雑学(魔法編)

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エスナとデスペルの従来のFFとの違い

FF8ではエスナとデスペルの効果が地味に変更されている。

 従来のFF FF8 
エスナ バッドステータスを治療する 魔法効果を含むバッドステータスを治療する 
デスペル 魔法効果を解除する 魔法効果を含むグッドステータスを治療する 

他のFFシリーズのような感覚で、スロウを解除するためにデスペルを使ってもmissになる。

エスナと万能薬の微妙な違い

 万能薬 エスナ 万能薬改 
下記以外 ○ ○ ○ 
スロウ、ストップ、メルトン(体力0) × ○ ○ 
死の宣告 × × ○ 

リフレクで反射できない魔法

  1. デスペル。解除用の魔法だから当たり前と言えば当たり前。
  2. ドレイン。
  3. 全体攻撃魔法。クエイク、トルネド、メテオ、アルテマ、アポカリプス。

注目すべきは、全体攻撃魔法を反射できないという点だ。そのため、FF8のリフレクの実用性はイマイチと言える。
だが、
リフレク100個で精神+72(全魔法中3位)
リフレクもジャンクション用素材として意義のある魔法だと言えよう。

お金と精製で入手できる魔法〜普通の店編

費用は100個時のもの。

名称 費用 効果 G.F. 
サイレス 5000 山彦草から精製。ジャンクション素材としてはイマイチ。 ディアボロス 
ゾンビー 5000 聖水から精製。ST攻撃Jに付けておくのも一興。 セイレーン 
ブレイク 3400 金の針から精製。たった3400ギルでちから+20or魔力+34は魅力的。 ディアボロス 
ケアルガ 10000 テントから精製。10000ギルでHP+2200は素晴らしい。 セイレーン 
バイオ 10000 毒消しから精製。ちから+24。悪くはないが金の針(ブレイク)のコストパフォーマンスの良さには及ばない。無念。 ディアボロス 
ブライン 10000 目薬から精製。ジャンクション素材としてはイマイチ。 ディアボロス 
エスナ 20000 万能薬から精製可能。ジャンクション素材としては大したことないが魔法そのものの魅力が大きい。 リヴァイアサン 

個人的なお勧めはHPJにケアルガ、魔力Jにブレイク、ST攻撃Jにゾンビー。

お金と精製で入手できる魔法〜ティンバーのペットショップ

魔法の書(5000)ギルから魔導石10個を精製できる

魔導石からは様々な魔法が精製可能。

名称 効果 G.F. 
ファイガ等 100個10000ギル。Disc1中盤での力+30or魔力+30は魅力的。ブリザガやサンダガも同様。 イフリート等 
バイオ 100個10000ギル。毒消しからの精製とコストはまったく同じ。 ディアボロス 
ストップ 100個10000ギル。なんと早さ+48。早さJを入手してからでも遅くはない。 ディアボロス 
デスペル 200個5000ギル。なんと精神+60。必須というほどではないが便利。 リヴァイアサン 

お金と精製で入手できる魔法〜エスタのペットショップで「顔馴染」 

エスタのペットショップで「顔馴染」を利用した際に購入できるアイテムから。

名称 費用 効果 精製手順 G.F. 
プロテス60個 20000 ドーマニからドローするのが面倒なときに。 巨人の腕輪からプロテスストーン60個経由で。 セイレーン&リヴァイアサン 
シェル30個 20000 プリヌラやドーマニからドローするのが面倒なときに。 フォースの腕輪からシェルストーン30個経由で。 セイレーン&リヴァイアサン 
オーラ10個 20000 オーラ100個で20万ギルなり。 パワーリストからオーラストーン10個経由で。 セイレーン&リヴァイアサン 

