魔導アーマーの開発者(ソース→FF6コンプリート/NTT出版)という重要な位置付けなのに、その辺の魅力がちっとも描かれていなかったシド。セリスと2人暮らしをしている時などに回想シーンなどを通じてシドのすごさを描いたほうが面白いと思う。仲間が一定数以上集まった段階でシドと話せば追加エピソードがスタートする(つまり魚のミニゲームに失敗しシドが亡くなった場合は見られない)ようにしたらどうだろうか。ケフカの人生を変えた初期の魔導実験に関するエピソードなんかがあっても面白いかも。ビックスとウェッジの勇姿とかも。
…彼らは一体どうなったのだろう?
人間キャラのドラマは基本的にFF6エンディングの時点で解決している。彼らに新たな冒険をさせようと思ったら、彼らがようやく手に入れた幸せを壊さなければならない。続編の都合でそういうことをするのは個人的に好かない。主人公に据えるならFF6エンディングの時点で幸せになっていないキャラがいいと思う。
そんな訳で、FF6-2の主人公を、FF6-1のパーティーキャラの中から選ぶのであれば、筆者はモグを主人公に押す。モグの仲間たちは失踪したままだ。死んだ確証はないが、生きてる保証もない。モグは生死分からぬ仲間を探して世界を旅する。ちょうどFF6のゲーム後半でセリスが仲間との再会を夢見て旅立ったように。FF6-2はFF6後半のセルフパロディということで。
モグが主人公なら、
ウーマロ | ウーマロはモグの子分なので冒頭からの仲間ということで。個人的にはバーサク好きだが、それだけだとパズル的なボス敵を出し辛くなるので、ゲーム序盤で『理性の冠』というアクセサリーを入手できるようにしてはどうだろうか。理性の冠を装着して制御可能にするか、アクセサリー枠をフル活用するために敢えて理性の冠を装着させないで暴れさせるか。 |
一匹狼 | モグとは浅からぬ因縁がある獣人。プレイヤーの選択次第で仲間になるというのはどうだろうか。「盗む」担当。 |
モグの仲間たち | 「モグの仲間たちはもう死んでいた…」なんて展開はFFには似合わない。合流した仲間たちはバトルメンバーに。見た目で個々を区別できないところがミソ。最後はやっぱりモルルか? |
アビリティ案。
FF6エンディングの時点で魔法が無くなっている。でも、主人公のモグなら大丈夫。FF5の地形、動物、FF6の踊りを分割してアビリティとして取得させればよい。
FF6のもの | FF5から輸入 | 独自効果 | |
初期取得 | 踊る | - | 『踊る』の効果は現在の地形ごとに変わる(制御不能)。 |
回復系 | ミシディア兎、雪兎、日光浴 | ナイチンゲール、ユニコーン | ユニコーンの効果を単体フルケアに変更 |
治療系 | 森林浴、バク、洗い熊 | - | |
単体攻撃 | ウォンバット、うりんこ、プラズマ(雷)、崖崩れ(防御力無視) | - | |
全体攻撃 | 木の葉乱舞(無属性)、かまいたち(風)、エルニーニョ(水)、雪崩れ(氷)、 | - | |
割合系 | ソニックブーム | - | |
連続攻撃 | - | 落盤(4回攻撃) | |
ST攻撃系 | 毒蛙(毒+ダメージ)、コカトリス(石化+ダメージ)、亡霊(全体コンフェ)、落とし穴(単体デジョン)、蟻地獄(デジョン) | ポイズンミスト(全体を毒)、鬼火(混乱+ダメージ)、蔦地獄(スロウガ)、スカンク(暗闇+毒)、砂塵(全体を暗闇+ダメージ)、竜巻(瀕死)、デザートストーム(全体瀕死) | 蟻地獄の効果を単体から全体に変更(落とし穴との差別化のため)。亡霊の効果を単体から全体に変更(鬼火との差別化のため)。 |
補助系 | ミーアキャット(ヘイスガ) | - |