DQ1〜4、FF4〜5、クロノトリガーを題材にボス敵の個性を簡単に紹介。昔を懐かしむのも良し。RPG作るときの参考にするも良し。
下記の3体のほか、ドラゴンや悪魔の騎士などの雑魚敵がボス敵の代わりとして登場。
ゴーレム | パワー型。妖精の笛に弱い。 |
竜王 | 魔法を多用。 |
竜王(正体) | 炎を多用。 |
DQ1同様、ルプガナのグレムリンや大灯台のベビルなど、雑魚敵がボス敵の代わりとして登場することが多い。本当の意味でのボス敵は終盤の5体のみだが、実に個性的な連中が揃っている。
アトラス | 超パワー型ボス。マヌーサ+身かわしの服で博打決戦。 |
バズズ | メガンテ野郎。ラリホーが効く。 |
ベリアル | 平均的に強い。ラリホーがそこそこ効く。 |
ハーゴン | マホトーンがそこそこ効く。 |
シドー | ベホマの使用頻度が多い。 |
前作に比べて倍近く増えたが、個性は決して失われていない。
上の世界 | パワー型のボストロール、息連発のヤマタノオロチ、呪文も得意なバラモス。そして何度も戦うカンダタ。 |
下の世界 | パワー型のバラモスゾンビ、息連発のキングヒドラ、呪文も得意なバラモスブロス。そして最終敵ゾーマ。 |
こうやって整理してみると実に無駄のない構造だと分かる。ノアニールやランシールやピラミッドにボスがいないのは正解だろうなぁ。
カンダタ(1) | 数で勝負。 |
カンダタ(2) | まさか同じ相手ともう一度戦うことになるとは。こういう個性付けも良い。 |
ヤマタノオロチ | 炎が怖い。草薙の剣を入手できるのも風流で良い。 |
ボストロール | 力バカ。マヌーサ効くが、むしろ怖いのは痛恨の一撃。 |
バラモス | メラゾーマやイオナズンなどの最上級呪文を使いこなす。まさに魔王の名に相応しい。バシルーラも怖すぎ。 |
キングヒドラ | “親父の仇”というのが良い。 |
バラモスブロス | まさかバラモスに兄弟がいたとは! 衝撃のモンスター。しかも最大3回行動。 |
バラモスゾンビ | 圧倒的な攻撃力が見物。 |
ゾーマ | 攻撃を氷系で統一しているのが格好良い。光の玉を使うというシチュエーションも素晴らしい。実はDQ1〜7の全てのモンスターの中で最も攻撃力が高い。 |
本稿では詳しく取り上げないが、DQ4では雑魚敵の個性化も著しく進んでいる。寝返りを打つ暴れ牛鳥、最初から混乱している吸血蝙蝠、合体する合体スライム、力を合わせて炎を巻き起こすマンルースター、世界樹の葉を使うブラックマージ、脅えるアンクルホーン、痛恨の一撃かミスしかない鬼棍棒、まるでボスのような威厳を持つ大魔道。
ピサロの手先 | ホイミンにとってギラは強烈。お付きの大目玉も面白い。 |
カメレオンマン | 付き人の暴れ狛犬ですら、凄まじい力を誇る。 |
ミスターハン | 実に武道大会らしい相手。 |
ラゴス | ラフな格好が印象に残る。 |
ビビアン | 武道大会に呪文主体の選手が出るとは良い度胸だ。 |
サイモン | 攻守に優れているうえに薬草まで使う。地味な姿の強敵。 |
ベロリンマン | 分裂が実に印象的。 |
バルザック(1) | 静寂の玉が実質的に必須。 |
裏切り小僧 | 戦闘時よりも、戦闘する前に個性があるボス敵。 |
灯台タイガー | 問答無用の雄叫びが怖い。炎の戦士との連携が見事。 |
キングレオ | 因縁の敵。 |
バルザック(2) | こうやって何度も戦う敵というのは印象深い。前回のオックスベア形から鬼棍棒形への変化に進化の秘宝の怖さを感じる。 |
エスターク | 眠っているあいだは謎の光でダメージ。起きると凄まじい攻撃力で襲ってくる。前作では最終敵ゾーマしか使えなかった凍てつく波動を使うという衝撃。 |
ギガデーモン | 勇者たちを騙して不意打ちしようとする性根が敵としてナイス。 |
