肩の力を抜いて、お楽しみください。
スコール「震えてないみたいだな」 |
セルフィをデートに誘おうと意気込むアーヴァインに対しての発言。けっこうスコールの本性って面白い奴なんじゃないかと感じる一場面。
「先生、俺頑張れと言われるのが嫌いなんだよ。出来の悪い生徒に言ってくれ」 「なるほど、サイファー頑張ってね」 |
シュウ「サイファー何度目?」 サイファー「俺は試験が好きなんだ」 |
サイファー「おい、ガルバディアの臆病者ども!俺を退屈させるな!」 ゼル「…ばかだぜ、あいつ」 |
個人的にはFF8の台詞回しの面白さは容赦ないツッコミ合いにある気がする。天然と皮肉が入り交じった馬鹿トークに乾杯。
リノア「戦わなくちゃ、あなたに認められないなら…戦う」 |
たぶん作り手側はこういった台詞でプレイヤーの心を蕩けさせたかったのだろうが、リノア語録のインパクトが強すぎて不発。
リノアの原稿『リノアといいます。ガーデン生でもなんでもないけど、ここにいさせてもらってます。皆さん、よろしくね。ええと、私、ときどき思います。せっかく知り合ったんだから誰もいなくなることなく、そんな不安もなく、ゆっくり大人になっていきたい。大人になっても、会えばまたにこにこ話したい。あれ? 何が言いたかったんだろ、私。とにかく、同じ年頃の人がこんなにたくさんいる場所ははじめてのような気がします。なんだか、キャンプみたいで楽しいね。私も仲間に入れて嬉しいです』 |
やっぱ、いわゆるリノア語録はリノア自身も冗談のつもりで言ってるんだろうなぁ、と思わせてくれる一文。リノアも根の部分では、いわゆるFF的なヒロインをしっかり担当してるな。
スコール(…どうして俺なんだ?) |
シド「スコールくん、よろしくお願いしますよ。これは君の運命です。魔女討伐の先陣に立つことは君の定めなのです」 スコール「俺の人生が最初から決まってたみたいに言わないでくれ!」 |
ところが実際にスコールの運命は予め決まっていた罠。
スコール「俺はそんなに単純じゃない」 |
ゲーム開始5分。キスティスと校舎を歩いているときのスコールの台詞。自ら「俺は単純じゃない」と言ってしまう滑稽さにまだ気づいていないスコールの若さがいい感じを出している。
サイファー「俺を少年と呼ぶな!」 |
サイファー「ありがとよ」 |
最後の最後でスコール側についてしまった風神雷神への最後の一言。自分に逆らった2人の態度に激昂せず、感謝の言葉で返したところに、本編では殆ど描かれなかった彼の良さが垣間見える。
サイファー「騎士は廃業した。今の俺は若き革命家ってところだな」 スコール「なにやってんだよ…」 |
ドドンナ「私は…私は…今までの自分が、はずかしぃいー!」 |
F.H.にて。台詞だけでは大したことないが、モーションがすごい。悪役面とのギャップがいい感じ。
ガルバディアガーデン生徒「ここの学園長、今まではガルバディア政府のいうことに従ってきた。でも今回ばっかりはどうかな。魔女が支配者となれば話が別だと思うけど」 ガルバディアガーデン生徒「ここのガーデンもガルバディア領内だけど、基本的にガーデンは中立だろ。微妙なんだな、この関係が」 |
ガルバディアガーデン生徒「ここのガーデンとバラムのガーデンのマスターは交流があるみたいね。でも交流は交流でも、陰の交流らしいけどね」 |
カーウェイ大佐「私は娘のカードを持ってる」 |
…嫌すぎ(笑)。思春期の娘から見たら最低の行為だろうな。素敵すぎる駄目親父だ。
『ラグナ様ページ』 |
台詞ではないが、キャラの横顔を掴む資料として有意義なので紹介。バラムガーデン学内ネットの学園祭実行委員のページ(実質セルフィの個人ページと化している)に、学園祭どころかガーデン自体と無関係なラグナのファンページを作ってしまうセルフィ。しかもラグナ様。
FF8はスコールの心境描写がメインで、他のキャラが仲間のことをどう思っているのか描かれている場面は少ないが、ラグナを様付けしてしまうぐらい気に入っているという部分から、セルフィがパーティー内の男性陣をどう思っているか推測できるな。アーヴァイン、道は険しいが頑張れ。
スコール(サイファー、もう戻らないのか? 今度会ったら…仕返し…してやる…) |
こんなことを胸の内で抱いている主人公は、たぶんFFシリーズ初。
キスティス「私、むかついた」 |
…………読んでしまった! |
ティンバーマニアックスを読んだときに出るメッセージ。なんか変なニュアンスが込められていて面白い。どこか嫌な部分でもあるんかな?
