ラグナがエルオーネやレインをどれだけ大切に想っていたかは、
キロス「おい、ラグナくん。あんた、毎日こんなパトロールごっこをしてるのか?」 ラグナ「ごっこ、ってなんだよ!」 キロス「世界を旅するジャーナリストになるんじゃなかったのか? ティンバーマニアックス知ってるだろ? そこの編集長と話をしてきた。世界の様子を紹介する記事なら、いつでも欲しいそうだ」 ラグナ「そりゃすげえ!」 キロス「一度、挨拶に行かないとな」 ラグナ「お、おう。あのな、もちっとここにいていいよな」 |
エルオーネを救いに、たった3人で遥々エスタまで乗り込んだ。 |
なぜラグナはエルオーネよりもエスタ大統領職を優先したのか? |
ウォード「なあ、俺たち戦争に来たんだよな。ティンバー軍の屈強な戦士たちを相手に」 キロス「それがなんでこんな動物たち相手にチマチマやってなきゃならない?」 ラグナ「ん〜、それはあれだ…。ほら、ね」 キロス「また、道を間違えた」 ラグナ「とにかく帰還だ。デリングシティへGo!」 |
キロス「変わったな、ラグナくん」 |
スコール「最初はふざけたガルバディア兵だった。いい加減で俺は好きじゃなかった。(中略)。だけど、あんたは変わった。ウィンヒルに行ってからだ」 |
自由気ままな一人身だったラグナは、エルオーネとレインという“守りたい人”を得て、他人の命を背負うことを学んだ。だが、それ故に、エスタの人々を見捨てることができなかった |
行き当たりばったりで何も考えていなかった男が、愛を知ることで、他人の命を背負うことを身につけた |
皮肉なことに、それが、一家離散の原因になった |
ラグナ「俺はここに残ってあれこれあれこれ考えて、な〜んかわけわかんねうちに、こんなに時間が経ってしまった。…まあ、全部、俺がやってきたことだ。良かったのも悪かったのも全部、俺だからな。…なあ、過去の話なんてもうどうしようもないだろ? 未来の話をしようぜ。いや、この時代を守るとこから始めようぜ」 |
スコールとラグナ、2つのエピソードが揃って、ようやくFF8は完成する |