万能魔法アルテマについては後述。
FF8ではHPを瀕死状態にして特殊技を連発するというスタイルが標準となるので、他のRPGよりもHPの重みが大きい。
推奨ルート | ケアルガ(+2200)→アレイズ(+4800) |
序盤でケアルガが手に入る点に注目しよう。
ケアルガ | 各地のお店で売っているテントを精製。100個10000ギル |
アレイズ | 月の涙後のエスタにいるクアールから盗める復活の指輪を生命魔法精製。クアール1体からアレイズ20〜80個分の材料が盗めるから良い。 |
ケアルガ→アレイズのあいだは、ブラザーズなどで取得できるHP+40%やHP+80%で強化していくといい。
HP+20%(60) | ディアボロス、カーバンクルが取得可能(HPJから派生)、ブラザーズが取得済み |
HP+40%(120) | ディアボロス、カーバンクル、ブラザーズが取得可能 |
HP+80%(240) | ディアボロス、ブラザーズが取得可能。ジャボテンダーが落とすガイアの指輪を使用する手もある |
FF8では特殊技の連発が標準的なスタイルとなるが、戦闘参加者全員を瀕死にしてしまうと思わぬ全体攻撃を受けたときに全滅する可能性がある。特殊技のためにHPを抑えておくキャラは1〜2人にして、残りは回復や援護を行う補助役に徹するといい。補助役のキャラのちからは血眼になって上げる必要はない。
最小限ルート | ウォータ(+20)→ブリザガ(+30)→メテオ(+75) |
ウォータ | 各地の海岸にいるフィカロルが落とすサカナのヒレを氷魔法精製。フィカロルを5匹(バラム海岸なら3戦闘、ティンバー海岸なら2戦闘)で100個分の材料が集まるので序盤のお手軽キャラ強化には最適。 |
ブリザガ | 魔導石から氷魔法精製することでラグナ編2に達する前に入手できる。SeeD就任パーティー直後のグラナルド戦でブリザガ80個分の材料が入手できるほか、ティンバーのペットショップで購入できる魔法の書(5000ギル)はブリザガ50個分の材料に精製できる。なお、同性能のファイガやサンダガではなくブリザガを選んだ理由は、ウォータ入手のために取得する必要がある氷魔法精製をそのまま活かせるから(ケツァクウァトルはカード変化、イフリートは力+40%を覚えさせるために頑張ったほうが良い)。 |
メテオ | ラグナロク入手後に地獄に一番近い島でルブルムドラゴンからドロー。ルブルムドラゴンが吐く驚異のブレスはプロテスで軽減可能 (防御なら完全無効) 。あらかじめHPを高めに調整しておき勝負を挑もう。 |
ブリザガ→メテオのあいだは、イフリートなどで取得できる力+20%や力+40%で強化していくといい。
力+20%(60) | イフリートとパンデモニウムが取得可能 |
力+40%(120) | イフリートとパンデモニウムが取得可能 |
力+60% | バハムートが取得済み |
FF8は通常攻撃のダメージ計算式に自乗を組み込んでいるので、『ちから+20%』などのちから上昇系アビリティには名前から受ける印象からは想像できないほどの実効果がある (下記の倍率はかなり大胆な概算) 。
ちから+20% | 実ダメージが約1.4倍になる |
ちから+40% | 実ダメージが約1.8倍になる |
ちから+60% | 実ダメージが約2.4倍になる |
最後に、レベルと装着した魔法Jから実ダメージの概算を簡単に割り出す簡易表を掲載しておく。概算目的に掲載した簡易表であり正確なものではない点に注意。
初期レベル | レベル50 | レベル100 | |
ジャンクションなし | 50 | 170 | 350 |
ウォータを装着(+20) | 170 | 350 | 600 |
ファイガを装着(+30) | 250 | 450 | 740 |
メテオを装着(+75) | 740 | 1050 | 1450 |
アルテマを装着(+100) | 1250 | 1650 | 2200 |
FF8では、通常攻撃単発よりも、特殊技による連続攻撃が標準的な行動となる。連続攻撃の際は上記の値を6倍ぐらいに解しておくといい。