アンドレアル | 仲間を呼ぶボス。ザラキが効くボス(FC版)。いろいろと衝撃的な相手だった。 |
エビルプリースト | お付きのスモールグールがミソ。実に策士だ。 |
ヘルバトラー | 結界の四体の中で最もボスらしいボス。安定して強い。その安定性ゆえに逆に記憶に残りにくいが、倒したあとに手に入る奇跡の剣が旨い。 |
デスピサロ | 進化が印象的。 |
これだけのボス敵を個性付けしたのは大したものだ。
ミストドラゴン | 霧状態のときは無敵。 |
オクトマンモス | 足がどんどん減る。 |
アントリオン | 物理攻撃に対してカウンター。 |
マザーボム | どんどん巨大化→自爆して分裂する。 |
スカルミリョーネ | 一度倒してもバックアタックで不意打ちを仕掛けてくる。 |
ベイガン | 両腕とも倒すと再生してしまう。片腕だけ倒して本体を叩くのが吉。 |
カイナッツォ | 津波の準備モーション中にサンダー系を使えば妨害できる。 |
ダークエルフ | ギルバート大活躍。 |
メーガス三姉妹 | 中央のマグから倒さねばならない。デルタアタックしてくる。 |
バルバリシア | ジャンプで竜巻バリアを破壊。 |
カルコ+ブリーナ | 一気に倒せば合体前に倒せる。 |
ゴルベーザ | セシルとリディアの2人以外は戦闘不能の状態でバトル開始。 |
ルゲイエ | 毒ガスや睡眠ガスの効果を治療してくれるネタ系ボス。 |
ルビカンテ | マントの開閉。 |
デモンズウォール | 時間との戦い。 |
四天王 | シチュエーションが美味しい。 |
制御システム | 倒す順番を間違えると9999ダメージ。 |
ゼロムス | ベタベタな展開がよい。兄貴たちがゼムス撃破→ゼロムス登場→兄貴たち敗北→こちらも敗北→友情パワーで復活→クリスタルで封印解除。ダークマターも面白い。背景の大胆な動きも良い。 |
FF4の“個性化”の流れを継承しつつ、新たに“意外な弱点”という要素が追加された。
ウイングラプター | 羽を開閉。 |
カーラボス | サンダーに弱い。テールスクリューで瀕死。 |
セイレーン | 途中でアンデッド化。 |
マギサ+フォルツァ | 旦那を呼ばれる前に倒すこともできる。 |
ガルラ | フラッシュで暗闇化、蛙の歌でカエル化。 |
リクイドフレイム | 三形態変身。 |
アイアンクロー | 地味〜な軍曹が大変身。 |
ビブロス | イフリートが怖い。 |
サンドウォーム | アクアブレスで瞬殺。 |
アダマンタイマイ | レベル20、つまり(略) |
ソル カノン | カウントダウンして波動砲。しかも、お供のランチャーが老化ミサイル。 |
アルケオエイビス | バリアチェンジ+死後すぐに復活 |
ピュロボロス | 6体で登場。同時に倒さないと全体化アレイズ! しかも自爆付き。 |
キマイラブレイン | デスクローでお終い。 |
タイタン | 死間際にアースシェイカー |
ギルガメシュ | 降参したふりして自分をパワーアップ。しかもジャンプ攻撃。 |
ティラノザウルス | レイズ! |
飛竜草 | 居合い抜きでドーン。普通に戦うとステータス異常の鬼。 |
ギルガメシュ+エンキドウ | ネタボス。 |
アトモス | 魔法剣スリプル。どんどん吸い込む。 |
? | 四属性勢揃い。 |
エクスデス | 中盤の山場に相応しい強さ。マジックドラゴン放つ四連発で終わりだが。 |
アントリオン | 2人で戦うという条件以外は大した相手ではない。 |
メリュジーヌ | バリアチェンジ。 |
ストーカー | 本物が刻一刻と変わる。 |
ミノタウロス | パワー馬鹿。 |
全てを知る者 | 魔法馬鹿。 |
トライトンほか | 斬鉄剣。それ以外で戦うとけっこう厄介。 |
オーディン | 1分間の時間制限バトル。魔法剣ブレイクで終わり。 |
バハムート | メガフレアは反射可能。 |
