パカパカ野郎・1986年世代


【3歳牡馬クラシック路線】

・牡馬3冠@  サクラスターオー  (難易度:★★☆☆☆)
皐月賞を勝利した後、靭帯炎でダービーを回避せざるを得なくなってしまったサクラスターオー。
約半年振りの菊花賞も勝利しただけに、順調ならば3冠を取れていたという声も少なくない。
ならばその悲願を現実のものにしたいところだ。2冠馬だけあって達成はそれほど難しくない。
メリーナイスはいるが、世代屈指のスピードと仕上がりの早さで春2冠はあまり苦もなく勝てるはず。
問題はタマモクロスが出走してくる菊花賞。実はサクラスターオーは菊花賞は守備範囲外。
積極的に競馬するタマモクロスを早めに捕まえてねじ伏せる展開にしないと負ける可能性がある。
不安な人はタマモクロスもお手馬にしてしまって回避させれば勝つのは簡単になる。
ただ史実の影響で頑丈でないので、追いきりは疲労の残らないものにして、ローテはゆったり組もう。
できれば故障を発生した暮れの有馬記念も勝たせてやりたいところだ(出走すればまず勝てる)。

・牡馬3冠A  ユーワジェームス  (難易度:★★☆☆☆)
有馬記念2着のある同馬だが、クラシックは菊花賞3着まで。重賞は1勝もできずに引退した。
重賞を勝たせてやりたいという目標もあるのだが、あまりに簡単すぎるので、思い切って3冠を狙いたい。
もちろん当面のライバルはサクラスターオーになる。おそらく皐月賞とダービーが山場になってくる。
菊花賞ではタマモクロスも気にはなるが、成長し切っていないので押さえ込むことは難しくないだろう。
春2戦で注意すべき相手はサクラスターオー以外いないので、これをマークするような競馬をしたいところ。
スピードの差は5しかないので、こちらの馬の調子を最高まで上げれば十分勝機はあるはずだ。

この世代の筆頭、イナリワンとタマモクロスはともに古馬になってから良くなるタイプ。
タマモクロスは菊花賞には間に合うが3歳春はまだまだ本格化していないのでかなり厳しい。
クラシック路線の中心は皐月賞、菊花賞と2冠サクラスターオーでまず間違いないだろう。
また、ダービー馬メリーナイスも力差はそれほどない。プレイヤーが乗れば逆転も可能ではある。
ただし、スタミナがサクラスターオーよりさらに少ないので菊花賞がかなり厳しくなる。
メリーナイスで3冠を狙う場合は菊花賞で出走馬の調整が必要になってくるだろう。
ゴールドシチーも皐月賞、ダービー2勝は狙える。ホクトヘリオスはNHKマイルCなら。
ユーワジェームスが3冠を狙えるのは不思議に感じるかもしれないが、決して困難ではない。

【3歳牝馬クラシック路線】

・牝馬3冠@  マックスビューティ  (難易度:★☆☆☆☆)
前年のメジロラモーヌに続く牝馬3冠を期待されるほど、圧倒的な実力を持ったマックスビューティ。
しかし、秋華賞でタレンティドガールにまさかの敗北を喫し、3冠の夢は潰えてしまった。
こちらもラスト1冠をきっちり勝たせてやろう。実力は抜けているので3冠達成は容易だ。
どうせなら2歳時にジュベナイルフィリーズ、3歳時にエリザベス女王杯も勝たせてしまって、
国内牝馬限定GT全制覇してしまおう。ジャパンC、有馬記念でも勝つだけの力はある。
海外へ行っても勝ち負けになるだけの力を持っているので、ぜひ世界へ羽ばたかせてやろう。

・牝馬3冠A  ドウカンジョー  (難易度:★★★☆☆)
6歳まで現役を続けたものの、重賞2勝に終わったドウカンジョー。桜花賞は3番人気ながら8着だった。
ダート能力も高いのでダートで大暴れさせてやるのも悪くないが、せっかくならクラシックを狙いたい。
スピード面を考えると3戦とも相手はマックスビューティ1頭と考えてよいだろう。
桜花賞、秋華賞は万全で望めば勝ちを拾うこともできるが、オークスが最大の難所となる。
というのも、オークスは2400mだが、ドウカンジョーは2300mまでしか対応できないからだ。
たかが100mだが、自分により強い相手に距離延長で望まなければいけないというのはかなり辛い。
相手を差し切るのは厳しいので、距離延長に臆せず、ある程度積極的な競馬を心がけるようにしたい。

