『レベル2のポケモン1体でレッド撃破』
今回はシリーズ(赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタル)を通して捕獲できる最低レベルのポケモンを使用し、最強のトレーナー「レッド」を撃破出来るのか挑戦しました。
1.ポケモンの選択
ポケモン史上で捕獲できる最低レベルと言うのは2で有る為、この時点で選択可能なポケモンは数種類しか居ません。さらに本やり込みでは、どーしても外せない技が2つ有る為、より選択範囲が狭まります。その2つの技とは「かげぶんしん」と「みがわり」です。これは、以前レベル5のフシギダネで同様の攻略を行った際にも力を発揮してくれました。
この2つの技をレベル2で使用できるポケモンが居たとしても、これだけでは勝てません。その理由とは「絶対的な攻撃力不足」で、レベル2と言ったら攻撃力なんては10有るか無いかなので、普通の攻撃でいくらレベル70オーバーのポケモンを攻撃してもビクともしません。・・・そこで今回閃いたのが「ころがる」の存在です。この技は5ターンの間操作不能になる変わり、攻撃を連続で当てるたびに威力が倍になります。しかも5ターン攻撃してもPPの消費は1と言う優れものです。またこの技にはもう1つ秘密があるのですが、その事については後述します。
攻撃は「ころがる」だけで充分なのですが、防御に関しては「かげぶんしん」と「みがわり」だけでは不充分です。何故ならこの2つの技を使い回避率を充分に上げる為の時間が無いからです。そこで今回考えたのが「メロメロ」です。この技を使用することにより毎ターン50%の確率で、相手の攻撃を無効化できます。
上記の事から「かげぶんしん」「みがわり」「ころがる」「メロメロ」を使用できるポケモンになるのですが、次にポケモンの相性を考慮しなくてはいけません。
レッドが最初に使用してくるポケモンはピカチュウで固定なので、地面の属性を持っているポケモンであれば、ピカチュウが使用してくる「かみなり」「10まんボルト」を無効化できるのでポケモンの属性については、地面の属性を持っているポケモンと言う事になります。
と言う事で使用する技、ポケモンの属性と考え最終的にコロスケが選んだポケモンはイシツブテです。
実はイシツブテ以外でも上記の条件を満たすポケモンが居るのですが、イシツブテじゃなきゃダメなのです(絶対ダメかと言うとそうでもないのですが)。何故と言うと・・・その理由については後述します。。。
2.アイテムの選択
絶対的に素早さで劣るイシツブテが相手の1撃を凌ぐには、「せんせいのつめ」「きあいのはちまき」「ひかりのこな」の何れかを所持させ、アイテムの特殊効果が発動するのを期待するしかありません。
まず最初に発動確率が約23%と1番高い「せんせいのつめ」なのですが、相手のピカチュウが「でんこうせっか」を使用してくるので残念ながら使えません。次に約11%と発動確率の高い「きあいのはちまき」は、そこそこ使えるのですが、今回のように相手を眠らせる技が無く長期戦確実である場合にはイマイチ使えません。また攻撃を凌いでもHPが1となってしまうので「みがわり」が使用出来なくなるのでイマイチ。最後に発動確率が約7%と1番低い「ひかりのこな」なのですが、これは回避率のランクを最大まで上げる事が出来た場合に最高の力を発揮し超長期戦向きです。
と言う事で、眠らせる技が無く長期戦確実な本やり込みでは「ひかりのこな」を持たせる事に決定しました。
3.下準備
今回はHPと防御が最高のイシツブテ♀にフルドーピングしてみました。それとPP回復用のアイテムを多数用意しました。
4.作戦
作戦は・・・無いです。。。ただ回避率を上げて攻撃力を上げて「ころがる」で相手を倒す。それだけです。
5.戦闘
・ピカチュウ戦
第1ターンにピカチュウが「でんこうせっか」を使用してくるので、「ひかりのこな」が効果を発揮するのを待ち、もし相手の1撃を凌ぐことができたら「メロメロ」で相手の行動を封じ、「みがわり」「かげぶんしん」×6と回避率を上げます。うまく回避率を最大まで上げる事が出来たら「みがわり」を連発し、ピカチュウの唯一の攻撃手段である「でんこうせっか」のPPを削ります。