カロフェステリ | 魔法剣スリプル。 |
アパンダ | ビブロスと比べて、イフリートに対する恐怖心は治療で克服。肉体的には…相変わらず。ネタモンスター。 |
アポカリョープス | 青魔法の達人。 |
カタストロフィー | アースシェイカー連発。レビテトを多用されると実質的に何も出来ない。 |
ハリカルナッソス | 「クルルルル!」で全体をカエル化。それだけでインパクト強すぎ。 |
ツインタニア | ギガフレア準備中は魔法の抵抗力が極端に下がる。 |
ネクロフォビア | リフレクで魔法を反射させて攻撃してくる。 |
エクスデス(樹) | ホワイトホールがすげえ。HPが高いあいだは単体対象の攻撃手段しかないので、時間を掛けて調合だのを活用できる。 |
ネオエクスデス | グランドクロスが怖い。 |
神龍 | 冒頭のタイダルウェイブが凄まじい。 |
オメガ | 説明無用か。攻撃が激しすぎる。 |
FF4の流れを引継ぎ、“ボスの個性化”にとことんこだわったのがクロノトリガーだ。
ヤクラ | 間合いが遠いときに攻撃すると反撃 |
ドラゴン戦車 | エネルギーを溜めて体当たり。倒す順番で行動が変わる |
ガードマシン | ビットがいるあいだは反撃してくる。 |
Rシリーズ | 数で勝負。 |
ヘケラン | 物理攻撃が効きにくい+定期的に反撃態勢になる |
ジャンクドラガー | 倒す順番で難易度が変わる |
グランドリオン | かまいたちで真空波のエネルギーをゼロにできる |
ニズベール | 感電させないと殆どダメージを与えられない。だが、帯電状態になると放電する。 |
ソイソー | 途中で行動パターンが変わる |
マヨネー | 毒、睡眠、混乱、暗闇などステータス異常攻撃が得意。 |
ビネガー | お笑いキャラ。 |
魔王 | 純粋に強いうえに、バリアチェンジ、専用BGM、必殺のダークマター、グランドリオンが弱点など燃えるシチュエーションを多数備えた名敵。 |
ニズベールR | 物理攻撃を受けるほど防御力アップ。帯電すると防御力が下がるが放電を仕掛けてくる。 |
アザーラ+ブラックティラノ | カウントダウンして強力な炎を放つ |
ドロクイ使い | 自分の仲間をどついて攻撃させる |
ギガガイア | 腕から先に倒せ |
ダルトン | ばかキャラ。割合ダメージしか使って来ないと思わせて死間際に全体攻撃を仕掛けてくる。 |
ゴーレムシスターズ | こちらの攻撃の属性に合わせて行動パターンを変えてくる。 |
プチラヴォス | 殻を攻撃してはいけない |
メルフィック | 水属性で防御力ダウン、それ以外は防御力アップ。コアからHPを吸収し、コアが死亡すると暴走 |
ルストティラノ | カウントダウンして炎を放つ。しかも炎の威力がどんどん上がる。 |
マザーブレイン | 周囲のディスプレイが回復。だからといってディスプレイを全て破壊すると暴走して凄まじく強くなる。 |
ヤクラ13世 | ネタキャラ。 |
サンオブサン | ルーレットバトル。 |
メガミュータント | 毒、睡眠、暗闇、混乱、スリップ、HP吸収。ステータス異常攻撃の鬼。 |
ギガミュータント | 毒、睡眠、瀕死、スリップ。さらに反撃でMPを奪う。 |
テラミュータント | 下は事実上無敵。上は物理攻撃が効きにくい。上が下のHPを奪いつつ行動。上だけになると自爆。 |
ジール | 3連戦。第一形態は全体のHPを1にしたり、MPを奪う。第二形態は物理攻撃を受けると防御力アップ、魔法攻撃を受けると攻撃力アップ。第三形態は顔と手だけという極端な姿。デスタムーア最終形態の元ネタか? |
ラヴォスの殻 | 序盤から決戦を挑める。今までの敵の行動パターンを真似する。 |
ラヴォス中身 | 「ステータス異常防止を無効化」は鬼。 |
ラヴォスの正体 | 実は本体は右端の小さいやつ。 |