ドローはどこまで省略できるか

FF8には50種類の魔法が存在する。
ケアル、ケアルラ、ケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイア、ファイラ、ファイガ、ブリザド、ブリザラ、ブリザガ、ウォータ、サンダー、サンダラ、サンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオ、ブライン、サイレス、ブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計50個
このうちアポカリプスはラストバトル限定の魔法なのでドローで100個も集める必要はない。
ケアル、ケアルラ、ケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイア、ファイラ、ファイガ、ブリザド、ブリザラ、ブリザガ、ウォータ、サンダー、サンダラ、サンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオ、ブライン、サイレス、ブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計49個
また、ケアルガ(テント)、ブレイク(金の針)、バイオ(毒消し)、ブライン(目薬)、山彦草(サイレス)、エスナ(万能薬)、ゾンビー(聖水)は、普通の店で購入できるアイテムを精製して作れるので、それらもドローで集めまくる必要がない。
ケアル、ケアルラ、ケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイア、ファイラ、ファイガ、ブリザド、ブリザラ、ブリザガ、ウォータ、サンダー、サンダラ、サンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計42個
さらに、ケアルガを入手できるのはDisc1序盤(SeeD実地試験)なので、ケアルガより下位の魔法であるケアルラは必要ない。ケアルも使う分だけ集めておけばよい。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイア、ファイラ、ファイガ、ブリザド、ブリザラ、ブリザガ、ウォータ、サンダー、サンダラ、サンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計40個.
ティンバーのペットショップ(Disc1中盤)で購入できるアイテムを精製すると、ファイガ、ブリザガ、サンダガ、ストップ、デスペルなどの魔法を入手できる。それらの魔法もドローで100個集める必要がない。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイア、ファイラ、ファイガ、ブリザド、ブリザラ、ブリザガ、ウォータ、サンダー、サンダラ、サンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計35個.
ファイガ、サンダガ、ブリザガがDisc1中盤で入手できるということは、それより下位の攻撃魔法は集めなくても良いということだ。ファイア、ファイラ、ブリザド、ブリザラ、サンダー、サンダラも使う分だけ集めておけば良い。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガ、ウォータ、サンダーサンダラサンダガ、エアロ、スロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラ、レビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプス、ダブル、トリプル。計29個.
ライブラ、レビテト、エアロ、スロウ、ダブルは入手時期的にジャンクション素材としての魅力が薄く、わざわざ何百個も集める必要性が薄い。使う分だけ集めておけば良い。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガ、ウォータ、サンダーサンダラサンダガエアロスロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラレビテト、シェル、プロテス、オーラ、デスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計24個.
これでドローで入手すべき魔法の数が半分以下になった。だが、まだまだ節約できる。
顔馴染みがあればエスタ以降でオーラ、プロテス、シェルを精製できる。FF8は序盤でHPを大きく増やせるため、ラグナロク入手まではプロテスとシェルを実戦で使う分だけ集めておけば良い。また、オーラはドローよりも精製のほうが早く入手できる。よって、この3つの魔法も精製で集める必要がない。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビー、デス、エスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガ、ウォータ、サンダーサンダラサンダガエアロスロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計21個.
デス(包丁)はトンベリキングと戦うためにトンベリを狩っているあいだに平均すると300個分の材料が集まるはず(50%の確率で30個入手できて最低20匹戦わねばならないので。←アルティマニア情報)。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビーデスエスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガ、ウォータ、サンダーサンダラサンダガエアロスロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計20個.
地獄に一番近い島のルブルムドラゴンからぶんどれば1回につきフレア80個分の材料が手に入る。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビーデスエスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガ、ウォータ、サンダーサンダラサンダガエアロスロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計19個.
ウォータはフォカロルを倒すと1戦闘につき40〜60個手に入る。入手時期的に300個も集める必要がないのでフォカロル狩りがお勧め。
ケアルケアルラケアルガ、レイズ、アレイズ、ゾンビーデスエスナ、リジェネ、ホーリー、ファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガウォータサンダーサンダラサンダガエアロスロウ、ヘイスト、ストップ、グラビデ、ライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペル、リフレク、スリプル、バーサク、コンフェ、バイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイク、トルネド、フレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計18個.
これでドローで大量に集めるべき魔法が50種類から18種類まで減った。だが、まだまだドローの手間を減らす余地がある。
FF8では魔物のレベルが上がると戦利品の質や量が上昇する。

