DQFF考察3

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製作者の言葉から分かる意外な真実や秘密〜DQ編

DQ
  • 好きなモンスターはドラゴン(鳥山氏/Vジャンプムック)。
  • 2レベルに必要な経験値は20だったがテストプレイ中に7に変更(ドラゴンクエストへの道)。
  • 最初はプロの作曲家を採用すると聞いて不安もあったが、すぎやま氏が熱心なゲームファンでゲーム話で盛り上がって打ち解けた(中村氏/ファミ通)。
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DQ2
  • 説明書の王様と王子のグラフィックはゲーム中で表示される予定だったが容量不足で断念。ああいう絵が何枚か入る予定だった(ファミコン神拳特別編)。
  • ラーの鏡は風の塔の最上階の宝箱にあったがゲームバランスを考慮して変更(ファミコン神拳特別編)。
  • サマルトリア城は湖の洞窟の場所にあったが遠すぎたので変更(ファミコン神拳特別編)。
  • DQ1の100年後なので曲をポップな感じにした(すぎやま氏/DQ4マスターズクラブ)。
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DQ3
  • 王者の剣は日本刀(中村氏/DQ4マスターズクラブ)。
  • バラモスの曲は容量不足でお蔵入り(すぎやま氏/DQ4マスターズクラブ)。
  • オルテガのシーンはレクイエムを流せばよかった(すぎやま氏/DQ4マスターズクラブ)。
  • オープニングは容量の都合で削った。そのお陰で町を4〜5個追加できた(ソース失念)。
  • エンディングの「誰も見た者はいない」という一文は勇者たちがアリアハンに帰ったからだと解釈してもよい(堀井氏/DQ3マスターズクラブ)。
  • あの勇ましいフィールド曲はDQ2みたいにゲーム中盤から流すという案もあった(すぎやま氏/DQ4マスターズクラブ)。
  • DQ1の過去なので曲をクラシックっぽくした(すぎやま氏/DQ4マスターズクラブ)。
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DQ4
  • 完成間近のシナリオを没にして一から作り直している(堀井氏/ジャンプ攻略本)。
  • 受けるかどうか賭けみたいなシステムを塔載する予定(堀井氏/DQ3マスターズクラブ)。
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DQ6モンスターのHPが増えたのは特技が強すぎたため(堀井氏/少年週間ジャンプ)。 
DQ7
  • 意図的にアドベンチャーゲームっぽくしてみた(堀井氏/Vジャンプムック)。
  • 主人公とキーファだけでは会話が単調なのでマリベルを入れてみた(堀井氏/Vジャンプムック)。
  • 会話システム導入のヒントはネットゲーム(堀井氏/Vジャンプムック)。
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上記の表に出てきたスタッフ名。

堀井氏堀井雄二氏。シナリオ、システム、データなどの各要素を担当。モンスターズシリーズは監修。 
中村氏中村光一氏。チュンソフト社長。DQ1〜5まで関わる。 
すぎやま氏すぎやまこういち氏。全シリーズのサウンド担当。 
鳥山氏鳥山あきら氏。ドラゴンボールやドクタースランプでお馴染みの漫画家。全シリーズのキャラクター&モンスターデザインを担当している。 
ゆうぼんのでたとこホームページ堀井雄二氏のサイト。
チュンソフトチュンソフトのサイト。
すぎやまこういちの世界すぎやまこういち氏のサイト。

 
【参考】堀井氏はどこまでモンスターグラフィックを指定しているか。
堀井氏が自分で描いたラフスケッチを鳥山氏に渡してるみたいだ。以下、外国のサイトを回っていたときに見つけた資料から分かったこと。

そういう細かいところまで一人でやっているとは思わなかった。正直、驚いた。

FF4の詠唱時間システムが次作以降に継承されなかったのは何故か

個人的な推測だが、FF5〜10のカスタマイズ性の高さがそのまま魔法詠唱時間システム廃止に繋がったのではないか。
もともと魔法はMPを消費するというペナルティを負う。その上さらに“詠唱中は行動不能”というペナルティを追加すると、他のアビリティと比べて旨味が殆ど無くなってしまう
例えば、ホーリーの詠唱に2ターン必要なら、通常攻撃の2倍程度の威力では割に合わない
仮に通常攻撃で3000ダメージ与えられるとして、二刀流+乱れ打ちで12000ダメージ与えられるとしたら、発動に10ターン掛かる魔法(FF4ならメテオ)の威力は最低でも240000ぐらい欲しい。このように、極端なダメージインフレが進行し易い
FF4の攻撃魔法は、リディアやローザの通常攻撃が極端に弱いからこそ成立している。通常攻撃も攻撃魔法も得意なキャラを作れるFF5〜10では、魔法詠唱時間を廃止することが、最も簡単なバランス調整の方法だったのだろう。

