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思えばExile シリーズ初体験が3年前の夏だということで長いようであっという間でしたね。この2ヶ月半はExile シリーズに没頭していた時期でありました。最初にプレイしたのがExile II 。前にも述べましたが実際にプレイに慣れるのに、あるいは物語がどういう風に展開されていくのかを知るのに随分時間をかけたものでした。その後はExile I 。II に比べると少々雑な作りであったのでまさしく前作であることの醍醐味を味わう機会として快く受け入れました。この2作はオンラインソフト集で手に入れたものです(なお、この2作は後にバージョンアップしてしまったのでグラフィックもIII 流のものになってしまったのでこの私は古い方のグラフィックを使用してプレイすることにしました)。
この作者をつきとめようと、さっそくHPを巡回しました。まず見つけたものが、http://www.spiderweb.com。カウンタも6桁でクモと地球の画像。これは怪しいと思ったらあとでExileなどのソフトウエアを作成している会社ではないことにこれは無関係だと思って他をあたりました(98年5月上旬)。
検索エンジンなどさまざまなつてをたどってSoftseekというソフトウエアライブラリでようやくSpiderweb softwareを突き止めました。SoftseekでExile III をDL。スライムはまだしもゴキブリに占領されるというのはいかがなものかなと思った次第です。でも、地上に出たということは今までの洞窟世界とは異なった世界観を知らしめることになりました。Blades of Exileの名は知っていたのですがどういうものなのかは当時はよく分かりませんでした。そんな時に出会ったクノさんのBlades of Exile Page、羽田さんのコードネームはBoEなどでシナリオを自分で作成できるということや、シナリオをネット上で公開したり、シナリオコンテストに出展したりできるということ等を知りました。羽田さんのシナリオが6位入賞と健闘されたことを思うと我々も黙っているわけにはいきません。
この私もいつしかオリジナルシナリオを作成しようと思ったのですが、その前にかねてから三部作のヘルプの延長でこのBoEシナリオエディタでもやってみようかという気がしました。
今回の和訳のポイントは特殊節(Special Nodes)と処理フラグ(Stuff Done Flag)の2つであります。これがシナリオの決め手となると作者も力強く念を押していました。難解な文章が多く、和訳は難航しましたが、この2つを捌いていくことで完成したシナリオが世に送り出されます。そう信じて果敢にも長い文章に挑みました。
今回からグラフィックも入れたので重たいとおっしゃる方も多いことでしょう。でも、グラフィックを入れることで何らかのガイドになるかもしれないということをみなさんに知ってもらいたい。
新年になってようやくシナリオエディタヘルプの和訳が完了いたしました。訳者であるこの私が和訳途中で問題なく2000年を迎えることでとりあえずは安堵の意を表しております。今年の目標はまずシナリオを作成すること。内容は夢に関するシナリオ。年内には少なくとも完成させたいとは思っております。みなさんはどういう夢をお持ちですか?ともあれ今年は夢が叶いますように。
2000年1月5日13時53分 吉日みすぺ