パカパカ野郎・1988年世代


【3歳牡馬クラシック路線】

・牡馬3冠  バンブービギン  (難易度:★★☆☆☆)
父バンブーアトラスが制覇できなかった菊花賞を勝利したバンブービギン。
レース後故障によりターフを去ってしまったが、ゲーム中ではかなりの能力を持つ。
菊花賞は史実でも勝利しているので楽に勝利することができるが、問題は残り2つだ。
昨年と打って変わって、この年のクラシック戦線は混戦状態で突出した強い馬がいない。
そのため、成長がやや遅いバンブービギンでも皐月賞とダービーで逆転は十分に可能だ。
最高の状態にして、スタミナを生かして早めの競馬をしていけば勝つことはさほど難しくない。
距離が長くなればなるほど良いタイプなので、皐月賞が一番の正念場になるが頑張ろう。

・米国3冠  ウィナーズサークル  (難易度:★★★★☆)
珍しい茨城県産のダービー馬ウィナーズサークル。芝ダート両方走れるのはさすがの一言。
距離適性から2冠は獲れても菊花賞は諦めざるをえないので、ダート路線に活路を見出すことに。
何と米国3冠を獲ることができるのだ。とはいえ、かなりの試行錯誤が必要にはなってくる。
2400m走れるダート馬はあまりいないのでベルモントSは比較的楽に勝てるのだが、
ダートSP77は決して速い部類に入らないのでケンタッキーダービーとプリークネスSが厳しい。
正直かなり運による部分が大きいので、何度もチャレンジすることが重要になってくるだろう。
なお、距離適正的には欧州3冠も視野に入るのだが、未検証のため特に言及しないことにした。
芝適正の方が高いのは明らかなので、余裕のある方はこちらもぜひチャレンジしてほしい。

昨年のクラシック戦線はスターだらけだったが、今年は若干寂しいメンバーが揃ってしまっている。
皐月賞馬ドクタースパートはサクラホクトオーやラッキーゲランにあっさり敗れるし、
ダービー馬ウィナーズサークルも上記したようにバンブービギンでひっくり返すことができる。
その菊花賞馬バンブービギンも、レインボーアンバー、オースミシャダイあたりで倒すことができる。
1冠取るなら誰にでもチャンスはあるというのがこの年のクラシック戦線だ。
しかし、皐月賞のスピードに対応でき、かつ3000m走るだけのスタミナを持った馬となると、
3冠を目指すならば、バンブービギンが最有力候補と言うことになってしまうだろう。
菊花賞でバンブービギンに勝つことを考えると、やはり3000m以上の距離適性が欲しいのだが、
レインボーアンバーやドクタースパートでは皐月賞の速いペースに対応できない可能性が高い。
スタミナを存分に生かして、これらの馬の3冠にチャレンジするのも面白いかもしれない。

【3歳牝馬クラシック路線】

・牝馬3冠  ライトカラー  (難易度:★★☆☆☆)
牝馬3冠では2400mの距離を考慮して、オークス馬で狙うのがある意味常套なのだが、
ありがたいことにご多聞にもれず、この年でもその考え方が通用するようになっている。
ライバルのシャダイカグラには2400mは長く、オークスは史実どおり楽に勝てるはずだ。
秋華賞ではさすがに相手も強いところを見せるが、スピード差はそれほどないので逆転は十分。
問題はこの馬よりスピードのある馬が多く出走する桜花賞。この馬の距離適性内ではある。
変にマークしたりせずに、自分の競馬に徹することで案外あっさり勝つことができる。
切れがないので、早めに前に取り付いて他馬と併せながら脚を使うようにしたい。

3冠候補ではライトカラーを挙げたが、やはり一番の目玉はシャダイカグラか。
80を越えるスピードを持ち、2000mもこなすとなれば牡馬とも渡り合えるはずだ。
距離適性の面から考えてもオークスを勝つのはかなり難しいので、お手馬にするならば、
桜花賞→NHKマイルC→秋華賞と言う変則3冠(?)を狙うと良いだろう。
もう1頭のクラシックホース・サンドピアリスは距離が長いほうが良いタイプ。
オークスを狙いたいが、成長がやや遅めなのでクラシックに手が届かないこともしばしば。
ファンドリポポ、メジロモントレー、ヤマフリアルあたりは地味だが力があるので、
こういった馬でも積極的にGTを狙っていくようにしたい。プレーヤーの腕1つだ。

【その他路線注目馬】力は劣るがアクは強い!1988年世代は個性派が勢ぞろい!

・ミスタートウジン  目標:5年連続GT制覇(難易度:★★☆☆☆)
14歳まで現役を続け、前代未聞の競走馬生活を送ったのがミスタートウジンだ。さすがに晩成タイプになっている。
しかし、その能力の高さから、3歳のジャパンダートダービーを制することも可能だ。
そこからしばらくは成長する一方なので、何年連続でGT制覇できるかぜひチャレンジしてもらいたい。
とりあえず5年連続、7歳まで毎年GTを制覇することを目標に挑戦するとよいだろう。
距離にはかなり融通が利くので、おそらく全ての国内ダートGTに出走できるはずだ。チャンスはいくらでもある。
海外に行くとさすがに見劣りするが、能力がピークを迎えたら挑戦してみるのも悪くないだろう。
ちなみに、スピード能力は落ちるが芝でも走るので、併せて芝の重賞にも挑戦してみるのもおもしろい。

・ナルシスノワール  目標:NHKマイルC制覇(難易度:★☆☆☆☆)
1991年のスプリンターズSでダイイチルビーの2着だった同馬。重賞3勝の隠れた名馬だ。
スプリントからマイルまでこなすこの馬の最大の武器は先行力とスタートセンスの良さ。
好発を決めてそのままハナを切ったり、展開次第で好位に付けたり、ある程度自在に競馬ができる。
無理にハナにこだわったり、展開を読み間違えたりしなければ安定した成績を残せるだろう。
短距離ではスタートが上手いということがこんなにも強力な武器になるのかと感じさせる一頭だ。
ただし、直線で右にヨレる癖があるので、左回りの競馬のときは特に注意するようにしたい。

【ちょっと一言】スプリンターが早いのは当たり前、ステイヤーが遅いのも当たり前

別にこの世代に限った話ではないのだが、同じSP80でも距離適性によって意味が違ってくる。
距離適性がマイルぐらいまでなら他にもSP80を超える馬は同世代に何頭もいるが、
3000mを走れる馬でSP80を超える馬は通年で考えてもそうそうはいない。
SP値が高いからといって短距離馬ばかりを揃えると、路線がかぶって使いづらくなるのだ。
「スピード能力が80を超える逃げ・先行タイプのスプリンター」はいくらでもいると割り切って、
スタートが上手いとか、根性も切れもあるとか、寿命が長いとか、そういった基準で馬を選びたい。
特に、GTでは強力な逃げ馬、先行馬が揃うので、捌きは難しいが面白いほど差し、追い込みが決まる。
後ろからの競馬もこなせる器用なタイプの馬なら、展開にもあまり左右されず堅実に走ってくれるだろう。


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