グラビデレベル30以上のウェンディゴを倒すと90個分の材料が手に入る。 
リジェネレベル30以上のメズマライズから120個分の材料を一度にぶんどれる。 
ヘイストレベル30以上のバイセージから120〜160個分の材料を一度にぶんどれる。 
クエイクレベル30以上のアルケオダイノスから160〜200個分の材料を一度にぶんどれる。 
トルネドレベル30以上のスラストエイビスから40〜80個分の材料を一度にぶんどれる。 
レイズレベル40以上のグラナトゥムを倒せば160個分の材料が手に入る(レイズは下位魔法だがジャンクション媒体としての効果を発揮するのはむしろ終盤なので、それまでは使う分だけ集めておけば良い)。 
アレイズレベル30以上のクアールから80個分の材料を一度にぶんどれる。 
スリプルレベル30以上のグラッドからを倒すと80個分の材料が手に入る(スリプルは下位魔法だが実質的に対モルボル専用なので入手は終盤でも構わない)。 
コンフェレベル30以上のブリッツから160個分の材料を一度にぶんどれる(コンフェは下位魔法だが実質的に対モルボル専用なので入手は終盤でも構わない)。 
リフレクレベル30以上のヘッジヴァイパーを倒すと80〜160個分の材料が手に入る。 
ホーリーレベル40以上のエルノーイルから40〜80個分の材料を一度にぶんどれる。エスタ市内で稼ぐのが楽。 

つまり、

  • 早く確実に魔法を入手したいならレベルをある程度上げたほうが楽。レベル30ぐらいなら、敵もそれほど強くないし。
  • ラストダンジョンの敵のレベルはランダム。だから、レベルを上げたくないけど戦利品が欲しいという人は先にラストダンジョンに行って稼いでから海洋人口調査島や地獄の島に向かうのが吉。

そんな訳で、
ケアルケアルラケアルガレイズアレイズゾンビーデスエスナリジェネホーリーファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガウォータサンダーサンダラサンダガエアロスロウヘイストストップグラビデライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペルリフレクスリプル、バーサク、コンフェバイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトン、ドレイン、クエイクトルネドフレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。計7個.
ついに一桁になったが、さらに、

バーサクモルボル戦を通常攻撃だけで乗りきるつもりなら必要ない。 
ドレイン特殊技中心で戦うつもりなら必要ない。 
メルトン体力を限界ぎりぎりまで上げる気がないなら実戦で使う分だけ所持しておけば良い。体力はリジェネでもOK。 

最終的には、
ケアルケアルラケアルガレイズアレイズゾンビーデスエスナリジェネホーリーファイアファイラファイガブリザドブリザラブリザガウォータサンダーサンダラサンダガエアロスロウヘイストストップグラビデライブラレビテトシェルプロテスオーラデスペルリフレクスリプルバーサクコンフェバイオブラインサイレスブレイク、ペイン、メルトンドレインクエイクトルネドフレア、メテオ、アルテマ、アポカリプスダブル、トリプル。
つまり、
ドローで何百個も集めるべき魔法はペイン、トリプル、メテオ、アルテマの4つ
ということになる。

ペインエルノーイルから。エスタ市街にいる奴から奪うのが楽かな。 
トリプルオーディン(時間制限あり)とケルベロス(30レベル以上)から。 
メテオルブルムドラゴンから。防御コマンドの性質が分からないと厳しい。 
アルテマアルテマウエポンから。さすがに最強魔法だけあって大変。 

どれも最強クラスの魔法なので、それらぐらいなら集めるのにそれなりの手間が掛かっても妥当なんじゃないかと思ったり。
 
まあ以上の例はかなり極端なものだが、魔法をドローだけで集める非効率さは分かってもらえると思う。
そんな訳で、まとめに入ると、

  • 魔法によってキャラを強化していくFF8において、魔法の入手は経験値稼ぎの代わり。
  • 調査工夫の意欲があれば精製でずいぶん楽になる。
  • 調査工夫しなければドローで魔法を集めるしかない。
  • あれこれ工夫して精製を存分に活用するか、工夫しないで単純作業に勤しむか。

要するにFF8のキャラ強化システムは『調査工夫or単純作業』の二択になっている訳だ(カードゲームとポケステを含めれば四択)。


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