Section 3: Getting Started
第3章:ゲームを始めるに当たって


 3.1−すぐに始める:

 Exile IIIは学んだりプレイすることがなるべく分かり易いように設計されている。ほとんどの場合君を含めたゲーマーはマニュアルを読む気になれなくてさっさとゲームの方に行ってしまうでしょう。薦められるべきなのは君が紹介文(下記)を読んで、ボタンで何をするかの図を見て、まずキャラクターを制作する計画(なるべく良いものを)を練り、それぞれの属性(スキル)を割り振るといった按配だ。
 なお、Exile: Escape From the PitあるいはExile II: Crystal Soulsで十分プレイしたのであれば、取っつきやすいかもしれない。基礎的なコマンドは前回と同じで、見ていくうちに違いが分かってくるであろう。

 3.2−紹介文:

 地上世界は帝国に支配されている。どこかの帝国だとか何帝国だとかではなく、「帝国」と呼ばれる文字通りの帝国である。分かり切ったことである。舞台が限られているからただ名前だけを羅列する必要など一切ない。
 長年、帝国は傲慢にも気にくわない連中を追放した。変質者、軽犯罪者、不平分子、彼らは帝国に好ましくない人物と見なされた。そして、長年役に立たない民衆をExile へ送り込んできた。
 Exileは洞窟やトンネルの何百マイルものネットワーク、巨大な構造物、地下世界における入り組んだ迷宮である。魔法で光を保ち、キノコを育て、地上から送られた人間(ヒューマノイドを含む)の絶え間ない流れによって住まわせ、Exileの住民は長年できるかぎりのことに腐心した。

 だが、帝国はExileが設けられた時点に、慇懃無礼にも最大の過ちを犯した。政争において反意的な数名の強力な魔術師を送り込んでしまったことである。勝者であるHawthorne皇帝と大魔導師Garzahdは、(Exileへ)送り込まれた大魔導師たちとは親友であるということは問題にしなかった。彼らのスキルが後に利用され、長年日のあたらない土地での腐敗によって打ち倒されるとさえ思った。

 彼らはこれ以上反意を持たなくなった。

 追放された魔術師の中のRone、Solberg、Patrickのような者はExileのために単純により良い生活を築くことに満足しているが、中にはErika Redmarkのような者もいて、残酷で執念深い加持祈祷師である彼女は冒険者を徴兵し、野蛮で危険な年月の下で強力にし、ついに計画は成功を収めた。地上世界の燦然たる皇帝Hawthorneを暗殺することであった。

 5年後、Hawthorneは王室で殺害された。

 犯行は即行で悪質だった。(この事を重く見た帝国は)まず、Exileへの通路を塞いだ。誰も通り抜けられなくするためである。次にExileの離れたところに別の通路を作る。帝国軍の屈強な兵士が送られた。『復讐』の指令が下された。この地下の蛇の穴からは誰一人生きて逃れる者はいない。

 だが、この進軍で帝国は危機的な過ちを犯したのである。新しい、奇妙な、奥深い洞窟に住むヒューマノイドであるVahnataiを発見してしまったことである。
 これらの生物は高い知性および工夫に富み、水晶を用いた魔術に長けていたのである。実際に先祖の霊を閉じこめる能力を持っていて、水晶の形で保たせていたのである。祖先を敬ううえでのthe Crystal Soulsは霊的な案内役で、(Vahnataiといった)種族にもっとも崇拝されるべきものである。

 Crystal Soulsがいかに不思議で強力なのかを見ていた帝国は、そのうちの3つをさらってしまった。
 Vahnataiはこの犯罪に大いに驚いたが犯人は特定できず、Exileを攻撃した。
 
 幸運にも、平和的なVahnataiであるBon-Ihrnoの援助で、Exilesの大集団は帝国の領地に侵入し、Crystal Soulsを奪還して、もとの所有者の手に戻ったのである。転じて、VahnataiはExilesの軍隊に加わり、帝国軍の虐殺に力強い威力を発揮したのである。かくして帝戦は血生臭く勝ち誇った中で終焉を迎えたのである。

