ファイナルファンタジー極限攻略「SWEET POTATO」 麻雀講座(守り)第5回


裏筋について(基本編)

 まずは下の図を見て下さい。

  ツモ

 カン待ちのテンパイだったところへをツモって来ました。
 普通、この場合を切ってという待ちにするかと思います。
 これから分かるように、捨て牌にがあると、その人はと持っていることが多いのです。
 即ち、が捨ててあると、は危険牌ということになります。
 この例のに対してのの筋のような関係を「裏筋」と言います。

 分かりやすいように裏筋の表を作ってみました。参考にして下さい。


捨て牌手牌裏筋


 裏筋は捨て牌読みの基本です。必ず覚えましょう。

 次回はこの「裏筋」の特殊な場合である「間四間」について解説します。



麻雀講座(守り)第4回


字牌の有効利用

 今回は安全牌を生かして打つ方法を解説します。
 まず、下の図を見て下さい。



この図ののような存在は、非常に便利だと言うことができます。
なぜなら、こちらが先手を取れば、そのまま頭として使ってアガりにいけるし、先手を取られた場合は、これを2枚落としていくことができるからです。
 普通、安全牌というとたいていは死牌で、持っていても手の中で生かせないものなのですが、こののような存在はその常識を完全に覆しているということになるのです。
 ちなみにこの例では、もう1つ頭としてを持っていますが、私でしたらどちらか切らなければならなくなったら間違いなくの方を切ります。
 なぜなら、タンヤオは消えますが、中盤以降のことを考えるとタンヤオの1翻より明らかにこちらのが得だと思うからです。
 ですからこののような牌はたとえタンヤオを犠牲にしても大事に持っているべきです。

今回の解説は非常に短いですがとても重要なことで、これができるとできないのとでは非常に大きな差があります。
「安全牌を生かして打つ法。」是非、これをマスターして下さい。



麻雀講座(守り)第3回


ノーチャンスについて(応用編)

 が、場に全部切れているとき、(自分の目に全部見えているとき)相手がを持っているチャンスはゼロ。
即ち、ノーチャンスという、ということは前回解説しました。
 今回はこのことから何が分かるかをもう1歩踏み込んで解説しようと思います。
 先の例のようにがノーチャンスなら、前回までの話ならば、は、リャンメン待ちに限り、安全であるということでした。
 しかし、状況によっては危険牌となることがあります。今回はそれについて解説します。
 どんな場合にが危険牌になるかというと、が場に切れていない場合です。
が相手に絶対にないということはの絡むリャンメン待ち、さらにのカンチャン待ちはあり得ません。
 即ち、は、確実にシャンポン待ちか単騎待ちだということになります。

 がリャンメンに使えないにもかかわらず、が場に1枚も出ていないというのはどういう状況かというと、それは誰かが対子、あるいは暗刻にして持っている可能性が高い。即ち、それは危険牌であるということを意味しています。

 このことを利用すれば、ドラがどんな使われ方をしているかということも知ることができます。
がドラで、が全部見えていて、 が切れていないというようなとき
は対子か暗刻で使われている、即ち、どこか1人のところに最低でも2枚は固まっているということになります。
 (たいていは一番危険牌を多く切ってくる人のところにドラは固まっています。なぜなら、その相手は手が大きく、勝負にかかっているため)

 前回、今回の2回に分けて、ノーチャンスから分かることについて解説してきました。
このようにノーチャンスを完全に読むことで大怪我を未然に防ぐことができます。
以上、第3回麻雀講座(守り)でした。



麻雀講座(守り)第2回


ノーチャンス、ワンチャンス、ダブルワンチャンスについて(基本編)

 守るうえで、筋と並んで重要なのが、「ノーチャンス」、「ワンチャンス」というものです。
 まず、意味から説明します。

 ●ノーチャンス

 例えば、今、自分の手牌にが2枚あり、さらに1枚、場に切れていて、もう1枚がドラ表示牌だったとします。
即ち、4枚とも自分の目に見えているということになります。
すると、どういうことが分かるかというと、相手は絶対にを持っていないことになります。相手が持っているチャンスが全くないのでノーチャンスといいます。
 相手がを持っていないということは、相手はとは持っていないことになります。
 即ち、のリャンメン待ちはあり得ないということです。
と相手が待っていたときの待ちに、と待っていたときの待ちになるので安全だとは限りません。
 と、いうことはこの例の場合は、がリャンメン待ちに関しては安全ということになります。

 ●ワンチャンス

 ノーチャンスは、4枚とも同じ牌(ヤオチュウ牌以外)が見えているときのことを言いましたが
ワンチャンスは、3枚見えているとき、即ち、相手が持っている可能性が1つしかない時のことをいいます。
 これはノーチャンスに比べると少々信頼性に欠けますが、どうにもならなくなったらアテにするべきだと思います。

 ●ダブルワンチャンス

 同じ種類の牌(ヤオチュウ牌以外)が3枚見えているとき、それをワンチャンスと呼ぶことは説明しましたが、つながった2つの牌がともにワンチャンスだった場合、(と両方がワンチャンスというような場合)それをダブルワンチャンスといいます。
 ダブルワンチャンスは、ワンチャンスよりはるかに信頼性が高いのであてにしてもOKです。
 ※ただし、ノーチャンス、ワンチャンス、ダブルワンチャンスは
リャンメン以外の待ち(単騎、シャンポン、カンチャン、ペンチャン待ち)に対しては全く無力なので過信はしないでください。

第3回では、ノーチャンスについてさらに詳しく掘り下げて説明する予定です。乞うご期待!








麻雀講座(守り)第1回

筋について

麻雀講座(守り)第1回は、守りの基本「筋」について解説します。

 筋というのはリャンメンで待ったときの待ち牌のパターンのことを言います。
例えば、1−4,2−5,3−6,4−7,5−8などのことを言います。  

結論から先に言ってしまうと例えば捨て牌にがあるとするとはリャンメン待ちならロンされません。

 その理由を説明します。が捨ててあるとすると、その相手は絶対が待ちになることがあるような手牌
即ち、や、とは持っていないことになります。(たとえ待っていたとしてもフリテンでロンできません)
と持っていることがあり得ないなら、も待ちになることはあり得ません。
ですから、が捨ててある場合にはを捨ててもロンされません。

ただし、これはリャンメン待ちの場合の話であって、カンチャン、ペンチャン、シャンポン、単騎待ちに対しては
 全く無力なので過信はしないようにしてください。

・分かりやすいように筋の早見表を作りました。役立てていただければ幸いです。

筋早見表

捨て牌 安全牌




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