パカパカ野郎・1987年世代


【3歳牡馬クラシック路線】

・牡馬3冠  オグリキャップ  (難易度:★★★★☆)
・米国3冠  オグリキャップ  (難易度:★★☆☆☆)
・欧州3冠  オグリキャップ  (難易度:★☆☆☆☆)
馬主が登録料を渋ったためにクラシックに出走できなかったオグリキャップ。
秋以降の活躍から考えても3歳戦線でも実力は最上位であったことは疑いようがない。
お手馬になった場合にはダービーを勝って是非ともそれを証明したいところだ。
圧倒的なスピード能力で皐月賞とダービーはほとんど出れば勝ちといった状態になる。
ただし、スーパークリークが出てくる菊花賞は距離適性外になるので勝つのは困難を極める。
最悪クリークを回避させれば他に強い馬はいないので何とかねじ伏せることはできるはず。
ダートも走れるオグリなら米国3冠も可能。ダートSPは芝よりも劣るが距離の心配はなくなる。
恵まれたスタミナを存分に生かした積極的な競馬をすれば3冠制覇はそれほど難しくない。
もうダンシングブレーヴのいない欧州3冠も狙える。得意の芝なので勝つのはより簡単だ。
これを見ても如何にオグリキャップがとんでもない馬だったかが良くわかるだろう。

この世代のクラシック路線は皐月賞とダービーには早くも能力全開の怪物オグリキャップ、
菊花賞には稀代のステイヤー・スーパークリークと不動の本命がいて、どちらもまず負けない。
とはいえこの2頭に隠れた快速馬もいるので、皐月賞なら奪取することは十分可能だ。
史実で皐月賞を勝ったヤエノムテキ、快速馬サッカーボーイならオグリキャップの相手は務まる。
2頭ともマイル〜中距離なら海外でも大暴れできるだけのスピードと勝負根性を持っている。
史実上ではダービーを勝ったサクラチヨノオーだが、ゲーム中ではオグリキャップに敗れることが多い。
スーパークリークは本来3冠を狙える能力があるが、如何せん成長が遅いので皐月賞が間に合わない。
これら以外の馬では3冠はおろか1冠でさえも奪取が難しいと言う状況になってくるだろう。
有力馬ぞろいでNHKマイルCでさえもハイレベルになって、そこらの馬では太刀打ちできない可能性も。
なお、この世代の有力馬は頑丈でない馬が多いので、レース間隔を空け、ムチの使用も最低限に。

【3歳牝馬クラシック路線】

・牝馬3冠  シヨノロマン  (難易度:★★☆☆☆)
牝馬クラシックは2着、5着、2着と堅実に走ったもののGT制覇は叶わなかったシヨノロマン。
ところが、ゲーム中では3冠レース全てをカバーする距離適性を持っている馬はあまりいないので、
3冠を達成するならこの馬、ということになってくる。(距離の心配が要らないのはありがたい)
この年は突出した強い馬がいない上、堅実な走りが評価されてかトップクラスの能力を持つので、
1番人気ににこそならないかもしれないが、調子さえ整えれば勝つのはそれほど難しくない。
好位〜中団から競馬ができるので、史実どおり展開に左右されず安定して結果を出せるはず。
勝負根性があるので、直線ではなるべく他馬と併せるようにして混戦を断ち切ろう。

ここ2年メジロラモーヌとマックスビューティという圧倒的存在がいた牝馬クラシック路線だが、
今年は主役不在で混戦となっているので、1冠を獲るならどの馬にもチャンスはあるといえる。
中でも引っ張るのは牝馬豊作の相沢厩舎の3頭、アラホウトク、コスモドリーム、シヨノロマンだ。
桜花賞を勝ったアラホウトクはオークスが長く、オークスを勝ったコスモドリームは桜花賞が短い。
唯一クラシックを勝っていないシヨノロマンが3冠候補というのは何とも面白いところではある。
これに加えて、エリザベス女王杯を勝ったミヤマポピーやフリートークも好勝負は可能だろう。
スピードだけで言えばシノクロスやスイートローザンヌも挙がるのだが、超早熟なので衰えが来る。
今年は牡馬の当たり年なのでNHKマイルCを目標にできないのが辛いところではある。

【その他路線注目馬】まだまだいるぞ!1987年は快速馬の当たり年!!