 Erika Redmarkおよび新たなVahnataiの同盟による援助で、Exilesは大勢の人間を即座に地下から地上へ転送できる強力な機械である巨大テレポーターを建造した。Exileはゆっくりかつ内密に地上の真下にある洞窟の街の新しいネットワークであるUpper(上部)Exileの建造を行った。この計画は密かに進み、帝国領のかなりの部分をExilesの領地として使用できる方法を見出したのである。長年の後洞窟では、きみたちのような人間が再び太陽を拝むことになるのである。

 だが、これが成される前に、地上で国家を築くための多くの探査および研究が必要となる。多くの意見、訓練、および熟考の末、冒険者の小集団であるきみたちが最初に地上を探査するべく選抜されたのである。

 きみたちの任務は冒険をし、なにをするかを見つけることである。単なる探査である。だが、予想できない進路へ導く出来事や予想以上の地上での業務に大変多く絡むことがまったくもって起こり得る。謎は:地上には何があるのか?

 3.3−ゲームを始める

 Exile IIIを立ち上げると、6つのオプションが現れます。
 
  Load Saved Game
 (冒険を再開する)  すでに開始したゲームを再開できます。再開するセーブファイルを選んで下さい。
  Create New Party
 (パーティの作成)  新たに冒険を開始します。
 How to Order
  (登録方法) スクリーンにはExile IIIを登録する際に関連する情報が記されております。内訳は送金金額、送金先、ならびに登録に必要な登録コードといったところです。
 Register Exile II
  (Exile IIを登録する) ゲームの後半をプレイするために登録する場合はここで登録ナンバーを入力して下さい。
 See Introduction
  (紹介文を見る) ゲームが始まる前の紹介アニメーションを再生します。
 Quit
  (終了)       Exile IIIを中断します。

 ゲームを始めるときは"Start New Game"を選ぶと…

 3.4−何をするのか?:

 あなたはExileと呼ばれる土地に住む冒険者(プレイヤーまたはPCsと呼ばれる)の一団を操作する。Exileは地下世界である。Exileの住人はマッシュルームの緑色の薄光の中で青白く、トカゲや地衣類を主食としてほっそりと育ちながら地下の広大な洞窟で暮らしている。君たちはそういう道を選んだのではなく、残忍で独裁的な地上世界の掟が支配する帝国に放り込まれた人間である。君たちは新たに入植したUpper Exileの洞窟にあるFort Emergenceに着いたところだ。
そこできみたちが与えられたものは…そして何か?終わりには何がある?何をしようと言うのだ?

 まともな質問だな。でもって多くの答えがある。Fort EmergenceのAnaximanderは地上で成される多くの壮大な冒険をきみたちに課する。だが、きみたちではないかもしれない。金持ちの商人になるか、あるいは急使であるのか、はたまたは些細な使命、小者や悪者によって手を出せない街の救済をするのか、あるいは貴重なもののために危険な冒険を冒す(見つけるのが容易ではない)かもしれない。
 たとえゲームの流れを完全に無視したとしても、Exile IIIにはすることがたくさんある。

 世界を救う(または変えるか滅びるか)方法を見出すのは容易ではないでしょう。巨大なのと小さいもの、手短なのと遠距離にあるもの、人々と話しながら、手がかりを探しながら、洞窟を捜索する必要がある。それから、なにかできるものが見つかったら、困難な選択:どうすべきか?を強いられるに違いない。

 そっちに行け!どれかを選べ、動揺しろ、幸運を祈れ!

 3.5−パーティとは?

 パーティはプレイヤーと呼ばれる(略してPC)6人の冒険者の集まりである。きみたちは自分でパーティを創るか、すでに作成されたパーティを使ってプレイできます。初めてゲームをする場合はオープニング画面の"Start New Game"を選んで下さい。ゲームに前もって作られたパーティそのままか手を加えたパーティを使用するのかを選べます。

 "Start New Game"を選ぶと、ゲームの紹介に入ります。一通り見たらマウスでクリック。するとパーティ作成ウィンドウが現れます。6人の前もって作成された分配されたスキルと属性を持ったキャラクターがいますね。気に入らなければ名前のところの"Delete"ボタンで、そして"Create"ボタン。お望みのパーティでしたら、"Done"を押してゲームを始めてください。

