Section 6 - Getting Around Town
第6章:街を歩き回る。


 ゲームを始めた頃は、あなたはこのExile 世界の沢山ある街や砦のなかの1カ所にいます。この世界ではその街ですべきことが沢山あります。

 移動する:移動コマンドについては先程でも述べたことなので単に進みたい方向へカーソルを移動してクリックするだけとしか書きません。

 キーパッドで操作する場合でも、テンキーの5でポーズ、8で上へ、2で下へ…といったところです。
 障害物がある方向へは進めません。テキストスクリーンに表示されます。
  何かいやなもの、毒沼、溶岩あるいはある種の罠といった所に踏み込んだ場合は(冒された状態なども)表示されます。ここではそういった様々なおもしろいことが書かれています。街を歩き回るための…。

 街を出る:街やダンジョンを出たいときはその方向へ歩くしかないのですが、要はマップの縁の方へ進むことです。マップを見たいときはマップボタン(以後説明する)をクリックしましょう。

 特別な出会い:街や野外には床/地面/どこでも白い円(点)で記された場所があって、ここでは、特別な出会いやとある出来事を意味します。踏み入れるとそういうことが起きます。

 破壊時期:Exile IIIの他のRPGと最も異なる点は、怠けるとそれが結果となって返ってくることです。腰を下ろして待っていても地上世界は粉砕されつつあるのです。街が滅び、生物は死に絶えます。建物はモンスターに破壊されます。

 ゲームを遂行するうえでは長時間の待機などとても不可能です。(街が壊されることで)なおさら難しくなります。例えば、アイテムを鑑定してくれる賢者、(モンスターの侵入で殺されてしまうと目的を成すために)さらに遠くへ旅をしなければなりません。

 壁および隠しドア:人為的または別方法で作られた壁は必ずしも壁の意義を表しているものではありません。幾つかの壁は隠しドアや抜け穴になっています。もちろん通過できます。やたらあるといけませんね(言うなれば複雑な内容を避けるためにそういうものは少なくした方がいいとのことです)。

 鍵のかかったドア:ドアを通り抜けようとするときに、開けようとしますね。だが、特定のドアは魔力あるいは人為的に施錠がなされております。

 鍵のかかったドアを開けるには、体当たり(Bash)するか錠外し(Pick the Lock)を行うかができます。体当たりは乱暴な手段でしかなく、失敗すればダメージが返ってきます。こういうのは力強いキャラクターの役目である。
 錠外しは錠外しのスキル(Pick Locks)のある者で錠外しの道具を装備している者が使用できます。失敗すればドアは開かず、道具は壊れてしまいます。
 噂によると良質の錠外しの道具があるようです。
 最後に、体当たりや錠外しでは開かない魔法のかかったドアがあります。これは"Unlock Doors"の魔法呪文が必要です。なお、いずれの方法でも開かないドアがあります。これはどこかで特殊な鍵または開けるための装置(レバー・ボタンなど)を見つけるしかありません。

 ボートと馬:ボートは街や野外にあります。乗ると水上を移動できます。上がる場合は陸に向かって移動して下さい。なにか楽しいところへ導く要素だけに、ボートでの水上の旅がどんなに面白いかお分かりですね…。
 一方、馬は陸上を速く動けます。モンスターを平気で引き離し、移動時間を半減できます。馬にまたがるときは、馬の方へ動きます。降りるときはポーズで(パーティをクリックするかキーの"5"を押します)。
 ボートや馬がよその人の物であったら持ち主に頼んで売ってもらう。

 明かり:暗闇もあります。そんな場合はたいまつか呪文で周辺を明るくして下さい。ただ、一部では暗闇を除去できない所もあります。

 ポーズ:時には腰を下ろして過ぎゆく世界を見たいでしょう。そんな場合はパーティをクリックするか"5" キーを押して下さい。

 錬金術:これを成し得るには、正しい材料や正しい製法を身につけるべきであり、十分な錬金術スキルを持っているものは、アクションメニューの"Do Alchemy"を選んで薬品を作り出すことができます。錬金術のできるキャラクターと、作り出せる薬品を選ぶ。低いスキルではなかなかうまく作れません。逆に高いスキルほど成功率が高くなります。

