたほうが成績は安定する。

この年の目玉はダイイチルビー。牝馬ながら短距離で牡馬顔負けの実力を見せ、
マイル戦ではダイタクヘリオスと数多くの名勝負を繰り広げたSP89の快速馬だ。
桜花賞に出てくればほぼ確勝と言えるぐらい強いので、ダイイチルビーの処理が問題。
何せ速いので中途半端な馬では勝てない。回避させてしまえば3冠馬を獲るのは難しくないが。
上に挙げた2頭以外ではキョウエイタップ、アグネスフローラあたりは2冠を目指せる。
キョウエイタップは追い込み一辺倒なので乗り難しいが、末脚は切れるのでそう引けはとらない。 各レースで強い馬が決まっているので、伏兵で一撃と言うのは案外難しいかもしれない。
一方、ダイイチルビーをお手馬にする場合には、史実と同じようにマイル戦でダイタクヘリオスと
名勝負を繰り広げたいところだ。斤量が軽い分、ちょっとだけダイイチルビーに分がある。

【ちょっと一言】スピードとメリット・デメリット特性との兼ね合い

メジロ世代とも言われるこの世代はSP80を超えるスターホースが多く存在している。
このようなハイレベルな世代のお手馬を選ぶ際に注意したいのはメリット・デメリット特性だ。
基本的に馬の能力はSPで決まり、特性でプラスもしくはマイナスに補正がかかると考えてよい。
一口に特性といってもいろいろあるが、持っていると大きなプラスになるもの、ならないもの、
持っていると大きなマイナスになるもの、ならないもの、持っていて欲しいものと様々だ。
持っていてもあまり意味の無いメリット特性は特にないが、「根性」はぜひ持っていて欲しい。
逆に「根性」の無い馬は直線で馬ごみを避けて競馬をする必要があるのでかなりやりづらくなる。
デメリット特性で他にあるとしんどいのは「スタート」。海外ではこれが原因で負けることもある。
ただ、中には大跳びの馬が乗りにくく感じる人も、直線ではいつも大外に持ち出す人もいるので、
自分の良く使う戦法にあったメリット特性を持っている馬を優先的に使うようにしたほうが良い。


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