2ターン目までを凌げる確率が約3%と低確率ですが、「でんこうせっか」のPPを削ってしまえば楽勝です(注:ピカチュウ戦のみね)。PPを削った後はヨクアタール、エフェクトガード、クリティカッター、プラスパワー×6、ディフェンダー×5(←これが超重要なのです)、スペシャルアップ×6、スピーダー×6をイシツブテに使用してから「ころがる」の連発(スペシャルアップ、スピーダーは必要無いかもしれませんが、所持バッチによるステータス補正を発生させる為に使用してます)。
「ころがる」の命中率は90%なのですが、ヨクアタールを使用しているので確実に当たります。またプラスパワーを6個使用しているので結構ダメージを与える事が出来ます。特に連続ヒットの5ターン目なんかは半分近くピカチュウのHPを持っていきます。この戦闘でレッドは「かいふくのくすり」を2個使用してきます。
ピカチュウ戦に勝利すると711の経験値を獲得するのでレベルが10迄上がります(一応お供のラフレシアに「がくしゅうそうち」を持たせました)。ここで「まるくなる」を覚える事が出来るのですが、これは絶対覚えさせます。ホント「まるくなる」は超重要です。
・エーフィ戦
エーフィは「サイコキネシス」を連発してきます。運が悪ければココで死んでしまうので「サイコキネシス」が外れるのを祈り「ころがる」でダメージを与えます。多分、前戦から続く「ころがる」がエーフィ戦の途中で終了します。ここで迷わず「まるくなる」を使用し防御のランクを最大にします。何故ここで「まるくなる」を使用するかと言うと「ころがる」の威力が上がるからです(超重要。しつこいですね)。
エーフィ戦に勝利すると1533の経験値を獲得するのでレベルが15迄上がります。
・フシギバナ戦
「ソーラービーム」を使用してくる間に、前戦から続く「ころがる」の4ターン目と5ターン目が上手くヒットし倒してしまったので何とも言えないです。。。
フシギバナ戦に勝利すると1716の経験値を獲得するのでレベルが18迄上がります。
・カメックス戦
「なみのり」を使用してきます。外れるのを祈り「ころがる」でダメージを与えます。コロスケは「ころがる」3ターンで倒せました。ただ初めてピカチュウ戦に勝利した時は、この「なみのり」にやられました。。。
カメックス戦に勝利すると1732の経験値を獲得するのでレベルが20迄上がります。
・カビゴン戦
「のしかかり」をかわして「ころがる」の4ターン目。1撃で倒せました。なので感想は無し。
カビゴン戦に勝利すると1237の経験値を獲得するのでレベルが21迄上がります。
・リザードン戦
「かえんほうしゃ」をかわして「ころがる」の5ターン目。1撃で倒せました。なので感想は「ホント嬉しかった」のみです。
リザードン戦に勝利すると1716の経験値を獲得するのでレベルが22迄上がります。
6.感想
以前やった『レベル5のフシギダネ1体でレッド撃破』のバージョンアップと言う事でネタ的にはイマイチだったのですが、低レベルと言う点で限界まで行けたと思うのでかなり満足しています。しかもやり込みを開始してから2日で達成出来たので良かったです。
実際の戦闘に関しては「ころがる」の破壊力にビックリしたり、途中で気がついた「まるくなる」×「ころがる」のコンボにビックリしたりと新しい発見が有って楽しかったです。それとピカチュウの強さに呆れました(236回挑戦して2回しか勝てなかった)。あと折角イシツブテの固体値にこだわったのに全然意味が無かったのが悲しかったです。
7.成功までの軌跡
今回のやり込みは試行錯誤しながらやったので、今まで大切に取って置いた技マシン、ポイントアップを無駄にしてしまった。。。
・第1案:「ころがる」「かげぶんしん」「まもる」「メロメロ」
……やっぱり連続で「まもる」を使用してもダメでした。
・第2案:「ころがる」「かげぶんしん」「まもる」「こらえる」
……「まもる」と「こらえる」を交互に使用してみたが全然ダメ。ポイントアップを3個づつ使用したのに。。。
・第3案:「ころがる」「かげぶんしん」「まもる」「メロメロ」
……第1案とまったく同じ技で再挑戦。しかし失敗。
・最終案:「ころがる」「かげぶんしん」「みがわり」「メロメロ」
……前作で「みがわり」を覚えさせる為「ころがる」と「メロメロ」が無駄に。。。