 このウィンドウではキャラクターの名前、グラフィック、種族、利点/欠点ならびにスキルを選べる。

 種族、PC特性:各々のキャラクターは3種類の種族のうち1つを選べ、利点・欠点があります。この特性はキャラクターの個性を引き出す手助けとなる。キャラクターが手にする力強さの速度にも影響する。利点が多ければ成長もゆっくりだし、欠点が多ければ早くなる。
 これらは種族とキャラクターの特性である。パーセンテージは必要な経験値の増分である。不利になるほど経験値の速度も速くなる。

 種族:
 Human(0%):何の取り柄のない種族である。Exileの市民の大半は人間である。利点がなければ欠点すらない。
 Nephilim(12%):Nephilimは敏捷な種族で、ネコ科のヒューマノイドである。投擲具を扱える(弓など)特典がある。したがってボーナスとして2ポイントの器用さ(Dexterity)を持っている。

 Slithzerikai(20%):Slithzerikai(略してSliths)は太古の種族で、爬虫類のヒューマノイドである。ExileにおけるSlithsは二面性があって、親切で人間と同盟を組む反面、残酷で野蛮でもあり、戦闘では有利に働く。Slithzerikaiは生まれてから突き具の使用を教え込まれ、戦闘では大いに重宝がられる。ならびに、キャラクターの役割としては完璧で、ボーナスとして2ポイントの力強さ(Strength)や1ポイントの知識(Intelligence)を持っている。そればかりか、毒に対して耐性を秘めている。

 PC特性:
 強靱性(Toughness)(10%):強靱性を秘めたキャラクターは傷害から保護される。実際、どんな攻撃に対してもダメージを低下させる。
 魔術効果大(Magically Apt)(20%):強力な特性によって大部分の呪文は効力が増大する。
 両利き(Ambidextrous)(8%):武器を両手に持つときに、2番目の武器を用いることで防御の面での劣化というものを覚悟しなければならない。この特性はそんな心配は無用。
 器用な指(Nimble Fingers)(12%):錠外しや罠の解除が容易になる。
 洞窟の知識(Cave Lore)(4%):洞窟の動植物について精通する。旅の際には時として猟によって食糧にありつけられる。他にも不思議な効果を秘めている。少なくとも1人は入れた方が良さそうだ。
 健康な身体(Good Constitution)(10%):毒や病気に対して耐性がある。
 森の住人(Woodsman)(6%):Cave Lore並の特性だが、地上の森やその中の空き地では何かと便利である。狩りもでき、こっそりと動け、時折興味のある分遣隊をも見つけ出す。
 非常に敏感(Highly Alert)(7%):敵の数人が魔力で眠らせようとしている。(眠らされる事による)なお不利な結果から逃れられる利点を持つ。
 ずば抜けた強さ(Exceptional Strength)(12%):この強力な利点は幸運なキャラクターに運べる量を増やせ、直接戦闘での与えるダメージも大きくなる。
 回復(Recuperation)(15%):じつに強力な特性である。この特性を持ったPCはほとんど超人的な健康で、通常よりダメージを早く回復できる。

 不調(Sluggish)(-10%):このキャラクターは反応が鈍く、戦闘の際は行動ポイント(action point)が低下する。
 魔術不向き(Magically Inept)(-8%):魔法アイテムの使用技術が全然ないため、魔法アイテムが使えなくなる。
 虚弱(Frail)(-8%):このPCは風邪やその他の病気に罹りやすい。弱い身体なので毒や病気に関しては優先的に作用する。
 慢性病(Chronic Disease)(-20%):この貧弱なキャラクターは悪性の健康状態にたたられている。絶えず病が足元につきまとう。時として自発的に病気になる。
 せむし(Bad Back)(-8%):(背骨が悪いから)多くのものを運べなくなる。

 スキル:どのキャラクターも始めからスキルポイントを60持っている。スキルポイントは属性に費やされる一種のお金である。

 スキルボタンを押すと、スキルポイントを振り分けるウィンドウが現れます。上昇させるには+(プラス)のボタンを押して下さい。−(マイナス)のボタンを押すと取り消します。どの属性も(1ポイント上げるために)必要なスキルポイントが異なります。スラッシュの後の数字は今は無視しても構いません(あとで訓練をするのに必要だから)。

