Section 1: About the Blades of Exile Scenario
Editor
1.the Blades of Exile Scenario Editorについて |
いいか。きみたちはBlades of Exile(ならびに他のExileゲーム)をプレイしていて、冒険においてアイデアを得ていることだろう。自分の絡み合ったアイデアが思いついて、世間に知らしめたいようだな。そうだな、今できることとすれば、BoEは強力で精巧なシナリオデザインキットに由来するということだな。
どれほど強力なのか?そうだな、BoEの3つのシナリオはシナリオエディタのみ使用されて創られた。不思議で特殊な出来事、話すべき人、ならびに時刻と共に変化する世界を含んだ十分に詳細な冒険を創り出せる。
その他に強力な事と言えば、グラフィックの改造も含めるということだな。人々があらゆるシナリオをプレイすべくネット上で作成したシナリオを配布できるし、Macで作成したシナリオをWindows上でプレイできる。逆も可能。さらに、もっとも良いことに手身近な作業で基礎的なシナリオを創り出せるんだ。面倒ことな学ぶのが嫌であれば、そんなものは必要ない。
はじめに
シナリオを創りたければ、はじめにBoEで遊ぶことである。このゲームに慣れていない者は大抵の問題は解決するであろう。
BoEに慣れ親しんだら、次の章をごらんあれ。街を作成し、モンスターや宝物を配備するなどのシナリオを作成する説明のステップが詳細に記されている。シナリオに手を加える楽しみである知るべき基礎のすべてを教えてくれる。
基礎が終われば、次章ではシナリオの基礎の詳細に入る。あらゆる街の作成、歩き回る遭遇者の作成、ならびにさらに念入りなことをする。
最終的にはあらゆる基礎を理解していて、強い自信があればさらにその次の章"Advanced
Scenario Design"へ行っても構わない。良いシナリオの要である特殊な出来事ならびにダイアログの書き方を学ぶ。
助けを求める
残念なことに、ドキュメントを開くか開かないかでBoEを通じてあらゆる方法でプレイしているうちにシナリオエディタ(の使いやすさ)はかなり異なってくる。シナリオ設計は厄介な作業であって、ドキュメントの作成ならびに使いやすさを示すことは強く要求される。代わりに、エディタの草書(ルーズリーフ形式で)をSpiderweb
Softwareより進呈しよう。電話は(206) 789-4438(国際電話に関してはメインを参照のこと)。
本章では、しばしば見ることになるが、この説明では次章に関連する項目を提示する。今は無視して構わない。
基礎の基礎
Blades of Exileのどのシナリオも2つの部分に分かれる:野外と街(ダンジョンもあるが大して違いはない)である。屋外は長方形の区画でいずれも48×48のスペースである(例として、Valley
of Dying Thingsは横4ブロック、縦3ブロックに区切られてどの区画も48×48の地形のグリッドになっている)。野外は縦横計100ブロックまでである(作成するのであればせいぜい10〜20ブロックが精一杯であろう)。
街は3種類のサイズがある:32×32、48×48、64×64。最大200面まで持てる(多くとも20〜22面)。
訳者注:本章でブロック数・面数の目安が設けられているのは、上限を超えても構わないがコンテストの応募条件で定められている容量を超えない程度に押さえるべきであるのと、自分で作成してあまりにも量が多すぎて途中で手を抜くことのないようにとの配慮である。これはモンスターやアイテムの作成に関しても同じことが言える。
プレイヤーがシナリオを始めたら、パーティはどこか街の中で開始する。街を出たら野外を探索する。シナリオを設計するに当たって、街や野外、屋外における街への入口や街とのつながりを編集する(難しいことではない。それに次章で説明する)。街に動物や罠、謎(パズル)を配備してきみたちのシナリオが持てる!
最後に3つの警告:
よいシナリオ設計は時間を消耗する。どのBoEシナリオにも1ヵ月の作業を要した。はじめは4〜5件の街を有する小規模のシナリオから。短期間でExileサイズの物語を作るとなると、1ヶ月で終わらないどころか、誰も見向きしなくなってしまう。どれだけの人が楽しくプレイしたかを表すEメール以上に少しでも満足させること。あぁ、シナリオが終わるまではそういったEメールを手にしないことだな。
訳者より:特に非英語圏でシナリオを創るとなると英訳に時間をかけなければならないのでそのことも念頭に入れておくべし。
それと、常にシナリオをテストしておくこと。デバッグは大切である。自分でプレイして、できれば他の人にもプレイさせてみよう。シナリオがバグによって(正常に)終了できなければ評価は与えられない。
最後に、シナリオのバックアップを定期的に取っておくこと。BoEのデザイナーは1時間毎に行っている。FDに収めてケース(car)にしまっておくこと。コンピュータに入れたままにするよりはるかに安全である。ドライブがクラッシュして作業が台無しになったときのことを考えるとな。(訳者改)
前置きはこれで十分だ…さあ、シナリオを作ってみよう!