 錬金術の詳細はライブラリメニューの錬金術の項を参照して下さい。

 番人:気を付けろ!友好的な町人を傷つけたり、盗みを働こうならば番人がきみたちに迫って来るぞ!こうなったら殺られる前に街を出るんだ(街によっては犯罪を犯したと同時に抹殺されてしまうところもあるので十分気を付けるように)。

 憤慨をかった街は長時間離れれば一般にはそんなことは忘れてしまうだろう。

 スペース選択のショートカット:"見る"ボタンや"話す"ボタンを押して、見たいもの(あるいは話したい相手)をクリックする。素早い方法としては、"1" キーを、そして見たい方向をテンキーで示します。その方向には必ず見るものや話す相手がいます(面倒だという人はその物や相手をクリックして下さい)。

 ボタン:左下隅にあるボタンはそれぞれ以下の項を示します。内容は文頭、形態や代用できるキーは括弧内に記す。

 魔法呪文を唱える(火の玉 "M"):魔法呪文を唱えられるキャラクターを選択して、現在まで覚えている魔法呪文を唱えられます(そのレベルを取得している場合のみ)。

 僧侶呪文を唱える(白い(Black と書いてあるが誤り)魔除け "P"):操作方法は魔法呪文の時と同じ。

 見る(目 "L"):フィールド内の見たいものをクリックする。地形、モンスター、アイテム、それと…。

  画面外を見る:そんなときはフィールドの4辺をクリックして画面をスクロールさせる。これで遠距離のモンスターを観察したり、攻撃できます。

  標識:標識(道標、看板、石碑など)を読む場合は近寄って見ること。

  何か探す:机・樽・本棚・遺体などには何か隠されている場合があります。これも探すときは近寄ってみること。何か見つかるでしょう。

 話す(くちびる "T"):殺意を持っている(もしくは死んでる)連中以外は話をできます。"話す"ボタンを押してから、画面内にいるその人(動物)をクリックすると、その人のグラフィックの入った会話のウィンドウに移ります。

 何かについて訊くときは、その人の言った単語をクリックする。「Goblinsが嫌いだ(I really hate goblins)」と言ったら"goblins"をクリックして訊ねる。その人が何か言うと、その単語は瞬きして、別のせりふが現れます。加えて、会話エリアに以下のボタンがあります。

  印象(Look)/名前(Name)/仕事・趣味(Job):これらのクリックできるボタンは誰もが応答できるもので、"Name"や"Job"は会話の手始めに訊ねるのがいい方法(強いて言えば礼儀)である。

  訊ねる(Ask About):きわめて重要なボタンで、せりふにはない単語を訊くことが出来ます。例えば、Honkblattに"swords"を訊く場合は、Honkblattを見つけて"Ask about"をクリックして"swords"を打ち込むと思わぬ驚きがあるかもしれない。

  戻る(Go Back):前のセリフに戻ります。時間の節約に役立ちます。
  買う/売る(Buy/Sell):多くのキャラクターは買い、売り、アイテムを鑑定し、その他役に立つことをしてくれる。このボタンはそれらをまとめてやってくれる役に立つショートカットである。
  記録(Record):現在のセリフを会話帳に書き込みます。書き込んだ内容はオプションメニューの"Taking Notes"でご覧になれます。
  では(Bye):会話を終了します。

 会話にはこのほかも面白い事があります。

 特別な情報:時には誰かが特徴のみならず、合い言葉やアイテムの隠し場所などを知っている場合があります。そんなときはそのキーマンに何かキーワードを訊ねて下さい。聞き得たことをセーブしないで死んでしまったら、またそのことについて聞き直して下さい。

 商店:街にはある種の商店があります。売買するときは、それに準じたボタンを押します。売買ならびにアイテムの鑑定方法は以下に説明します。

 訓練:これまでに得た経験値を訓練場で支払うことができます。操作方法はキャラクターの作成時と同じだが、特性値などを上げるためにそれなりの金額を支払わなければならない。金額は、必要なスキル/そのために支払う金額で表される。取り消す場合は"Cancel"、決定する場合は"Keep"を押しましょう。

 ボート・馬:ボートや馬を売ってくれる人がいて、いずれも動き回るには役に立つ方法です。購入したらきみたちの所有となり、乗ることが出来ます。

 取る(巻物を取る手 "G"):アイテムが近くにある場合はそのボタンをクリックしてそれを取ることができます。ただ、モンスターがいるときは自分の足元にあるものしか取れません。

 アイテムウィンドウが現れたら、アイテムをクリックして取ります。取れるキャラクターがいる場合はそのキャラクターをクリックします。
 最後に、街中にあるアイテムがよその人の物になっているのもありますね。(人が見ているときに)これを取ったら番人が襲いかかってくるぞ!