小ネタ

『FINAL FANTASY VI THE COMPLETE』に掲載されていたケフカのプロフィール。

年齢35歳 なんとアーロンと同い年。 
身長・体重167cm 48Kg 意外と小柄。 
生年月日11月19日 
血液型AB型 
出身地不明 
好きなもの 意外とナルシストか。 
嫌いなものレオ将軍 人名をストレートに挙げるところがケフカらしい。 
趣味人形遊び やばすぎ。さすがケフカ。 

DQFF呪われた武具

複数シリーズに登場するものは基本的に初出のものを紹介。

死の首飾り城に入れなくなる。それ以外のペナルティはない。 DQ1 
呪いのベルト城に入れなくなる。それ以外のペナルティはない。 DQ1 
悪魔の尻尾魔法の抵抗力が下がる。利点なし。 DQ2 
破壊の剣最強の攻撃力。ときどき身体が動かないことがある。 DQ2 
悪魔の鎧ときどき身体が動かないことがある。 DQ2 
死神の盾ときどき身体が動かないことがある。 DQ2 
黄金の爪呪われないがエンカウント率が上がる。 DQ3 
地獄の鎧ときどき身体が動かないことがある。 DQ3 
嘆きの盾受けたダメージの半分が仲間にも飛ぶ。 DQ3 
不幸の兜運の良さが0になる。 DQ3 
般若の面最強の守備力。混乱。 DQ3 
魔人の金槌ミスor会心の一撃の両極端。 DQ4 
皆殺しの剣守備力が0になる。 DQ4 
両刃の剣相手に与えたダメージの1/4の被害を受ける。 DQ4 
ゾンビメイル歩くごとにHPが減る。 DQ4 
魔人の鎧素早さが0になる。 DQ4 
邪神の面混乱。 DQ4 
彷徨う鎧パラメーターが彷徨う鎧のものになる。 DQ5 
破滅の盾守備力が0になる。 DQ5 
バーサかヘルム混乱。 DQ7 
ボーンメイル最強の防御力。アンデッド属性になる。 FF5 
いばらの冠最強の防御力。50カウントの死の宣告。 FF5 
血塗られた盾バッドステータスが重複。255回戦うと英雄の盾に変化。 FF6 
呪いの指輪能力値が大幅に上がるが60カウントの死の宣告。 FF7 

ネーミングは呪いのアイテムっぽいけど実際は呪われていないアイテムは下記の通り。

紛らわしいシリーズ魔人の斧(DQ3)、悪魔の爪(DQ5)、デーモンスピア(DQ5)、地獄のサーベル(DQ5)、破壊の鉄球(DQ5)、ダークローブ(DQ5)、ブラッドメイル(DQ5)、デビルアーマー(DQ5)、ダークシールド(DQ5)、オーガシールド(DQ5)、サタンヘルム(DQ5)、闇の衣(DQ7) 

DQ〜滅びの町リスト

1ドムドーラ 最初に見たときはショッキングだった。ロトの鎧を隠したというシチュエーションも面白い。 
2ムーンブルク ムーンブルク滅亡の報から冒険が始まるというのも衝撃的だな。 
3テドン 昼と夜を利用した仕掛けが面白かった。 
4山奥の村 まさか故郷を直接襲撃されるとは。 
5サンタローズ 月日の経過を感じさせる。 
6グレイス城 裏ダンジョンでまさか城を滅ぼした張本人と戦えるとは。感涙。 
7ダイアラック FFなんかだと石化は簡単に解除できるので安心しきっていたら、まさか年月が経ち過ぎて再生できないなんて…。ウッドパルナの件といい、レブレサックの件といい、ハーブ園の件といい、鳥山絵の世界で、こういう救われないエピソードを必須イベントにガシガシ組み込んでしまったのが良くも悪くもDQ7の味だな。 

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