魔力が大きく役立つのはゲーム終盤、リノアがヴァリーを取得してから。それまでもドローの成功率などに影響するが、それほどシビアではないので、何の考えも無しに「最強コマンド」を選んでおいても問題ない。
参考までに序盤で入手できる魔力アップに有益な魔法を紹介しておく。
序盤で入手できるもの | ウォータ(+18)、サンダガ(+30)、グラビデ(+36) |
グラビデはティンバー北部の森にいるウェンディゴが落とす鉄球を精製すれば入手できる(鉄球1個→グラビデ15個)。グラビデは実用性にも優れた魔法なので、ラグナ編2前に集めておくのも一興か。
魔力が本当に役立つのはリノアがヴァリー化できるようになってからだ。魔力255のヴァリー化したリノアはメテオで5000×10回もの驚異的なダメージを与えることができる。
ただし、ヴァリー中は、自分が所持する相手に被害を与える魔法をランダムに発動するので、効率を追求するならリノアに、相手に被害を与える魔法を持たせてはならない。
相手に被害を与えない魔法 | トリプル(+70)、リフレク・ドレイン・ヘイスト・ケアルガなど(それぞれ+20) |
例外(目当ての魔法なので) | メテオ(+52) |
トリプルの入手方法は限られており、なかなか骨が折れる。バラムガーデンF2の生徒からキスティスのカードを奪い精製してトリプル180個を作るという手もあるが、あくまでカードゲームに頼らないのであれば、メテオが良いだろう。
前項でメテオはちからジャンクション用の魔法として説明したが、リノアに関してはメテオを魔力にジャンクションさせたほうが良い。
そのうえで魔力+40%や魔力+60%を装着させれば完璧だ。
魔力+20%(60) | ケツァクウァトル、セイレーン、ディアボロスが取得可能。 |
魔力+40%(120) | ケツァクウァトル、セイレーン、ディアボロスが取得可能。イデア(2回目)が落とすフォースの腕輪を使う手もある |
魔力+60% | バハムートが取得済み |
効率を追求するなら、バハムートの魔力+60%とフォースの腕輪で取得できる魔力+40%を組み合わせるのが妥当か。
体力と精神によるダメージ軽減は割合で処理される。どちらも130前後で本来のダメージの50%をカットできるという構造だ。
FF8では早い段階でHPを大幅に上げる手段が用意されているため、序盤〜中盤は体力や精神を意識する必要はないだろう。現在のHPでは相手の激しい攻撃に耐えられないという場面になって、ようやく体力と精神の強化を考えはじめても遅くはない。
そんな訳で、中盤〜終盤のお勧めについて紹介する。
体力 | リジェネ(+70)。リジェネはトラビアガーデン周辺の雪の積もっていないところで遭遇できるメズマライズから盗めるメズマライズの刃(ぶんどるが未取得ならカード変化でも入手可)から精製可能。 |
精神 | ケアルガ(+65)。アレイズを入手しHPJとしての役割を終えたケアルガを割り当てるのが効率良い。ちなみに体力の項で説明したリジェネは精神の装着してもなかなかのもの(+60)。 |
ちなみに下記の敵の攻撃はあまりにもダメージが大きすぎるので、体力や精神を高めると同時にシェルやプロテスの併用も考えたほうがいい。
ルブルムドラゴンのブレス | 推定基本ダメージ13000 (レベル100時)。物理攻撃なので体力強化+プロテスで防ごう。 |
グリーヴァのショックウェーブパルサー | 推定基本ダメージ11000。魔法攻撃なので精神強化+シェルで防ごう。 |
なお、参考までに、
オメガウエポンのテラブレイク | 3900×15回。防御力無視なので体力や精神は意味なし。プロテスで半減可能。防御で完全無効化。G.F.を盾にする手も。 |
ATBを採用するFF8において、早さは最重要パラメーターの1つ。にも関わらず、大幅強化が可能な魔法が早い段階で入手できてしまう。
お勧め | ストップ(+48)。ティンバーのペットショップで購入できる魔法の書(5000ギル)→魔導石10個→ストップ50個に精製可能。10000ギルで100個入手できる。 |
ただし、早さJを取得できるGFの入手がDisc2中盤以降なので、ストップ目的で散財するのはその頃で十分だ。