 使う(Use"u"):この多目的コマンドは周りに置いてあるものを使うときのコマンドです。開いたドアを閉めるのにも使います。逆も同様。絡まった蜘蛛の巣を取り除くときにも、あるいはその他にも使い方が…。

 地図(巻物 "a"):街やダンジョンをうろついていると、きみたちが見た地形の軌跡を自動的に確保します。このボタンをクリックすると、今いる街(ダンジョン)の歩いた軌跡が表示されます。

  それと、マップを広げた状態でもプレイできます。そうすると、旅をすることでマップが書き換えられます。(だが、)これでゲームが遅くなります。

 戦闘に入る(剣 "f"):周辺をうろついていると、誰か(何か)が攻撃を仕掛けてくるかもしれません。Townモードでは、堅密で具合の悪い連中のいる中を冒険することになります。それゆえ剣を抜かない状態では、モンスターは真っ先に攻撃に走ります。
  そんな不快な状況を打破するために、これをクリックして戦闘体勢にはいって下さい。パーティーは個人個人に分かれ、戦闘を開始できます。

 アイテムを買う:街にはアイテムを売ってくれるところがあります。"Buy"ボタンをクリックするとショッピングウィンドウが現れます。

 アイテムは一覧表示され、値札もつき、武器・防具の時は重大な特性値も表示されます。詳細を知るには、右側の"I"ボタンをクリックします。買うときはアイテム名をクリック。別のキャラクターに代わるときは手番キャラクターを指定します(キャラクター名をクリックするか"1"-"6"キーを押す)。

 以下は役に立つある種の商店です:

 療養所(Healers):療養所では手番キャラクターの病状が回復の手数料と共に提示されます。例として無能化となったキャラクターが回復のために料金を支払うことができるが、ダメージまでは回復しません。

 錬金術師(Alchemists):特定のキャラクターは錬金術のレシピを売ってくれます。どれもパーティ全体で1回だけ買うことが出来ます。販売者は大抵レシピの調合要素が何かを説明してくれます。

 魔法・僧侶呪文(Mage and Priest Spells):大半の呪文は町の人から買うことが出来ます。1人のキャラクターが買えば、買ったキャラクターのみその呪文を覚えます。別の人が覚えるにはもう一回買う必要があります。

 売る/鑑別/強化(Selling/ID'ing/Augmenting):街にはアイテムを買い取ってくれる人がいます。会話において"Sell"ボタンを押すと持ち物一覧に小さな"Sell"ボタンが現れます。ある者は防具だけ、またある者は武器だけ、さらには全てのもの。小さい方の"Sell"ボタンをクリックするとアイテムを売ります。

 アイテムの鑑定のみを行っている人もいます。鑑別するには賢者(Fort EmergenceにいるHabeckerのような人)の所へ行き、"identify"と訊ねる(あるいは大抵の場合、"Buy"ボタンをクリックする)と、持ち物一覧の不確定アイテムに"ID"ボタンが現れます。これをクリックすると鑑別され、それが丁度何であるのかを知ることになる。
 最後に、特定の人物は鑑別済みの非魔力武器に魔法呪文を吹き込んで強くさせます。これをかけるには、アイテムの"Augm"ボタンが現れたら、これを押すと改良が施されます。

 仕事屋(Getting Jobs):地上の5大都市にはそれぞれ1人、仕事を与えてくれる人がいます。これらの仕事は、一般に配達あるいは急使で、お金を稼ぐ最善の方法である。仕事ウィンドウが現れたら、ボタンをクリックすると受け入れます。

 メッセージあるいはアイテムを配達するには、目的のキャラクターに話すことです。だが、やたらに遅れないように注意すること。配達に遅れたら、仕事を命じた発送係は怒ってしまい、当分の間新しい仕事を与えてくれません。今請け負っている仕事を見るには、持ち物スクリーンの"Job"ボタンをクリックします。

 街を出る(あるいは戦闘に入る)ときはボタンが変わります。これらは次の章で述べるとします。