スコールのガーデン内での評価はDisc2で明らかに。
ニーダ「あんた、けっこう慕われているんだぞ」
実際にどんな風に慕われているのか。
情報伝達班女子「あなたと一緒に戦えて光栄です」
校庭守備隊女子「スコールさんと一緒の班だなんて…。なんかドキドキしちゃいます」
一人で生きたいと願うスコール本人の気持ちとは正反対なところが面白い。スコールがここまで慕われる理由は劇中で描写されていないが、Disc1でアーヴァインが緊張してしまったときに落ち着いて適切なアドバイスをしたり、Disc2でゼルの危機を颯爽と救う姿を見ていると、なんとなく回りが慕うのも分かるような気がする。
A | リノア「決をとりま〜す! スコールがメンバーを決める。スコールは班長だからバラムへ戻る。この考えに反対の人は手を上げましょう! 私も、どっちのチームでも、文句言わないからね」
スコール(あんたは部外者だろ?) |
B | スコール「リノア…。俺たちの方法ってこうなんだ。戦うことでしか自分も仲間も守れないんだ。それでも良ければ、俺たちと一緒にいてくれ。みんなも望んでいるはずだ」 |
上はDisc2序盤、下はDisc2終盤での発言。スコールのリノアに対する評価が『部外者→仲間』へと大きくステップアップ。そのまま、Disc3の暴走へと続く。
A | キスティス「なにか言ってもらおうだなんて思ってないわ。話を聞いてくれるだけでいいのよ」
スコール「だったら壁にでも話していろよ」 |
B | スコール「…あんなに元気にしていたリノア。それなのに、声も出せずに…。俺あんたの声が聞きたい…。(これじゃあ壁に話しているのと同じだ)リノア…俺の名前を呼んでくれ」 |
序盤のスコールの暴言がまさかこういう形で返ってくるとは…。はじめてFF8を遊んだとき、唸った記憶があります。
ゲーム冒頭保健室での台詞とDisc2ガーデン決戦のときの台詞。
A | スコール「逃げるわけにはいかないから」
カドワキ先生「カッコつけたい年頃なんだねえ」 |
B | カドワキ先生「あっちにはサイファーがいるんだろ? あんた、あの子から逃げるわけにはいかないんだろ? カッコつけるんなら今しかないよ」 |
まさか、ゲーム冒頭の何気ないやりとりが、ガルバディアガーデンに乗り込む伏線になっていたなんてね。
アルティミシアとリノアは、羽根の色など様々な面で対比させられている。この発言もその1つ。
A | リノア「…やさしくない。やさしくない!」 |
B | イデア「現実は優しくない。現実はまったく優しくない」 |
同じ“やさしくない”という言葉をまったく正反対の意味で使っている点に注目。もしかして両者の反応の差は人生経験の差なのだろうか(リノアはお嬢様、アルティミシアは復讐に燃える魔女)。単に駄々を捏ねているだけにしか見えなかったリノアの発言がこんな風に繋がるなんて……。