牝馬路線はマックスビューティが頭1つ以上抜け出している状態だ。ぜひ3冠を獲らせたい。
ここでは世代上位のスピードを持ち、距離もほぼカバーしているドウカンジョーが奪3冠筆頭だ。
ライバルと言われたコーセイはマックスビューティとのスピード差が7。正直かなり厳しい。
史実ではマックスビューティを破ったタレンティドガールだが、再現は思いのほか難しい。
他にもクリロータリーなど、通常の年代なら勝ち負けになる馬が多く埋もれてしまっている。
マックスビューティを早々に海外に羽ばたかせてしまって、大混戦の牝馬路線を楽しむのも悪くない。
ちなみにウインホイッスルは桜花賞なら勝ち負けできるスピードを持っている。チャレンジしてみよう。

【その他路線注目馬】個性派2頭を得意の距離で暴れ回らせよう!

・ダイナレター  目標:芝ダート両方でマイルGT制覇(難易度:★★☆☆☆)
当時ダート路線が十分に整備されていなかったため、GTを勝つことなく引退してしまった同馬。
しかしダートSPは85とハイレベルで、ダートの短距離馬と言う貴重な存在でもある。
芝SPも81あることを考えて、せっかくなら芝ダート両方でマイルGTを狙ってみたい。
芝のマイルは若干スピードに不安が残るが展開には恵まれるので、やってやれないことはない。
ダートのマイル戦ならこの馬のスピードに勝る馬はそうそういない。楽に勝てるだろう。
クリアできたら、今度は海外GTでその実力を試したい。ダートならやはり好勝負だ。
さすがに芝では海外GTは厳しいかもしれないが、そこが腕の見せ所。ぜひチャレンジしてほしい。

・スルーオダイナ  目標:ステイヤーズS、ダイヤモンドSの連覇(難易度:★★★☆☆)
生粋のステイヤーでステイヤーズSとダイヤモンドSの連覇を達成し、重賞4勝を挙げた。
3000m超なら無類の強さ・・・と言いたいところだが、ゲーム中ではそれほどでもない。
さすがに3200m超のレースを走れる馬が少ないだけにそこまで行けば強いのだが。
ここは1つ史実どおりにステイヤーズSとダイヤモンドSの連覇を達成してみたい。
ダイヤモンドSはハンデ戦なので2年目の勝利が斤量的に大変になるかもしれない。
多少メンバーに左右されるので、タマモクロスやイナリワンが出てこないことを祈ろう。

【ちょっと一言】イナリワンとタマモクロスの兼ね合い

この世代の目玉はクラシック路線のサクラスターオー、マックスビューティももちろんそうだが、
何といっても古馬戦線で圧倒的な存在感を見せるイナリワンとタマモクロスの2頭だろう。
当然2頭ともお手馬にしたくなるのだが、如何せん晩成タイプのステイヤーと言うことで、
言い方は悪いが、完全に「キャラがかぶってしまっている」状態なのが何とも残念なところ。
どちらかを選ぶなら能力が全体的に一枚上のタマモクロスだが、イナリワンも諦めがたい。
そこで、両方ともお手馬にした場合はイナリワンは思い切ってダート路線に向かわせると良い。
ダートスピード78は特別速いわけではないが、国内ダート路線ではトップクラスだ。
海外に行くとさすがにスピードでは見劣るが、豊富なスタミナを生かして積極的な競馬をすれば、
BCクラシック制覇も夢ではない。もちろん芝でもワールドクラスの実力はあるので柔軟に。
ただ、いずれにせよ大跳びなのもあって忙しいとダメなので、2000m以上のレースを選びたい。
一方のタマモクロスは秋古馬3冠制覇、凱旋門賞制覇、BCターフ制覇など好き放題できる力を持っている。
ワールドクラスの力を持った2頭を国内にとどめておくのは勿体無い。世界にそのパフォーマンスを見せつけたい。


パカパカ野郎のトップページへ

私的調査研究のトップページへ

岡口工務店のトップページへ