Appendix 7 -Special Encounter Examples
付録7.特殊イベントの例 |
◆階段
マルチレベルのダンジョンを作成するには、フロアをつなげるための階段が必要となる。街6をダンジョンの1階、街7を2階とする。ここで、街6の(10,12)の階段から街7の(20,23)へ行かせたいとする。
(10,12)での特殊イベントを設置し、"Town Specs"ボタンを押して"Generic
Stairway"を選ぶ。その下のフィールドはパーティを設置するXY座標である。これらに20、23を入れる。街番号に7を入れる。最後に、終わりのフィールドに0〜7を入れ、階段が何であるかの説明を記す必要がある。最も簡単だ。0で上りの階段、1で下りの階段だ。
◆錬金術の材料
Exile I-IIIでは、野外(街、洞窟など)でしばしば錬金術の材料を見つけることができたことであろう。それらを取ると、1〜2日後にはまた大きく育っている。BoEでもこれを行うことができる。野外の1点が2日ごとに育っていくComfrey
rootでありたいとする。材料に取り付ける処理フラグを(101,3)とする。
野外の特殊イベントを置き、特殊節編集ウインドウの"One-Shots"を押し、"Give Item"を選ぶ。処理フラグに(101,3)を置く。"Item To Give"の右の"Choose"ボタンを押し、アイテム選択ウインドウから"Comfrey Root"を選ぶ。この特殊イベントはそこに足を踏み入れるとパーティにその材料を自動的に与えるというわけだ(そいつを取るかどうかをたずねるダイアログを表示させたければ、"One-Shot"特殊節タイプにある"Give Item"の1つを用いる)。
今、そのアイテムがここにあって、そのアイテムが時折再配置されるように設定する必要がある。2日は約7,500歩。シナリオメニューから"Set Scenario Event Timers"を選ぶ。最初の列の"Number of Moves Between Each Call"フィールドに7500を入れる。右にある"Create/Edit"ボタンを押し、特殊節編集ウインドウを表示させる。"General"を押して"Set Flag"節タイプを選ぶ。処理フラグフィールドに(101,3) を入れ、"Set Flag To"フィールドに0を入れる。さて、2日ごとにComfrey Rootが再配置される。
◆呪文を習得する
街の中に本棚があるとする。パーティが探すと、"Firestorm"の呪文を習得させるには。付録6には"Firestorm"は10(魔法呪文・レベル5)と記されている。
本棚に特殊イベントを置く。そのタイプを得るには、"Affect PCs"を押して"Give
Mage Spells"を選ぶ。"Create/Edit"を押してパーティが読むメッセージを入力(例:"You
can now cast 'Firestorm'")し、"Which Spell"フィールドに10を入力する。
さて、パーティ全体のMage Loreの合計が8以上の場合に呪文を取得させたい時は、最初の節で"If-Thens"の"Has
Enough Mage Lore?"を呼び出させる。"How Much"には8を入れる。足りなければ"Jump
To"で呼び出す特殊節を設定し、"Has Enough Mage Lore"特殊イベントで節は呪文を授ける。
◆野外のお店
パーティがとても安価な矢を買うことができる野外の店を設けたい場合は、野外を編集している最中に特殊イベントを置く。節編集スクリーンの"Out
Specs"を押し、"Outdoor Store"を選ぶ。
"Choose"ボタンを押して店の最初のアイテムである矢(Arrows)を選ぶ。店タイプ0(アイテムの販売)を入力して、そこから何番目までのアイテムを販売しているかで3(Arrows、Iron
Arrows、Magic Arrows)を入力する。最後に"Cost Adjust"フィールドに0を入れると、矢を激安で販売してくれる。
◆隠し通路
特殊イベントを使用するどの地点にも隠し通路を置くのは簡単である。特定の木を通り抜けられるようにする場合は、隠しイベントを置き、"Secret
Passage"(これを選ぶには"General"ボタンを押す)タイプのイベントを作成する。