参考・早さJを取得できるGF | パンデモニウム(風神)、ケルベロス(ガルバディアガーデン)、エデン(アルテマウェポン) |
むしろ属性攻撃は邪魔になる場面も多いので不要。
属性防御Jの扱いはなかなか難しい。これから挑む敵の行動が分かっているのであれば、それに合わせた属性防御Jを装着すればいいが、一周目や時間を隔てた再プレイ時は、そうもいかないからだ。
一番安心なのは全属性に耐性を付ける方法。
アルテマ | アルテマを装着すれば8属性全てを無効化できる。ただし、応用力に優れたアルテマを属性防御Jに装着するのは、けっこう勿体ない |
シェル+レイズ+アレイズ | この3種は8属性すべてに軽減効果を持つ。シェルで+20%、レイズで+30%、アレイズで+40%となるため、合計すると90%も軽減が可能。ただしアレイズはHPJ用素材としても魅力的なので、意外と悩ましい。 |
以上の組み合わせはいわゆる万能型だが、アルテマやアレイズを属性防御Jに回すのは勿体ないと思うのであれば、防ぐべき属性を厳選し、それに特化した組み合わせにするのも良いかもしれない。
FFで属性と言えば、やはり最初に思い浮かぶのは攻撃魔法だ。だが、FF8の魔法の大半は擬似魔法であり、属性防御Jで防がないとお手上げになるような威力の高い魔法は殆どない。むしろ、集団攻撃魔法による削りのほうが厄介と言える。
ところがFF8には集団攻撃魔法がたったの5種類、トルネド、クエイク、メテオ、アルテマ、アポカリプスしかない。このうちトルネドとクエイク以外は無属性なので、優先して防ぐべき属性は風と地ということになる。
解説 | |
土 | クエイク(+200)。クエイクはアルケオダイノスが落とす恐竜の骨から精製可能。 |
風 | トルネド(+200)。高レベルのスラストエイビスから盗める風車から精製可能。トルネド入手まではエアロ(+80)とシェル(全属性+20)を組み合わせる手も。 |
ただし、気をつけたいのは、クエイクもトルネドも100個装着すると+200、つまり吸収効果が発揮されてしまうということだ。他のFFなら歓迎すべきところだが、FF8は特殊技発動の都合上、HPが中途半端に回復してしまうと困ることが多い。特殊技メインで戦うキャラは所持数を50個に抑えておくといい。
ST防御枠が4つあるなら、余った2つの枠で他の属性の防御を固めておこう。
クエイク50個+トルネド50個+シェル100個+レイズ100個 | 土と風を無効化し、その他の属性を半分に軽減できる組み合わせ。 |
クエイク50個+トルネド50個+フレア100個+ホーリー50個 | 水と毒以外の属性に強い耐性を持つ組み合わせ。水や毒の属性を持った攻撃を行う敵は少ないので、個人的にお勧め |
なお、参考までに、ボス敵が使う強力な属性攻撃を幾つか紹介。
ミノタウロスたち | 爆砕滅殺兄弟鉄球弾はクエイク属性防御Jでも無効化可能。 |
トライエッジ | トラインスパークは雷属性 |
ティアマト | ダークフレアは炎属性 |
ST攻撃Jの主な利用価値は『一撃必殺』『行動阻害』『ドレインによる回復』といったところか。
まず雑魚に効果的なST攻撃の一覧。
デスが有効な雑魚敵 | 下記以外 |
スリプルなら有効な雑魚敵 | グラット、グヘイスアイ、ボム、コマンド兵、コマンドリーダー、GIM47N、クアール、鉄巨人、サボテンダー、ルブルムドラゴン |
ストップなら有効な雑魚敵 | GIM52A、SAM08G、ガルキマゼラ、エスタ兵(ターミネーター)、インビンジブル |
ゾンビーなら有効な雑魚敵 | バイセージ、ゴーマニ、ドロマニ |
上記のどれも通用しない雑魚敵 | オチュー、アダマンタイマイ、トンベリ、キマイラブレイン、メルトドラゴン、モルボル |
上記の行動が有効なボス敵 | サイファー1回目(スリプル)、オイルジッパー(スリプル)、風神1回目(スリプル)、雷神1回目(スリプル)、サイファー2回目(スリプル)、サイファー3回目(スリプル)、イデア2回目(スリプル)、プロパゲイター(全て)、風神2回目(スリプル)、雷神2回目(スリプル)、魔女1(スリプル)、魔女2(スリプル)、ガルガンチュア(デス)。 |