・パッシングショット  目標:海外GT制覇(難易度:★☆☆☆☆)
同世代にスピードのある牡馬がたくさんいるだけに注目されにくいが、芝SPは88とトップクラス。
牝馬ということで斤量面で優遇されることを考えると、実質90近いスピード能力を持つと考えてよいだろう。
成長はやや遅いが、デビュー直後から国内ではすぐにでもGTを狙える。(多少の努力は必要だが)
3歳の春には、何故か全く人気はないが2000ギニーといった海外GTを勝利するのも可能だ。
もちろん成長しきれば、海外GTでもかなりの強さを発揮できるようになる。
1200〜1600mがベストだが、全盛期には前有利のはずの1000mのGTでも勝つことはできる。
差し馬特有のキレはもちろん、牡馬にも負けぬ勝負根性を持っているので、直線では他馬と併せるようにしよう。
パワーもあるので競馬場を選ばないというのもうれしいところ。ぜひ海外の短距離GTを席巻したい1頭だ。

・バンブーメモリー  目標:芝ダート両方の海外GTを勝利(難易度:★★☆☆☆)
マイラーながら2000mもこなした、言わずと知れたスーパーマイラーだ。
芝SP88はさすがの一言。2000mでこのスピードで走られると対抗できる馬は少ない。
ダートも走れる脅威の馬ではあるが、スタートが苦手と言うかなり致命的な弱点がある。
2000mのレースや国内のレースならそれほどでもないが、海外の短距離レースとなると話は別。
出遅れがかなり痛いので、なるべくなら調子を上げるよりスタートを直したい。
BCスプリントの勝利がかなり難しいので腕に覚えのある人はチャレンジしてみて欲しい。

・ダイユウサク  目標:有馬記念を勝利(難易度:★★★★☆)
14番人気ながら有馬記念でマジロマックイーンをレコードタイムで破った「これはビックリ」のダイユウサク。
実際にゲームをやってもそんなに人気薄にはならないが、やはりビックリさせたいと思うのもジョッキーの性。
ダイユウサク自体はそこそこ強いのだが、ゲームでは有馬記念には毎年キッチリメンバーが揃うのでかなり厳しい。
メジロマックイーンだけでなく、イナリワンやトウカイテイオーも相手になる可能性が高いのだ。
当然上位馬をお手馬にして回避させればさほど苦もなく勝てるようになるが、人気上位で勝つのではつまらない。
難しくなるだけに達成したときの喜びはひとしお。渾身の仕上げでレースに望み、大観衆にあっと言わせたい。

【ちょっと一言】良質マイラー豊富な世代だけど・・・

この世代は上記したように、オグリキャップやサッカーボーイなどスピード能力のある馬が揃っている。
しかし、これらの馬は総じて成長タイプがほとんど同じであるため、すべてお手馬にしても活躍の機会がない。
多くの人は芝ダート兼用で距離にも融通が利くオグリキャップを選択することになるだろう。
当然、スピード能力はオグリが勝っているので、コンピューターによーいドンをさせればオグリが勝つことになる。
ところが、中距離という点ではサッカーボーイ、ヤエノムテキ、マイルならさらにパッシングショットに騎乗すれば、
オグリキャップを倒す事だって十分可能だ。(さすがに2400m以上ではオグリに勝てないけれど)
そのため、2週目以降のプレイでは敢えてオグリには手を付けず、これらの馬でできるだけ多くのGTを狙ってみよう。
強い馬でレースに勝つのはもちろんうれしいことだが、強い馬を負かして勝つのも1つの楽しみ方といえるだろう。


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