 結果が気に入ったら"Keep"を押して下さい。だめだったら"Cancel"を押しましょう。それが終わったら次のステップに進みましょう…。

  プレイヤーのグラフィック:プレイヤーのグラフィックを決める場合はこれをクリックして好きなものを選んで下さい(なるべくなら全員違うグラフィックにしたほうがいいんだけど…)。

 種族にNephilimまたはSlith(どういう風采なのかは種族の項に述べてある)がいたらそれに倣って(必須ではないが)グラフィックを選ぶとしよう。

 プレイヤーの名前:"Name"ボタンを押すと、キャラクターの名前を付けます。空欄がないようにして下さい。

 性別・種族については?:性別については特に問う必要はないが、性別にこだわる場合はグラフィックの中から性別にふさわしいものを選んで、性別に適する名前を付けて下さい(例として女戦士を作りたい場合が挙げられている)。

 新たにプレイヤーを作成する:6人以下で始めた場合や途中でお役御免となったプレイヤーが出た場合はさらに1人追加できます。Exileの主要都市へ行ってオプションの"Create New PC"を選んで下さい。

 スキルポイントをちゃんと振り分けるために以下の項目をごらん下さい…。

 3.6−キャラクターを知るには:

 コンピュータ上の人間は、根本的にゲーム(の舞台)を脅かす連中(彼/彼女)をいかにうまくさばいていくかにかかっている。これらは最も重要な統計値である。

 レベル(Level)と経験値(Experience) :2つの数値は(それぞれ初期値は1と0)キャラクターの(経験の)積み重ねである。経験は殺すことや任務を完了することで上昇する。100 ポイントに到達したら1レベル上昇する(最大50まで)。レベルがあがるとヘルスポイント(HP=体力)やスキルポイント(以下に記す)も上昇する。そして、いろんな事をこなして少しずつ(量も)多くなる。あぁ、そうなると高いレベルになると(任務やカモが当然減るため)HPやスキルポイントの獲得量が少なくなるではないか。

 スキルポイント(Skill Points):前にも述べたが、属性を上げるために支払うお金にあたる。キャラクター作成後は、特定の街にある訓練学校で支払う。例を挙げるとするとFort EmergenceにいるYanmithoが師範である。

 現在の健康状態(Current Health):この値は(悪く言えば)死にかかる前にどのくらい罰(ダメージ)を受けられるかを表す。ダメージを受ける毎にその値は減っていく。時間が経過するか回復の呪文で最大値まで戻すことができる。HPには(常に)目を配るように!
 スキルポイントを1使うと最大HPが2増える。

 スペルポイント(Spell Points):この値は唱えられる呪文の魔力(神力)を表す。呪文を唱える毎に消費する。時間が経過するかマジックアイテムで元に戻せる。スキルポイントを1使うと1ポイント増やせる。同様に、魔法呪文や僧侶呪文はキャラクター作成時にボーナスとして3レベル分全員が所有している。

  最大値はヘルスポイントが250 、スペルポイントが100 となっている(場合によっては上限を切ることもある)。

 以下に記す数多くの属性値を購入でき、いずれも最大20レベルである。必要なスキルポイントはは各属性値の名前の所に記す。後でスキルを用いて訓練するときはスキルポイント毎にお金が支払われることも列記したい。

 力強さ(Strength)(3) :力強さの尺度を示したものである。高くなると戦闘で与えるダメージが増大し、ドアを蹴破る可能性も高くなる。そして、このほかにもいくらかの効果をもたらす。
 重要−この値はレベルの上昇にも大きく影響する。あまりにも低いと(4以下)、それだけレベルをあげるのにそれなりのハンデを背負うことになる。

 器用さ(Dexterity)(3):素早さ(的確さ)の尺度を示したものである。高いとそれだけ戦闘での機会(特にミサイルの投擲など)をもたらし、命中率も高くなる。また、ドアの錠を外すのや、罠を解除するのも楽になる。

 知識(Intelligence)(3) :精神力と器用さの尺度を示したものである。高いと、その分だけ呪文の効率が良くなる。4以下だと実に情けない。

 上に記す3スキルは重要である。高いとそれだけたくさんの報酬がもらえる。逆にスキルが4以下のものがあると、それだけ負荷が大きくなる。戦闘で器用さが1だけのものはミスが多くなって使いものにならない。