なお、ブレイクを表に含めなかった理由は、ブレイクで倒した敵からはEXPもAPもアイテムも入手できないからです。
デス | セントラ遺跡のトンベリが落とす包丁→30個、ミサイル基地周辺のベルヘルメルヘルのカード→10個(Disc1から可能) |
スリプル | バラムガーデン訓練施設のグラットが落とす眠り粉→20個 |
ストップ | ティンバーのペットショップで売ってる魔法の書を魔導石経由で精製。5000ギルで50個。 |
ゾンビー | 店で売ってる聖水を精製。100ギルで2個。 |
上記のST攻撃の期待が薄い相手に効果的なST攻撃J。
ドレイン | ただし特殊技主体の場合はむしろ邪魔。アビリティ『暗黒』との併用がお勧め。 |
単体へのST攻撃ならば大して怖くない。怖いのは全体へのST攻撃だ。
催眠ガス | バラムガーデン訓練施設のグラットが使用。全体を睡眠させる。 | 対抗策であるスリプルはグラットが落とす眠り粉を精製→20個 |
レベル5デス | クアールなどが使用。レベル100パーティー最大の死角。 | 対抗策であるデスはセントラ遺跡にいるトンベリが落とす包丁を精製→30個 |
臭い息 | モルボルが使用。 | 完全防御は無理。とりあえず、コンフェ、スリプルを防げれば逃亡は可能。まともに戦うならバーサクも必要。デジョネーターで消すなら、さらにペインを。デジョネーターが手元にないなら2人にブレイク、1人にペインというのが無難か。 |
なお、余談。
命中J | 主人公スコールが最初から命中力255だし、特殊技は絶対命中なので、必要性は薄い。とりあえず、最強はトリプル(+150)、お勧めはダブル(+40)。ダブルは地獄に一番近い島にいるグレンデルから盗める竜の鱗を精製。 |
回避J | 回避を上げるのは難しい。アルテマでもせいぜい+23〜24しか上昇しないからだ。回避を上げるならメテオ(+30)やトリプル(+15)という手もあるが、どうせなら運を上げよう。運が高ければ、結果的に回避率も上がる。 |
運J | 効果不明。一応、お勧めはデス(+38)。 |
最強魔法アルテマはどこにジャンクションするべきか。
HPに装着 | ▲ | +6000。HP+60%などと組み合わせて9999にしておけば、自爆で49995ダメージ! |
ちからに装着 | ◎ | +100。2位のメテオ(+75)との差はなんと25。普通はこちらに装着することをお勧めします。 |
魔力に装着 | ▲ | +100。2位のトリプル(+70)との差はなんと30。でも魔力をそこまで上げる必要があるのはリノアのみ。逆に言えばリノアはぜひ魔力に。 |
体力に装着 | × | +82。最強だが、2位のアレイズ(+80)との差は僅か。アルテマを体力に装着するのは勿体ない。 |
精神に装着 | × | +95。最強だが、2位のアレイズ(+85)との差は10しかない。アルテマを精神に装着するのは勿体ない気も。 |
命中に装着 | × | +60。トリプルは+150。唯一アルテマが負ける部門だが、実際のところ命中を高める必然性は殆どない。 |
回避に装着 | × | +23。運が高くても相手の物理攻撃を避けられるので、回避を上げるよりは運を上げたい。 |
運に装着 | +60。2位のオーラ(+40)と比べても差は大きい。回避を上げるぐらいなら、こちらを。 | |
属性防御に装着 | 全属性攻撃を無効化可能。問題は、全滅の危険性がある強力な攻撃ほど無属性や物理属性ということだ。テラブレイクしかり、アルテマしかり、ショックウェーブパルサーしかり、ルブルムドラゴンのブレスしかり…。 |
参考までにアルテマ入手法をここでも紹介。
戦闘中ドローで入手 | アルテマウェポンとオメガウェポンからドロー可能。オメガウェポンはおまけボスなので、アルテマウェポンからドローしよう。 |
精製で入手 | セイレーンをレベル100まで育てて呪いの爪100個→ダークマター1個→アルテマストーン100個と育てることができる。 |
その他 | シュミ族の村の有料ドローポイントを利用するのも一興。或いは「エンカウント無し」をつけて天国に一番近い島と地獄に一番近い島を往復するか。 |