DQFF批判の歴史

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とりあえず、大まかな概略から。

  • DQ1〜3は熟練のRPGファンから叩かれていた。
  • DQ4〜7の発売当時の叩かれかたは毎回同じぐらいの規模。
  • FF1〜10はどれも同じぐらい叩かれてる。

具体的にどんなところが叩かれたかというと、

DQ1
  • 戦闘が単調すぎる。WizardryはDQ1の5年も前に多人数バトルを搭載していた。それからRPGに入った人にとってDQ1のタイマンバトルはパターン化された作業以外の何モノでもなかった。
  • リアルタイム性がないから面白くない。
  •  
DQ2
  • 復活の呪文が長すぎる。金のある大人は写真撮影、子供や貧乏人は必死で手写し…。当時はあれぐらいの長さのパスワードで並みだったが、その風潮自体を嫌がる人もいた。ちなみに当時既にセーブ機能付きのTVゲームはあった。
  • 装備の概念がややこしい。DQ1には装備の概念がなかったからね。ひらがなで「そうび」だから意味も掴みにくいし。
  •  
DQ3
  • 簡単すぎる。DQ2の難易度に慣れた人には物足りなかったようだ。
  • DQというゲームのフォーマット自体に飽きたという声も聞かれはじめた。転職や地下世界などのマイナーチェンジは為されているが、DQ2から劇的に変わった部分は無かったため。そういった層がFFやメガテンの最初のコアファンになっていく。
  • 転職やルイーダの酒場はWizardryのパクリ。
  •  
DQ4
  • AIがつまらない。当時のゲーム雑誌やファンブックでのファンとアンチの論争は今のネット上での同種の論争にそっくり。ファンはAIのほうが現実的で良いとか戦闘がスピーディだと擁護するが、アンチは戦略構築こそRPGの面白さだと主張。視点が違うので根本的に噛み合わない。
  • 主人公以外のキャラを操作するのが納得いかない。今までのDQはずっと「プレイヤー=主人公」だったからね。
  • なんか世界が狭い気がする。DQ3では上の世界+下の世界だったからね。それ以上の規模を求めていたプレイヤーには物足りないのも当たり前かな。
  •  
DQ5
  • シナリオ面が徹底的に叩かれた。「DQ史上最悪の物語」「展開がありがち過ぎてつまらない」「三流のお涙頂戴物語」という意見もよく聞かれた。正直、最近のDQ5の好評価には当時を知る人間として感動と驚きを感じている。
  • サブタイトルとか結婚とか出産とか、当時のDQの主要ファン層である小学生〜中学生には恥ずかしすぎる。今でいうFF10-2みたいな扱いをされたな。
  •  
DQ6
  • 個々のエピソードが細かすぎて全体的な印象が薄い。DQ6〜7は早解きするとツマらないゲーム。1年モノの大河ドラマのようにじっくり味わうのが吉。
  • 熟練度稼ぎが面倒。レベルという分かり易い基準が無くなったため、過剰にキャラを育ててしまった人が多いのだろうな。
  •  
DQ7
  • 石版がつらい。最大の問題は強制+数の多さ。DQ2の紋章やDQ3のオーブぐらいの数なら楽しく回収できるのだが、小さなメダル並みの数のコレクトを強制されるのは、人によってはツライはず。
  • DQ6からシステム的に大きく変わった点がない。移動画面が2Dから3Dに変わったぐらいで、あとはマイナーチェンジの感が強いね。
  •  
FF1
  • バトルのアニメーションが遅くて退屈。PS時代で言えば召喚魔法の演出ウゼーみたいなもんか。
  • 中途半端な青さが鼻につく。
  • 世界観が薄っぺらい。作者が自分の好きなものを強引に全て繋げてしまったようなチグハグ世界観が叩かれた。…あれから10作経ったが未だに同じこと言われ続けてるな。個人的にはそこが魅力なのだが。
  • ネーミングセンスが薄っぺらい。魔法は英語のもじり、アイテムとモンスターは神話や伝説から借用。あまりに安易すぎ。
  • 忍者はWizardryのパクリ。エルフはD&Dや指輪物語のパクリ。
  •  
FF2
  • 熟練度システムがかったるい。
  • 人数調整のために安易に人を殺すな。
  •  
FF3
  • ラストダンジョンが長すぎ。
  • HPとダメージの桁を無闇に増やせばいいというもんではない。
  • 天野画が駄目。天野画はFF1の頃から採用されているけど、叩かれはじめたのがこの頃からだな。
  •  
FF4
  • イベントシーンうざい。ちょこまか人形劇って、ある意味でFF10-2の歌うユウナぐらい衝撃的+今までのイメージとは懸け離れたものだった。
  • 主人公を勝手に葛藤させるな。
  •  
FF5・イベントが自己犠牲ばかり。FF5は1〜4の集大成的な作品なので過剰な自己犠牲描写はセルフパロディとしての意味合いも強いのかもしれないなぁ。 
FF6
  • クリスタル消すな。FF2でもチョイ役だったので『FF=クリスタル』とは限らないのだが。まあ要するに世界観や物語の雰囲気を変え過ぎだという指摘の象徴として語られたのがクリスタルの存在だったのかな。
  • 世界崩壊後に主人公が変わるのが納得いかない。
  •  
FF7
  • ポリゴンやムービーが嫌だ。
  • 剣と魔法の世界に戻せ。
  •  
FF8
  • 簡単すぎor難しすぎ。システムを使いこなせたかどうかで評価が真っ二つに分かれた。“ちょうど良い歯応え”というのがない。
  • 主演2人以外の扱いが低すぎる。ラグナやサイファーすら…。
  • システムがぐちゃぐちゃ。
  •  
FF9
  • バトル遅すぎ。
  • シナリオが物足りない。伏線使いまくりのFF7〜8に慣れちゃうとFF9の展開は行き当たりばったりに見えてしまうかも。
  •  
FF10
  • フィールドマップ返せ。飛空艇での移動も簡易すぎて叩かれていたなぁ。
  • スフィア盤がかったるい。
  •  

参考までに、筆者のけっこう情けない経験を晒すと、

  1. FF2〜3の強引なシナリオ展開にストレスを感じた。
  2. FF4〜5のちょこまかイベントに恥ずかしさを感じた。
  3. DQ5の強引なシナリオ展開にストレスを感じた。
  4. FF6を昔のRPGのイメージを重ねないで遊んだら凄く楽しかった。
  5. FF2〜5やDQ5のシナリオを評価し直した。
  1. 当時はポリゴン否定派だったのでFF7はスルーした。
  2. 実物を見せてもらって認識が180度転換。即座に買った。
  3. 大満足。
  4. ポリゴンを見直した。
  1. DQ6を一気に遊んで失敗した。
  2. FF9を一気に遊んで失敗した。
  3. DQ7をじっくり遊んで楽しく遊べた。
  4. DQ6やFF9の構造を評価し直した。

これらの経験を活かしたお陰で、FF10は躓くことなく楽しめた。意外と、ゲームを楽しむ際の最大の敵は、自身の固定観念だったりしてね。


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