 刃物(Edged)(2) 、打撃(Bashing)(2) 、棒状(Pole)(2) 、投擲ミサイル(Thrown Missile)(1) 、弓矢(Bow)(3)

 いずれも高ければダメージを与える機会が増える。
 刃物:短剣、剣、斧
 打撃:棍棒、メイス、フレイル、槌
 棒状:槍、鉾、大斧、銛(Slith spearsと書かれているがこれで十分)
 投擲ミサイル:投げ矢、投擲用の短剣、手裏剣(Razordisk)、投げ槍(Javellin)
 弓矢:弓矢、クロスボウ

 防御(Defence)(2):このスキルは3つの効果をもたらす。それは、(まず)うまく防御できるかと、かさばる防具の負荷を低減するのと、敵の武器によるダメージを低減することである。
 かさばる鎧は呪文を唱えるキャラクターを妨害する。だが、これは防御スキルの上昇によって補正される。

 魔法呪文(Mage Spells) (6) 、神聖呪文(Priest Spells)(5):これら2つは非常に高価であり、非常に強力である。このレベルを上げることでそのレベルの呪文が唱えられる。両方とも最大7レベルである。

 初期状態ではすでに3レベルまで覚えている。それ以上はどこかで見つけなければならない(呪文屋で購入するか、ダンジョン等で見つけ出す)。始めから3レベルを超えていたらつまらないもんな。

  魔法の知識(Mage Lore)(1):珍しい呪文書を解読しなければならない事が時々あるでしょう。そんなときはこのスキルにかかっている。十分に高いと、呪文に関する情報が豊富だということだ。

 解読したいのならこのスキルの高い者がパーティにはいた方がいい。1人が18ポイントを持っているのはすなわち6人で3ポイントずつということと等価である。

 錬金術(Alchemy)(2):秘薬を作るのに必要なスキルである。だが、それを作り出すのにはかなりの熟練が必要である。そのレベルに達することで作り出せる。

 秘薬を作ろうとするときはその者のスキルを見ておくこと。錬金術のスキルは高いものを持っている者がいることが望ましい。

 アイテムの知識(Item Lore)(4):モンスターを殺すと、アイテムを置いていく。通常はそれが何かは分からない。だが、このスキルでそのアイテムが何かを知ることができます。さもなくば、街へ持っていって料金を支払って鑑別しなければいけないだろうね。アイテムの知識は持っていないと、いざというときに鑑別ができないものだ。

 知識が多いと、その分だけ頻度が高くなるのです。一般には一人だけ高いのよりは低いのが数人いた方が良いのです。

 アイテムの知識は街に入った時点や特別な出来事で手にしたときには効を奏さない。

 罠(Trap)(2) :多くの箱といくつかの通路には大抵罠が仕掛けられていて、いずれも破壊的(な威力)である。しかしながら、罠を解除するために誰かを選ばなければいけないだろう。成功の度合いはこのスキルにかかっている。

 錠外し(Pick Locks)(2) :多くの街やダンジョンにはドアに鍵がかかっている。そのためにこのスキルを持っていて錠外し(という道具)を持っている者が錠を外すことができる。高いと、うまくいく。だが、錠外しが効かないのもあるので用心したい。そんな時は"Unlock Doors"の呪文で試してみよう。

  暗殺(Assassination)(4):時々、きわめて弱いモンスターを攻撃するとき、打撃で余計にダメージを追わせる。高いスキルを持っていれば確率も高くなる。そして強いモンスターにも偶然にやってしまう。

  毒(Poison)(2) :毒薬を見つけたら特殊攻撃として、武器に毒を塗り込むことができる。このスキルがあると、かなりの毒を塗り込むことが可能になり、失敗したときに自分が毒を浴びてしまう可能性も少なくなる。

  たくさん買うことができるがせいぜい3〜4レベルが限度である。

  運(Luck)(5) :このスキルは高価であるが、それなりに2度おいしい。効果は広大、微妙、強力、そして時々かけがえのない位。

  何とかして、漸く操作するパーティを作り出せた。これを起点にExile へ投げ降ろされる。特に、あなたは街の中にいる。そこでは…。